永遠なる皇帝とストイックモンスターメスガキが、主人公を大岡裁きするお話   作:ぐっちSKG

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あっぶね。うっかり予約投稿なしで投下してしまった。前日投下した文を消しての再投稿です。この不始末に関しては私と鱗滝左近次、冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します

そんなわけでうっかり軽いエピローグです。それに合わせてタイトル変えました。「流星、月を穿つ」はかっこいいけど現代風じゃないかなって。


エピローグなので記念にお前をプリンにしてやろうか

「ということで、わたくしたちは生徒会直属の御用聞きのようなことをすることになりましたの」

 

夜にルームメイトのミカドランサーが話しかけてくる。なんかこいつがどうでもいい話をしてきたの。なんなの?プリンがプリンを食べるのを邪魔しないで欲しいの。

 

「そうやってプリンばかり食べてると、貴方も名前通りにプリンになってしまいますわよ」

 

それはとても素晴らしい考えなの。プリンになれるなんてきっと最高に違いないの。なのでもう一つプリンをプリン専用冷蔵庫から取り出して食べることにするの。

 

パクッ。うまいの!

 

「聞いてませんわね・・・えいっ!」

 

ああなんてことするの!あろうことがこいつは勝手にスプーンを突っ込んで、一口分のプリンを抉り取っていったの。

何がうまいですわなの!お前プリンのプリンを勝手に食べるなんて、後でどうなるか分かってるの?

 

「わたくし、無視されるのは嫌いですの!」

 

お友達の話はちゃんと話を聞いて欲しいですわだなんて、プリンを勝手にお前の友達にしないで欲しいの。お前は寝る前に勝手に一方的に話しかけてくる迷惑な隣人なの。

 

ひどいですわ・・・と自分のベッドに突っ伏して凹むミカドランサー。しかしこいつは明日にはケロってしているからほっといても問題ないの。こいつは三歩歩けば嫌なことを忘れる鳥頭なので、きっと先祖の何処かにニワトリがいたに違いないの。煩いし赤いトサカだし間違いないの。

 

大体なんで1日にあった出来事をいちいちプリンに報告するの。おかげで話したこともないお前の友達に詳しくなっちゃったの。そういうことは日記にでも1人で書き残しておくの。

 

「せっかく同じ部屋になったんですから、お話しましょうよ!」

 

寝る前にガールズトークとか恋バナとかわたくしもしたいんですの!とか喚き散らす迷惑な隣人。寝る前なのに喧しい奴なの。プリンには知ったこっちゃないの。壁とでも話してるといいの。

 

再度切って捨てられたこいつはやだやだやーだーとベッドの上で駄々をこねだす。ほんとやっかましい奴なの。無視しつつもう一口プリンを口に運ぶ。

 

パクッ、うまいの!

 

うーうー言いながらうらめし気にこちらを見てくる。なんなの?このプリンならあげないの。というより世界のプリンは全部プリンのものなの。わかったら黙ってさっさと寝るといいの。

 

「貴方はまだ寝ないのでしょう。まだ起きてますわよ」

 

ちゃんと歯を磨くか見張ってないととか失礼な奴なの。子供じゃないんだから寝る前には歯くらいちゃんと磨くの。だいたいプリンはお前より大人なの。

 

「わたくしたち同じ学年でしょう・・・貴方の方が誕生日が少し早いだけですわよ」

 

それならプリンの方が人生の先輩なの。ほら後輩さっさと寝るがいいの。先輩の命令なの。

 

「ぐぬぬ」

 

何がぐぬぬなの。

 

------

 

 

誰もが寝入る丑満時、プリンはパチリと目を覚ます。ベッドから起き上がり、隣人を起こさないように静かに御手洗いに行く。

 

御手洗いから帰ってくる時、ふと自分の隣のベッドで寝入っているミカドランサーが目に入る。こいつの寝相の悪さのせいで、布団がはじき出されているの。

 

無視しようかと思ったが、しょうがないのでプリンは布団をかけ直すの。やれやれなのコイツは本当に手が焼ける奴なの。そう思っているとミカドランサーのやつが、ふふふふと半笑いを浮かべながらこいつは寝言を言う。

 

「プリン・・・ほんとーに貴方は手が焼けますわねぇ・・・」

 

なんか・・・ちょっとムカムカしてきたの。イラッとしたプリンはミカドランサーの耳元に口を寄せる。

 

お前はプリン、美味しいプリンと何度も何度もささやく。そうするとだんだんとミカドランサーのやつは顔色が悪くなってきた。うーんうーんと魘されだす。

 

「いやぁ・・・わたくしを食べないでほしいですわぁ・・・」

 

ふふんいい気味なの!そのまま魘されるがいいの!

少し気分がスッキリしたプリンは、魘されるミカドランサーを尻目に自分のベッドに戻るの。おやすみなの。

 

 

 




というわけで第一部完!いやぁ・・・特に終わるわけじゃないんですけどね!まだもうちょっとだけ続くんじゃよ。

新キャラのプリン先輩ですね。元ネタの実在馬は、もういうまでもなくプリンニシテヤルノです。えっ時系列がおかしい?なにを今更。
彼女はエピローグ専用の狂言回しです。平時はあまり出てきません。とあるのカエル医者みたいなもんだな!
ルドルフとメスガキちゃんは割と自分のことでいっぱいいっぱいだから、第三視点でミカドちゃんを見てあげる子が必要なので。あとミカドとミヤコで2人は帝都コンビって面白くないですかね。

中立キャラクターなので、そんな彼女にすげなく断られて凹まされるミカドちゃんはとても輝いてるよ。貴方もそう思いませんか?
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