転生したら「極限の無」だった件について。 作:Orpheus@失踪主
初めて狩りをする狩人に与えられる拳銃をヨグソトースが改良した物。
名工カイジンの手も加えられたその拳銃が放つ火力は計り知れない。
連射する事も出来るため並大抵の狩人は扱えないだろう。
空へ虚しく弾丸が舞えば。いつの間に相手は地理と化す。
しかし、それは彼の慈悲なのだから。
「朝だぞ...ほら、起きろ。」
カーテンの隙間から朝日が流れ込む。
リムルの抱き枕として過ごしていた私の体から、ゴキゴキと骨が鳴る音がする。
身体を伸ばした後、リムルを擦り、起こす。
「...ん..んー?」
「起きたかい?リムル。」
声を確認し、まだ眠そうな。
彼を揺する。
「あと...5分...」
これはダメだな。
仕方ない、最終手段と行こう。
そう感じた私は、垂れているリムルの顔をつねり、伸ばす。
身体は人間だが、なかなかに伸びる。そして戻す。
「ダメだぞ...ほら、起きないと私の手作りはお預けだな。」
その言葉に反応したのか、起き上がり、「ホォー…」という心の声が出ながら、目をキラキラとさせたリムル。
そんなリムルに私は満面の笑みで起きた寝坊助に挨拶をする。
「おはよう、リムル」
「...ゴホンッ..おはよう、ヨグ」
咳払いをし、何時もの調子に戻るリムル。
それを確認すると、ベットから身体を出して、足早に歩き始めた
少し面白い物を見つけたのでな。
「解説者、どう?味噌汁...?」
《マスター、完璧な味噌汁です。内物の確認も完了。100%味噌汁だと断定。味も期待できます。》
そう、味噌汁だ。
味噌の元になる大豆だが、それに類ずる物を見つけたんだ。
それがこれ。
解説者に解析させ、味噌の要領で作ってみると本当味噌が出来たのだ。
もし、小麦など有れば、ラーメンなど作れそうだ...まぁ、そんなことよりも...味見...!?
「...美味い...」
いつの間にか隣に、ラトが小皿に汁を乗せて喉に入れていた。
キラキラとさせたその暗い朱色の目で私を見つめて来るものだから頭を撫でる。
「それは良かった...さて、私も...うん。美味い...」
《マスター、解析完了。程よい栄養バランス、味、匂い、総合評価は10点満点と言えます。》
(だな...これはなかなかだ...)
ゴクリと喉を鳴らしたその味はとても美味く甘い...微糖の様な甘さで、そこまで出てないが中々に良いだろう。
「後は...これだな。解説者、
宙に浮く六角形の箱。60と数字が書かれており。
私の周りをふわふわと飛んでいた。
《はい、ユニークスキル「
そう...角煮だ。牛鹿と呼ばれるこの世界で大事なたんぱく質。
それに、今説明した甘曽豆で10分足らずで完成した醤油と酒を混ぜた物に浸けていく、本来なら砂糖を入れるが甘曽豆の強い甘さが醤油に来てるので、問題は無い。
それをエクストラスキル「能力生成」で造り上げた新たなスキルを使い圧力をかけて、「無」の力で「複製」「加工」「調理」「複製」をする。
そして、無の力で作り出したお米と箱から取り出した角煮、味噌汁を皿に乗せれば...
「できた...ヨグ定食ってね...」
...!?
作り終えた時には、ベニマル達が匂いを嗅いで来たのか椅子に座って待機していた。
リムルもその中におり、今か今かと待ち望んでいたので...
「ラト、皆にこれを配って。」
「分かった。我がそう...ヨグ様。」
「ん、良く言えたな、ほら行ってこい。」
なんか、堅苦しい事をラトに辞めさせる様にる様に命令していた私はよく出来たラトの頭を撫でる。
眷属に褒美を与えるのは当たり前の事だろう。
そんなこんなで朝の朝食タイムが終わった…が、リムル会議が始まってしまった、いやさ…なんでさ。
朝食が終わり、いつの間にか始まった会議にて、とある人物が現れたのだ。
「ごきげんよう、リムル様とヨグソトース様。」
美しく長い緑の髪、そして彼女を守る様に動くツタ
間違いない。
「ドライアド…このジュラの大森林を見守る看守者…だったかな?」
「はい、その通り。私の名前はトレイニー。貴方様方にとある依頼をしに来たのです。」
嗚呼、とうとうこの時が来たのか。
ようやくだ、よくやく…
「オークロードの討伐を申し上げたいのです」
眷族達と共に狩りができる。
その後、あの会議にてオークロードの討伐を受任したリムルと、私。
決戦は沼地になると予想されリザードマンの交渉をソウエイが行う事になった。
我々、ムンドゥスの眷族はラト、トリガーがオークロードの監視を行う事になった
そして私は…
「邪神召喚…」
混沌の門を開き、
異形の化け物や可憐な少女など出てくる。
彼らはムンドゥスの眷族。
私の家族であり、私を守る騎士でもある。
「
『はっ!!』
オークロードの決戦の日。
それは、それはとてつもない事になりそうだ。
それよりも…魔王と言う何かを調べなければ…
おまたせ。遅れてすみません()