〜永遠亭〜
永琳「え、喘息を治してほしい?」
パッチェ「ええ。あなたの力でなんとかなんない?」
永琳「出来るけど…、どうしたの急に。」
パッチェ「ちょっと筋トレしたくてね。」
永琳「筋トレねぇ…暇なの?」
パッチェ「暇なの。」
永琳「念のため聞くけどさ、筋トレ何から始めて1セット何回やるるの?」
パッチェ「スクワット1セット300回からだわ。」
永琳「いきなりそんな数大丈夫?」
パッチェ「ただの上下運動でしょ?楽だわ。」
永琳「意外とキツいわよそれ。せめて50回から始めたら?」
数日後…
パッチェ「やっぱ50回からでいいわ。あれ結構キツいわね。」
永琳(だろうな…。)
さらに数日後…
パッチェ「いやあ、なんかバランス悪いわ。いい筋トレない?」
永琳「腹筋、腕立て、背筋を1セット50回ずつね。」
パッチェ「なるほど。」
輝夜「そんなに筋肉つけたいなら、ステロイドでも飲んだらどうかしら?」
パッチェ「なるへそ。」
そしてパッチェは力を求めた。
白蓮「あら、あなたは確か…」
パッチェ「実は…」
ある時は尼僧に強化魔法を教わりに、
萃香「ぬおおおおおおおお!!!!!」
パッチェ「んなあああああああ!!!!!」
またある時は鬼と決闘した。
そして…
〜紅魔館〜
レミリア「いい感じね。パッチェの関節」
パッチェ「鍛えてから生を感じるわ。筋トレのおかげよ。」
パッチェの関節と筋肉は進化した。
レミリア「ところで、喘息はもう治ったんでしょ?」
パッチェ「ええ。てか初めからあの月人に頼めばよかったわ。」
レミリア「そうね。あの月人、どんな薬でも作れるのよ。何で今まで思いつかなかったんでしょうね。」
パッチェ「まあ治ったからいいじゃない。」
レミリア「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」
パッチェ「AHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAH!!!!!!!!!」
盛大に笑った。
咲夜(ふふ、お嬢様たちが楽しそうで何よりです。)
そこでこっそり見ている者がいた。
数日後…
ドンドン
魔理沙「お、誰なんだー?」ガチャ
パッチェ「こんにちは、魔理沙」ズォォォォ…
魔理沙「な、なんて筋肉なんだ…」
パッチェ「突然だけど、私に向けてマスタースパーク撃ってくれないかしら?」クスクス…
魔理沙「な、なにを藪から棒に‼突然すぎるぜ‼」
パッチェ「いいから。もう構えてるわよ?」ズォォォォ…
この時のことを普通の魔法使い霧雨さんは語る。
魔理沙『パチュリーに向けてマスタースパークを撃つなんて、あの時は丸焦げになるんじゃないかと思った。だけど、パチュリーの体に傷が…傷がついてないんだぜ‼一つも…‼まるでランプの光を浴びるように体に何事もなかった…』
魔理沙「じゃあ、思いっきり撃つぜ‼」
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォ
パッチェ「」ニタァ…
ギュゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!?
魔理沙「マスタースパークを…手で包んで縮めた!!?」
シュゥ〜〜〜…
パッチェ「うん…馴染んでるわねこの体…。」
〜永遠亭〜
永琳「筋トレの成果、どうだったかしら?」
パッチェ「マスタースパークも素手で止めることができるようになったわ。」
永琳「え、なにそれ。すごいわ筋肉って。」
〜END〜