永遠なる皇帝とストイックモンスターメスガキが、主人公を大岡裁きするお話   作:ぐっちSKG

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実は第3章にはレースの予定はありません。あってもあっさり。
3章は学園コメディ回なんですね。日常から感謝祭くらいまでじゃないかなぁ。感謝祭はオールカマーとかぶってるらしいから9月終わり頃ですね。


御用聞き改めである!神妙に要望書を出せ!

新入りトラブルシューター4人目となったやよいちゃん。とりあえずいつもの面子を電話で呼び出す。プルルルル。ガチャ。ゴニョゴニョ。ガチャリ。

 

そうして40分もするとルドルフとブルーが来ましたわ。おっそいですわよ!貴方達一体どこほっつき歩いて・・・あれ?なんか不機嫌ですわね?何かあったんですの?2人ともなんというか・・・威圧感がありますわよ?またわたくし何かしちゃいました?

 

「朝一から限定ケーキの列に並んでたんだよ♡」

「・・・・・・」

 

えっ!ずるい!なんでわたくしも誘ってくれませんの!!わたくしもケーキ食べたい!

 

「お前は今日は外せない用事があると言っていただろう」

 

ルドルフが少し苛つきながら話す。そうでしたっけそんなこと言ったかな・・・そうですわね!そう!そのことで2人を呼んだんですわ。ケーキなんて食ってる場合じゃありませんわよ!今日はトラブルシュートの日ですわ!!

 

「・・・今日はね?久々に学園も休み、練習もハナトレーナーから言われて完全休養日で禁止だからさ♡ご褒美にあまーいケーキを食べようって思ったんだ♡」

 

「ああ、ブルーも私もとても楽しみにしていたんだ。お前も誘ってみんなで並ぼうとしてたんだ。来られないのは仕方がないからお前の分も買おうとした所に、急用とのことだから諦めて急いで来た」

 

 

・・・・・わたくしは都合が悪いことは聞こえませんので!ほら耳がペタンてなっているので聞こえまいだだだだだ!耳を引っ張らないでぇ!!取れちゃう取れちゃう!わたくしの耳なくなっちゃうぅぅ!

 

悪魔2人組による圧政により沙汰が降る。ああなんと哀れなミカド!わたくし可哀想!なのでやめてくだい!お願いします!

 

耳を引っ張らながら謝り倒し続ける。そのうち満足したのか2人の魔の手から解放される。酷い目に遭いましたわ・・・。

 

「ところで、そろそろその子を紹介してもらえないか」

 

ルドルフが置いてきぼりになっていたやよいちゃんの方に目を向ける。そうですわね、そろそろ紹介しないと話がいつまで経っても進みませんわ。

 

「あっやよいちゃんだ♡」

 

久しぶり〜♡と挨拶するブルー。えっ知らないの私だけ?という顔をしているルドルフが不憫なので、そろそろ紹介をする。

 

彼女は秋川やよいちゃんですわ。学園の職員の娘さんでここ数日わたくしが預かることになりましたの!ということで彼女をつれて学園を探検しつつ、トラブルシュートを一緒にしようという話になりましたの。

 

友達になったのはちょうど貴方がちょうどくらーい夏休みを送っていだだだだ!耳はやめてください!痛い痛い!

 

話が逸れそうになったのを察したルドルフにより速やかに話は修正される。アームロックよりマシですが、ウマ娘の耳は敏感なんですのよ!もっと優しく扱って欲しいですわ!

 

「お前に他人の面倒を見れる甲斐性があるとは思えないが、とりあえず話はわかった・・・秋川やよいちゃんだね。私はシンボリルドルフだ。初めまして、コレが迷惑をかけてないかな?」

 

コレ呼ばわりされるわたくしに対する態度と違い、ルドルフはやよいちゃんにはものすごく丁寧に接している。膝をつき目線を合わせて自己紹介をする。

 

ルドルフ、その子次期理事長なんですよ。と心の中で告げる。口には出しませんけど・・・すごい言いてぇですわ。どんな顔するのか見たいですわ!でも内緒って約束しましたからね。

 

-------

 

『提案ッ!今から来る者たちには、私の立場は明かさないで欲しい!』

 

ん?なんでですの?次期理事長として振る舞うのでは何か不都合でもありました?

 

『配慮ッ!私は学園の生の声が聞きたい!畏まられては本末転倒!だから頼む!』

 

なるほどそういうことですの。構いませんがわたくしには明かしても良かったのですの?

 

『杞憂ッ!君はそういうことで振る舞いを変えられないだろう!ブルーにではなくミカド。君にこの依頼をお願いしたのはその為なのだ!』

 

なるほど!なるほど?それってわたくしがフォーマルな対応ができないと言ってますか?・・・なんですのその意味深な笑みは!どういう意味ですの!やよいちゃん!

 

-------

 

ああうん。確かにルドルフみたいな対応は私には・・・厳しいですわね。なんていうかルドルフ慣れてますわね。凄いかっこいい大人ムーブしてますわ。そりゃ本人は気づいないけど影でキャーキャー言われてるだけはありますわ。何故か秘密のファンクラブまでありますからねルドルフ。

 

何を隠そうわたくし、ファンクラブにルドルフの写真をたまに流していたりしますの。わたくしはクラブメンバーではありませんが、それなりにファンクラブメンバーとはいい関係を築けていますの。

 

みんな凄いいい子ばかりでネットに流さないと約束をしてくれましたし、危ないことをするわけでもないのでばれても問題はないと思いますがルドルフには黙っていましょう。

決してお礼にウマチョコを貰ったのがバレたらめんどくさそうだなと思っている訳ではありませんわよ?

 

 

ちなみにわたくしにはファンクラブは・・・ないですわ。一体何が違うのでしょうか?ブルーもファンクラブはないはずですけど、もしあったらわたくし立ち直れないかもしれませんわ。

 

そんなことを考えていると、自己紹介が終わったのかルドルフが立ち上がっていた。やよいちゃんのあの話し方にも順応してますし、やっぱり相性は悪くありませんのね。

 

「ミカド。トラブルシュートをするとのことだが、具体的には何をする。もう決まっているのか?」

 

まだですわ。とりあえず要望書から適当なのを見繕おうと思いますの!はいコレ!よいしょっと!

 

テーブルの上に先程生徒会室の前から回収してきた要望箱を置く。相変わらずぎゅうぎゅうで要望書がたっぷり詰まっていますわ。わぁやよいちゃんドン引きしてますわね。

 

「驚愕・・・ここまであるとは思わなかった!全部は解決できるのか!?」

 

細かい不満や些細なこともありますので、そこまでではないですわよ?なかには悪戯で書かれたものや大喜利もありますし、生徒会長に対するレースの挑戦状とかもありますのよ?

 

「ていうかまた増えてない?前かなり減らしたのに・・・」

 

消したら増えるのは世の真理ですわよ?一つづつ解決しててもラチが開かないのはもう仕方がないのですわ。そもそもわたくしたち3人に対して生徒2000人、職員合わせるともっと多いのですから。早くこの箱を救出しないと、要望書で内側からパーンですわね!

 

わたくしの言葉でみんな要望箱を見る。要望箱はハヤクタスケテ・・・オネガイと言っているような気がしましたわ。

 

 

 

 




実は3人娘は全員ファンクラブがあります。ミカドちゃんは気づいてないだけです。
ルドルフファンクラブは生徒会ファンクラブと兼任の人が多いんで、頭数が多いんです。
ミカドちゃんのファンクラブメンバーはルドルフのとは比べられないくらい少ないです。ブルーもね。ただマイナーファンクラブは少数先鋭で質が高い!

ああ、バ可愛いミカドちゃんを遠くから愛でる会のファンクラブ会長になりたい人生だった・・・
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