謎の異空間
屈指の歌姫、初音ミクの前に現れたのは、
星乃一歌、桐谷遥、鳳えむ、宵崎奏、結城龍馬、雨の5人である。
「あれ…どうして、皆さん、ここに?」
「まさかな…こんなところで、出会えるとはな…」
「ミク…それに…」
「なんでみんながここに!?」
と、雨と龍馬以外の4人がそう言いだす。
「その…この方は…?」
「あっ、どこかで見たことある…
確か、結城龍馬。テニス界のスターと言われてた」
と、遥が龍馬のことを言いだす。
「昔の話だ。世界的に有名なテニスプレイヤー、
結城龍馬は、もうどこにもいねぇ。俺はその成れの果てだ」
「えっと…雨です」
「その…結城さんって、そんなに凄い人なの?」
と、奏が言いだす。
「龍馬くんって、あたしも聞いたことがある!
世界的に有名なテニスプレイヤーって!」
「いや、それは過去の事だ。未来の無い、俺にとっては、
どうでもいい話だ。それにしてもここはどこだ?」
「ここは、セカイだよ。みんなの想いが詰まっているセカイだよ」
「どこかで見たことはあったが…」
「あっ、知りたい事、いっぱいあるよね!」
その後、ミクを囲んで、7人で会話をすることに…
「じゃあ、みんなも…」
「うん。想いの持ち主って訳じゃないけど…」
「僕がいつも見ていた夢と似ている」
「そうか。俺も夢を見ているかもな」
「あたしは、司くんの想いのセカイにいけるよ!」
「でも、さっきのミクの話だと、いま私たちのいるセカイは、
宵崎さんや鳳さん、あるいは、雨くんが結城さんが、
想いの持ち主になるんだよね?」
「このセカイはね、一歌ちゃんのLeo/needと、
遥ちゃん達のモアモアジャンプと、
えむちゃん達のワンダーランズショウタイムと、
奏ちゃん達の25時、ナイトコードで、
それに、雨くんや龍馬くんと言った支えてくれる人達の
想いが重なり合ったセカイなんだ」
「輝いているじゃねぇか」
「えっ?」
「俺には眩しすぎるな。
俺みたいな奴が、一歌に協力する資格は…」
「そんなことない!龍馬くんは、私にとって大切だから…
だから…消えて欲しくない」
「…そうか」
「…」
奏は龍馬を見て、何かを感じていた。
「一歌ちゃんと奏ちゃんは、覚えていないと思うけど、
このセカイは最初は、木が細かったんだ」
「その時は…そうだったような…」
「うん」
「でも、何で僕たちが…」
「そうだね」
「じゃあ、ミクは、普段このセカイにはいないのか?」
「うん。私はセカイの挟間で、みんなを、色々なセカイから、
それに、雨くんと龍馬くんや他の皆を見守っているよ」
「そうだったのか…」
「ただ、本当にみんなを見守る事しか出来ないから、
みんなに見えないし、こんな風に話すことも出来ないからね…」
「でも、みんなとミクは、話せているよね?」
「そうだね。このセカイは他のセカイと何かが違うかもしれないね」
「何か光ったぞ?」
「せっかく会えたけど、バイバイかもしれないね」
「えっ、もっとミクと話が…」
しかし、元の場所へ…何だっただろうか?
これは、夢なのか?それとも…