とある科学の流動源力-ギアホイール-   作:まるげりーたぴざ

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第九二話、投稿します。
次は一一月一七日水曜日です。


第九二話:〈温和空気〉は一転して

真守は競技が終了して観客席を見回しながら垣根たちを探して歩いていた。

携帯電話で連絡を取れば良いと思うが、携帯電話は選手宣誓をした時から深城に預けているため連絡が取れないのだ。

それに観客席はそこまで人が多くなく、まばらなので見つけられると思ってこうして徒歩で探している。

 

(まあ、見つからなかったら帝兵さん呼んで連絡とればいいんだが)

 

「あ、ねえキミ! 選手宣誓してた超能力者(レベル5)第一位の子だよね?」

 

真守がきょろきょろとしていると、観客席にいた男子学生の一人に声を掛けられた。

 

「……そうだけど」

 

真守が警戒して告げると、男子学生がわらわらと寄ってきて真守を好奇の目で見つめる。

 

「生で見た方が可愛いなー」

 

「ねえ。学校でどんな時間割り(カリキュラム)やってんの? あんまり有名じゃない高校なのに超能力者(レベル5)になれるってやっぱり普通の時間割りじゃないんだよな?」

 

「いやいや。努力でなったんだろ。超能力者(レベル5)第三位……あれ、今は第四位だっけ? の、御坂美琴だって最初は低能力者(レベル1)だったんだし」

 

最初、男子学生は内輪で話していたが、真守を見つめて笑いかけてくる。

 

「それにしても、さっきの競技は凄かったなー。気迫が違うっつーか。アレでしょ? 朝槻さんがいるからクラスの子たちも頑張ろうって気合入ってんだろ?」

 

「あ。俺たちわざわざ見に来たんだけど、良ければ俺たちの競技も見てよ。次の競技まで時間があるだろ?」

 

真守は男子学生に囲まれてしまい、顔をしかめて着ていただぼだぼの垣根のジャージの袖で口を隠してその中で口を尖らせる。

 

学園都市は現在一般開放されているため、ここでも来場客の目がある。

 

いつもだったら適当に撃退してしまうのだが、超能力者(レベル5)第一位と大々的に宣伝されているのでこのまま手を出したら色々とマズい。

 

「──オイ」

 

どうすればいいか真守が困っていると、やっぱり垣根が来てくれた。

 

垣根が男子学生たちを射抜いて威嚇すると、男子学生は全員、暗部組織で日々死闘を繰り広げている垣根の殺意を受けて固まった。

 

「真守、こっち来い」

 

垣根が逆手にしてクイッと自分のことを指で呼ぶので、真守は立ち尽くす男子学生の間をスルッとすり抜けて垣根のそばへと近寄る。

 

「ごめん。私、色々と忙しいから」

 

手をグイッと引っ張られた真守は垣根に連れていかれながら振り返って、固まる男子学生たちに断りを入れてからその場を後にする。

 

「垣根、ありがとう」

 

「ッチ。競技が終わって即座に合流しようとするまでにこれかよ。お前、俺や源白置いて絶対どっかに一人で行くんじゃねえぞ。あっという間に囲まれる」

 

垣根が極限までイライラしているのに人の目があるため必死に抑えているのを、力が入っている手から感じた真守は柔らかくギュッと垣根の手を握る。

 

「うん。でも垣根が今みたいに助けに来てくれるから大丈夫」

 

「……そーかよ」

 

垣根は真守の信頼が嬉しいのか、機嫌悪そうな声音から少しだけ気分を上げて真守を見ずに呟く。

 

「あ。真守ちゃん!!」

 

垣根に連れられて観客席を歩くと、他所(よそ)行きで綺麗なシフォン系の淡いワンピースを着た深城と、カブトムシを抱えてマリン風のワンピースに大きなパーカーを着て頭にセーラー帽を被った林檎がいる席にたどり着く。

 

「まーもりちゃあああああん!! 可愛かったしカッコよかった! あのアクセサリーってもらえないのぉ? マントはマントはぁ?」

 

深城は真守に向かって突撃してきて、ぎゅーっと真守を抱きしめる。

 

「アレはどっかの展覧会とかに寄贈されるからもらえない。……むー。深城、あんまりくっつかないで。とても暑い……」

 

朝から残暑が厳しいのに運動した真守は冷却目的のエネルギーを体に循環させているとはいえ、うっすらと汗を掻いている。

 

「あ、ごめんねえ。そうだよねえ。頑張ってきたからくたくただよねえ。何か飲む? 林檎ちゃん、真守ちゃんにあげてくれる?」

 

真守の肌がじっとりとしているのに気が付いた深城はいそいそと離れて微笑むと、(かたわ)らにいた林檎に声を掛けた。

 

「うん、朝槻。これあげる」

 

「ありがとう、林檎」

 

真守は深城に促された林檎からスポーツドリンクを受け取って柔らかく目を細めた。

 

「垣根。屋台のご飯食べに行きたい」

 

コクコクと真守が喉を鳴らして懸命に飲んでいると、林檎が垣根のジャージの中に着ていたデザインシャツのインナーの裾を引っ張っておねだりする。

 

「あ? ……あー真守の次の競技まで時間があるから行ってもいいか。確かここから行くと屋台エリアに行くまでの道が吹奏楽のパレードで通行止めになっちまうんだったな。行くなら早く行くぞ」

 

「あ。垣根、ジャージありがとう。今脱ぐからな?」

 

垣根が移動しようとするので、真守はスポーツドリンクを飲むのをやめて着ていたジャージを脱ぎながら垣根に差し出す。

 

(俺の服着てんのかわいかったな……)

 

垣根はそう思いながらも、流石にジャージの上を着てないのはファッションセンス的に許せないので真守から受け取ろうとする。

 

だが真守が垣根に渡す前にきゅっとジャージを握ったので垣根は内心首を傾げた。

 

「あのな、垣根。……上条のこと、怒らないでほしいな」

 

「許せねえモンがある」

 

真守がお願いしようと垣根は真守に水をぶっかけて大衆に下着をさらした上条当麻(不届きもの)を許せるはずがない。

 

「……垣根ぇ」

 

垣根が即答したのを聞いた真守が悲しそうに眉をひそませるので、垣根はため息を吐きながら真守からジャージを受け取って着て、ピッと襟を正す。

 

「……ったく、しょうがねえな。行くぞ」

 

垣根が真守のお願いを聞いてポケットに両手を突っ込んで歩き出したので、真守は顔を輝かせてそんな垣根の隣を歩き、深城と林檎は手を繋いでその後ろを歩く。

 

「朝槻。ビーム出してなかったけど手加減してたの?」

 

一般客が多い中、超能力者(レベル5)第一位の少女やイケメン、そしてグラマラスな体型の少女に幼女という組み合わせで好奇の視線を向けられながらも四人が歩いていると、林檎が真守に問いかけてきた。

 

「競技には高位能力者制限というものが設けられていてな。私はこの大覇星祭中、どんな競技であっても私は外部にエネルギーを放出してはならないんだ」

 

「あ? じゃあお前は体内エネルギーの循環効率を上げた肉弾戦しかできねえってことか?」

 

林檎に説明していると、垣根が声を上げたので真守はコクッと頷く。

 

「うん。……肉弾戦についても色々と制限されるところだったらしいんだけど、テレビ映えを意識してそっちには制限はかけられなかったんだ」

 

「確かに衝撃波やら火の玉が繰り広げられる中、高速移動してそれを避ける猫耳猫尻尾の第一位サマがいたら絵になるだろうなあ」

 

垣根が面白くなさそうに呟くので、真守はちょんちょんと垣根のジャージの裾を引っ張り、垣根が顔をこちらに向けた瞬間、真守はそっと微笑んだ。

 

「垣根。私頑張るから見ていてくれな?」

 

「……大覇星祭なんてクソくらえだが、まあお前は初めて参加するしな。……一応見といてやる。楽しめよ」

 

「うん」

 

嫌なのに自分のことを想って激励を送ってくれる垣根を見て、真守はその気遣いが本当にうれしくてふにゃっと笑った。

そんな真守が愛しくて垣根は目を細めると、真守の頭に手を置いて撫でてふっと柔らかく微笑んだ。

 

 

 

──────…………。

 

 

 

「林檎。何食べたい?」

 

「あれ」

 

真守が屋台スペースに来て問いかけると、林檎は辺りを見回した後スッと指さした。

それはりんご飴の屋台で、綺麗に赤く色づけされた飴が(まと)わされたりんご飴が美味しそうに並んでいた。

 

「共食いかよ」

 

「垣根、そういうこと言わない」

 

真守は深城の背負っているバックパックから財布を出すように指示をしながら嗤った垣根を睨む。

 

「あ。真守ちゃん! 私じゃがバター食べたい!! 真守ちゃんの分も買ってくるからお金ちょぉだい!」

 

「ええー……私は別に。あんまりお腹空いてないし」

 

「疲れているんだから何か食べた方がいいよぉ! それに真守ちゃんのお腹空いてないは当てにならないんだからね!」

 

深城にぷんぷんと怒られた真守は嫌そうにしながらも、深城に五〇〇〇円札を渡す。

余分に渡されたお金を見て、真守から自分の分も買ってこいのお許しが出た深城はぱあっと顔を輝かせて切れた凧みたいにぴゅーっと小さくなっていく。

 

真守は深城を横目で見つつ、りんご飴を売っている屋台で林檎のために飴を買ってあげる。

 

その様子を少し遠くから見ていた垣根の視界の端に、カラカラと何かが滑り込んできた。

 

「ん?」

 

垣根の視界に入ってきたのは携帯電話だった。見ると、少女が地面に鞄の中身をぶちまけてしまっていて、落ちた荷物を懸命に拾っていた。

 

「お嬢さん。携帯電話落としたぞ」

 

「あっありがとうございますっ!!」

 

垣根が目の前に落ちてきた携帯電話を拾って少女に渡すと、少女は突然現れて自分に親切にしてくれた高身長、イケメンの好青年にドキッとして顔を赤くしながらもお礼を言う。

 

「気を付けろよ」

 

垣根が柔らかな営業スマイルで少女を送り出すと、少女はきゃあきゃあ言いながら一緒にきた友達と話しながらちらちら垣根を見て去っていく。

 

真守たちの買い物は終わっただろうか、と軽い気持ちで垣根は振り返る。すると、そこには愕然(がくぜん)とした表情をした真守と、りんご飴を買ってもらえてご満悦ながらもじーっと垣根を見上げている林檎がいた。

 

「どうかしたか?」

 

垣根が様子のおかしい真守を見つめて怪訝な表情をすると、真守はわなわなと震えて呟く。

 

「……呼ばれたことない」

 

「あ?」

 

「垣根にお嬢さんって呼ばれたことない……っ!!」

 

怪訝な声を上げる前で、真守は体に力を入れて呆然としたまま震える。

 

「……そうだったか?」

 

「そっそんなキャラなの!? 垣根の他所(よそ)行きってそういう感じだったのか!?」

 

「そんなってなんだよ。……俺だって外面ってモンがあるんだよ」

 

真守が必死な表情で問いかけてくるので、まるで責められているように感じた垣根はムッとしながら真守の問いかけに答える。

 

「わっ私の時はそんなんじゃなかった!」

 

「……そうだったか?」

 

垣根は真守と初めて会った時の事を思い出す。

あの時は確か真守が完全に受け身のまま不良をぶちのめし、そこに加勢が来たので接点を作るために丁度良いと思って逃走を助けたのだ。

 

(まさか真守がここまで大事になるなんて思いもしなかったな)

 

「か……か弱い女の子にはそうなのか……? 私が不良ぶちのめしてて、どっからどう見てもか弱い女の子じゃなかったからお嬢さんって優しく言ってくれなかったのか……?!」

 

垣根がぼーっと七月初めのことを思い返していると、真守も思い返していたのかぶつぶつと呟く。

 

(……かわいい)

 

「ね、お願い垣根。私のこと一回だけでいいからお嬢さんって呼んでみて……? に、にこって笑って。ね?」

 

嫉妬と呼んでいいか分からないが、真守が慌てふためく姿が面白い垣根。すると、真守はおずおずと人差し指を立てて、垣根にお願いをした。

 

「嫌だ」

 

「なっナンデーッ!?」

 

真守に意地悪したくなった垣根が真守のお願いを断ると、真守は心の底からショックを受けた。

垣根にお願いを断られる日が来るなんてうぬぼれだとしても事実ありえないと思っていた真守は、愕然として虚空を見つめて固まった。

 

「真守ちゃーん。じゃがバター買ってきたよぉ──って、何々!? 真守ちゃんなんでそんな顔してるの!? かわいい!!」

 

じゃがバターを買って帰ってきた深城は衝撃で固まっていた真守を見て、真守大好きが故に色んな真守の表情を見たい彼女は顔をほころばせてきゃーっと嬉しそうに叫ぶ。

 

「えぇ? 林檎ちゃん! 真守ちゃんと垣根さんどぉしたのぉ?!」

 

「朝槻がお嬢さんって垣根に呼んで欲しいんだって」

 

「えぇ!? そぉなの!? ……垣根さんが真守ちゃんのことお嬢さんって呼んだ時の嬉しそうな表情をする真守ちゃんも見てみたいけど、今の愕然としている顔もかわいいからこのままでもいい気がする……! ああ真守ちゃんかわいい…………!」

 

「朝槻って大変だね」

 

うっとりと恍惚の笑みを浮かべている深城の隣で、林檎は過保護な垣根と真守ガチ勢の深城に挟まれている真守のことを想ってぽそっと呟きながらりんご飴を口にした。

真守が『うぅ……』と小さく(うめ)いてふるふると震えている姿を、好きな女の子に意地悪したくなる精神で垣根が心の中でかわいいと感じていると、深城のポケットに入れられていた携帯電話が震える。

 

「わわっ林檎ちゃん、携帯電話! 真守ちゃんの携帯電話ぽっけから出して!」

 

「ん」

 

林檎は飴をぱくっと口に含んだ状態で、じゃがバターを両手に持っている深城のワンピースのポケットから真守から深城が預かっていた真守の携帯電話を取り出す。

 

「朝槻、電話。『すている=まぐぬす』から」

 

「……え?」

 

真守は垣根にお願いを断られたショックを覚えながらも林檎の言葉に反応すると、その名前を聞いて真守にいじわるしていた垣根が怪訝な表情をした。

 

「もしもし」

 

〈? なんでそんなに落ち込んでいるんだい?〉

 

「……なんでもない。で? 何の用だ、イギリスに帰ったんじゃないのか?」

 

ステイルに問いかけられて自分の声が気落ちしているのに気が付いた真守は、首を緩く横に振って気分を切り換える。

 

〈……一度神裂たちと一緒に帰国しようと思ったんだがね。問題が発生した〉

 

「問題?」

 

真守はステイルの言葉がきな臭くなってきたので顔をしかめて、そんな真守を見て垣根は警戒心を高めていた。

 

〈今学園都市は一般来場客を招くために警備を甘くしているだろう?〉

 

「……それに紛れて魔術師が入ってきたと?」

 

真守がステイルの言葉を先回りして告げると、ステイルは頷いた。

 

〈ローマ正教のリドヴィア=ロレンツェッティ。そいつが雇ったイギリス生まれの運び屋オリアナ=トムソン。両方女で、彼女たちの取引相手がいるんだけど、こちらは確定していない。まあロシア成教のニコライ=トルストイが怪しいんだけどね〉

 

(ローマ正教にイギリスの運び屋、それにロシア成教? 色んな勢力が関わってるじゃないか)

 

「取引って? この学園都市で物品の取引をしようとしているのか?」

 

真守は心の中でまったく立場の違う人物たちについて考えながら問いかけると、ステイルは学園都市の現状を今一度確認する。

 

〈学園都市は魔術師に無暗に手を出せないからね。大覇星祭中のこの街は絶好の取引場所なんだよ〉

 

「ふーん。つまりお前たちも動き辛いから少数精鋭じゃなくちゃいけないてことだな。大方知り合いの魔術師としてこちらに来たんだろう?」

 

真守が気のない返事をして面白くなさそうにステイルに問いかけると、ステイルも心底面倒そうに答えた。

 

〈キミの言う通りだ。イギリス清教として大々的に動いたら、この機に乗じて他の勢力も乗り込んでくるからね。今回の話は非常にデリケートな問題なんだ〉

 

「それで? 取引される物品は?」

 

〈教会に伝わる霊装。……って言ってキミに分かるかい?〉

 

「アレだろ。魔術を行使する際に手助けしてくれるのとか、魔力を通せば大規模魔術が行使できるヤツ。どんな霊装だ? そこまで言うなら教会由来のものなんだろう?」

 

真守がインデックスから聞いた霊装について簡潔に告げると、真守が霊装について理解していると踏んだステイルは本題に入った。

 

〈『刺突杭剣(スタブソード)』。それの効力は──あらゆる『聖人』を一撃で即死できるシロモノだよ〉

 

「……神裂は?」

 

〈キミの懸念通り、今回は使えないんだ。僕たちで対処するしかない。今土御門と合流する。キミも色々と忙しそうだし、僕も何回も説明するのは面倒だ。詳しいことは競技の合間に土御門から聞いてくれ〉

 

真守が自分の知り合いであり、ステイルの同僚である聖人について言及すると、ステイルは真守の懸念を肯定しながら詳しい話を真守のクラスメイトでイギリス清教所属の多角スパイ、土御門元春に聞くように指示をする。

 

「分かった。また後でな」

 

真守はそこでピッと携帯電話の通話を終えて顔をしかませながら、真守の携帯電話から音を懸命に拾い取っていた垣根を見上げた。

 

「どうやら楽しい大覇星祭になりそうだ」

 

真守が苦笑しながら告げると、垣根は大覇星祭が初めての真守にとって、まったく普通ではないお祭りごとが始まってしまったと歯噛みした。

 




相変わらずナンパされる真守ちゃんとそれに怒る垣根くん。最早テンプレ。

そして話の流れ的に垣根が真守ちゃんのことをお嬢さんって呼んだことないなーって思ってたのでどうしても入れたかった話でした。
真守ちゃんにいじわるする垣根くん。男の子なんだな……。

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