モブ高生の原作開始前に原作を崩壊させたら罵倒されたんだが? 作:幻 幽鬼
原作:モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?
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モブ高生のコミカライズ記念に書きました
タグにも書いたけどWeb版読んでると分かりやすいかも知れない。
駄文です
――某所にて
『
『・・・・・・は?やるわけ無いじゃん』
『あんたはまたそんなこと言って。少しは家にお金を落としなさいよ』
『いや、またもなにも今日はじめて聞いたんだが。そもそも、お金を落とすもなにも俺まだ中学生に成り立てよ?義務教育中なの。勉学に集中したいの、わかる?』
『そんな事はどうでもいい!お前は家族の役に立とうとは思わないのか!!』
『どうでもよくねぇし情緒不安定しぎんだろ、頭沸いてんのかこのエリート崩れの落ちこぼれ野郎。・・・・・・はぁ、それで?何で俺が冒険者にならなきゃならんのか説明位はしてくれよ。聞くだけは聞いてやるから』
『――実はね?この前夫と星母の会で絵画を買ったんだけど、その時に聖女様に御会いしたのよ。そしたらね?
『・・・・・・おいあバズれババア、何やってやがる』
『それにな、聖女様の御厚意でたったの六千万でBランク?のモンスターカードを二枚も譲ってくださったのだ』
『・・・・・・』
『聖女様の慈悲深さに声も出ないか。さあ、これが冒険者証とモンスターカードだ、さっさと迷宮に行って我々の糧になれ!』
ボイスレコーダーが停止する。
「以上がダンジョンカルトの『星母の会』を告発しに来た経緯になります」
「・・・・・・」
目の前の警官を含め、部屋のなかに重苦しい雰囲気が漂っている。
此処はとある警察署。
俺は渡されたモンスターカードと冒険者カード、録音したボイスレコーダーを持ってその日の内に警察へと助けを求めに来ている。
「それで、なんですけど。この冒険者カードとモンスターカードの出所とモンスターカードが呪われていないかを含めて自分を保護して欲しいんですが構えませんね?」
「っ!あ、ああそうだね。皆、聞いていたな、直ぐに行動を開始しろっ!」
「は!!」
俺の声に目の前で呆然としていた警官が正気に戻り周囲に指示を出して慌ただしくなる。
俺はカード類を素手で触れないように提出し婦警のお姉さん(目測70代後半)に連れられ休憩室と書かれた部屋で一夜を過ごす事になり、前世含めて初めての経験だった。
「その後どうなったかって?そりゃあ星母の会は強制捜査の結果、複数の偽装された冒険者カードにどうやって集めたのかは不明だが呪われたカードや洗脳系の魔道具、儀式場の隠し部屋には無申請の迷宮が見つかった為その場の構成員を全員逮捕。後はお前も知っての通り、一斉摘発の末、雲隠れした聖女含め逃亡中の幹部数人以外全員逮捕で実質星母の会は解体されたって訳だ。嗤えるだろ?」
「いや、笑えないが?何原作崩壊させてんだよバカ野郎」
最近開店したばかりで客のいない喫茶店で嗤って珈琲を飲むと、目の前の少年の様な少女に罵倒されたのだが。
「解せぬ」
「解せないのはオレの方だっての・・・・・・。それで?その後オマエは何やらかしたのさ」
「うわっ、ヒッデェな。やらかした事前提かよ、まあいいけどさ。その後だっけ?捜査中両親が軽くない犯罪を繰り返してた事が発覚したせいで帰る場所が失くなってなぁ、本格的に保護してもらう時に日本政府公認の名誉国際冒険者って触れ込みで迷宮攻略したりカードや魔道具なんかの研究を手伝う事で生活費を稼いだり、合同でBランク迷宮の攻略で仲良くなった晶ちゃんと交際を初めて結婚した位だぜ?」
俺がそう言うと目の前の女が突っ伏してため息を吐きやがった。
「はぁ・・・・・・やっぱりやらかしてるじゃねぇか。何だよ名誉国際冒険者って――」
目の前のガキがブツブツと文句を垂れてくるが知るか。
こちとら二度目の生とは言えファンタジーは初めてなんだよ。自分の命を守る為に手を尽くしただけだろうに、文句を言われる筋合いはねぇ。
いまだ文句を垂れるガキを無視して閑古鳥の鳴く喫茶店から空を眺める。
「あぁ、今日も空が綺麗だ」
もっと『モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?』の二次創作増えてほしいな。
自分も書いたんだからさ()