才能無くて首吊ったら美少女に憑依したけどこいつも才能無くて首吊ってた 作:小中高校道徳の成績5でした
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弗愛高校始業式。別に特別なことじゃない。よくある始業式だ。生徒会長の話は長いしなんかアイドルの話するし、この高校はアイドル活動が盛んで、部活が複数あるようだ。正確にはユニット別にあるみたい。
その辺りはラブラ○ブとは違うようだ。ラブラ○ブ見てないけど。
ここまでアイドル活動が盛んだと本当に別世界にいるんだなと実感できる。
それはそれとしてまさか2回目の高校生活をするとは思わなかった。しかもこの問題児、一体なにをやらかせば教師から「春休みなにもしてないよな!?」と疑いの目をかけられるんだ。日記読んだ限りじゃ真面目だったぞ。
いや不真面目だったわ。
おい学生の本分勉強だろ。
教室に行くと女子の割合が高い。アイドルに力を入れているから当然ちゃ当然か。
「それでは転入生を紹介します」
先生からのおめでたい話を聞いたあと転入生が来ると伝えられる。
皆誰だろうと期待するも俺はわかっていた。一人心当たりがある。
金髪に紅い目。茶色のフリフリゴムで束ねられたポニーテール。
「宮坂智秋です! 好きな食べ物はたこ焼き! よろしくお願いします!」
元気良い笑顔で頭を下げる。さらに可愛い事からも皆からは好印象で拍手が贈られる。
「もしかして4Season'sの智秋さん!?」
クラスメイトの一人が知っていたようで何人かは彼女が本業のアイドルということを知りおお! と盛り上がる。
知られていたのが嬉しいらしく顔に出てなおかつ少し照れながらはい! と答える。
「えっと、智秋さんの席は………乃至さんの隣ね」
「え?」
「ない?」
俺の隣を見る。人がいない。正面に向き直ると自然と目が合う。互いに固まる。
「もしかして、知り合い?」
「はい、一応」
「じゃあ丁度良かった! 乃至さん! ホームルームが終わったら学校案内お願いね!」
先生が笑顔で嬉しそうに言う。は? ちょっとまって? 俺この学校来るの初めてだからむしろ案内されたい側なんですが?
「春休みに校内の施設忘れました」
「そんなんだから毎度赤点ギリギリなんでしょうが」
一夜漬けでどうにかなってるのも考えものねと付け加えられた。皆には何だいつもどおりかとスルーされている。
どうやら案内係は避けられないので仕方無しに生徒手帳の地図を血眼になって暗記する。
「よ、よろしく」
隣りに座った智秋はちょっと引き気味にそう言った。
ホームルーム終了後、各々が目的を持って散開する。部活の為、久し振りにあった友達と遊ぶ為、新入生と交流を深める為、その中で案内する為に散開するのは俺たち二人だけだ。
すれ違う人達から声をかけられる智秋。転入生だからと言うことだけじゃないだろう。誰に対しても笑顔で接する彼女は少し楽しそうだ。
新しい場所に緊張や抵抗を持つ訳ではないそれは、アイドルとして挑んできた賜物だろうか。それとも性格からくる天性のものなのだろうか。
どちらであってもアイドルとしては適した性格だろう。
「ここが音楽室……いざ全体を回ってみると本当に広い」
地図を見たときから、いや校外から見たときからずっと思ってた。下手したら大学並にあるんじゃないか?
「流石は強豪校、音楽室だけでも複数ある……レコーディングスタジオもある……」
設備の良さに感動し、ちょっとだけと扉に手をかける。
中はよくある音楽室だ。あくまでも授業用。楽器は端においてあるか準備室に。その中でもピアノだけは定位置にある。
俺はもう何十年もの間弾いてない。
「流石に準備室は入れないか。乃至ちゃん、鍵持ってる?」
探検隊の子供みたく目を輝かせながら普段入れない所に入ろうとする。案内という名目から堂々と躊躇なく張り紙のない扉に手をかける。鍵は持ってないと伝えるとちょっと残念そうにする智秋。
「授業で使う場所は大体こんな感じだよ」
「事務所にもこんなに広い防音室がいくつもあれば最高なのに。一室しかないから個々で違う曲練習するときなんか大変なの。違う曲に引っ張られて振り付け間違えたりタイミングがズレたり」
「そう。次は部活動の案内って言いたいけどそっちは後々部活動紹介があるから、案内はこれで終わり。解散」
さっさと帰ろうと階段に足を向ける。しかし速攻で手首を掴まれた。
「ちょっとまって!」
「案内するところもうないよ? それともわからない所でも」
「アイドルブースに案内して!」
「……それも部活動紹介で後々」
「今すぐ!」
「地図見れば」
「乃至ちゃんも一緒!」
「…………」
本業のアイドルだ。アイドル活動に力を入れて強豪校であるこの弗愛高校のアイドルブースに興味がないはずが無い。いや、あの目はマジだ。興味の他にも目的がある。何かはわからない。本業を疎かにする訳には行かないのでアイドルブースのどこかのユニットに入る訳では無いだろう。
となると文字通り見学か。
多種多様なアイドルが必然的にいる。しかも秋葉原とかと違って金もかからないし同じ学校の生徒。距離も近い。学ぶ所は沢山ある。
そうなると俺はいらなくないか? 本当の目的がわからない。前にあった時から思ってたが少し頑固な所があるな。
「わかった」
笑顔になった。
「所で前は敬語だった気がするけど」
「乃至ちゃん私のこと嫌いって言ってたし自分のこと常識無いと言ってたから、だったら私もフランクに接すればお友達になれるんじゃないかって思ったの!」
我ながら完璧とドヤ顔をされた。本人は自信満々のようだ。
「………はぁ」
「た、溜め息!? そんなに嫌い!?」
「はぁ」
「さらに大きい!?」
これは予想外と驚いた顔で1歩引いている。いや嫌いなやつに無理矢理距離縮められてるんだから至極真っ当な溜息だ。
「良くそれで友達になれるなんて啖呵切れたものだよ」
「アイドルというのはね! 皆と友達なの!」
「スゥ……ムグ!」
大きく息を吸ったら口を手で塞がれた。
「乃至ちゃん! 私は絶対に諦めない! だから溜め息はしちゃだめ!」
「…………」
真っ直ぐな目だ。その惹かれるような紅い目。また目が離せない。
口から手が離れる。
仕方無しにアイドルブースに案内した。
前の4Seasonは誤字です。
次回は短めにする。長すぎた。