阿伏兎(不死者)に転生したサラリーマンの物語   作:アルトリア・ブラック(Main)

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すっっこい関係ないけど、阿伏兎と星海坊主(若い頃)ってすごい容姿似てるよね

神威が無意識に父親と似たような人間を見つけて父親代わりにしてたんじゃないかという自己解釈してます。まぁこちらは叔父と甥って関係にしてますが、原作の方だと絶対意識してる気がする


第15話『敵キャラが努力したら物語が破綻する』

ー原作時間軸《阿呆提督時代》ー

 

原作に突入したものの、第七師団にはかなりの問題がある。

 

それは圧倒的戦死者の数だ。

 

(モブだから減らしても増やせば良いだけみたいな扱いなんだろうけど…)

 

前なんかであった『真選組の隊士減ってませんけど』みたいなハガキ来ていたのを思い出す

 

「…戦力強化の前にあのバカ団長がやらかすからなぁ…」

 

賢い上司の手本はブラック●グーンとかそう言ったマフィアモノの見て学んだが…

 

(…いかんせん、頭に血が上る部下が多すぎて、育たない…世の上司はこんなにキツいのか)

 

と思いながらテーブルに突っ伏していた。

 

(…でも、なんで鳳仙の旦那の時は割と強い人材育ったんだ…-?え?俺の所為?これ?)

 

一人で悶々と悩んでいると…

 

「阿伏兎、吉原から書類が来てるが…」

 

云業から手紙を渡されて開く

 

「………」

 

「なんて書いてあるんだ?」

 

その問いかけにハァとため息をつく

 

「…第10師団の団員からの手紙だよ」

 

「あそこから?」

 

第10師団の団員は夜兎達と違い個人個人が強いわけではなく、武器に関してのみ才能のある傭兵集団だ。

 

平たく言えば技術面が凄いだけで戦闘面に関しては夜兎よりはるかに劣っている。

 

「吉原で悪さをして、その結果、吉原の人間から嫌がらせを受けたと…」

 

「監督行き渡っていないのはどう取るみたいな難癖つけて来たぞ」

 

「…あの阿呆提督、体よく始末する気満々じゃねぇか」

 

「で?とうするんだ?」

 

その問いかけに少しだけ考えるが

 

「まぁ、俺たちが助けに行くほど地球人はヤワじゃねぇ、下手にほったらかしにしても百華に潰されるのは明白だろ」

 

そう言って書類をぶん投げると

 

「それがな…阿伏兎、かなりの人数で吉原を支配下に置こうとしてる奴らが多いんだ…」

 

話を聞くには野放し状態の春雨第七師団に代わり、地球に少しでも根城を築きたい第10師団は全力で奪いに来ているらしい。

 

「…つまり、ほったらかしにしてたらそれはそれはそれで上が突いて来て…かと言って変に滅亡させると上の人間は厄介なことをしてくる…か、あー…あの阿呆提督殺していいか?」

 

「苛立つのも分かるが、まだ殺し時じゃないんだろう?」

 

「…まぁな」

 

後々阿呆提督から馬鹿提督に変わる際に少しでも、支配下に入れられ師団を増やさねばならない。

 

「阿伏兎ーー!!暇!!」

 

そう叫んで部屋に入ってくる神威を見て閃く

 

 

 

 

 

 

 

 

吉原にやってきた阿伏兎と神威

 

他の団員は地球人の女性を壊さないという契約の元、自由にしてもらうことにした。

 

「部下達への労い?珍しいじゃん」

 

「どっかの誰かが、部下に有給休暇とか取らせてやらねぇからなぁ」

 

「だって、休みって言ってもどっちにしろ艦隊にいて訓練するだけじゃん」

 

「女がいる場所に連れて行くのも欲求不満の解消になるからいいんだよ、あんなむさ苦しい環境にいて野郎共に囲まれて見ろよ、ホモやらなんやら発生するんだよ」

 

「…それはやだなぁ…」

 

「そんな中で女性に似てる見た目の団長が襲われる様子なんざ見たかねえし」

 

「あははは、その時は殺さないとね」

 

二人で話しながら進んでいると、案の定、春雨第10師団の複数の団員たちが百華が揉めていた。

 

「案の定揉めてるね、助けてあげるの?」

 

「あの団員達は放っておく、何もしなくても侍が倒してくれんだろ」

 

そう言って見ると、案の定、銀時達が彼らをぶちのめしていた。

 

「わー、あのお侍さんだ」

 

そう言って嬉しそうにする神威を見て「ストップストップ」と言う

 

「なんで」

 

不満そうに言う神威に「もう少しだけ辛抱してろ」と言う。

 

二人で屋根の上に登り、眺めていると、流石主人公強いのかバッサバッサと倒して行っていた。

 

「第10師団をぶちのめした後の侍達を追い詰めるってこと…そんなめんどくさいことしなきゃならんの?」

 

神威はため息をつきながら眼下の侍達を見ていた。

 

「大人の社会っつうのはしがらみが多いからなぁ、殴ってハイ終わりってワケにはいかねぇしな」

 

阿伏兎は神威の傍らに向かう

 

「全員まとめてぶん殴って始末すればいいしゃん。上の人間もそれで納得するんじゃないの?」

 

「あんな貧弱な奴らと戦ったって楽しくねぇだろ?あの侍をぶちのめした方がよほど楽しいに決まってる」

 

「そりゃそうだね」

 

二人で見ていると、ある程度終わったのか神威が立ち上がる

 

「じゃ、行ってくるね〜」

 

そう言って手を振って屋根の上から降りて行く

 

降りて数分後、神威と銀時が戦っているのを他所に路地に降り立つ

 

銀時達が戦っている戦闘音を聞きながら番傘を差して歩いて行く

 

「…夜兎の軍隊にも武器があればいいんだがなぁ」

 

そう呟きながら第10師団団長が路地裏に逃げたのを確認し、探し歩く。

 

「くそっ!!」

 

阿伏兎に向けて拳銃を打ってくる。

 

銃弾をキャッチしてそのまま投げ返すと、足に命中した。

 

あまりの痛みに第10師団団長が悶絶した。

 

その前に座ると

 

「俺は拷問なんざ趣味じゃねぇが、こっちは年がら年中、上からの命令で人員が減ってるんだよ。それでオタクの最新武器やら治療器具を融通して欲しいんだよね」

 

「な、なら…!」

 

命乞いをする第10師団団長を見て笑う。

 

「機械や器具が必要なだけであって、お前らは別に必要じゃねぇんだわ」

 

「なっ…!」

 

「上手い具合に争いを引き起こしてくれたおかげだから感謝してはいるがなぁ?」

 

そう言って笑う阿伏兎を見て震えが止まらない師団長を嗤い

 

「ドンマイ」

 

 

 

 

 

 

神威は銀時と戯れた後、手を挙げて「お腹空いたから場所案内してくんない?」と言い、適当な部屋に案内される。

 

「お前…ホント、何がしたいの?」

 

銀時の言葉に「運動がてら食事にきた」と言うと

 

「傍迷惑すぎるんだよ…お前」

 

そう言われつつも食べ勧めていくと、ある程度食べ終わって満足したのか、神威は元気に「ご馳走様」と言って多めにお金を出して玄関に向かった。

 

「お金、多いけど」

 

日輪の言葉に神威は笑顔で答えた。

 

「良いよ良いよ、それ修繕費かなんかに使って」

 

「修繕?」

 

 

 

神威が血の匂いを頼りに部屋に行くと

 

「阿伏兎、拷問好きだっけ?」

 

中には返り血だらけの阿伏兎がいた。

 

殺気でぎらついている阿伏兎のそばに座る。

 

「ん?効率良くねぇから好きじゃねぇよ?」

 

そう言って返り血まみれの服を洗っている阿伏兎に

 

「じゃあ何で拷問したワケ?」

 

そう言って笑いかける。

 

「利率のいい保険だよ」

 

「保険?」

 

隣に座ってジュースを飲む

 

「ふーん。まぁ、お前が言うんだからなんとかなるんでしょ」

 

「そりゃーね」

 

それから春雨に帰還したが、第10師団は壊滅する事なく第七師団と仲の良い師団になった。

 

 

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