とある科学の流動源力-ギアホイール-   作:まるげりーたぴざ

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第一四八話、投稿します。
次は一月二二日土曜日です。


第一四八話:〈相対立場〉は懸念する

光を掲げる者(ルシフェル)』という役割を与えられた絶対能力者(レベル6)と、『神の如き者(ミカエル)』として『神の右席』の一角を担う右方のフィアンマ。

 

そんな二人のうち、先に攻撃の手を見せたのは真守の方だった。

 

真守はスッと左手をフィアンマへと伸ばす。

するとフィアンマもそれに呼応するように即座に右腕を振るった。

 

真守が放ったエネルギーの塊とフィアンマの右腕が衝突し、辺りに爆風と爆熱を巻き起こす。

 

真守は『光を掲げる者(ルシフェル)』という役割ではなく、絶対能力者(レベル6)である神としての力を使い、『神の如き者(ミカエル)』として力を振るうフィアンマに拮抗する。

 

そして拮抗しているが故に両者は弾かれた。

 

右方のフィアンマは右腕が大きくのけぞっただけだったが、真守はフィアンマの右腕によって生じさせられた圧力によって地面に落とされる。

だがその寸前で踏みとどまり、体勢を立て直した。

 

「……お前、一体なんだ?」

 

そこでフィアンマは違和感を覚え、真守を訝しむような目で見つめ問いかけた。

そんなフィアンマに対して真守は答えない。

 

(この女……ただの『光を掲げる者(ルシフェル)』の役割を与えられて天上の意思へと至った者ではない? ……試すためにもう一撃与える必要があるな)

 

フィアンマは心の中で呟くと、もう一度右腕を振るおうとする。

 

だがフィアンマは不自然に首を横に振った。

 

フィアンマの頭があった場所、そこを突き抜けるように衝撃波が通っていき、彼の背後にあった建物の壁に正体不明の亀裂が走った。

 

「懐かしい顔だな」

 

右方のフィアンマが声をかけた方向に立っていたのは前方のヴェントだった。

前方のヴェントは右方のフィアンマに獰猛に嗤いかける。

 

「別にそこのガキやロシア成教のシスター、それと冒涜的な存在に肩入れする義理はないんだケドさ。いい加減、アンタがローマ正教を引っ掻き回すの、見てらんないのよねえ」

 

ヴェントが嘲笑を交えて告げると、フィアンマは余裕たっぷりで笑む。

 

「得意の『天罰』は使えんと報告は受けているが?」

 

「その程度で終わるとでも思ってるワケ?」

 

前方のヴェントと右方のフィアンマはその場から飛び上がると、ゆっくりと広場へと滑るように移動して、そこに降り立った。

 

垣根は真守の真の姿を見て、呆然としていた。

真守はそんな垣根へと滑らかに宙を滑って近づく。

 

変わり果てた真守の姿に垣根が悲痛な表情を浮かべる中、真守はゆっくりと垣根の前に降り立って垣根の腕に触れる。

垣根はそれに目を見開いた。

 

状況を見据えるべきだ。

 

真守が雰囲気だけでそう告げるので、垣根は顔を歪ませながらも真守の指針に頷いた。

 

そんな真守と垣根のやり取りを尻目に、ヴェントの周りに風が吹きすさぶ。

そしてその風は有刺鉄線を巻いたハンマーに変わり、それをヴェントは右手に持った。

 

「おかしなもんだ」

 

「どの辺が?」

 

フィアンマが眉を(かす)かに動かして呟くので、ヴェントは不敵に微笑む。

 

「『神の右席』は極端な調整を施された術式でなければ使えない。お前の中には学園都市を死に掛けにまで追いやった『天罰術式』が保管されているが、その発動を支えるための霊装は九月三〇日に粉砕されたはずだった、にも拘らず」

 

「こうして不可思議な現象を引き起こしたコトが、そんなに意外だと?」

 

ヴェントはそこで自身の得物を肩に載せながら、呆れた様子で告げる。

 

「それでも『天罰』の復元までは成功していないのだろう? 仮にそうだったとしても、その方法論ではこの俺様を倒す事はできんぞ」

 

前方のヴェントは右方のフィアンマを睨みつけながら吐き捨てるように告げる。

 

「悪意や敵意の考え方そのものが歪みまくってるアンタに、あんなもんを使おうとは思わないわよ」

 

「それなら、どうする?」

 

右方のフィアンマの問いかけに、前方のヴェントはハンマーの切っ先をフィアンマに向けた。

 

「『神の如き者(ミカエル)』のアンタは、現状では完全な力を振るえない」

 

ヴェントが断言すると、右方のフィアンマは特に何の感慨も抱かずにそれを肯定した。

 

「そうだな。そのためにサーシャ=クロイツェフと幻想殺し(イマジンブレイカー)を欲している」

 

フィアンマは自身の弱点をヴェントに指摘されたとしても余裕の表情のまま、ヴェントへ自身の目的を告げる。

 

「ええ、そうね。でもそんなのはあんたには渡さないわ。……その右腕は不完全で、そこらの雑魚と遊んだからもう『空中分解』している。『神の右席』は自分用に調整された術式しか使えない。例外はあるけどね。だから今のアンタはただの人間ってワケ」

 

「その程度で俺様との差を埋められるとでも?」

 

「いいや、面白いのはここからよ」

 

ヴェントが笑って告げた瞬間、フィアンマの体に氷でできた鋭い切っ先が突き刺さる。

 

そしてフィアンマは真後ろへ吹き飛ばされた。

 

その氷の切っ先は帆先で、虹色に輝く氷で作られた帆船の一部分だった。

帆船は広場の中央から雪の大地を割ってせり出してその体勢を整える。

そして爆音と共に船の側面から氷の砲台を飛び出させた。

 

即座に氷の帆船は吹き飛ばされて地面に投げ出されたフィアンマへとその砲台の照準を合わせ、フィアンマに十字架の形をした氷の一撃を放った。

 

その一撃をまともに喰らった右方のフィアンマは、白い雪原を(えぐ)りながら十字架と共に数キロ先へと吹き飛ばされて地面に四肢を投げ出す。

 

「イタリアのキオッジアで、ビアージオ=ブゾーニが『アドリア海の女王』と護衛の『女王艦隊』を指揮していたのは知っているかしら? あの『聖霊十式』を実用レベルに再調整したのはこの私。『アドリア海の女王』全体の制御は不可能だけど、大艦隊の一部分だけなら私にも操船するだけの親和性はあるのよ。それとね、」

 

ヴェントは訳も分からずに攻撃された右方のフィアンマのために手の内を明かすと、歯で噛んでいた十字架をジャラッと垂れ下がらせた。

 

「十字教じゃ船を守護するエピソードが結構多い。本来、私が司るべき属性は『風』や『空気』だケド、海の嵐は『風』と『水』の混合属性。このエピソードを介することで、私は『水』への干渉も可能となる。……『火』一辺倒のアンタとは違うのよ!!」

 

ヴェントは咆哮と共に舌から垂れ下げた十字架を媒介にして、フィアンマを下敷きにした氷の巨大な十字架を操り、起爆させる。

 

すると十字架の下敷きになっていたフィアンマは爆発に巻き込まれ、巨大な氷の剣山にも似た結晶の中に閉じ込められ、完全に沈黙した。

 

「『空中分解』したその右腕じゃ、今の一撃を防ぐコトはできないわ。無駄弾を撃ち過ぎなのよ、この間抜け。……っつっても、もう聞こえてないか」

 

前方のヴェントが勝利宣言をすると、そこで声が不意に響いた。

 

『そうか? 俺様はお前が思っているよりも物持ちは良い方だぞ』

 

音源不明瞭の声を聞いてヴェントは警戒心を(あら)わにして辺りを見回す。

 

するとフィアンマを(ほふ)ったはずの氷の結晶からオレンジ色の光が(ほとばし)り、氷の結晶が粉々に砕け散った。

 

真守は垣根の腕を引いて一緒に飛ぶと、上条、エリザリーナ、レッサーのもとに向かう。

 

そして彼らの少し上空で静止すると、手を前に出してシールドを張り、フィアンマが砕いたことによって数キロにわたって飛来する氷の結晶から上条たちを守った。

 

常人には見えないが、絶対能力者(レベル6)の真守は遠くを視認することができる。

そのため真守は垣根たちを守りながら、フィアンマがいる場所に目を向ける。

 

『空中分解そのものは避けられないようだが、その状態で固定する事には成功した』

 

余裕たっぷりで告げるフィアンマの背中から伸びる右腕は確かに復活している。

そしてフィアンマが人間としての右手に金属製の錠前を直立させているのを真守は見た。

 

そのダイヤル錠のような霊装にはアルファベットが刻まれているが、リング状の液晶に必要な文字だけを表示させており、半ばトリックアートのようなダイヤル錠となっていた。

 

「上条。あの錠前みたいな霊装がインデックスの遠隔制御霊装か?」

 

真守はそこで明確に口を動かし、無機質な声音のまま上条に訊ねる。

絶対能力者(レベル6)としての姿で真守に初めて肉声で声を掛けられた上条は驚きながらも、フィアンマがいる方向を見た。

 

上条には肉眼で確認できない。

それでもその霊装がインデックスの遠隔制御霊装だと知っている上条は悔しそうに真守の問いかけに頷き、歯ぎしりする。

 

そんな真守たちの前で、右方のフィアンマは宣言する。

 

『有り体に言えば、もはや今の俺様に制限など存在しない。だからお前の攻撃は無意味ということだ』

 

「フィアンマァあああああ!!」

 

ヴェントの絶叫と共に、ヴェントが乗っている『アドリア海の女王』から複数の砲台が飛び出てる。

そして爆音を吐き出しながらフィアンマに向けて十字架の砲弾が複数放たれた。

 

『破壊力はいらない。触れれば終わるのだから、相手を壊すための努力は必要ない』

 

フィアンマが(さと)すように告げると、ヴェントが放った十字架の砲弾は空中でさく裂して爆発が起こり、黒煙が上空にまき散らされる。

 

「ヴェント! 大丈夫なのか!?」

 

「黙ってな!」

 

ヴェントが上条の問いかけに答えるためにちらっと目を向けた瞬間、ヴェントの目の前にフィアンマが現れた。

 

「速度は要らない。振れば当たるのだから、当てるための努力は必要ない」

 

ヴェントは至近距離で囁かれ、体をフィアンマへと向ける。

 

だがその瞬間、フィアンマの一撃によってヴェントの体は真後ろへと吹き飛ばされた。

 

フィアンマは吹き飛ばされたヴェントを追随すると、ヴェントの舌から伸びる鎖の先に十字架がついたピアスをを無造作に掴み上げる。

 

後ろに吹っ飛ぶヴェントに対して、フィアンマが自分に引き寄せる形でその十字架を引くと、ピアスは簡単にヴェントの舌を引きちぎり、フィアンマの手の中に残った。

 

ヴェントが血を吐きながら飛んできたので、真守は即座にヴェントを受け止め、地面に降ろした。

 

十字教を(おとし)める存在である真守に寄り掛かりたくないため、ヴェントは口から大量の血液を吐きながら真守の体を拒絶するように押してふらふらと立ち上がる。

 

「舌がちょっと裂けただけで大袈裟だな、まったく」

 

フィアンマは瞬時にヴェントと真守の前に移動する。

そして駆けつけてきた垣根たちを睥睨すると、ヴェントの舌から引きちぎった鎖に繋がれた十字架のピアスを宙に放り投げ、その右腕で粉々に砕いた。

 

「ご、ぶっ!? な、にが……!?」

 

何が起きたか分からずにヴェントが困惑していると、右方のフィアンマは笑った。

 

「簡単なことだよ。俺様が保有しているのは右腕ではなく右腕に備わっているべき『力』だ。十字教の儀式は大抵右で行われる。つまり、俺様はそれだけ多くの十字教的超自然現象を自在に行使できるという訳だ。後はお前が想像しろ。それができないほど無能でもないだろ」

 

大天使『神の如き者(ミカエル)』が堕天使の長、『光を掲げる者(ルシフェル)』を切り伏せたのも右手。

『神の子』が病人を癒したのも右手。

聖書が記されたのも右手。

 

右手には様々な意味があり、それを集約した力こそが、右方のフィアンマの第三の腕だ。

それを前にすると、右方のフィアンマが言った通り、十字教の術式は何もかもが無意味になってしまう。

 

「馬、鹿な……その右腕、は……」

 

ヴェントがフィアンマの右腕の正体を知って息も絶え絶えに告げると、フィアンマは自嘲するように笑った。

 

「そうだよ、不完全だ。だが、それはお前が得意気に言えたことではない。『神の右席』は……いや、この世界自体はそんな風なあやふやな状態になりつつあるんだからな」

 

「……?」

 

前方のヴェントは右方のフィアンマが何を言っているか分からずに困惑する。

ヴェントが眉をひそめる中、真守は無機質な声音でフィアンマに声を掛けた。

 

「それは形式(フォーマット)が歪んでいることを言っているのか?」

 

その場にいる人間は真守の言っている意味が分からなかったが、フィアンマは真守の言葉に目を丸くした。

そして、高らかに腹を抱えて笑った。

 

「くっははははははは! 形式(フォーマット)か! 確かに科学的に見ればそう(とら)えられるなあ! ははははは!」

 

右方のフィアンマはひとしきり笑うと、そこで意味が分かっていない真守以外の者に説明を始める。

 

「『御使堕し(エンゼルフォール)』時、不完全な状態で現れた天使は、自らの名をミーシャと呼んでいた。ミーシャ(ミハイル)は『神の如き者(ミカエル)』の別名だ。『神の力(ガブリエル)』の名に相応しくない」

 

御使堕し(エンゼルフォール)』。

それは上条の父、上条刀夜が知らず知らずの内に組み上げてしまった術式だ。

天界から天使を落とし、自らが天使の座へと昇り詰めることができる大規模術式。

それで天界から落ちてきた天使が『神の力(ガブリエル)』、ミーシャ=クロイツェフだった。

 

「あの大天使は神に創られた役割そのものであるはずの名前をミーシャと称した。これがどれだけ重要な事かを理解できるか?」

 

「理解できるはずがない」

 

右方のフィアンマの問いかけに、真守が即座に答えた。

 

「人間はそれを異常と(とら)えていないのだから。逆にお前が気づいていることの方が異常だ」

 

真守が右方のフィアンマの方がおかしいと告げると、フィアンマはくつくつと腹を抱えて嗤う。

 

「そうか? 俺様にとってはこれが普通だ。……ピンと来ていないなら例を挙げようか。前方のヴェントは風と黄色と『神の火(ウリエル)』を、左方のテッラは土と緑と『神の薬(ラファエル)』を担っているとされているが、これもまたズレている。本来ならば風は『神の薬(ラファエル)』が、土は『神の火(ウリエル)』が対応していなければおかしいんだ」

 

ヴェントはフィアンマの言葉に心臓が止まったかのような衝撃を覚えた。

自分の心の柱となっていた自身の象徴がズレている。

その精神的な衝撃は現在感じていた物理的な痛みを超えてしまい、舌や全身の痛みが消え去ったほどだった。

 

「誰も気づいていないまま、四つの属性全てが歪み始めている。それなのに世界は何事もなく回り、魔術が発動できてしまう。お前たちが思っているより、この世界は危機的状況にあるんだよ。誰かが何とかしなければならんだろう」

 

真守はフィアンマの目的に気が付き、小さな口を薄く開いて息を呑んだ。

それに目敏く気が付いたフィアンマが嗤っていると、ヴェントが口を抑えるのを辞めて小さく告げた。

 

「ま、さか……『御使堕し(エンゼルフォール)』が、そこまでの余波を残していたとでも言うワケ?」

 

「逆だ。元々大きな法則にゆがみがあったからこそ、あんなデタラメな術式が発動してしまう隙が生じていたんだよ。……分かったか? なら、もういいな?」

 

フィアンマが右腕を動かしてヴェントを(とら)えた途端、真守がヴェントの後ろから消え去ってヴェントの前に出た。

 

フィアンマが右腕を容赦なく真守に振り下ろした瞬間、真守から途方もない威圧感とエネルギーが発された。

 

そして、フィアンマの右腕と真守が発したエネルギーは再び拮抗した。

 

鋭い衝撃が吹きすさび、その場にいたヴェントは後方へと吹き飛ばされ、上条たちは吹き飛ばされないように地面に膝を落とした。

 

雪が大地ごと(めく)りあがり、近くにあった『アドリア海の女王』が衝撃波によってその体躯に亀裂が走る。

 

ヴェントや垣根たちが無事なのは真守が力の逃げ場所を作り出しているからに過ぎなかった。

 

そのため垣根たちに襲い掛からないように真守が敢えて逃がすように散らした力は木々をなぎ倒し家屋を(えぐ)り取っていく。

 

莫大な力の奔流(ほんりゅう)が余波として噴き出すのを、その場にいる人間は見ているしかできなかった。

 

「そうか……そうか、そういうことか!!」

 

フィアンマは真守と拮抗しながら目を見開いた。

 

「お前の役割は()であり統べる者であり、()()()()ということか……!!」

 

フィアンマが何かに気が付いたことを知った垣根は未元物質(ダークマター)の翼で自らを守りながら顔をしかめた。

自分が知らない真守の秘密をあろうことか、敵である右方のフィアンマが気づいたからだ。

 

「……お前のその『光を掲げる者(ルシフェル)』の役割は枷。意図的にアレイスターが付与した()()。その弱点を付与しなければならないほどにお前は完璧な存在で、そしてアレイスターにとって脅威だったのか……だから慎重にならざるをえなかった……!」

 

フィアンマが真守と力をぶつけ合ったことで気づいた何か。

 

その何かは真守が欲していたものに通じているのかもしれない。

 

垣根が胸を焦がす思いでフィアンマを睨んでいると、そんな垣根の前でフィアンマは真剣に考える表情をした。

 

「……成程。お前には世界を穿つ力がある。もしかしたら俺様の計画をかき乱すマズいものかもしれない。……これは奥に潜むものを精査する必要があるか?」

 

 

フィアンマはそう呟くと、左手に持っていたインデックスの遠隔制御霊装を起動させた。

 

そして次の瞬間。

 

 

真守の胸の中心が、光の剣で穿(うが)たれた。

 

 

真守の蒼閃光(そうせんこう)で形作られた蝶の翅の翅脈の後光を砕く形で、背中からその光の剣が突き出す。

 

絶対能力者(レベル6)である真守がフィアンマの一撃をもろに食らった。

 

その様子を見ていた一同は衝撃を受けて時が止まったかのように思えた。

 

そんな一同の前で、真守はガクガクと震えてから機能を停止したかのようにカクン、と首から力が抜けて頭が垂れ下がる。

 

そしてそれきり、動かなくなってしまった。

 


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