とある科学の流動源力-ギアホイール-   作:まるげりーたぴざ

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第三一話、投稿します。
次は九月九日木曜日です。


第三一話:〈計画発覚〉で現実を知る

目の前にいるのは間違いなく御坂美琴だった。

 

だがその焦点の合ってない瞳は分散しているように視界に映る全てのものを(とら)え、その瞳に乗る感情も無機質なように感じる。

おおよそ普通の人間にはできない視界を有している彼女。

そういう風に作り上げられたのだと、真守は一目見て直感した。

 

「お前、御坂美琴の体細胞クローンか?」

 

真守は御坂美琴本人と見分けがつかない程に似ている存在が二人もいる事実を受けて、確信を持って訊ねた。

 

「はい。学園都市で七人しか存在しない超能力者(レベル5)、お姉さまの量産型軍用モデルとして作られたクローン──妹達(シスターズ)ですよ、とミサカは答えます」

 

真守の問いかけに、妹達(シスターズ)と自分を呼称したミサカははっきりと告げた。

 

体細胞クローンとは、主に人間の毛髪から摘出した体細胞を用いた受精卵を使用され、体細胞クローンを造り上げるにはDNAマップが必要不可欠だ。

 

『闇』に関する研究所所属の能力者は全てを管理されるので、DNAマップを取られてもおかしくない。

 

だが御坂美琴は学園都市の『闇』になんて関わっていない。

関わっていれば、表の人間が無自覚に振るい、『闇』の人間を傷つける正義感を振りかざしてなんていられないからだ。

 

(……騙されたのか)

 

御坂美琴は恐らく何らかの理由でDNAマップを提供させられた。

美琴が現状、それを知っているかは分からないが、数日間に起きた出来事に心当たりがあって真守は恐らく知っているのであろう、とそう推察した。

 

真守が思考していると、真守と話をしていたミサカの後ろから別のミサカが次々と現れた。

 

符丁(パス)の確認の前で申し訳ないのですが、この現場を実験に関係ない一般人に見られるわけにはいきません。後始末を先にしてもかまいませんか? と、ミサカは既に後始末を開始するために行動しながら問いかけます」

 

妹達(シスターズ)はどんどんと集まってきて、後始末を始めた。

 

真守は自分と話をしているミサカに(うなが)されて血だまりから出ると、ミサカをまっすぐと見つめた。

 

「実験とは?」

 

「ZXC741ASD852QWE963`と、ミサカは符丁(パス)の確認を取ります」

 

「セキュリティランクA以上の符丁(パス)か。上層部の実験だな?」

 

「今の符丁(パス)を解読できない時点であなたの問いに答えることは禁則事項に当たります、とミサカは実験に関係ないながらも事情をご存じのあなたに注意勧告をします」

 

(先程まで生きていた人間が死体になっていて、それが『実験』だったなんて上条にどうやって説明すればいいか……とりあえず、聞き出せるだけ情報を聞き出す)

 

真守は死体袋に詰められていくミサカを視界に入れながら内心そう思って問いかけた。

 

「上条と話をしていたのは死んでしまったあのミサカか?」

 

「あの少年と今日接していたミサカは検体番号一〇〇三二号、つまりこのミサカです、と答えます。今日の実験で死亡したミサカは検体番号一〇〇三一号。昨日あの少年がお姉さまと一緒に遭遇(そうぐう)したミサカです」

 

(上条が会ったミサカは今死んだのか……)

 

「ミサカは電気を操る能力を応用し、互いの脳波をリンクさせています。他のミサカは一〇〇三二号の記憶を共有させているにすぎません、とミサカは追加説明します」

 

真守がギリ、と歯噛みしている前でミサカ一〇〇三二号は淡々と説明するので、真守は歯噛みするのをやめて問いかける。

 

幻想御手(レベルアッパー)と同じ手法だが、同一個体という事もあって少し違うのだろう。……つまるところそれは、お前たち妹達(シスターズ)は個体一人一人が脳細胞の役目を担っており、ネットワーク自体が一人の人間のような意思を獲得している──という事になるのだな?」

 

「その推測に間違いはありません、とミサカは答えます。理解が早いようですが、あなたもどこかの研究所に所属し、実験を行っているのですか? 実験場が重なる、という事態をミサカは知り得ませんでしたが」

 

「……昔の話だ」

 

「昔? ……──他の個体から連絡がありました。警備員(アンチスキル)があの少年とこちらにやってくるそうです。疑惑をかけられる可能性があるので一緒に来る事を推奨します、とミサカは進言します」

 

真守は死体袋を持ち上げながら告げたミサカ一〇〇三二号についていく。

 

真守は携帯電話を操作して、上条へとメールを入れる。

 

『上条、警備員(アンチスキル)が帰ったら奥まで進んできてT字路を右に入れ』

 

真守は簡潔にメールを送ると、携帯電話をしまった。

 

少しして、上条当麻が辺りを探りながら真守の下へとやってきた。

上条は真守の姿を見つけてこちらへと走り寄ってくる。

 

「朝槻! 御坂妹の死体がないんだ! 一体何がどうなって……!」

 

そこまで言いかけて突然ピタッと上条は止まった。

真守の隣に死体袋を抱えたミサカが立っていたからだ。

 

「黒猫を置き去りにした事については謝罪します。ですが、無用な争いに動物を巻き込む事は気が引けました、とミサカは弁解も同時にします」

 

「……どういう事だ? ……死体は俺の見間違いで、俺は錯乱しちまって警備員(アンチスキル)を呼びに行ったのか? わ、悪い。朝槻、俺何か勘違いしたみたいだ」

 

「……いまいちあなたの言動には理解しがたい部分があるのですが。ミサカはきちんと死亡しましたよ、とミサカは報告します」

 

「は?」

 

上条は表情を固まらせてから真守を見た。真守はそっとミサカが持っている死体袋に目をやった。

 

その死体袋のファスナーの隙間から茶色い髪がはみ出していた。

 

「ちょっと待て。お前、一体なに抱えてんだ? その寝袋、一体何が入ってんだよ」

 

その死体袋が上条には寝袋に見えたらしい。

それもそうだ。死体袋を死体袋として認識できる一般の学生なんて存在しない。

 

「念のため、符丁(パス)の確認を取ります、とミサカは有言実行します。ZXC741ASD852QWE963`とミサカはあなたを試します」

 

「な、に? お前、さっきっから何言ってんだ?」

 

「今の符丁(パス)を解読できない時点であなたは実験の関係者ではないですね、とミサカは論理的な証拠を見出します」

 

上条は意味が分からないと真守を見つめるが、真守は無言のままだった。

 

「あなたの言うその寝袋に入っているのは妹達(シスターズ)ですよ、とミサカは答えます」

 

真守とミサカの後ろから他の個体が声をかけた。

 

「あなたには謝罪をしなければなりません、とミサカは頭を下げます」

 

その後ろから何人もの妹達(シスターズ)が顔を見せて上条の前に現れた。

 

「どうやら本実験のせいで、無用な心配をかけてしまったようですね」「と、ミサカは謝罪します」「しかし心配ならさずとも」「ここにいるミサカは全てミサカです」「警備員(アンチスキル)に通報したのは適切な判断ですが」「ミサカが本当に殺人犯だったらどうするつもりだったのですか」「どちらにせよ」「事件性はありません、とミサカは答えます」

 

「……あ? なんだ、これ……あ、朝槻……!」

 

「行くぞ、上条。やることができた」

 

真守は黒猫を抱えたまま、困惑する上条の腕を引っ張って路地裏を後にした。

 

「猫をお願いいたします、とミサカは去っていくあなたたちに声をかけます」

 

 

 

──────…………。

 

 

 

真守はミサカの無機質な言葉に応えずに路地裏を後にする。

 

怒りでおかしくなりそうだったし、嫌な予感がぐるぐると体の中でうず巻いていた。

 

体細胞クローンを消費する『実験』。

その『実験』で妹達(シスターズ)の一人、ミサカ一〇〇三一号は血流を逆流させられる事で死に至っていた。

 

つまるところそれは()()()()()()()()()()()に繋がり、その能力者に真守は丁度昨日の夜に会っていた。

 

一方通行(アクセラレータ)

 

人に言われたことをやっていた以前の自分と同じような雰囲気を醸し出す彼。

自分のもしかしたらという可能性の彼。

 

彼はあの場の近くにいた。

 

AIM拡散力場が感知できる真守は、一方通行(アクセラレータ)の特徴的なAIM拡散力場を記憶していたのだ。

 

だから分かった。

 

ミサカを殺したのは一方通行(アクセラレータ)に間違いない。

 

(あの子が何に関わっているか調べなければ……!)

 

真守は心の中でそう呟きながら無言で表通りまで進んでいき、上条を連れたまま公衆電話を探して辺りを彷徨(さまよ)う。

 

「なあ朝槻。もしかしてこの事、ビリビリは知ってるんじゃないのか? 昨日会った時、御坂妹も一緒にいたんだよ。知ってないとおかしいじゃねえか。実験に協力してんのか? あんな非人道的な実験に……」

 

「その質問の前に情報を集めたい。その方が話をするのも早そうだ。それでもいいか?」

 

「……ああ」

 

上条と会話をしていると、真守は公衆電話を見つけた。

真守は上条に黒猫を預けて公衆電話の扉を開けて中に入った。

ウェストバッグからルーターとPDAを取り出すと、公衆電話に差し込んでPDAを起動させた。

 

「何やってんだ?」

 

黒猫を抱えたまま公衆電話の扉を半分開けて中を覗き込む形で上条は訊ねるが、真守は無言で能力を解放した。

 

蒼閃光(そうせんこう)によって形作られた猫耳のような三角形に、二つ連なるように小さい正三角形が展開される。

ショートパンツのお尻の上から細長いたすきのような尻尾が飛び出して、その付け根に二つの三角形がリボンのようにぴょこっと飛び出した。

 

上条は真守が本気で能力を行使するところを記憶がなくなってから初めて見たので目を見開いた。

 

そんな上条の前で、真守は指先から電気エネルギーを生成してパパリパリッと帯電させると、PDAを操作、ハッキングを開始した。

 

「さっきミサカが言っていたあの符丁(パス)。あれはセキュリティランクAの重要機密に使われているコードだ。だからあの符丁(パス)が合致する実験を探す」

 

「え。それってハッキングじゃないのか……?」

 

上条が何のためらいもなくハッキングをする真守に呆気に取られているが、真守は即座に実験の情報を引き出した。

 

「出た」

 

真守が呟くと、上条も扉を押しのけて公衆電話の中に入って真守のPDAを覗き込んだ。

 

 

量産型能力者(レディオノイズ)計画「妹達(シスターズ)」の運用における超能力者(レベル5)一方通行(アクセラレータ)」の絶対能力者(レベル6)への進化方法』

 

 

「レベル……6?」

 

上条が呟く隣で、真守は時が停まった気がした。

 

『学園都市には七人の超能力者(レベル5)と未承認の超能力者(レベル5)が一人存在する。「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」を用いて予測演算した結果、』

 

 

『まだ見ぬ絶対能力者(レベル6)へと安定して到達することできる者は()()という事が判明した』

 

 

『他の超能力者(レベル5)は成長の方向性が異なる者か、逆に投薬量を増やす事で身体バランスが崩れてしまう者しかいなかった』

 

第一位『一方通行(アクセラレータ)

第二位『未元物質(ダークマター)

第三位『超電磁砲(レールガン)

第四位『原子崩し(メルトダウナー)

第五位『精神掌握(メンタルアウト)

 

五人の詳細データが並べられており、第六位はデータが消去され、第七位は絶対能力者(レベル6)に到達予測不明と書かれていた。

 

未承認『流動源力(ギアホイール)

 

そして付け加えるように、真守のデータも並べられていた。

 

 

 

絶対能力者(レベル6)に辿り着ける者は一方通行(アクセラレータ)流動源力(ギアホイール)である』

 

 

 

上条は思わずPDAを操作する指先以外凍り付いている真守を見た。

朝槻真守がまだ見ぬ可能性である絶対能力者(レベル6)に至ることができる。

その真実が、信じられなかった。

 

真守はごくッと生唾を呑み込んでから読み進めていく。

 

『「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」によると一方通行(アクセラレータ)は通常の時間割り(カリキュラム)を二五〇年組み込む事で絶対能力者(レベル6)に辿り着くと算出された』

 

その下には、人体を二五〇年活動させる方法がまとめてあり、

 

『そして流動源力(ギアホイール)だが、「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」によると特別な時間割り(カリキュラム)を組み上げる事で()()()()()()到達する事が分かった』

 

その下には『特別な時間割り(カリキュラム)』の内容が綿密に書かれていた。

 

真守は最初を読んだだけでろくな時間割り(カリキュラム)ではなかったので、それを上条に見せないためにわざと早くスクロールした。

 

 

『その特別な時間割り(カリキュラム)を一〇歳から(ほどこ)すはずだったが、その時間割りには流動源力(ギアホイール)の協力が不可欠だ。だが流動源力(ギアホイール)は倫理観が酷く欠如しており、制御不能状態にある。絶対能力者(レベル6)に辿り着いたとしても、我々に反旗を(ひるがえ)す可能性さえある』

 

 

『そのため特別な時間割り(カリキュラム)を組む前に、まずは情操教育を(ほどこ)すために()()()()()()()()()()()()()事にする』

 

 

その下には、情操教育相手としての候補者を各研究所から集める(むね)が記載されていた。

その候補者の中には。

 

()()()()の名前が記載されていた。

 

あのまま研究所にいたら、何も知らないうちに絶対能力者(レベル6)へと進化(シフト)させられていたという事実に気づいて、真守は恐怖を覚えて上手く息ができなかった。

 

流動源力(ギアホイール)の情操教育の終了予測は「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」でも演算不可能だ。そのため、経過観察をしながらも進展がない場合を考えて、一方通行(アクセラレータ)絶対能力者(レベル6)への進化も並行して本計画として進めることとする』

 

『どちらが成功しようとも我々には関係ない。むしろ絶対能力者(レベル6)が二人も現れれば、()()()()()()()()()()()二つに増えるという事だ』

 

学園都市が追い求める『世界の真理』──所謂(いわゆる)『神さまの答え』。

 

その『神さまの答え』を知るためには、まず『神の領域』へと辿り着かなければならない。

『神の領域』へと辿り着くためには人間を超えた身体を手に入れなければならない。

 

絶対能力者(レベル6)とは人の身でありながら、全ての可能性へと手をかける権利を得た神と同等の存在である人間の事だ。

 

(すなわ)ち、神ならぬ身にて(S Y S)天上の意思に辿り着くもの(T E M)

 

それが学園都市の追い求める『世界の真理』、ひいては『神さまの答え』を知るための()だ。

 

一方通行(アクセラレータ)の「二五〇年法」の件は時間がかかりすぎる。そのため「二五〇年法」を保留とし、別の方法を探してみた。特定の戦場を用意し、シナリオ通りに戦闘を進める事で「実戦における成長」の方向性をこちらで操る、というものだ』

 

『「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」を用いて演算した結果、一二八種類の戦場を用意し、超電磁砲(レールガン)を一二八回殺害する事で、一方通行(アクセラレータ)絶対能力者(レベル6)進化(シフト)する事が判明した』

 

『だが同じ超能力者(レベル5)である超電磁砲(レールガン)は一二八人も用意できない。そこで、我々は過去に凍結された「量産型能力者(レディオノイズ)計画」の「妹達(シスターズ)」を流用してこれに代えるとする』

 

『それでも本家の超電磁砲(レールガン)と量産型の妹達(シスターズ)では性能(スペック)が異なる。量産型の実力は大目に見積もっても強能力者(レベル3)程度のものだろう』

 

『これを用いて「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」に再演算させた結果、武装した妹達(シスターズ)を大量に投入する事で性能差を埋める事とし、二万体の妹達(シスターズ)と戦闘シナリオをもって、絶対能力者(レベル6)への進化(シフト)を達成させる事が判明した。二万種の戦場と戦闘シナリオについては別に記載する』

 

そこにはずらりと殺される妹達(シスターズ)とそれを殺す一方通行(アクセラレータ)のシナリオが二万通り書かれていた。

 

妹達(シスターズ)の製造法は元あった計画のものをそのまま転用する。まずは肉体面(ハード)超電磁砲(レールガン)の毛髪から摘出した体細胞を用いた受精卵を用意。Zid-02、Rix-13`、Hel-03等の投薬を用いて、およそ一四日によって超電磁砲(レールガン)と同様の一四歳の肉体を手にすることができる』

 

『次に人格面(ハード)だが、言語・運動・倫理など基本的な脳内情報は〇~六才時に形成される。だが異常成長を遂げる妹達(シスターズ)に与えられた時間はわずか一四四時間弱ほどなため、通常の教育法で学ばせる事は難しい。そこで外部スタッフである布束砥信監修の下、彼女が考案した学習装置(テスタメント)を用いて基本的な脳内情報を強制入力(インストール)させ、経過観察を適宜(てきぎ)、彼女に委ねる事とする』

 

『最初の九八〇二通りの「実験」は所内でも行える。だが、残り一〇一九八の「実験」は戦場の条件上、屋外で行うしかない。死体の処分などの関係から、我々は戦場を学園都市内の一学区に絞って行うものとする』

 

 

────……。

 

 

そこまで読んで上条は気が付いた。

屋外実験に自分と真守は遭遇したのだと。

 

真守は美琴の事を思い出していた。

 

何も知らないで幸せに暮らしていけるなら幸せに暮らしていければいい。

だが御坂美琴は知ってしまったら幸せに生きていけない事を知ってしまった。

『闇』に引きずり込まれた。

 

何も知らないで幸せに生きられる超能力者(レベル5)なんて存在しない。

誰も彼もが、学園都市に利用される事となる。

 

 

その事実を、真守はこの計画で知ることとなった。

 




幻想御手事件は垣根くんと真守ちゃんのターニングポイントでしたが、絶対能力者進化計画は真守ちゃんの置かれている状況が明らかになるターニングポイントです。
……というより、事件が起こるたびに割とターニングポイントが発生している気がする。

思うんですがとあるの少年少女ってメンタル強すぎですよね。
クローン勝手に造られてたり残酷な死体を見たりなんて現実でそんな事あったらその時点でメンタルボロボロですし。
そんなメンタルつよつよの少年少女の中でも肝が据わっている真守ちゃんもメンタル鋼です。


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