雪と雨の奇妙な日常   作:アッシュクフォルダー

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第十三話 雨とテレビ収録とドタバタカフェ

雪に連れていかれて、

あるカフェに行った時の話である。

 

「こういうところ、初めてだからね」

 

「それは、姉さんも僕もだよ」

 

雪と雨が来店すると、

そこには、愛莉達がいた。

 

「愛莉さん…?」

 

「知り合いなの?」

 

「前に一回、会っただけ」

 

「ふーん」

 

雪と雨は、愛莉たちの様子を、

見ていた。

 

「どうやら、撮影前の下見みたい」

 

雨と雪は、愛莉たちが、

撮影の下見に行ったことを知らずに、来店していた。

 

しかし、他にお客さんもいたので、気には留めなかった。

 

「テレビの収録が入るみたい」

 

「…?咲希さんまで、いる」

 

「雨って、女の子の知り合い、何人いるの!?」

 

「興味は無いですけどね…」

 

「とか、言って、たくさん、女の子の友達いるじゃん」

 

「友達じゃないし…」

 

「あっ、食べた後に、撮影の見学でもする?

テレビの収録みたい。

小さい時じゃ、考えられなかったな…こういう、光景」

 

「それに、僕を無理やり、引き連れて…」

 

「その話は、家で話そう」

 

「うん」

 

雪と雨は、食事を済ませて、

撮影の見学をしていた。

 

「それで、愛莉ちゃんと咲希ちゃんって…」

 

「この人と、この人」

 

「あー愛莉さんって、人は、

どこがで見たことあるかも…?

ほら、テレビとかって、あっ、芸能人かな?」

 

「あの…ひょっとして、愛莉ちゃんの、

お知り合いですか?」

 

「あっ、雨が、会ったことがあるって」

 

「一回だけだけどね」

 

「そうなのね!愛莉ちゃーん!」

 

「どうしたの?雫?って、君はこの前の少年!」

 

「あっ、ホントだ!少年だ!」

 

と、愛莉と咲希が、やって来た。

 

「じゃあ、私は、この辺で、退散!」

 

「姉さん!」

 

雪は、雨を置いて逃げ出した。

 

(まぁ…家も近くだし…逃げ出すとしても、

大丈夫だが…)

 

「少年くんは、すごいね!

こんなに、可愛い女の子に囲まれて!」

 

「…」

 

「あっ、これから、テレビの収録があるみたい!」

 

「愛莉先輩や、みのりちゃんを、間近で、

見られるなんて…!幸せ!」

 

「あっ、少年くん?君とボクは初めましてだよね?」

 

「雨です」

 

「ボクは瑞希!暁山瑞希だよ!

よろしくね!雨くん!」

 

「よ、よろしくお願いします…!」

 

「あっ、瑞希ちゃん!雨くん!

そろそろ、撮影が始まるみたい!

早く、覗きに行こうよ!」

 

咲希と瑞希は、一緒に撮影を覗いていたが、

雨は、無関心だった。

 

「この番組って、深夜にやっているよね!

ボクも、よく観ているから、

逆に親近感が沸いてくるよ!」

 

「え、そうなんだ!そんなに、遅くやっている番組なんだ!」

 

「うん、結構、人気があってね、

収録が見られるなんて、最高だよ!」

 

どうやら、てんこ盛りのパフェを、

モアモアジャンプの4人が食べる、番組らしい。

 

 

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