雨とえむは、今日も、一緒にいた。
「雨くんっ!この前、イラスト描いてくれて、ありがとう!
実はね、あたし、雨くんのために、
チョコレートのスイーツを作ったんだ!」
「チョコレートのスイーツ…?」
と、雨は、わからないようであり、
疑問に思った。
「もしかして、チョコレートを知らないの?」
「見たことはあるけど…」
「えっとね、すっごく、美味しいから、
食べてみてよ!」
と、えむが作った、チョコレートのお菓子を、
雨が食べた。
「僕には、この味は、甘い…」
「えっ、チョコレート、苦手だった!?」
「あんまり、食べたことが無いし、甘いのは得意じゃないし」
「そっか、じゃあ、雨くんは何が好きなの?」
「特にない」
「それじゃあ、好きなのを、探しに行こうよ!」
「えっ?」
と、連れて来たのは、またもや、えむの家だった。
「あら、えむのお友達の、雨くん!
また、来てくれて、ありがとう!」
と、姉の、鳳ひなたが、雨に挨拶した。
「えっと…こんにちは…」
「紹介するね!愛莉ちゃん先輩!
咲希ちゃん!あたしの友達の、雨くん!」
「…」
と、雨が恥ずかしそうにしていた。
「こんにちは、雨くん。
わたしは、桃井愛莉、よろしくね!」
「アタシは、天馬咲希だよ!
よろしくね!雨くん!」
雨は、女の子ばかりの環境に、非常に戸惑っていていた。
「よろしくお願いします…」
と、不器用な挨拶の仕方をした。
「ねぇねぇ、愛莉ちゃん先輩!
咲希ちゃん!この前は、チョコレートのお菓子を、
作ったよね?次は雨くんの好きな食べ物を作りたいな!」
「ぼ、僕は別に…」
「強引だけど…まぁ、いいや。何作ろうかな…?
あっ、えむちゃん、冷蔵庫の中を覗いてもいい?」
「いいよ!」
中には、何らかの食料が入っていた。
そこで、愛莉が閃く。
「みんなで、餃子を作るのは、どうかしら?
にんにくは、入れない方が良いよね?」
「あーっ!やってみようよ!青春って感じ!」
「それいいね!何だか、楽しそう!」
「じゃあ、それで…」
「よーし!今日は餃子パーティーだね!」
こうして、愛莉、咲希、えむ、雨の4人で、
餃子を作ることになった。
「まずは、こねるところからね」
「こねこねこね~!楽しいね!」
「う、うん…」
雨とえむが、こねていた。
「次は、皮で包むんだよね?」
「あーっ、上手に包めないよ…
あっ、雨くん、上手だね!」
コミュニケーションこそ、不器用だが、
雨は、器用に、肉を餃子の皮に包んでいた。
そして、愛莉が、みんなで作った餃子を焼いて…
出来上がり!
美味しそうな餃子が出来た!
「雨くん!あーん!」
「…」
と、雨が恥ずかしそうにしていた。
「あーじゃあ、アタシも~!」
「自分で食べるから…」
と、雨が、黙々と食べていた。
雨は、美味しいと感じた。
「うーん!すっごく、美味しい!
何個でも、いけそうな感じ!」
「美味しくて、とまらないよ~!」
「よかったわ。餃子パーティー大成功ね!」
みんなで作った、餃子は、とっても、美味しかった。
と、みんなは、思うのだった。
姉の雪に持って帰って、食べさせたら、
美味い。との事。