阿伏兎(不死者)に転生したサラリーマンの物語   作:アルトリア・ブラック(Main)

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ネタがすっからかんすぎて困りました。道楽心情聞いてたらなんとなく出てきた。

最終回後の話で、消える前の話です。

入れ替わり編書こうと思ったけど力尽きた…


第13話『お年玉というのは不死者にとっては害でしかない』

ー地球ー

 

全てが終わった後、神威が定期的に地球の飯を食べに行きたいと言っていたので仕方なく付いて行く事が増えた。

 

まぁ、その過程で妹と喧嘩するのが日常となり、平和な日々になった。

 

「…どこが?どこが平和なのよ」

 

「俺等にしてみれば平和だぜ」

 

隣に座っている銀さんがアイスを食べながら呟く

 

目の前でドッカンドッカン戦っている二人に途中参加した沖田くん

 

「…完全にクレーター出来るぐらいなんですけど、止めてくんない?伯父さん」

 

「誰がおじさんだ、殴り飛ばすぞ」

 

普通に絡んでくる銀さんに適当に返す

 

「というか、オタクら、何フツーに地球来てんの、宇宙海賊としての責務を全うしろよ」

 

「それ団長に言ってくんない?」

 

「未成年に団長やらせたそっちが悪いんでしょうが」

 

「返す言葉が微塵もねぇ…」

 

番傘を持ち変えると…

 

「つうかさ、あっちは良いとしてこのメンツなんなの?シリアス展開に行きたいのかギャグに行きたいのかハッキリしてくんない?」

 

「あのメガネくん呼ぶか〜おーい」

 

そう呼ぶと新八が『人をギャグ要員扱いしないでくれません?』と言って歩いて来る。

 

「シリアス展開的には『高杉くんの安否について』とか話す?」

 

「やめてくんない?その絶妙にヤバい案件。つうか、銀八先生の方でネタにしただろうが」

 

「俺いなかったからしーらない」

 

「お前、別校設定だしなぁ〜転校すれば?虚いるんだから同じ不死者枠で」

 

「アレと一緒にしないでくんない?おじさんそんな人格分裂してないから」

 

「(…自分でおじさん呼びしてるし…)」

 

「…アンタらさっきから何の話してんですか…」

 

「あ、安定のツッコミ兼ネタ枠きた」

 

「え?話す内容がないから呼んだとかそんな感じですか?もしかして」

 

「「うん」」

 

新八がブチッとキレる音がする。

 

新八くんメインに騒いでいると…

 

「あー!!!」「銀ちゃん避けてぇぇえええ!」

 

飛んできた神楽・神威・沖田くんの三名。

 

(…ん?)

 

神威の手に見覚えのあるヤバい瓶が握られていた。

 

阿伏兎は嫌な予感を感じ、少し離れた場所にいた新八くんを押し出す形で場所を移動する。

 

見事に三人が銀さん+新八くんにぶつかり、砂埃が舞う。

 

「な、何してんだ神楽!」

 

「い、痛いんだけど…」

 

神威が神威らしからぬ口調で、銀さんが女口調で言い、新八からは想像できないぐらい物騒な言葉が聞こえて来る。

 

「…文章じゃ伝わらないから入れ替わりとかやらないでくんない?」

 

神威→中身新八

神楽→中身銀さん

新八→中身神威

沖田→神楽

 

「すっっごい誰得?真面目な団長とか」

 

隣にいる神威の見た目をした中身新八くんに言うと、新八が『というか誰得なんですか?この入れ替わり』と死んだ目で言って来る。

 

中身神威の新八と中身銀時の神楽がすっごい喧嘩してるのを遠くから眺めていた。

 

「…あの入れ替わりだと普通に神威さん負けますよね…」

 

「そりゃー夜兎と人間だからな、超サイヤ人にクリリンが挑むようなもんだからな」

 

「…阿伏兎さんって時々辛辣になりますよね」

 

「え?何が」

 

「というか…この入れ替わりいつ終わるんですか?二話連続続くんですか?」

 

「…続かねえだろ」

 

そう言って喧嘩する新八のガワの神威と横にいる神威のガワの新八の首根っこを掴み、二人を勢いよくぶつける。

 

「何してんのおお!!?」

 

神楽のガワの見た目の銀さんがツッコミを入れて来る。

 

声はまんま神楽なので不可思議な感覚になる。

 

「いや、頭もう一回ぶつけたら治ると思ってな」

 

「いやいや!!!ありえない音したけど!!?戻る前に二人の記憶消えるわ!」

 

「高所から落ちねえ限り記憶は無くさねぇよ」

 

「その不死者にしか実践できない事しないでくんない!!?」

 

しばらくすると神威が元に戻ったのか頭痛いと言っていた。

 

「ほれ」

 

「…え?何?オチつけんのがめんどくせぇからそんな戻し方?ところでぱっつぁんは…」

 

そう言って新八の方を見るとメガネが跳ねてた

 

「すっげぇ戻り方した」

 

そう呟くとどう喋ってんのかメガネ新八が「何してくれちゃってんの!!?」と叫んでいた。

 

「明日には戻ってるから安心しろ、ほれ団長帰るぞ〜」

 

ズルズル引き摺っていく阿伏兎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お年玉というものは貰う人間はかなり嬉しいものだが、あげる側は身を割く思いだと言うのを嫌というほど理解した。

 

「何でお前ら、こういう時だけ俺を年長者扱いしてくんの?つうか、夜兎にお年玉なんていう文化ねぇだろ、神様とか縁遠いもんだろ」

 

「地球の良い文化だけを取り入れてみたんだよ〜」

 

「…良い思いすんのお前らだけだからね?」

 

財布の中の札が消えて行く感覚が久々過ぎて泣きたくなる。

 

爆食いする神威のそばででっかいため息をつくと

 

「阿伏兎ーー!!」

 

神楽が手をブンブン振って来る。

 

「……逃げるわ」

 

「逃げるなひきょーものー」

 

ガシッとズボンを引っ掴まれる。

 

「お年玉ちょーだいアル!!」

 

「……カゾクジャナイヨ」

 

「何でカタコト?」

 

「阿伏兎は叔父アル!」

 

満面の笑みで言われれば仕方なく渡してしまう

 

「…お前ってホント姪っ子には甘いよな…」

 

「うるせぇ…」

 

そう言う阿伏兎と神楽の後ろにいた星海坊主が「俺にもくれ」と言って来る。

 

「いやお前は家族じゃねぇ」

 

「義理の兄だろうが!!」

 

「お年玉文化知ってるか?年下にあげるんであって歳上にはあげねぇ代物だよ、お前義理の兄だろうが」

 

「お前より年下ですぅ!!ジジイ!!」

 

「…アルタナって生身の人間に注いだら腕が溶け落ちるの知ってるか?」

 

「わぁ〜すっごいキレてる阿伏兎〜」

 

ぎゃいのぎゃいの騒ぐ星海坊主キレる阿伏兎

 

「仲良いんだか悪いんだか分からないネ」

 

「…仲良しなんだろ」

 

「つうか、俺がジジイなら江華は最も歳上だぞ、それネタにしたらぶち殺されるの確定だな(あの世で)」

 

冷静な阿伏兎の声にハッとなる星海坊主

 

「………」

 

ダラダラと汗を流す星海坊主

 

黙って阿伏兎の背後を見ていた。

 

「???」

 

「おーい、神楽ちゃん。お父さんと一緒にバイキング行こう〜!」

 

「分かったアル!!」

 

ハイテンションで居なくなる二人に首を傾げる神威たち

 

「「???」」

 

 

 

 

 

 

ー阿伏兎ー

 

最終回の後の話は書かないのが定番中の定番なのだが、最悪なことにイレギュラーな存在があったせいか、まだ終わりじゃないらしい。

 

(…ホント今更だけど、阿伏兎不死者設定とか誰得?そこは神威不死者の方がウケそうだったのにな〜)

 

そして、何より厄介なのがあの子供がアルタナ杉…高杉ということが判明したらしい。

 

「めんどくさ〜絡みたくねぇ〜」

 

地球は人口密度が多過ぎてそのうち見つかりそうだが、しばらくは隠れて暮らせるだろう。

 

「…寝るか」

 

彼らが人生終了するまで見送ろうと思ったが、流石にそこまで勇気はなかった。

 

目を閉じた阿伏兎のそばに誰が立っていた。

 

 

 

 

 

相棒兼叔父が消えたと神威が荒れていた。

 

「ほんと、大迷惑野郎だよ、アイツ」

 

銀時は万事屋でパフェを食べながら呟く

 

「引退準備してたっていうの云業さんから聞きましたけど、本当にこの地球で行方不明になるなんて…」

 

「出国したんじゃねぇーの?というか、不死者この星好き過ぎない?やめてくんない?これ以上シリアス展開増やすの」

 

「誰に言ってるんですか…」

 

万事屋にいた神楽もなんだかんだ言って探すのを手伝っていた。

 

「不死者が死に場所をここにしたんなら放っておいてやるのが幸せなんじゃねーの?適当に掻き回して第二の展開になるの嫌なんですけど、俺絶対加担しないからな」

 

「…確か前に星海坊主さんが言ってましたよね、別の星のアルタナで生まれた不死者は別の星のアルタナでは生きられないって」

 

「なら死にてーんじゃねぇの?虚みたいに自爆死されるよりかはマシだし」

 

「…冷たくないですか?銀さん」

 

そう言う新八に手をヒラヒラさせ

 

「人様の生き方にとやかく言うつもりねーし、あくまでアイツは共闘した関係でしかねぇし」

 

そう言って風呂場に向かう

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