主人公ことイッチこと零くんのちょっとしたルート分岐ではあるのですがこの世界の末路は変わりありません。
ちなみに散々鬼姫ちゃんと書いてますが『キキちゃん』と呼びますのでご了承ください。
238:名無しの鬼姫ちゃんファン
今日も大爆音でしたね。鼓膜再生したわ
239:名無しの鬼姫ちゃんファン
そうか?ワイは鬼姫ちゃんの声しか聞こえなくなったわ
240:名無しの鬼姫ちゃんファン
ちくせう、今日もゲリラライブに参加できなかったわ
241:名無しの鬼姫ちゃんファン
まさに神出鬼没=鬼姫ちゃんは神 Q.E.D
242:名無しの鬼姫ちゃんファン
何言ってんだこいつ
243:名無しの鬼姫ちゃんファン
急に冷静になるな!
244:名無しの鬼姫ちゃんファン
ライブ中継とはいえ、あの歌声を聞いてるだけで天に昇る気持ちってこういうことか
245:名無しの鬼姫ちゃんファン
聞いてる間は死ぬほど楽しい。聞いた後は死ぬほど疲れてる
246:名無しの鬼姫ちゃんファン
楽しく生きてりゃいいってそれ一番
247:名無しの鬼姫ちゃんファン
死んだら元も子もないのでNG
248:名無しの鬼姫ちゃんファン
実際、なんであんなに疲れるの?
249:名無しの鬼姫ちゃんファン
お、新規かおぬし
250:名無しの鬼姫ちゃんファン
しっかりどっぷり沼に浸かろうズェ…………
251:名無しの鬼姫ちゃんファン
おいで……コッチオイデ……
252:名無しの鬼姫ちゃんファン
ただの怪異は帰ってくださいお願いします
253:名無しの鬼姫ちゃんファン
悪質な釣りは鬼姫ちゃんがブッチしてくれるからファンは安心だな!
254:名無しの鬼姫ちゃんファン
なお、鬼姫ちゃんの歌を聞いてるだけで精気が吸われる模様
255:名無しの鬼姫ちゃんファン
えっ
256:名無しの鬼姫ちゃんファン
ファンの間では常識
257:名無しの鬼姫ちゃんファン
むしろ金払う代わりになってるからある意味では等価交換
258:名無しの鬼姫ちゃんファン
割と危険だったり?
259:名無しの鬼姫ちゃんファン
衰弱死した事例っぽいのはあるけど、そいつの体が元々弱かった定期
260:名無しの鬼姫ちゃんファン
重病人と老人には鎮魂歌
261:名無しの鬼姫ちゃんファン
先が短かったらそうなるもんなぁ
262:名無しの鬼姫ちゃんファン
まあいつ死んでもおかしくないから今はっちゃけるべきではあると思う
263:名無しの鬼姫ちゃんファン
最近は怪人の事件が増えてきてるし、もしかして怪人の総数増えてる?
264:名無しの鬼姫ちゃんファン
現地にも怪人が何人か居たし増えてるのは確実
265:名無しの鬼姫ちゃんファン
怪人のファンは大抵影かネット上で応援してるもんな
266:名無しの鬼姫ちゃんファン
ワイ、怪人さんとツーショットとったわwww
[一般人と岩石を纏った怪人がピースしてる画像]
267:名無しの鬼姫ちゃんファン
たのしそう
268:名無しの鬼姫ちゃんファン
どっちもニッコニコで草
269:名無しの鬼姫ちゃんファン
歌は全てを解決する
270:名無しの鬼姫ちゃんファン
音楽は共通言語
271:名無しの鬼姫ちゃんファン
ただし音痴デブ、テメーはだめだ
272:名無しの鬼姫ちゃんファン
最近の大手カラオケでも鬼姫ちゃんの歌追加したってマ?
273:名無しの鬼姫ちゃんファン
マジかよ歌っていいのかYO
274:名無しの鬼姫ちゃんファン
そもそも鬼姫ちゃんの許可撮ってんの?
275:名無しの鬼姫ちゃんファン
お、カチコミ案件か?
276:名無しの鬼姫ちゃんファン
いや、本人が直々にお願いしたみたい。歌を広めたい純粋な思いだってさ
277:名無しの鬼姫ちゃんファン
まあ、ファンは少なからずいるしカラオケで歌えると確定したらそれなりに通う自信あるわ
278:名無しの鬼姫ちゃんファン
エンタメって最高やんね
279:名無しの鬼姫ちゃんファン
変に武力だったり改造されるよりはマシ……なのか?
280:名無しの鬼姫ちゃんファン
おじいちゃんになるか病人になると死なので可能な限り健康でいようという意志を持てるぞ!
281:名無しの鬼姫ちゃんファン
ピザニートのワイ、鬼姫ちゃんの歌聞くだけで10㎏やせたからダイエットにも効果あり!
282:名無しの鬼姫ちゃんファン
もっと健康的に痩せてもろて
283:名無しの鬼姫ちゃんファン
体力つけないと骨と皮だけになって死ゾ
284:名無しの鬼姫ちゃんファン
筋肉、やはり筋肉は全てを解決する
285:名無しの鬼姫ちゃんファン
健全な肉体には健全なファンの魂が宿る
286:名無しの鬼姫ちゃんファン
じゃあ怪人は?
287:名無しの鬼姫ちゃんファン
一部例外アリ
288:名無しの鬼姫ちゃんファン
ガバガバじゃねーか
289:名無しの鬼姫ちゃんファン
怪人だってなりたくてなるようなもんじゃないから
290:名無しの鬼姫ちゃんファン
昔は病弱だったけど、怪人になったおかげで健康になりました!(なお軟体生物になった模様)
291:名無しの鬼姫ちゃんファン
草
292:名無しの鬼姫ちゃんファン
でも苦痛が無くなるメリットは良くない?
293:名無しの鬼姫ちゃんファン
怪人になって精神的苦痛以外の辛さはあまり聞かないというか
294:名無しの鬼姫ちゃんファン
表に出てないだけでしょ
295:名無しの鬼姫ちゃんファン
まあ、デメリットが無い怪人は表にバンバン出てるしな
296:名無しの鬼姫ちゃんファン
そのおかげで鬼姫ちゃんに出会えたからヨシ!
297:名無しの鬼姫ちゃんファン
(前の人がそう言ってるから)ヨシ!
298:名無しの鬼姫ちゃんファン
(よく分らないけど多分)ヨシ!
299:名無しの鬼姫ちゃんファン
何を見てヨシと言ったんですか?
300:名無しの鬼姫ちゃんファン
鬼姫ちゃんのライブよかった…………そういえば他怪人もライブみたいなのやらないのかな
301:名無しの鬼姫ちゃんファン
です☆ピエロリの話はやめるんだ!
302:名無しの鬼姫ちゃんファン
アレはひどかったね…………
303:名無しの鬼姫ちゃんファン
あれ以来鬼姫ちゃんはコラボ禁止です
304:名無しの鬼姫ちゃんファン
ファンにとって良くても当人らの利益が必ず重なるとは限らないのだよ
305:名無しの鬼姫ちゃんファン
何の話?
306:名無しの鬼姫ちゃんファン
黒歴史だし当事者らしか知らない話だから知らなくていい
307:名無しの鬼姫ちゃんファン
つっても6割が当事者というか視聴者というか
308:名無しの鬼姫ちゃんファン
そもそもコラボとかしてたんだ
309:名無しの鬼姫ちゃんファン
鬼姫ちゃんの話から結構ズレるけど、死愛部隊が全滅したってマ?
310:名無しの鬼姫ちゃんファン
おう鬼姫ちゃんに絡まない話はさ…………え?
311:名無しの鬼姫ちゃんファン
ん?
312:名無しの鬼姫ちゃんファン
へぁ?
313:名無しの鬼姫ちゃんファン
マ?
314:名無しの鬼姫ちゃんファン
あの部隊って死人出るの?
315:名無しの鬼姫ちゃんファン
何があったし
316:名無しの鬼姫ちゃんファン
見た目だけは良かったとはいえもったいない
317:名無しの鬼姫ちゃんファン
どういうこと?
318:名無しの鬼姫ちゃんファン
えっと、これまた荒れない?
319:名無しの鬼姫ちゃんファン
え、えらいことや、戦争や…………
320:名無しの鬼姫ちゃんファン
また外で歩きにくくなるな
321:名無しの鬼姫ちゃんファン
新しい防衛グッズ買わないと
322:名無しの鬼姫ちゃんファン
あああああ、鬼姫ちゃんのアルバム出るっていうのに出費がかさむううう!
323:名無しの鬼姫ちゃんファン
その話kwsk
「やっぱりこれが
一人の男がとあるホテルの屋上でスマートフォンでネット掲示板を見ていた。
その男こそ、先ほど鬼姫と呼ばれる怪人のゲリラライブの近くにいてかつ先ほど話題に上がっていた死愛部隊壊滅に一役買った『兵器』である。
今はゴミ捨て場に居たため臭い取りのためシャワーを浴びてる兎と睡眠不足を回復させるために仮眠をとるハイエナの安全を守るために見張り代わりとして立っていた。
お互いそばにいないのにどうして屋上にいるのか?
それは彼の能力に関係している。
彼の能力…………というよりも『兵器』としての性能は『電子操作』であり、外見は普通の人間でも中身は電気がこれでもかといいうほど詰まっており、さらには永久機関として自己発電も可能で理論上永久に稼働することは出来るのだ。
自己発電する際に余剰として出る電気を微弱な電磁波として周囲に放ち、常時電磁波レーダーを発しているため瞬間移動で現れない限り探知は可能となっている。
仮に、瞬間移動したとしても生物が知覚できない速度で移動することが可能であるため瞬時に制圧されることになるのだが。
「で、改めて何の用だ?」
「いやなに、様子を見に来ただけよ」
「透明になって接近してその言い訳か」
「ない、私も『今は』組織の幹部。易々と外に出るわけにはいかんのよ」
背後を見向きもせず、確信を持って透明になっていた狸に声をかけた。
自分が透明でいたことに驚きもせず、透明のまま何事もないように返事をするあたり想定内だったのだろう。
「最初の飲み会から疑問に思っていた。あの時に私たちが怪人として久しぶりに再会したのに動揺がほとんどなかった。十中八九、お前が行方不明になっている間に怪人かそれに関わる事件に巻き込まれたと思っていたが、人ですらなかったとは」
「悪いな、心は本物でも魂は空っぽなんでね」
「哲学的な問題になりそうだ。人として定義するのは脳があるからか、魂があるからか、それとも心があるかってね」
ってね」
声色的にニコニコと笑っているであろう狸に男はゆっくりと振り返る。
「だが、俺はもう人じゃないってのは確かだ。この体も、表面のガワだけが『南田零』で、中身の俺は…………なんなんだろうな」
自嘲するかのように男は語る。
「大きな力を持ったら責任が伴うとかいうよな?俺が『俺』になった時、そう思ってやってきたけどさ、『ヒーロー』の真似事ばっかやってたんだけどな、結局ダメだった。この世界も怪人が増え続けているけどさ、これがこの世界にとって『普通』なんだよ」
一見、何が言いたいのか分からないが、盗聴していたから狸は知っている。目の前にいる男は大切な者を失いすぎた。
その疲れが今目に見えて顔に出ている。もう進んで誰かを救う必要がないのに苦しんでいる人々を救いたいという思いが、諦めが、苦悩がひしひしと伝わるような。
「前にさ、お前が襲撃したデパートあっただろ?もう気づいてると思うけど、あの時に人質を解放したのは俺なんだ。ああして襲われて苦しんでる人が居るのは百も承知だ。だけど、怪人として苦しんでいる奴らがいるから、ああして動いたんだよな?」
俺は本当に正しかったのか?
まるでそう言いたげで、『
「ふむ、なるほど…………」
それなりの年月疎遠になっていたとはいえ、世界が前よりも過酷になり始めたとはいえこれは見過ごすわけにはいかない。
狸はそう考え自身にかけていた透明化の術を解いた。
目に見えるようになったことで物理的な距離の取り方、といっても電磁波レーダーによって位置は特定していたが、が見えるようになるものの狸が近づいてくる。
この男は大きなトラウマを抱えている。トラウマを拭うためには過去を清算するのが一番いいが、その過去はとっくに過ぎてしまっていると推測される。
だから永久に引きずっていくことになるのだろう。心が決して晴れぬまま永遠の時を過ごすのだろう。
ならばここは友として傷が癒えるまで傍にいてやることが必要だろう。
神を殺す兵器に寿命は存在しない。ならば
『元から常軌を逸している』彼女はそう結論付けた。
妙に覚悟が決まった覇気がある彼女に思わず後ずさりした男。屋上の転落防止用の柵まで追い詰められた男を逃がさない様に巨体を生かして両腕で挟むよう、逃げられないようにした彼女は男の耳元で甘く、囁いた。
「なあ、子作りしようや」
「何でそうなるんだこの変人!?」
スケベ大狸は誘惑が効かなかった男の超電磁パンチ(レールガンをパンチに置き換えたもの)をふくよかな腹に食らった。
~サラッと流される人物紹介~
鬼姫(キキ)ちゃん
鬼の美少女の姿をした怪人。みんなのアイドルとして活動している。
能力は歌を聞いた相手から精気を奪い自分の力に変換するもの。ただし、格上相手からは精気を奪うことはできない。
現時点で純粋なパワーは怪人の中でも上位にランクインし、部下(マネージャー)も良い人材がそろっている上にファンもかなりいるので大きな勢力として危険視されている。
元々は歌がうまい地味っ子でアイドルに憧れていたが容姿に自信がないため控えていたが、怪人化したことでヤケになりその秘めた欲求が爆発した。
今の怪人ライフはめちゃくちゃ楽しいようだ。
スケベ大狸
零の友人であり元『超人』、現怪人。
怪人化する前からその肉体は異常に強く、あらゆる物質でも傷つけることはできず、毒や病に冒されることもなかった。
彼らが住む国で『核を持たない理由』の一つと裏で取り決めがあるほどヤバい人物だった。例えるなら『超能力と弱点を持たないスーパーマン』といったところだろう。
男であったなら『授ける側』として子供を作らなかったが、『授かる側』となった今、実験の一環として、自分と永遠に生きることになった友人のなれ果てをいずれ葬るために子供を作ることを思いついた。
専攻が生物学でない故に、生物の奇跡の力を試してみようと、『彼女』は思い至ったのだった。
レールパンチを食らったが、怪人となって得た毛皮とふくよかな脂肪と異常に硬い腹筋によってノーダメージだったりする。ちなみにレールパンチを地面に討てば地震地割れの災害レベルのものだが、建物に一切被害を受けさせず全ての衝撃を肉体で吸収したあたり、技量も『超人』の頃と比べて全く変わっていなかったりする。
イッチ=男=零くん
主人公だけで過去が重すぎるかわいそうな子。
あと妙に迫られるけどまた失うのが怖くて本当にどうしようか悩んでいる。
迫られる時にふくよかな毛皮と乳と体に包まれてうらやましいな零くんよ、と文句をいった方は死を覚悟してください()
さて、普通とは誰が決めた?あの四人の中で本当の意味で普通な奴は一体誰なんだろうね?
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