雪と雨の奇妙な日常   作:アッシュクフォルダー

11 / 38
第十一話 イラストのお題と見せるイラスト

穂波は自分で頑張って、イラストを描くのだった。

 

「ど、どうですか?」

 

「バッチリよ!」

 

「…!ありがとうございます!嬉しいです!」

 

「うん!それじゃあ、次の動物は…」

 

穂波は、お題に沿って描くのだった…

 

「か、描けました!

お題の中から、タカとゴリラとタコを描きました!」

 

「あっ、穂波ちゃん!タコ、上手だね!」

 

「よかった…わかってもらえた…」

 

「ふふ、よかったね、穂波ちゃん」

 

「はい!本当にありがとうございます!

自分の絵をわかってもらえるなんて、嬉しいです!」

 

絵名は、満足していた。

 

「それなら、教えたかいも、あったかな?

ふふ、一番最初のイラストとは、大違いだよ」

 

「雨くんは、動物のイラスト描いた?」

 

「これは…キツネ?それに、クマやオオカミまでいる」

 

「うん、みんな、大事な仲間です」

 

「雨くんは、動物が好きなんだね!」

 

「うん」

 

「雨くんのイラストも、悪くないね」

 

「絵を描くのは、初めてだ」

 

「そうなの?それにしては…上手い方」

 

 

夕方になり…

 

「絵名さん!穂波ちゃん!雨くん!

今日は、ありがとうございましたっ!」

 

と、えむが、お礼を言う。

 

「私の方こそ、ありがとう。

おかげで、楽しい一日になったよ」

 

「はい、ありがとうございます。

絵名さんのおかげで、自信が付きました!」

 

「終わったら、どんな絵が描けたか、

持ってきますね!」

 

「ふふ、ありがと、楽しみにしているね」

 

「雨くん、どうだった?」

 

「楽しかった…かな?」

 

「それなら、よかった!」

 

「それじゃあ、えむちゃん、また学校でね」

 

「うんっ!三人共、気をつけて帰ってね!

バイバーイ!」

 

 

絵名、穂波、雨は、しばらく、

宮益坂に一緒にいた。

 

「改めて、今日は、ありがとうございました。

絵名さんから、描き方を教わったり、

自分の描いているのを、わかってもらえたり、

描けてるね、と、褒めてもらえたのが、

とても、嬉しくて…」

 

「そっか、教えられるかどうか、不安だったけど、

そう思ってもらえて嬉しいな」

 

「雨くんは?」

 

「新鮮な経験でした」

 

「そっか、よかった」

 

「はい。絵名さんに教えてもらって、

雨くんと一緒にイラストが描けて、

自分のイラストに自信が持てました!

本当に、ありがとうございました!」

 

「ふふ、それなら、よかった。

頑張ってね」

 

「はい!あ、わたし、こっちなので、

絵名さんと雨くんとお別れですね…

絵名さん、雨くん、

ありがとうございました!」

 

「うん。バイバイ」

 

「僕は、こっちだから」

 

「うん、雨くんも、バイバイ」

 

後日、雨の描いた複数のイラストを、

姉の雪に見せたら、雨の画力に驚きを隠せなかった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。