阿伏兎(不死者)に転生したサラリーマンの物語   作:アルトリア・ブラック(Main)

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細かいところ多分やらないかもしれません。だって作者少し忘れてるところがあるので汗。

原作と違い、鬼兵隊、快援隊が一緒に動いてます

それと、ここら辺から映画ネタバレとか含まれますので、それを回避するためにオリジナル展開に入ります。

第七師団と鬼兵隊がほとんど同時に動いてるので、高杉はあの展開には至りません。

最後に逆転パロの続きあります。

【次回予告】
逆転パロ一回書いてしまったせいで、頭の中に保管してあった本編の内容が吹っ飛びました。
なので、次は逆転パロ完結篇とか書いて一回クリアにします。


第11話『地球での戦い』

ー阿伏兎ー

 

それから春雨含めて鬼兵隊、快援隊、万事屋一行は地球に戻るために動いていたのだが…

 

『おいおい、奴さん達出待ちしてるみたいだぜ』

 

銀時達が乗る船から無線が入る

 

地球の周りには各星の戦艦がおり、地球に攻撃を仕掛けまいとしていた。

 

「副団長!!砲撃してきました!!」

 

「避けろ避けろ!」

 

『どうする!!このまま全軍で着くのは不可能に近いぞ!』

 

桂の言葉に坂本は悩んでいると…

 

『突入するのは二つの艦隊のみにすれば良かろう』

 

宇宙海賊春雨の第三師団団長にして三凶星の一角・范堺(はんかい)が画面に現れて言う。

 

『残りの艦隊はその艦隊を守るための殿にすれば良い』

 

『しかしだな!選ぶ時間などないぞ!?』

 

『選ぶ必要などない。既に決めてある』

 

徳川喜喜が現れて話し始める。

 

『この中でも最大戦力である春雨第七師団と鬼兵隊に決まっている。万事屋・坂田銀時、志村新八、神楽は春雨第七師団に乗船させて先に降りろ』

 

『でも…!』

 

「だけど、最大戦力とやらを先に下ろして持ち堪えられるの?」

 

神威の言葉に徳川喜喜は何の迷いもなく『持ち堪える』と答える。

 

『じゃあ行くぞ!!突撃準備じゃ!!鬼兵隊に第七師団良いか!!』

 

坂本の大声に范堺が「やかましい」と返す。

 

第七師団と鬼兵隊の艦隊は一気にアクセルを全開にさせて地球に突入する。

 

大気圏に突入し、勢いよく地面に向かう。

 

「も、目標ズレましたぁああ!!」

 

部下の叫び声に「早く着陸出来そうなところ探せ!」と指示を飛ばず

 

「うわっ!!」

 

「ちょっ!?すっごい揺れなんだけど?!ゴファッ!!」

 

「わー」

 

銀時の頰にわざと神威が飛んで直撃する。

 

 

 

 

 

着陸すると、地球の世紀末っぷりに新八達が「何が…」と話していると…

 

「遅えじゃねぇか、万事屋」

 

「土方さん!近藤さん!」

 

やってきたのは真選組と吉原の百華達だった。

 

「どうなったんだ。地球は」

 

「見ての通りの状態だ。地球で天導衆が大暴れしてるんだよ、それに同調してか天人達が各星から来て暴れてるんだ」

 

各星のアルタナが虚によって暴走してしまい、それに怒った彼らは天導衆を許すつもりのない天人達はこぞって地球に襲来した。

 

土方は後方にいる第七師団一行を見て少し、何かを考えていたが言うことなく『着いてこい』と言って案内してくる。

 

(原作と流れが少し違うから怖かったけど、あんまり変わらなくて安心安心)

 

真選組と共闘して天人達をバッサバッサ倒して行く

 

「阿伏兎〜!はい!」

 

「人をボールにして遊ぶんじゃありません!!」

 

同族を率いてやってきた孫老師をボールのようにして遊ぶ神威

 

そこは神楽とやると思ったのだが、何を思ったのか神威は阿伏兎と孫老師を蹴り合いしだした。

 

パスがこっちにきたから反射で蹴ってしまう

 

「あはは〜阿伏兎〜!昨日、あのハゲ親父と一緒にお酒飲んだって聞いたぞー?」

 

「んげ!?誰から聞いたんだよ」

 

「云業から聞いたよー!俺の酒は飲めなくて、あのハゲ親父の酒は飲めるってかぁー?」

 

「ぐっふ!」

 

孫老師が変な声を上げる。

 

「お前さんに酒は100年早い!!」

 

酒飲んで戦艦がボコボコになったのを思い出す。

 

二人で金●をボカボカ蹴っていると、孫老師がエゲツない格好になってこっちに向かってくる

 

(深読みしてアレで自分の体を覆ったんだっけ…?今思えばどんな深読みしたらああなるんだ…)

 

軽く蹴って地面に落下する孫老師を見る

 

(…汚ねぇ…)

 

「じゃあ、阿伏兎ー!この戦いが終わったら俺と一緒に酒飲もう!」

 

「死亡フラグを立てるんじゃねぇ!!」

 

二人揃って孫老師の頭部を踏みつける

 

物凄い勢いで地面に落下した孫老師を見て孫老師の仲間達が『老師!が死んだ!』と叫ぶ

 

「いやいや、お前さんらどこ見て判断した?」

 

「大丈夫、皺だらけの爺さんが爺さんらしく萎れただけさ」

 

「…その言い方やめてくんない?」

 

それから孫老師の部下達を蹴散らすと神威が『ふぅ、準備運動になった』と言って歩き始める。

 

ここに虚が現れなかったということは、銀時達の方に向かっただろう。

 

「……本当にアンタと酒飲みたいと思ってたんだよ、俺だって」

 

「…あ?」

 

神威はふてくされながら歩くのを見てピシッと固まる。

 

「何々?先に親父さんに越されたのが嫌だったのか?く〜可愛いな、お前さんも」

 

「っ〜!茶化すなよ!」

 

神威の拳がブンッ!と顔をかすめるがヒョイっと避けて笑う

 

(なんだなんだ可愛いところまだあるじゃねぇか、親子喧嘩、兄妹喧嘩して大人っぽくなったから少しばっかし寂しかったが、まだまだ子供だな)

 

二人が歩いて行く後ろに江華が現れる

 

「…?」

 

阿伏兎は立ち止まり後ろを見る

 

「阿伏兎?」

 

「ん、あぁ…なんでもねぇ」

 

神威には見えていないのか、江華に反応しない。

 

江華は少し悲しげな表情を浮かべていた。

 

『気をつけて』

 

そう言われて少し疑問にも思ったが、振り返らずに進む

 

阿伏兎達は万事屋一行と合流すると虚が不敵な笑みを浮かべて立っていた。

 

(…たーく、嫌になるな…こう何度も戦うの、は…)

 

地球のアルタナがあちこちから爆発した瞬間、体内のアルタナが一気に減ったのが分かる

 

(…あれ、これもしかして…)

 

『徨安の不死者は他の星のアルタナじゃ生きられない』

 

その言葉を思い出し思わず笑ってしまう。

 

(あー…今更思い出すとか最悪だ。まぁ、仕方ない、ここは乗り越えないとな…!)

 

神威達が虚達に攻撃したのを見て回りの雑魚達を片付けるために動き出す。

 

雑魚を始末して虚の方向に向かうと、真選組をバサバサと斬っていき、震える新八の元にゆっくりと虚がやってきていた。

 

「………!」

 

震える新八を見て、助けなくても新八は動けるだろうと思ったのだが、そうは思っても助けないといけないと思い、足が動く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜逆転兄妹パロ〜

 

春雨第七師団に入った神楽は吉原での仕事を終え、艦隊に戻ってきていた。

 

「俺が言うのもアレだが、家族と仲直りしたいならいくらでも手助けするが」

 

「……要らないアル」

 

神楽は窓の外を見ながら呟く

 

阿伏兎は書類をまとめながら神楽と話していた。

 

「…マミーが死ぬとき、そばにいなかった馬鹿兄貴も、マミーが死んでから全然帰ってきてくれなくなったパピーも要らないアル。今更謝っても遅いネ」

 

「………」

 

(…なかなかひどい反抗期だなぁ、こりゃ…)

 

阿伏兎はペンを置き、神楽を見る。

 

吉原で神威と遭遇し、殺し合いの喧嘩をしてから神楽はずっと浮かない顔をしていた。

 

それに、何回か星海坊主が第七師団に会いに来ようとしているのも知っている。

 

「それじゃ、当分許すつもりなんてないって事でいいのか」

 

「そうアル」

 

そう言ってくるりとこちらを向く

 

「それに、阿伏兎と、この第七師団で海賊らしく旅するのも悪くないアル。楽しいネ」

 

「…あ、そう」

 

神楽が春雨第七師団にきてから団員達がやけに明るくなっていた。

 

まぁ、野郎の中の唯一の女性でなおかつ、腕っぷしもたつ。

 

褒める時はとことん褒める神楽の性格に団員達は『姉御!』とか『姐さん』とかふざけた名称で呼んでいる(明らかに団員達の方が歳上なのに)

 

「なんか、最近目を合わせないアルな、阿伏兎」

 

机の近くにやってくる神楽に「そんな事ありませんよ〜団長が目を合わせないだけです〜」と返す

 

「マミーと似てるアルか?」

 

「何を唐突に…」

 

神楽を見上げると、まだ幼いにも関わらずぐんぐん成長している神楽の体を見てプイッと顔をそらす。

 

「江華の方が大人の美貌って感じだったな」

 

「…それどういう意味アルか、まだ子供って言いたいアルか」

 

「俺にしてみればいつまでもガキだよ」

 

「なら、こっち見ろヨ」

 

「それで、団長さんよ、明日から地球でまた任務があるんだが行くか?」

 

「……流れるように話題そらしたアルな」

 

(…仕方ないだろ、姪だって言っても元ヒロインの成長している過程なんてあんまり見たかないんだよ!俺だって立派な男だし!!)

 

「どこで任務アルか?」

 

「吉原での任務だな、最近、吉原で暴れてる他の師団の団員がいるみたいだな軽くとっちめるって話だ」

 

「まためんどくさいところに行ったアルな」

 

 

 

 

 

 

翌日、神楽は阿伏兎と二人で地球に降り立った。

 

隣を歩く阿伏兎は書類を見ながら真面目に話していた。

 

(…相変わらず真面目な奴アル)

 

神楽は阿伏兎の言葉を聞きながら歩いていると…

 

「……」

 

吉原に着き、ある程度見回っていると…

 

「いたアルな、あれが馬鹿師団の団員ネ」

 

「あ、ホントだ。片腕フックのところの団員だ」

 

「このまま締めて来た方が良いアルか?それとも殺して来ていいアルか?」

 

「んまぁ、記憶飛ばすぐらいの勢いで殴って連れ帰るか」

 

「じゃあ行って来るネ、阿伏兎は適当に周り見てるヨロシ」

 

「へーい」

 

神楽は阿伏兎を残してその団員達の元に行き

 

「おい」

 

そう声をかけて殴りかかる

 

「き、貴様は!!」

 

「人の管轄下で何好き勝手してるアルか、だから嫌なんだヨ節操のないやつ」

 

そう言って思いっきり蹴り飛ばすと、首と胴が離れる

 

「あ、思いっきり蹴りすぎたネ」

 

『なぁにしてんの、団長』

 

無線で阿伏兎が言って来る

 

「弱いのが悪いアル」

 

「貴様ぁ!!」

 

残りの団員がこっちに向かって来たので、神楽はやる気なさげに無線に向かって『やっぱり半殺し無理だから全員殺すアル』と言って四人まとめて吹き飛ばす。

 

『おいおい、血天井になってんじゃねぇか?今の音的に、後始末めんどくせぇ、このすっとこどっこい』

 

「帰ったら一緒に始末書書くアル」

 

神楽は天井に突き刺さった団員から返り血を浴びてしまい、ため息をつく

 

振り返り歩き始めると、そこには騒ぎを聞きつけたのか、百華と日輪がいた。

 

「騒ぎ起こして悪かったアルな、弁償代ネ」

 

そう言って札束の入った袋を月詠に投げ渡す。

 

日輪とすれ違いざまに

 

「貴女みたいなお嬢さんが海賊にいるなんて珍しいわね、神威くんに会って行かないの?」

 

神楽は足を止める

 

「馬鹿兄貴に会う必要なんてないアル。赤の他人が踏み込んでくるんじゃないアル」

 

神楽がそう言って歩いて去って行くのを日輪は悲しげに見つめていた。

 

 




はい、逆転パロはここで終わりです。なんかまだ書きたかったけど、今日中に投稿したくてここで終わりにしました。

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