永遠なる皇帝とストイックモンスターメスガキが、主人公を大岡裁きするお話   作:ぐっちSKG

65 / 103
平和なクリスマス!いい子のミカドちゃんはプレゼントは貰えるかな?


クリスマスにはランダムでイベントが発生します

クリスマスをあと数日に控えた休日。無断欠席の反省文はきっちりと書きましたので、あとはクリスマスのお手伝い。スーパーサポーターミカドちゃんが全ての仕事をキチッと片付けてやりますわ!

 

皆のクリスマスをわたくしがしっかりとお膳立てして見せますわ!お仕事お仕事!給金は発生しませんが、こういうイベント準備ってわたくし結構好きなんですわよね。

 

さあシンザン会長に渡された仕事をこなしましょう!今年はどうやらいつもより遅れている作業が多いらしく、猫の手でも借りたいそう。大丈夫ですわ!わたくしが来た!わたくししかいませんが気合を入れましょう!むん!

 

 

 

-----

 

 

 

クリスマスのスペシャルメニューの準備だそうですが。やることが!やることが多い!と、とりあえず卵を混ぜますわ!あと卵を何個割ればいいんですの!ケーキの数これおかしくないですの?!小麦粉がパレット単位で納品されてるんですが!

 

 

 

 

 

うわぁぁぁあ倉庫にしまってあった電飾用ケーブル絡まってますわ!誰ですの去年これ仕舞い込んだのは!あああ全部解かないと!知恵の輪みたいになってますわこれ!もうおしまいですわ!クリスマスは電飾なしですわ!

 

 

 

 

 

まどがピカピカになるのってきもちいいですわ。わたくしはピカピカしたものが大好きですの!うふふ。ピカピカできれいきれーい。きゅっきゅー!

 

 

 

 

 

は?飾り付けを変える?なんで今更!今年はオーナメントを増やそうっですって!?誰が言い出しましたの!わたくしがぶっ殺してきますので、言い出した奴の名前を言いなさい!えっ!そんなお偉いさんが!?

 

 

 

 

 

 

お前たちは何故現れる。

 

何故、邪魔をする。

 

URA、そしてトレセン学園。

 

全てはウマ娘の為に作り上げたもの。

 

荒廃した世界にクリスマスを行う。

 

それがわたくしの使命。

 

権力を振りかざすもの。

 

秩序を破壊するもの。

 

クリスマスには、不要だ・・・

 

 

 

-----

 

 

 

 

 

と、いうことがあって本っ当に大変でしたのよ!!2人はわたくしに感謝して今日のクリスマスをしっかり楽しんでくださいね!

 

「いやお前話を盛っただろ」

 

・・・・ちょっとだけですけど!

 

「いや盛りすぎだよ♡最後殺し合いになってるよ」

 

そのくらい大変でしたの・・・オーナメント急に増やすって言い出した時は本当にぶっ殺してやろうかと思いましたわ。

 

それにしてもトレセン学園ってイベントに対して本気すぎますわね。わたくしはまぁ罰則なのでしょうがないですけど、裏方で作業している方には感謝してあげて欲しいですわ。

 

特に食堂の方は夜通し作業していましたのよ。プロって本当にすごいですわよね。あれだけの激務でも腕の動きは全く乱れがありませんでしたわ。

 

「感謝・・・うーん何すればいいのかな♡」

 

とりあえず美味しかったら伝えるだけで良いのでは?とくに今年のケーキはスペシャル!ほっぺた落ちてもおかしくないですわ。まぁわたくし去年のケーキ知らないのですけど!

 

とにかく今日の学校が終われば冬休み!その締めに相応しい

イベントになっているはず。ケーキ食べてどんちゃん騒ぎですわ。

 

と言ってもわたくしやることがまだ残っているのですが・・・後で合流しますのでみんなでケーキを食べましょう!

 

わたくしはルドルフとブルーに連絡すると約束して離れる。ここからはわたくしのプライベートですの。なんというか、わたくしのキャラではないのは分かってはいるのですが・・・クッキー焼いてみましたの!

 

お菓子作りなんてしたことはなかったのですが、料理主任に頼んでオーブンを借りました。ちょうど空き時間があったそうなので、嫌な顔もせずに貸してくれました。

 

どうしてもお礼をしておきたかったので・・・トトロの人に。でも作ったのはいいものの、どうやって渡したらいいのでしょうか?とりあえずたづなさんに聞いてみよう。

 

そんなわけでぶらついていたら会えるだろうと学園内を散策していたら、やっぱりいましたたづなさん。近づいて挨拶をし、トトロについて聞く。

 

たづなさんトトロに会う方法って知ってますか?

 

「さあ?流石に私もそれは・・・」

 

たづなさんはトトロ?と言いながら指を顎にやりながら考え込む。やっぱり美人さんなので映えますわね。でも知らないってことはないでしょう。

 

だってこの前わたくしがトトロに会っていた時に迎えに来たじゃないですか。わたくしがノックしても、あのドア開けてくれませんのよ。

 

「迎えに?・・・ッ!!」

 

朗らかな顔から一転、鋭い目つきになったたづなさんは、わたくしの肩を掴み問いただす。

 

「もしかしてあのデ・・・ガタイの大きい男の人のことを言っているんですか?」

 

今デブって言おうとしませんでした?とりあえず合っていますわ。あの図書館の奥に居た大きい人ですの。アドバイスを貰ったのでお礼にクリスマスクッキーを焼いてみましたの!

 

「ミカドランサーさん・・・いいですか?あの人のことは忘れて下さい。生徒である貴方には関わる必要のない人です」

 

いやいやお礼はしっかりとしなさいって習いましたの。それにあの知識量からしてさぞ名のあるトレーナーなのでは?関わる必要がないかはわからないじゃないですか。

 

「いいえ、あの人はトレーナーではありません」

 

えっ!?

 

-------

 

あの後たづなさんに何を聞いても頑として答えてはくれませんでした。会う必要がないと言いつつ、個人的に嫌いと言わんばかりの態度でした。仕方がないのでクラスへととんぼ返り。

 

とりあえずクラスのみんなでケーキを食べて解散!また来年と挨拶をしてわかれました。といいつつもまあ寮で会うので明日も会うんでしょうけど。中には実家に帰る子もいますからね。

 

 

それにしてもたづなさんがあそこまで嫌うって一体何をしましたのトトロの人。たづなさんは忘れろ、聞くな、探るなの一点張りで取り合ってくれません。

 

ですがするなと言われればするのがわたくし流。クッキーは日持ちしますし、この時期は寒くて痛むこともないでしょう。必ず渡して見せますわ。要はバレなきゃいいんでしょう!

 

クリスマスの夜。プレゼントを渡す。今日のわたくしはサンタクロース!反省文書かされたのに学習しろとルドルフには言われそうですが、それはそれ。これはこれ。

 

礼の一つもいえねぇ奴はカスだ!とじいちゃんも言っていました!わたくしは悪くない!多分わたくし以外の何かが悪い・・・よくわかりませんが多分政治とかが悪いんでしょう。

 

ですのでクソ寒いクリスマスの夜中、例の自販機の側で張っています。自販機側のベンチに座って待ちぼうけ。

 

カメラには映っていませんし、時折警備員が通るくらいですわ。物陰に隠れてやり過ごすだけでなんとかなりますの。

 

それにしても・・・来ませんわねぇ。今日はコーラを買いに来ないのでしょうか?上手いこと鉢合わせればなんとかなると思っていましたが、考えが甘すぎたでしょうか?

 

深夜のお出かけは控えるつもりでしたので、渡したらさっさと退散しましょう。また見つかると厄介ですわ。ここ数日はおハナちゃんトレーナーに毎日脚をチェックされているので、追いかけっこでもしたら一発でバレてしまいます。

 

あー暇ですわ。早く来ないかなぁ・・・。寒いのでとっとと帰りたい。とりあえず自販機で温かいコンポタでも買おう。

 

そう思って立ち上がろうとすると、後ろから両肩を押さえ込まれる。両肩を抑えている手からとんでもない力の差を感じる。先程まで気配は全くなかったのに、いま後ろになんかやべーのがいますわ!

 

 

 

「関わるな・・・と言ったつもりでしたが、もしかしてもう忘れてしまったんですか?」

 

 

あっ・・・。

 

 




悪い子には・・・ブラックサンタさんが来るらしいですね。ああ!ミカドちゃんの冒険は終わってしまった!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。