穂波は自分で頑張って、イラストを描くのだった。
「ど、どうですか?」
「バッチリよ!」
「…!ありがとうございます!嬉しいです!」
「うん!それじゃあ、次の動物は…」
穂波は、お題に沿って描くのだった…
「か、描けました!
お題の中から、タカとゴリラとタコを描きました!」
「あっ、穂波ちゃん!タコ、上手だね!」
「よかった…わかってもらえた…」
「ふふ、よかったね、穂波ちゃん」
「はい!本当にありがとうございます!
自分の絵をわかってもらえるなんて、嬉しいです!」
絵名は、満足していた。
「それなら、教えたかいも、あったかな?
ふふ、一番最初のイラストとは、大違いだよ」
「雨くんは、動物のイラスト描いた?」
「これは…キツネ?それに、クマやオオカミまでいる」
「うん、みんな、大事な仲間です」
「雨くんは、動物が好きなんだね!」
「うん」
「雨くんのイラストも、悪くないね」
「絵を描くのは、初めてだ」
「そうなの?それにしては…上手い方」
夕方になり…
「絵名さん!穂波ちゃん!雨くん!
今日は、ありがとうございましたっ!」
と、えむが、お礼を言う。
「私の方こそ、ありがとう。
おかげで、楽しい一日になったよ」
「はい、ありがとうございます。
絵名さんのおかげで、自信が付きました!」
「終わったら、どんな絵が描けたか、
持ってきますね!」
「ふふ、ありがと、楽しみにしているね」
「雨くん、どうだった?」
「楽しかった…かな?」
「それなら、よかった!」
「それじゃあ、えむちゃん、また学校でね」
「うんっ!三人共、気をつけて帰ってね!
バイバーイ!」
絵名、穂波、雨は、しばらく、
宮益坂に一緒にいた。
「改めて、今日は、ありがとうございました。
絵名さんから、描き方を教わったり、
自分の描いているのを、わかってもらえたり、
描けてるね、と、褒めてもらえたのが、
とても、嬉しくて…」
「そっか、教えられるかどうか、不安だったけど、
そう思ってもらえて嬉しいな」
「雨くんは?」
「新鮮な経験でした」
「そっか、よかった」
「はい。絵名さんに教えてもらって、
雨くんと一緒にイラストが描けて、
自分のイラストに自信が持てました!
本当に、ありがとうございました!」
「ふふ、それなら、よかった。
頑張ってね」
「はい!あ、わたし、こっちなので、
絵名さんと雨くんとお別れですね…
絵名さん、雨くん、
ありがとうございました!」
「うん。バイバイ」
「僕は、こっちだから」
「うん、雨くんも、バイバイ」
後日、雨の描いた複数のイラストを、
姉の雪に見せたら、雨の画力に驚きを隠せなかった。