阿伏兎(不死者)に転生したサラリーマンの物語   作:アルトリア・ブラック(Main)

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前書き書くこと無くなってきました。

とりあえず今回は虚戦後半です。戦闘シーンは基本的に原作を想像してくださると助かります

詳しく書こうとすると脳がバグる…


最終回後〜俺たちの旅はここからだ!!〜
第12話『最終回の結末は皆さんの想像次第といういうのが一番困る』


ー新八ー

 

新八が歯を食いしばり、虚に向かって突撃する。

 

しかし、虚はそれを物ともせず避けて首を斬ろうとする。

 

「!」

 

終わった、そう思った矢先、目の前に番傘が飛んでくる。

 

虚はそれを避けて飛び退く

 

「!阿伏兎さん!」

 

横を勢いよく通り過ぎた阿伏兎はそのまま虚に殴りかかる。

 

煙を出しながら戦う阿伏兎。

 

「撃てぇ!!」

 

夜兎の声が響き渡り、虚に向かって砲撃する。

 

新八は覚悟を決めて木刀を握りしめ走る。

 

 

 

 

星海坊主と二人で協力して虚を取り押さえ、神楽と神威が殴りかかる。

 

全員でボコボコに殴っていたら、虚が満身創痍になったのかアルタナの穴に背を向けて不敵に笑う。

 

銀さんに何か言っていたが、距離の問題から何も聞こえなかった。

 

空から落ちて来た戦艦は桂達一行の力により、なんとか軌道を外れて銀時達は無事だった。

 

(…まぁ、ここからは彼らが何とかするだろうし、赤の他人である俺が出しゃばる必要なんてないだろうな)

 

ここからは彼ら松陽の弟子達がすることだろう。

 

神威達と共に艦隊に戻り、準備をしていると、なかなか出航の準備が整わないのか、長期間、地球で待たされていた。

 

その間にもある程度復興が進んだ地球を眺めていると、艦隊近くに銀さんがやってきたのが見えた。

 

「で、何の用だ侍さんがよ、残念ながら団長はオタクの従業員のところに遊びに行ったぜ」

 

神威に会いにきたわけでもなかろうが、そう茶化すと『あの馬鹿息子に会いたくねえよ』と返させる。

 

そう言って懐から出したのは不死者の心臓だった。

 

言わずもがな虚の心臓なのは理解した。

 

「そんな厄介なもん持ってどうした?何?俺に壊して欲しいのか?」

 

「そんなわけねぇだろ、不死者のアンタからしてみてこれを破壊したらどうなるかわかるか?」

 

その質問にその心臓を見る。

 

「不死者がこんな状態なの見たことねぇからわからねぇなぁ。その心臓を本体に戻して蘇るのが虚か松陽とやらか運試しみてぇなもんだ」

 

彼ら松陽の弟子にしてみれば松陽に戻って来て欲しいのだろう。

 

「そうか、どうなるかわからねぇってことだな」

 

そう言って背を向ける。

 

「…!」

 

銀時の背中を見て高杉を思い出す。

 

「そういやぁ、高杉晋助は元気か?まさか兄弟子の血をもらって生還したとかないよな?」

 

そう軽口を叩きながら言うと、銀さんが少し驚いたような感じだったが、軽く手を振って去って行く。

 

それを見て(…あぁ、そう)となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

ー星芒教団ー

 

最近地球に不死に魅了された教団が出来たと聞き、神威と共に地球に降り立ち、星芒教を蹴散らしながら緑色の光を放つターミナルを遠目から眺めていた。

 

周囲に人はおらず、遠くの方で神威と星海坊主が戦っていた。

 

「……」

 

こうしてみると、本当に最終回なんだなぁ〜としみじみ思っていた。

 

真後ろに教団の兵士が襲ってくるのを番傘で撃ち殺す

 

主人公達が集い、虚は自らの生に終止符を打った。

 

(…不死者の終わりか…俺も正直何も考えてないな…)

 

もう、年齢を誤魔化すのは無理になって来た気がしたのでそろそろ後任を考えなければならない。

 

(普通に考えて50年以上生きてたら怪しまれるわな)

 

今まで虚のようにならなかったのは戦闘民族であるが故に自分より長く勤めていた人間が死んだり、春雨の上層部が蹴落としあったおかげでバレなかったのだろう。

 

「…そろそろあの馬鹿団長に仕事押し付けて隠居するか」

 

どれくらい生きて、いつ死ぬかなんて今は考えていない。

 

虚のように精神分裂するかもしれないが、そうなったらどうするかも考えなければいけない。

 

「…不死者ってのも、いろいろ考えもんだな」

 

爆発する音も静かになり、神威達の足音が聞こえて来たので立ち上がる。

 

 

 

 

 

それから数ヶ月、地球では普通の、ありきたりな終わり方(?)を迎え、物語は完全にオリジナルルートに入ったわけだが…

 

「………」

 

「うわぁ、シンスケ小さくなってるねぇ〜」

 

神威が地球のご飯を食べたいと言ったので仕方なく着いて来たら、鬼兵隊の人間から、というか主にまた子から『アルタナの穴から生まれた子供について聞きたい』と言われてしまった。

 

不死者だとしても、別の星の不死者なんてわかんねぇよ、と言ったのだが、良いから来てほしいと言われて仕方なく田舎町のとある一軒家に着く

 

神威は『シンスケ』と言って遊んでいる傍ら、やたらぶっきらぼうなのてまた子が必死に神威から離らかそうとしていたりと愉快な中、自分の対面には武市がいた。

 

「相変わらず表情筋の死んだガキだな」

 

そう呟くと武市がお茶を飲みながら

 

「それがまた子さんに希望を持たせているのです。成長速度もかつての虚を彷彿とさせます。故に我々は彼が晋助殿の生まれ変わりだと思っているのです。しかし、確定していないからこそ同じ存在である貴方に頼った次第です」

 

真面目なトーンで言われれば茶化すわけにも行かない。

 

そもそも、この結末は『読者の想像次第』という雑な返しで終わったはずだ。

 

だからこそ、めんどくさいこの上ないのだ。

 

「それで?なんて答えてほしいんだお前らは、俺として見れば高杉の外見をした別人になるかもしれねぇし、高杉としての記憶を取り戻すかもしれねぇ、そんなのは成人してから決める事だ。まぁ、ひとまず言える事は不死者に似た何かだろうな」

 

「そうですか」

 

意外とあっさりした返しに拍子抜けだが、まぁ、この展開は別に間違っていない。

 

不死者なんてモノは何度死んでも何度も生きているのと同じモノだ。

 

「それに、星芒教が壊滅したとはいえ、不死に魅力を感じてまた奪いに来る奴らがいるかもしれねぇ、そうならねぇ内に地球から移住する事をお勧めするが、逃亡については手伝ってやろうか?」

 

ここから離れないとわかっている上で聞くと

 

「…それについては後々考えるとしましょう。それよりも貴方が今後どうするかという方が気になりますがねぇ」

 

武市の言葉に笑い

 

「もう既に隠居は考えてるよ」

 

「ほぅ、元の星に戻るのですか?」

 

「さぁな、あの馬鹿団長もやっと真面目に仕事をこなすようになったんだ、それに、そろそろ歳を誤魔化すのも無理になって来たんでな」

 

そう言って立ち上がる阿伏兎に武市が見送ろうとすると

 

「見送りは結構だ、勝手に帰らせてもらうからな」

 

武市が瞬きをした瞬間、目の前から消えた阿伏兎に「なるほど…」と小さく納得する武市

 

「阿伏兎〜?帰るよ〜?あれ?阿伏兎は?」

 

神威を見てため息をつき、武市は心の中で『せめてこの人を納得させてから姿を消して貰いたかった』と思いつつ、この家を破壊されるのを覚悟の下、神威に事情を話す為に咳払いをする。




オリジナル展開に行くかクロスオーバーするか、パロるか悩み中
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