雪と雨の奇妙な日常   作:アッシュクフォルダー

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第五話 雨は寧々と出会う

雨が暇そうに、歩いていると、

また、鳳えむと花海陽菜に出会った。

 

そして、隣には、見知らぬ女の子がいた。

恐らく、えむと同い年くらいだろう。

 

「あっ!雨くんだ!こんにち、わんだほーい!」

 

と、えむは、満面の笑みで、

雨に語り掛けていた。

 

「こ、こんにちは…」

 

「えむ、隣にいる子は?」

 

「寧々ちゃん、初対面だったよね?

雨くんだよ!私の友達だよ!」

 

「だから、友達なんかじゃ…」

 

「だいたい、えむに、男の子の友達なんかいる訳…」

 

「えっ?いるよ?司くんに、類くんに…」

 

「あーわかったから、

それで、この子が、雨って言うの?」

 

「はい」

 

「…」

 

「陽菜ちゃんも、挨拶しないと!」

 

「こんにちは…」

 

「どうも…」

 

「ねぇねぇ、せっかく、四人いるからさ、

どこか、遊びに行こうよ!」

 

「ちょっと、えむ、私と陽菜とで、

女子会するんだったんじゃないの?」

 

「うーん、何だか、今日は、雨くんと一緒に、

遊びたい気分だから、4人で、どこかに行こうよ!

大勢いた方が、楽しいからね!」

 

「私は…大勢いた方が…緊張する…」

 

と、陽菜は、口を開いた。

 

「大丈夫だよ!陽菜ちゃん!

雨くんってね、すっごく、優しい子だから!」

 

「そ、そんなこと…ないよ?」

 

「この子が、優しそうには、見えないけど…」

 

「もーう!寧々ちゃん!

雨くんってね、お姉ちゃんの為に、

カレールーを買いに来たこともあるくらいだから!」

 

「わかったから、じゃあ、どこに行くの?」

 

「ショッピングモールだよ!

陽菜ちゃん!寧々ちゃん!雨くん!

早く行こうよ!時間は待ってくれないよ!」

 

「わ、わかったから、そんなに、早く走ったら、

疲れるから…」

 

「私も…」

 

「…」

 

えむ、陽菜、寧々、雨の4人は、

ショッピングモールへと、向かった。

 

「ここが…ショッピングモール?

初めて来たな…」

 

「雨くん、ショッピングモールに、来たことないの?」

 

「うん…その、ずっと、田舎で暮らしていたから…」

 

「じゃあ!じゃあ!4人で一緒に、

ショッピングモールを、探検しようよ!」

 

「探検…?子どもじゃないんだから…

まぁ、言い方を変えれば、デート…かな?」

 

「ふぇっ?デート?」

 

「とにかく、どこに行けば、いいんですか?」

 

「うーん…あっ、フードコートに行こうよ!

そこなら、色々な、食べ物があるよ!」

 

「わかった、私も、お腹が空いてきたところだし…」

 

「私も…お腹が空いた…」

 

「僕も、何か、お昼ご飯が食べたいです…」

 

「そうと決まれば、フードコートにレッツゴー!」

 

 

4人は、フードコートにやって来た。

 

「色々な食べ物があるんですね」

 

「そうだよ!雨くんは、何が食べたい?」

 

「うーん…食べられる食べ物だったら、何でもいいです…」

 

「それじゃあ、逆に困る気が…」

 

「でも、コレって、思った食べ物を、

食べたらいいじゃん!」

 

「わ、わかりました…」

 

こうして、雨は、フードコートで、

好きな食べ物を探すのだったが、なかなか、食べられるのが無かった。

 

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