果ても見通せぬ吹雪を抜けた車は、静かな雪郷へとたどり着いた。

※「小説家になろう」でも投稿しています。

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一夜の夢よ天までも

 ──これはただの、一夜の夢よ。

 眠り際、彼女の最後のささやきは、いまも彼の心に引っ掛かる。

 その言葉が真実と信じることはできなくて。

 けれど確かめようにも、会うことは叶わなかった。

 

 

 

 

 山道に車を走らせていると、いつの間にか雪が振りだしていた。待ち望んでいた雪だった。

 ワイパーに引きずられ濡れるフロントガラスの先を見ていると、しだいに視界は白く染まっていく。

 ライトに照らされてもまともに見えず、道と思わしき場所をゆっくりと進んでいくしかない。

 ──車も立ち往生してしまうのでは?

 そんな一抹の不安を抱えていると、雪霧の向こうにぼんやりと灯りが見えてきた。

 

 にわかに雪が緩んで、ようやくそこが小さな里なのだと気づく。

 車を降りて、ベタつく雪を払いながらも目指すのは、一番大きな古民家だ。

 日も落ちかけて灯りもない里の中で、その家だけがやさしい灯りをつけていた。

 

 ずぶ濡れになりながらもたどり着けば、玄関前で女が一人、出迎えてきた。

 

 古式ゆかしい、白の着物に身を包んだ女だ。白髪を腰まで流した、美しい女だった。

 

 

 

 

 パチリと、小さな炎が囲炉裏に弾けた。

 照らされた暖かな空気が、部屋に満ちる。濡れた服も、いささか乾いてきているようだ。

 炎から離れるように座る彼女が、静かに口を開いた。

 

「こんな所を通られるとは珍しいですね。道にお迷いになりましたか?」

「いえ、あなた方に会いたくて参りました」

「では、何の用で?」

「あなた方に一つ、ご提案をと」

 

 は、と。訝しむように眉を吊り上げる彼女に、彼は名刺を差し出した。

 タブレットから立ち上がる電子名刺が主流の昨今には珍しい、紙名刺。

 そうと知ってか知らずか彼女は大事に受け取って、そこに描かれた言葉をまじまじと見つめた。

 

「『宇宙省開発局移民事業課』……?」

「えぇ。そのなかで、異類の方を主に担当しております──雪女さん」

 

 ひゅう、と何処からともなく吹いた冷たい風が、囲炉裏の火を消した。

 

 時は未来。宇宙までも人の手は伸び、新たに開発されたコロニーや惑星にまでも人は住まうようになった。

 けれども。むしろ”だからか”というべきか。

 地球の温暖化はなお進み、寒帯、そして冬というものが消えつつあるのが現状だ。

 その変化は人や動物に止まらず、”人ではないものたち”をも圧迫していた。

 そのために用意されたのが、妖精妖怪など”人あらざるモノ”を対象にした、移住事業。

 

「──専用コンテナで、こちら一帯まるごとを持ってくこともできます。行先には海底や宇宙に作られた冬仕様のコロニーに、移住も開始された惑星なども──」

「…して」

「──はい?」

「どうして、そこまでするのです?」

 

 わからない、とばかりの冷たい眼差しが、彼を貫く。

 心なしか部屋のなかも冷えついて、冷気が肌を刺す。

 

「昔……」

 

 息は、白く染まっていた。

 

「昔、子供の時分に親父に登山に連れていかれましてね。突然のことに面食らいましたが、そこから見える絶景にも面食らったものでして」

「あら、新たな出会いを作ってくれるいいお父様じゃないの」

「ええ、それだけなら丸く収まるんですが、行きはよくても帰りは怖い。下山中に、それはもう見事に突然の吹雪に見舞われまして」

 

 その吹雪ときたら、この雪郷に来るときよりもひどいものであったと、よく覚えている。

 真っ白に染まった世界で、横殴りの雪の中、登山道のそばの岩肌にかじりつくのが精一杯。

 親子二人で飛ばされないように抱き合うだけで、身動きも取れなくなった。

 

 そうしてただ過ぎ去るのを待っていたら、気づけばそこにいた。こことよく似た、あの不思議な雪郷に。

 

 村人たちが、寄ってたかって災難にあった彼らを迎え、そのまま暖かな食事と寝床を差し出されて、一眠り。

 ふと目を覚ませば、親子二人はまた元の岩肌に寄り添っていた。

 吹雪もとうに過ぎ去って、抜けるような青空の下を急いで下山したものだ。

 

「そこにはあなたのような雪女さんもおられましてね。とどのつまりは、幼少の恩を勝手に返したいだけですよ」

 

 ──これはただの、一夜の夢よ。

 最後の眠り際、そんな風にあの時の雪女がささやいたのを、よく覚えている。

 だが晴れた雪山で目覚めたとき、明らかに腹は膨れていたし、嘘のように体の疲れも取れていた。

 たしかに、あの時間はあったのだ。

 

「あの─この山ももはや雨ばかり。私はただ、指をくわえて眺めてられる人間じゃなかったので」

 

 雪が降ることも少なくなったこの地球を思えば、気が気でなかった。

 この地域も、その例に漏れない。

 濡れたゆるい雪。ただの厚手のコートで済む冷気。この雪郷もまた、消えそうになっている。

 

「ありがとう──でも、お断りさせていただきます」

 

 けれども、彼女は──雪女はなお、首を振らない。

 

「……なぜです?」

「ありがたいのは本当ですもの。だけども、ね。()()に来たことがあるというなら、わかるでしょう」

 

 立ち上がった雪女は、障子をあけた。いつのまにか雪は止んでいたらしい。

 ゆるやかな風が雪の積もる草木を撫でていく。

 雲も流れ、まばゆい月明かりだけが、穏やかに雪郷を照らしていた。

 

 ──月だけ?

 

 ふと、気づく。

 月は高く、夜も更けて。月明かりだけが、点在する家々の影を写す。

 寝入っていようとも、ほんのささやかな明かりの一つはあってもよかろうもの。

 だというのに、あまりにも真っ暗で、静かであって。

 樹木が取り落とした雪の砕けるかすかな音だけが、澄みわたって響いていく。

 

「これ、は──わぁっ!?」

 

 あまりの静けさに呆然とていた彼だったが、突然首筋に刺さる冷たい感触に、思わず跳ね退いた。

 その様子を、雪女はクスクスとおかしそうに笑っている。

 

「な、なんですかいったい。てっきりあなたかと」

「あら、ひどい。気にしなくてもいいのに。ただの雨垂れよ」

 

 ぽたり、ぽたりと。そう言う間にも、水滴は次々と落ちてくる。

 雨漏りなのかとも思うが、ならばなぜ、張られた()そのものが滴っているのだ。

 

「部屋のなかに雨垂れなんて、なんの冗談ですか」

「おかしいかしらね。ここは雪郷よ──もう、終わりなの」

 

 ぽたり、ぽたり、ぽたぽたと。

 水滴は雨垂れとなって、壁や天井のあちこちから滴っていく。

 ミシリと音がしたのも、つかの間。ごそりと梁が割れるように崩れ落ちて、大きな水しぶきを上げた。

 

 冷たい水をかぶって、ようやく彼は理解する。

 これは、溶けているのだ。

 

「ここは、雪郷。あなたは雪女ならば、この家も……」

「えぇ、雪なの。昔はもっとしっかりしてたのだけれど、いまは体温にも耐えられない」

 

 火はすぐ消したからいけると思ったのに。そうぼやく雪女は、それこそ他人事のよう。

 彼女自身すら、濡れているというのに。それは決して雨垂れのせいではない。彼女もまた、溶けている。

 

「……そんな。まだ、だってのに」

「なあに、私たちは一夜の夢ですよ。お構い無く」

 

 手を伸ばしても、触れることこそが蝕むのなら。そう想うからこそ、ためらってしまう。

 宙をさ迷うその手を見つめて、彼女はそっと曖昧に、微笑んだ。

 

「私たちは、冬と、そしてあなたたちと共にあります。あなたが覚えてくださるのなら、幸いですとも」

 

 それが、最後の言葉。

 バキリ、と。砕ける音とともに天井が──家そのものが、崩れ落ちてきた。

 雪の瓦礫のなかに、彼女は消えて──

 

 

 ふっと目を覚ませば、月明かりのなか、彼は雪の塊に身を預けていた。

 濡れては溶けて固まって、氷のようになった雪の山だ。

 

 ずいぶんと小さくなったその山は、触れた端から溶けていく。

 変わらず冷たいのに、あっというまに消えていく。

 

 触れた拍子にあっさりと取れた一辺も、また同じ。

 どんどんと溶けていく雪の塊は、美しくも透き通っている。

 その雪解け水を、喉へと流し込む。痛いほどに冷たくて、懐かしい味がした。

 

 

 

 

 結果として、寒冷地域の異類を中心に多くの者達が新天地へと旅立った。

 もちろん、全員が応じたわけではない。

 すでにここではないどこかへ去った妖怪もいる。その場に留まった精霊たちもいる。

 彼ら彼女らの事情は当然多種多様。案内に乗ったかと思えば断られ、拒否されたかと思えばお願いされる。

 結局は提案に過ぎず、決めるのは彼ら自身。”彼”はそれらの手助けをするだけのこと。

 

 他の担当者とも合わせて方々を巡っては案内を行い、それぞれの地へ送り出す日々が続く。目標数を越えてもなお彼は留まり、案内を続けていた。

 まだまだ多くの異類が話を聞きたがっていたというのも一つ。

 送り出すものとして、出来るだけ見届けたかったのもまた一つ。

 けれども、それだけ大忙しに駆け回れば、気が紛れると思ったのが一番だろう。

 

「……やっぱり、来ないか。来るわけがないな」

 

 最終日、空港で連絡船に乗り込もうとしても、振り返って確かめてしまう。

 いまだに、彼女の─雪女のことは心に残っている。

 また現れやしないかと、思ってしまう。

 合間をぬって何度もあの雪郷の山へと足を運んだけれども、そこには降り注ぐ日差しに緑が萌ゆるばかり。

 天気が悪くなろうとも、雪は一度も降らずじまい。ついぞ彼女に再び会うことは叶わなかった。

 

 

 軌道ステーションを経由して、航宙船までの長い道のりも、気づけばあっという間。

 そのときにはもう船は動き出し、彼はただ遠ざかる青の星を窓から眺めるだけ。

 

 『青の星』という言葉は、昔はその美しさを称えるものであったらしいが、いまやただの事実となっている。

 そうしか呼べないほどに、窓に写る地球はそのほとんどが青──海になっている。

 緑や土の色は、ずいぶんと細く、小さいものとなっていて。

 南極と北極、二つの大氷河ももはや海となって消え果てた。

 白はもう、雲でしか見ることはない。

 

 これが、タブレットにでも描かれているならまだよかったが、あいにくながら現実で。

 熱帯地域、海暮らしには天国だろうが、そうとも言ってられないのも実情で。

 だからこそ、彼はみんなにさらなる道を知らしめた。

 喜びも、怒りも、多くのものが返ってきた。

 けれども、それがなんだ。彼女は、あの村はない。それだけが、どうにも悔しい。

 

 ──降ったことさえ、奇跡的だったんだ。

 

 ぐるぐると脳裏を巡る思いに参ってしまう。シャワーでも浴びてさっとすべて流してしまおうか。

 ぼんやりと考えていたその時、ゴン、と航宙船が揺れた。

 

 よくあるただのデブリがぶつかったのだろう。そう、思ったのだけれども、続いて起こったのは、それとは違う長い振動だ。

 それが何度も、重なるように続いていく。

 怪訝に思ったのもつかの間、警告灯が船内を真っ赤に染めるのだから、恐ろしい。

 ──あぁ、これは緊急事態。

 

 ならばこそ冷静にあらんと努めたがったのだが、運命の女神はよほどにせっかちらしい。

 あっという間に船は鼻先からめくれるよう割れ、乗員乗客荷物に機材、それらすべてが宇宙へと放り出された。

 緊急用宇宙服を着る間すらもなかった。

 

 

 蕾が開くように割ける船体は、剥がれては砕け、破片が周囲に巻き散らかされていく。

 飛散物はお互いや運の悪い客など、様々なものにぶつかっては裂いていく。

 

 そのなかに混ざる氷は、多目的の水だったものだろう。

 砕け舞う飛散物が氷とぶつかり砕きあい、舞い散って。船の爆炎に照らされてか、煌めいている。

 その景色は、まるで──

 

 ──あぁ、これは、雪だ。

 

 当てもない、宇宙漂流はもうすぐ始まる。

 どこまで飛ばされるのか、帰ってこれるのか。それを知ることはないだろう。

 

 けれども、こんな死出の土産があるのならば、しめたものだ。

 ほんのわずかな時間だけ、その光景に思わず懐かしむ。

 

──また、見れた。

 

 ただの思い込み。だが、それでいい。

 宇宙に放り出されたら目を閉じるものだというのに、それすらも惜しがって、はっきりと目に焼き付けて。

 

 急速に視界が白み、彼の意識も雪に飲まれて、消えていった。

 

 

 

 

 

 

「──んん…?」

 

 ふうっと、彼は目を覚ました。まどろんでいると、微笑む女の姿が目に入る。

 それは、雪女。あの雪女が逆さまに、彼の顔を覗き込んでいた。

 

「あら、起きましたか」

「なん、で……」

 

 そっと彼女が、額を撫でる。そのひんやりとした冷たさが、彼の意識をはっきりとさせる。

 そのお陰で、ようやく彼女に膝枕されているのだと気づいて、彼は慌てて跳ね起きた。

 

「っなぁっ──なぁあっ!?!?」

 

 そのまま立ち上がろうとして、足元も定まらずに体が回る。あぁ、これは無重力状態。

 そうと彼が気づいたときには、起き上がった勢いのまま目の前の白い壁──雪塊に顔を突っ込んだ。

 固まっていないのか、雪はあっさり彼を迎え入れ、内へやさしく包み込む。

 さすがにこれには彼も慌てた。全身は雪に浸かっては、息もできずに溺れてしまう。

 けれどもここは無重力。取っ掛かりも足場もどこにもなく、もがいてはその場をくるくる回るばかり。

 せめて、と伸ばして宙をかいてたその手が何かを掴んだ。

 ようやく回転が止まった──かと思えばグン、と力強く引っ張られる。

 雪塊からの一本釣りを果たした雪女は、おかしそうに口許を緩ませていた。

 

 雪女に引かれるままに彼は手を取り合い、共にゆっくり、くるりと回って宙を舞う。

 それはまるでダンスのよう。ならば天地まで隙間なく包み込む雪壁は、白のダンスホールと言ったところか。

 

「来て、くれたのか」

 

 彼女は首を振って否定する。

 

「いいえ、来なさったのはあなたの方です。ここは、雪郷ですから」

「なにを言っているんですか。ここは、宇宙でしょう。現にこうして、無重力を泳いでいる」

 

 漂う彼らを避けるように、ひらりひらりと雪が舞う。

 降っているのではない。ただどこかから流れてくるように、雪が漂い包み込み、白い空間を作り上げている。

 ただ白い雪─氷粒と、雪女だけがある空間。これが雪郷と言うのなら、ここは一体何なのだろう。

 戸惑う彼がおかしいように、彼女はクスクス笑っている。

 

 ほら、と示してくれた先の雪壁がぼやけて窓のようになる。

 そこに見えたのは黒──馴染み深い、淡い黒の宇宙が姿がそこにあった。

 弾けた航宙船の残骸も近くに見える。

 この雪郷は、宇宙にあるのだ。

 

「氷を砕けば雪になる。雪が降れば、そこには雪郷が生まれる。当然の摂理ではなくて?」

「それ、は……詭弁、だよ」

「詭弁で結構。わたしたちとは、本来そのような曖昧なものですから」

 

 彼女ははっきりと、薄い胸を張る。その顔はどこか自慢げで。

 それを見てれば肩の力が抜けていくのを、彼は感じていた。

 

「最初から、言ってくれれば良かったのにさ」

「もっと先、天の先まであなたが教えてくれたから、ここにも来れたのですよ」

 

 ──雪がなければ、私たちは何事もままなりませんから。

 

「ありがとうね、案内係さん?」

 

 彼女は、クスリと笑ってた。あの時以来一番の、満面の明るい笑み。

 

「ほら、すぐにお迎えが来るでしょう。それまでは、ゆっくりお休みなさいな」

 

 見惚れていたのも、つかの間。冷たい手がそっと彼の目をふさぐ。

 ぼんやりと、またも意識が揺らいで、夢のように沈んでいく。

 

「待ってくれ、まだ、まだ、もっと──」

「──一夜の夢、ですからね?」

 

 そっと、耳元を吐息が撫でる。

 ひんやりとしたその感触は、とても暖かかった。

 

 

 気づけば、病院船のベッドで彼は目を覚ました。

 手当てをしてくれた看護士に聴くところ、乗員乗客たちが漂流しているところを救助したのだという。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()から、非常に救助活動は楽だった。みんな穏やかに眠っているようだったと、安堵したように語ってくれた。

 

 窓から宇宙をみれば、もうずいぶん地球は遠く数多の星々に紛れてしまった。

 あの事故現場はもう見えないが、残骸はまだ漂っているはずだ。

 

「まだ───」

 

 そっと、彼方に呼び掛ける。届くはずもなかろうに、言わずにはいられない。

 

「まだ、そこにいるのかい……?」

 

 それとも。

 

 ──もう、新しい冬へと向かったのかな。

 

 

 

 

 

 職場に復帰してすぐ、彼は担当業務の変更を願い出た。

 むしろ頼むところだとあっさりと受け入れ、すぐさま彼が向かった先は、木星の衛星エウロパ。

 ごうごうと猛吹雪が氷の大地に吹き荒れる、極寒の大地だ。そのなかを彼は雪上車で走っていく。

 移住者たちや開拓地の現況調査と定着支援が、今の担当だ。

 街から街へ、雪上車の頑丈なキャタピラで駆け回る。忙しない日々が続くが、彼にとっても望むところ。

 クレバスを乗り越え、氷の荒野を走らせていると、猛吹雪に視界が白く染まる。

 先も見えず、どうしたものかと思ったのも、一瞬。構わずに、彼は雪上車を進めていく。

 吹雪に隠れ、その姿は見えなくなった。

 

 

 

 

 不思議な噂が、宇宙に流れるようになった。

 大雪が降る先に、不思議な郷があるという。遭難した者の幻覚とも言われるが、定かではない。

 実際、開拓惑星やコロニーの地図に、そんな郷はどこにもない。ましてや宇宙にあったとは、何をいわんや。

 

 ともあれ確実なのは、そうした者たちが同じことを証言することだ。

 曰く、雪の郷の女主人─雪女に会った、と──。

 

 



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