神に間違えて殺られた俺達が生き残る為に頑張って歴史を変えるようです?   作:soryu_tayhoone

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何とか今年中にもう1話投稿出来て良かったです...


第拾参話 インド洋って結構広いンゴね...

1914年(大正3年)11月某日 インド洋のとある海域

 

 

 

 

ーー日本海軍印度洋派遣艦隊

 

 

第弐派遣艦隊旗艦 戦艦柁南(ダナン)

 

 

 

通信士「失礼します。 司令、()()()()()()より補給要請がきております」

 

艦橋「む? ということは(イギリス)艦隊がまた性懲りもなくオスマンに挑んだのか」ザワザワ

 

  「昨日と、、確か二日前にもありましたがまたか、、」

 

  「それに今日だってこれで3度目ですぞ」ザワザワ

 

松田「おいおいまたかよ... 毎度毎度これで何度目だ、勘弁してちょうだいな... んで?今度はどの辺りなんだ?」

 

通信士「はっ。 場所はここより......」

 

松田「...はぁ」

 

「司令、お気持ちは分かりますが、、」

 

松田「いや何、分かってはいるんだがね、すまんな。 ......はぁ。(駄目だ、マジで溜息しか出ねぇわ。 イギリスもちったぁ学習してくれよ... ってか同盟関係って王族間だけで民間は関係無かったのかよややこしいな。 お陰でかなり面倒なんですが? それに陸の支援だってあるっちゅうのに...) さて取り敢えず... 齋藤さんの所が近いようだな。通信兵、齋藤艦隊に通達せよ、これより貴艦隊はオスマン艦隊へ補給支援に向かわれたし。 と」

 

通信士「了解」

 

 

 

オスマンより入った補給要請に艦橋では「あぁ、またなのね、、」と辟易とした様子を出しながらも、入ったものは仕方ない、行くかぁ、と気怠げに行動を起こし始めた。

 

何故ここまでやる気が無いのかは、今回日本側が派遣した大まかな目的は石油資源獲得と植民地解放の為なので派遣した戦力の殆どが陸上戦力だったからである。

 

因みに今回派遣されたインド方面は、現在のバングラディッシュの海岸からガンジスまでの横断鉄道を建設しており、西海岸のインド最古の鉄道は1821年頃からタバコと香辛料運搬用にマハリ地方(現在のマハーラーシュトラ)からマドリード(現在のマドリ・デ・デウス・チャーチ辺り)まであったのだ。このマハリ地方はインド中央盆地でクミン等の栽培に適しており、また北部はタバコ平原だったのだ。

 

ただし、当時は鉄道と言っても機関車ではなく、全て人力牽引だったのだがこれは奴隷だったので仕方ない事ではあるが...

 

また今回は彼等を奴隷から解放する為に派遣をしたので、イギリスとはその時点で自動的に敵対関係になったが、元より通商条約の間柄だったのと、オスマン帝国とは逆に同盟関係だったので必然的に補給等々の支援はどの道しなければならないので、溜息をつきつつもここは仕方ないと割り切ってはいた。

 

閑話休題(まぁそれはさておき)

 

この様な経緯だったので海軍も大陸棚沿いのみに止めて外洋までは出るつもりは無かったのだが、ここ数日に渡って海域のそこかしこでイギリスがオスマンとドンパチを繰り広げていた為に仕方なく行動を起こしているのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー遡る事数時間前、インド洋アラビア海方面にて

 

 

 

 

ーーイギリスインド洋艦隊(Birmingham(バーミンガム)艦隊)

 

総旗艦 戦艦Birmingham(バーミンガム)

 

 

 

司令官『Damn it... Haven't you found the damned pirates yet? They have been doing all sorts of things that have caused damage to our merchant vessels. Still no report?』

   〔チッ... くそったれの海賊共はまだ見つからんか? ったくウロチョロしやがって、お陰でこっちの商船の被害が収まらん。 まだ報告は無いんだな?〕

 

艦長『Sir, No reports of the discovery were raised in the earlier regular communication. Shall we continue with the search? Commander Birmingham.』

  〔えぇ、先程の定時連絡でも発見したとの報告は上がっておりません。 このまま索敵を続行致しますか? バーミンガム司令〕

 

バーミンガム司令官『Yeah, carry on. And can I order a cup of tea?』

         〔あぁ、続行だ。 それと紅茶を頼めるか?〕

 

水兵『Yes, sir.』

  〔畏まりました〕

 

 

 

ここではイギリス海軍が()()()()()()を捜索していた。と言うのもここの所インド洋での行動が以前にも増して活発化しており、イギリス船籍の商船等が襲われて撃沈される等の通商破壊被害が急激に増えてきたからである。

 

 

 

 

ここで疑問に思う人がきっと多いであろう、何故イギリス艦隊が捜索しているのがドイツではなくオスマン帝国なのか? と

 

その理由は余りにも複雑なので割愛するが、大まかな理由としてはイギリスによるイスラム圏への侵害から始まったもので、要するにキリスト教VSイスラム教、即ち宗教絡みの宗教戦争に近いものと言った方が分かり易いだろう。

 

その為イギリス海軍はオスマン海軍に対抗する為に戦艦1隻、巡洋艦3隻、駆逐艦366隻からなる総数370隻のインド洋担当艦隊を総動員し、艦隊の旗艦であるBirmingham(バーミンガム)を総旗艦として全力でインド洋の海域中を駆け回っていたのだ。

 

一応ドイツも派遣はしているものの主力は地中海までであり、インド洋への遠征では偵察止まりであったのだ。こちらもまた宗教が絡んで来るのでややこしいのだが... まぁ簡単に言えば、当時のドイツはアーリア至上主義だったのでバルカン半島を挟んでオスマン帝国と対立をしている延長線であった。なのでオスマンが崩壊するまでは敵対していた、と言う背景があったので態々遠くの敵の本拠地までそれ程派遣していないのだ。

 

因みにイギリスが植民地に派遣している艦隊の中でもこのインド洋艦隊が一番の数を誇る程の大艦隊であるのだが、その理由としては当時のイギリスにとってインド公益が最大利益を得る場所だったからで、ここから輸出される香辛料貿易を保護する為に護衛の為の艦艇が多いのだが、これはイギリスが欧州域の香辛料貿易を独占していたのでそれだけ敵も海賊も多く、インドを担当していた王室階級貴族のバーミンガム師団によって王室階級旗艦を要する艦隊が編成されていたのともう一つ、イギリスの領土、即ち植民地がとても広範囲だったからだ。

 

当時のイギリスの全領土はカナダ及び大西洋の北部とミンダナオ島北部からフィリピン南部域、さらにその先のソロモン東部、序にオーストラリアやニュージーランド、アフリカ大陸の一部分、そしてインド洋北部と西部、紅海西部であり、その中でも特にインド洋地域が一番領土が広かったので、インド洋艦隊がそのまま南極海域も担当する事になっていたのでかなりの大艦隊であったのだ。

 

 

 

その後暫くして...

 

 

 

ーーBirmingham(バーミンガム)艦隊所属 駆逐艦Bright(ブライト)

 

 

 

見張り員『...Hmm? Numerous ships to starboard! They're coming straight towards us! That flag is...... It's the Ottoman Navy! Fast!』

    〔...ん? 右舷に多数の艦船を確認! 真っ直ぐこちらに向かって来る! あの旗は...... オスマン海軍です!! は、速い!〕

 

Bright(ブライト)艦長『What the fuck! Hurry up and inform the flagship!』

     〔何だと!急いで旗艦に知らせろ!〕

 

 

 

 

 

 

ーー旗艦 戦艦Birmingham(バーミンガム)

 

 

 

通信手『Destroyer Bright reports that the enemy fleet is approaching our fleet at high speed!』

   〔駆逐艦Bright(ブライト)より敵艦隊が我が艦隊に高速接近中との報告!!〕

 

バーミンガム司令官『They're fast for galleys, as usual. Well, All right, all ships prepare to fire, lure them into striking distance, and today we're going to break their noses.』

         〔相変わらずガレー船にしては速い奴らだな、、 まぁいい、全艦砲撃用意、必中距離まで誘い込め、今日こそ奴らの鼻っ面をへし折ってやるぞ〕

 

艦長『Sir, we've had our way with you for so long now, and the price for this is going to be high.』

  〔えぇ、今迄散々に好き勝手してたんですからこのツケは高く付きますな〕

 

バーミンガム司令官『Totally.』

         〔全くだ〕

 

 

 

漸くオスマン海軍を発見したBirmingham(バーミンガム)艦隊103隻は、今迄の恨みを晴らすが如く意気揚々と敵艦隊へと向かっていったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーオスマン海軍

 

 

 

巡行艦Eskişehir(エスキシェヒル)

 

 

 

見張り員『......! İleride çok fazla siyah duman olduğu doğrulandı! İngiliz filosu olduğunu düşünüyoruz!』

    〔......! 前方に多数の黒煙を確認! イギリス艦隊と思われます!!〕

 

艦長『İyi işti! Acele edin ve amiral gemisini bilgilendirin!』

  〔良ぉしでかしたぁ! 急いで旗艦殿に知らせるんだ!!〕

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー旗艦 戦艦El Haburah(アル・ハーブ―ラ)

 

 

 

見張り員『......Mhm? O duman, onu buldun! Rapor ver! Önümüzde giden Eskişehir, İngiliz filosunun keşfedildiğini bildiriyor!』

    〔......む?あの煙は、、発見したか! 報告! 先行していたEskişehir(エスキシェヒル)よりイギリス艦隊発見との報告であります!〕

 

司令官『Pekala, tüm gemiler savaşa hazırlansın! Maksimum gemi hızı!』

   〔分かった、全艦戦闘用意! 最大船速!〕

 

オール担当兵『Adamı duydunuz, çocuklar! Maksimum tekne hızı! Kürek çekebildiğin kadar çok çek!』

      〔聞いたなお前等! 最大船速だ!目一杯漕げぇ!!〕

 

      『『『Ou!!!』』』

      〔〔〔応っ!!!〕〕〕

 

 

 

一方で時は遡る事10分前、偶然にもBirmingham(バーミンガム)艦隊と近い場所にいたオスマン艦隊75隻の内、索敵の為に先行していた巡行艦Eskişehir(エスキシェヒル)Birmingham(バーミンガム)艦隊を発見した為、後続の本体に煙幕信号にて知らせたのであった。

 

そしてそれを見た本体も速度を上げてBirmingham(バーミンガム)艦隊へと向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

ーーBirmingham(バーミンガム)艦隊所属 駆逐艦Derby(ダービー)

 

 

 

水兵1『Hurry up! They're right on top of us!!』

  〔急げ急げぇ! 奴らは直ぐそこまで来てるぞぉ!!〕

 

水兵2『...Main guns loaded!』

  〔...各主砲装填完了!〕

 

水兵3『Machine gun ready!』

  〔機銃員配置良し!〕

 

水兵4『..Sails ready for deployment.』

  〔..帆の展開準備完了〕

 

水兵5『......All personnel are now in combat positions!』

  〔......総員戦闘配置完了であります!!〕

 

Derby(ダービー)艦長『Good. But not yet, not until we've attracted enough.』

     〔うむ。 だがまだだ、十分に引き付けてからだ〕

 

水兵等『『『Yes sir!!』』』

   〔〔〔了解っ!!〕〕〕

 

見張り員『The enemy fleet continues to charge towards us at high speed!』

    〔敵艦隊は依然高速のまま我が方に突撃を継続!〕

 

Derby(ダービー)艦長『What? Are they insane? And anyway, calm down, keep your sights straight, we've got more range. Wait until you reach the required distance』

     〔何だと? 奴等は正気か? と、とにかく落ち着け、照準そのまま、此方の方が射程はあるのだ。 必中距離までそのまま〕

 

 

 

戦闘の準備は着々と進められ、イギリスインド洋艦隊はオスマン海軍側のガレー船に有るまじき速度に驚きつつも、所詮は木造船と気にせず確実に当たる距離まで誘い込んだのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーBirmingham(バーミンガム)艦隊

 

 

旗艦 戦艦Birmingham(バーミンガム)

 

 

 

見張り員『Enemy fleet soon approaches the 1.5km mark. ......Less than two kilometres from the main fleet!』

    〔敵艦隊、間も無く1.5キロ地点に近づく。 ......本艦隊との距離が1.5キロを切りましたぁ!〕

 

バーミンガム司令官『Good! All fleet shelling!』

         〔良し! 全艦隊砲撃初めぇ!!〕

 

 

 

 

 

ドドォォォォォンン!!!

 

 

 

 

 

見張り員『...What?! Are you crazy!?』

    〔...なっ?! 馬鹿な!?〕

 

バーミンガム司令官『!!? You dodged it?!』

         〔ッ!!? よ、避けた、、だとぉ?!〕

 

参謀長『What's with that manoeuvrability!?』

   〔なんだあの機動性は!?〕

 

見張り員『The enemy fleet has started engaging our destroyers deployed in the vanguard!』

    〔て、敵艦隊、前衛に展開している我が方の駆逐艦と交戦を開始!〕

 

 

 

自分達の艦隊から放たれた砲撃を、ガレー船とは思えない程の機動性でいなしたオスマン海軍に動揺したのか、イギリス艦隊は次の砲撃に入る前に至近距離まで接近されてしまい、敵味方入り乱れての大混戦になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

ーーBirmingham(バーミンガム)艦隊 外縁に展開していた駆逐艦Uley(ウリー)

 

 

 

Uley(ウリー)艦長『Fire!!』

    〔撃てぇ!!〕

 

 

ズドォン!!

 

 

水兵1『All bullets evaded!』

  〔ぜ、全弾回避されましたぁ!〕

 

水兵2『The enemy is too fast for my turning to keep up!』

  〔て、敵艦が速すぎて旋回が追いつきません!〕

 

Uley(ウリー)艦長『Shit! Don't be frightened! Load the next main gun! And... Oh?! What was the damage!』

    〔くそっ! 怯むな! 次弾装填急げ! それt、、「ガギィィン!!!」 ぐわ?! 何処に被弾した!〕

 

水兵3『Gun No. 2 is hit by a shell! The gun is distorted because it hit the barrel and cannot fire!』

  〔2番砲に被弾! 砲身に当たった為に歪んでしまい射撃不能!!〕

 

水兵4『Captain! We're getting away from the fleet! At this rate, the ship will be completely surrounded!!』

  〔か、艦長! 艦隊より離れつつあります! このままでは本艦は完全に囲まれてしまいます!!〕

 

Uley(ウリー)艦長『Don't panic! While firing machine guns to keep them in check, join up with nearby allies, then coordinate to counterattack!』

    〔狼狽えるな! 機銃を撃ちまくって牽制しつつ付近の味方まで合流、その後連携して反撃だ!〕

 

 

 

艦隊の外側にいた駆逐艦Uley(ウリー)はオスマン海軍からの猛攻に辛うじて耐えていたが、速度差に翻弄された後のカノン砲の一斉砲撃に晒されており、挙句混戦によって艦隊から離れてしまった為に撃沈されるのも時間の問題となっていた。だがそれでも最後まで諦めるという意思は艦長以下彼等の心には微塵も無く、勇猛果敢に戦っていた。

 

 

 

 

 

駆逐艦Morrisons(モリソンズ)

 

 

 

見張り員『Uley appears to be surrounded!』

    〔Uley(ウリー)が囲まれている模様!〕

 

Morrisons(モリソンズ)艦長『What? Fuck... Hey! Any allies in the vicinity?』

       〔何?! くそっ... おい! 付近の味方は?〕

 

見張り員『Looks like Mynach and Bray are there!』

    〔Mynach(マナハ)Bray(ブレー)が居ります!!〕

 

Morrisons(モリソンズ)艦長『Then get those two ships to help us! It's a crowded battle, and if we're isolated, we'll be a target for individual attacks! Save them at all costs and th..』

       〔ならその2隻にも協力を仰げ! ただでさえ混戦だってのにこれで孤立なんかしたら各個撃破のいい的だぞ! 何としても助けて反撃に、、「ドゴォォン!!!」〕

 

 

 

 

 

 

ーー旗艦 Birmingham(バーミンガム)

 

 

 

『Destroyers Clara and Rubery hit!』

〔駆逐艦Clara(クララ)Rubery(ルベリー)被弾!〕

 

『More enemy ships approaching Cannock and Morrisons! Morrisons roared down, sir...』

〔更にCannock(カノック)Morrisons(モリソンズ)にも敵艦接k「ドゴォォン!!!」 モ、Morrisons(モリソンズ)轟沈、、〕

 

『With the vanguard already breached, it's only a matter of time before they get here!』

〔既に前衛は突破されここに辿り着かれるのも時間の問題です!〕

 

バーミンガム司令官『Damn... Our glorious fleet is being tossed about? By a mere wooden ship? You've got to be kidding me...!』

         〔ぐぬぅ... 栄えある我が艦隊が翻弄されているというのか? たかが木造船如きに? ふざけやがって...!〕

 

見張り員『Enemy vessel approaching from starboard astern! seven!』

    〔右舷後方より敵艦本艦に接近! 数7!〕

 

バーミンガム司令官『What!? Hurry up with the intercept! Free fire main and secondary guns! Use the machine guns! And coordinate with nearby destroyers!』

         〔何!? 迎撃急げぇ!! 主砲・副砲自由射撃! 機銃も使え!! それと付近の駆逐艦とも連携して対処セヨ!〕

 

 

 

 

ーー駆逐艦Logie(ローギー)

 

 

 

見張り員『Enemy ships approaching!』

    〔敵艦接近!〕

 

Logie(ローギー)艦長『Shit! Hurry up with the main gun load! Hold them off with the machine guns until they're fully loaded! Protect the flagship at all costs!』

     〔くっ! 主砲装填急げ! 装填完了まで機銃で凌げ!! 何としても旗艦を守るんだ!!〕

 

機銃兵1『Fucking! Eat all the lead balls you can find!』

   〔オラオラ! ありったけの鉛玉を食らいやがれ!!〕

 

機銃兵2『What?! They're throwing something at us!』

   〔うわ?! 彼奴等何か投げてきたぞ!〕

 

 

パリィィン! バシャァン!

 

 

機銃兵3『Ga..aaaa!!? Ouch!! My eyes!!』

   〔グ、、アァァァ!!? 痛い!! 目がぁぁ!!〕

 

機銃兵2『Hey! Stay with me, man.. Gyaaa!?? Fingers..』

   〔おい! しっかり、、「バシャ!」 ギャァァァ!?? ゆ、指が、、〕

 

機銃兵4『Acid attack! Watch out!!』

   〔さ、酸攻撃だ! 気を付けろぉ!!〕

 

 

 

前衛を突破され、遂に旗艦がいる中央付近にまで侵入されたBirmingham(バーミンガム)艦隊は、最初の余裕は何処へ行ったのか誰の顔にも焦燥感が浮き出ており、必死の抵抗・決死の反撃を強いられていたのである。然しオスマン艦隊はBirmingham(バーミンガム)艦隊側の攻撃を嘲笑うかの様に急速旋回で回避すると、備え付けあったカノン砲や抗酸を瓶に詰めた物を一斉射して彼等に浴びせていたのであった。

 

油断していた。というのもあるだろうが、何よりも彼等にとって認めたくなかったのは、オスマン海軍側の機動性と速度がガレー船であるのにイギリス海軍よりも優れていた事であろう。

 

とは言えこれのタネは至極単純。イギリス海軍が運用している金属で出来た船体と、オスマン海軍が運用している木で出来た船体とでは、容積比重の関係、即ち金属よりも軽い木の方が速いからである。

 

オスマン海軍の主力であるガレー船は帆より人力オールの漕ぎ手で成り立ち、戦艦級は漕ぎ手だけで片側260人でその速度は軽く80ノットを出すことが出来るのである。また軽巡級の巡行艦も片側に大体60人程で、もし彼等がベテラン勢ならば全力で漕いだ場合、実に140ノットは出せれたのだ。

 

だがこれは容積比重以外にもインド洋という地域の特性を知り尽くしているのも大きいだろう。

 

まず、インド洋という地域は右回りに海流が流れていて最終的な到達地点がチャゴス諸島付近であるのと、地球の下方に位置している為に自転軸中央で最も風圧が加速する地域であり、そしてインド洋地域のオスマン海軍の拠点は今のオマーンであるので、潮の流れと気流の流れを最大限に利用しているのだ。

 

その為機動性に於いてもオールを一斉に逆押し(片側だけ全力漕ぎ)で急制動&180度ターンも可能なのであり、特に巡行艦は甲板には何もなく、直下にカノン砲があり、急旋回しながら両端撃ちが出来る程に小回りがきくが、その一方で彼等の相手をしているイギリス海軍側は、金属製の重たい船体と旋回主砲であり、またBirmingham(バーミンガム)艦隊の拠点は現在のインドの一番下辺りであったので結果的に潮の流れに逆らう形なので、どんなに積んでいるエンジンが強力でも、必然的に速度が落ちてしまい、結果として艦隊自体の速力や主砲旋回能力の限界によってオスマン海軍の主力であるガレー船の小回りと高速性の高い機動性に付いて行けず、カノン砲のタコ殴りによって次々と沈んでいったのである。

 

然し流石にたかが骨董品と言っても過言ではないカノン砲に負けるのは如何なものか? と思うだろう。

 

だが実はカノン砲に用いている鉄球は今でも効果抜群で、新円放物線なら威力は3乗倍、これが直球(ただの直撃)なら威力は5分の1なので重力比を考慮すると高く飛ばすほうが断然有利であり、また一点集中だと鋼板に亀裂が入って真っ二つになる程の威力があるので、これがもし砲身に当たれば歪むので射出不能になり実質敵艦を無力化出来るのだ。

 

それにタイタニック号を思い出してほしい。 イギリスが建造した豪華客船であるタイタニック号は、当時の建造技術の粋を用いて造られた為、船底の二重底や船体自体も16の区画によって区分されている事や一部の防水隔壁は船橋(ブリッジ)から遠隔操作によって即時に閉鎖出来る等、当時の最新の安全装置が組み込まれて不沈船と謳われる程であった。

 

まぁその後の出来事は有名なので割愛するが... とは言え沈没要因は諸説あるものの、要するに近代化したばかりである当時の金属船体はかなり脆く、当時はあのレベルの技術力なので、確立したばかりのリベットや精錬した鋼板を用いているので脆く、鉄球一発で「どっかーん」何てのもよくあったのだ。

 

因みにオスマンは亜種族の集まりで総併合部族は約8千程なので大砲系は色々あり、中世からあるカノン砲は腐る程あるのだ。

 

そして中世オスマンの最大繫栄期の総戦力は約4530万人、その内海軍も最盛期はガレー艦隊10万隻以上を有しており、最強海上白兵だったオスマン海軍は、中世以前から黒海や地中海ペルシャ湾など、全方位と戦争をしていて鍛えられており、それによって経験豊富な船乗りが多かったので当たらなければどうという事は無い、というのを地でいってた恐ろしい集団なのだ。

 

更に攻撃方法も砲撃以外に酸による攻撃法があり、この世界大戦後に使用禁止の項目に追加される程にオスマン海軍はこれに長けてたのだ。

 

この酸攻撃とは、金属を磨く抗酸を瓶に詰めて近距離斉射するもので、ほぼこれと鉄球だけでイギリス海軍が壊滅する、なんて事もある程に強かったのだ。

 

後に、イギリスはこの様な連鎖的敗北があって漸く、初めて設計製造材料に関する工学分野が発達してくるのだがそれはまだ先の話。

 

またその他の理由としてはお互いの栄養状態や健康状態もあるだろうか。

 

勿論戦力的にみればこの頃のオスマントルコ海軍も金属船は造れるが、金属精錬が未熟だったので木造のガレー船が主力であるので、金属船体を主体としているイギリス海軍の方が上だが、インド洋は広大故にスタミナ勝負は必至であり、イギリス本国から自軍を派遣してくるのと、直火構成(現地のイスラム教徒を採用)とでは栄養と健康状態が違いすぎるからである。

 

詰まりイギリス側は喜望峰を回ってから現地植民地の自軍拠点で補給・整備をした後で、多少なりとも疲労が溜まった状態での交戦だが、それに対して相手はすぐそばの現地軍であり、更に当時のオスマンはオマーンも領土だったのでそのままオマーンで補給出来る事が可能なので地力の方でもイギリスは劣っており、ガス欠前に結構ボコられていた、というのもよく起こっていた。

 

 

 

 

 

 

 

ーー旗艦 Birmingham(バーミンガム)

 

 

 

『Fire near turret 3! Currently being extinguished!!』

〔3番砲塔付近にて火災発生! 現在消化中!!〕

 

『The port side center machine gun group is in a state of destruction!!』

〔左舷中央機銃群壊滅状態であります!!〕

 

『The number of ships remaining on our side is less than 40%!!』

〔味方残存艦艇は4割を切りました!!〕

 

『Three more enemy ships are approaching our ship!!!』

〔敵艦更に3隻が本艦に接近して来ます!!!〕

 

バーミンガム司令官『Fuck! Fuck!  Fuck these... fuck these people..!』

         〔くそっ! くそっ!! こんな、、こんな奴等如きに、、!!〕

 

伝令兵『Sir! There are cries from all quarters that we can't hold any more ammunition!』

   〔司令! 各所よりこれ以上は弾薬が持たないと悲鳴が上がっております!〕

 

通信兵『Report! Likewise, all ships are running out of ammunition!』

   〔報告します! 同じく各艦も弾薬が切れつつあり!〕

 

艦長『...Sir, we can no longer hold back the enemy offensive, let alone counterattack. Regrettably, I think we should retreat here while we still have ammunition.』

  〔...司令、これ以上は敵の攻勢を抑え込む所か反撃も儘ならなくなります、、 遺憾ながら、ここは弾薬がまだ有る内に撤退すべきと愚考致します〕

 

バーミンガム司令官『......Ok. Can it go any further now..! Communications officer, all fleet notified. Remaining naval vessels are to withdraw from the area immediately.』

         〔......分かった。 ...もはやこれ以上は無理か、、! 通信兵、全艦隊に通達、残存艦艇は速やかに本海域より撤退セヨ と。〕

 

通信兵『Yes sir!』

   〔了解!〕

 

バーミンガム司令官『...Fuck you all, we'll be back..』

         〔...くそったれ共が、我等は必ず戻ってくるぞ、、〕

 

 

 

会敵してから4時間程が経過していたが、イギリス側は終始攻勢に出れずそれどころか103隻を誇っていた艦隊は、戦闘によって72隻の駆逐艦が撃沈されてその数を31隻にまで減らしており士気はガタ落ち、その為バーミンガム司令官は遂に撤退を決断し、運良く生き残れた残存艦隊は我先にと逃げる様に戦闘海域から撤退したのであった。

 

一方でオスマン海軍側も少なくない損害を受けたのと、イギリス艦隊に手痛い損害を与えたので追撃へは移行せず、オスマン海軍47隻は余裕を持って現海域から退いたのであった。

 

 

 

 

~~

 

 

 

 

 

 

 

 

バーミンガム司令官『... Did you manage to escape. What is your current situation?』

         〔...何とか逃げれたか。 現在の状況は?〕

 

水兵1『Sir. Turrets 2 and 3 badly damaged. Turret 5 is damaged in the middle, and 1.4 is almost intact. Of the anti-aircraft guns, the machine gun in the port centre is almost completely disabled, Furthermore, personnel have been incapacitated by acid burns, It is hampering future battles.』

  〔はっ、 2番・3番砲塔大破。 5番砲塔中破、1、4番はほぼ無傷であります。 また対空砲の内、左舷中央の機銃は殆どが使用不能、更に人員も酸による火傷で戦闘不能多数、今後の戦闘に支障が出ております〕

 

参謀長『And, Commander, We have about 10% of the main guns left, so we have concentrated them on the less damaged guns 1 and 4. We have done the same with the secondary guns and machine guns, and all the extra men who can move are on guard duty. We are also running low on fuel and some of the ships are using the sails they have on board, so the fleet speed is currently at 11 knots.』

   〔それと司令、弾薬ですが主砲が残り1割程ですので損傷の少ない1番と4番に集約してあります、副砲や機銃も同じ様にし、動ける余剰人員は全て見張りとして警戒に当たらせております。 また燃料も心許なく、一部の艦は備え付けてある帆も使用している状況ですので艦隊速力は現在11ノットにて航行中です〕

 

バーミンガム司令官『Well, it hurts that we can only use two main guns. But they'll run out soon... And no fuel... If only we could make it to the harbour... Now we need to replenish our forces.』

         〔そうか、、主砲が2基しか使えんのは痛いな。 だがそれも直ぐに尽きちまうか... それに燃料も無いとは... 港まで持てばいいが... あとは戦力も補充せねばならんか〕

 

 

 

オスマン海軍から這う這うの体で(実際には追撃をしなかっただけであるが)逃げ切れた事に艦隊では安堵が広がっていたが、先の海戦で燃料を大幅に消費した為に速度をかなり抑えて... というかほぼ空に近いので各艦が其々に常備している帆を展開させて何とか航行している有様であった。

 

更には弾薬や人的にも消耗・損害著しく、もしまた会敵したらそれこそ自艦の防衛すら困難な程であった。

 

その為艦隊の警戒度は異様なまでに高かったがこれが功を奏したのか、漸く拠点近くのラッカディブ海辺りまで近づいてきた。

 

だがその様子を離れた位置から覗いている潜望鏡に気付く事は無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー

 

ーーーー

 

 

 

 

 

 

 

ーー??

 

 

 

?「...ん? お、あれは、、紅茶狂艦隊かな? む、白煙、、と少し黒煙も多い、それも数の割に多数... 損傷艦がいるのか。 てこたぁ、奴らオスマンにちょっかい掛けて返り討ちにあったか」

 

「いやあの艦長、、せめてイギリス艦隊と、、」

 

艦長「え~? だって事実じゃないか」

 

「確かにイギリス人はよく紅茶を嗜んでいますが、あれは指揮官が余裕を見せることで下の者を不安にさせない為だと聞いた事がありますが...」

 

艦長「そりゃ俺だってそれぐらいは聞いた事あるさ。 まぁ、そろそろ近場の艦隊に報告するか。 艦浮上させろ、 えーっとこの辺を警戒してるのは、、 あぁ、そうだ、松田中将の第弐派遣艦隊だったかな。 第弐艦隊に通達 [ワレ田辺拾壱、ラッカディブ海沖北西弐拾六粁ニテ英艦隊捕捉セリ、艦隊ハサエリ・パー環礁ヲ通過スルト思ワレル ナオ英艦隊ハ損傷艦多数也] 以上だ」

 

通信兵「了解であります」

 

操舵手「艦浮上、ヨーソロー」

 

艦長「しっかし態々浮上せにゃならんのはなぁ、、」

 

「それは仕方ないかと、、 陸さんの方では大分普及してるそうですが、我等の場合は全艦には行き渡っておりませんし水中では音の伝播率が著しく下がってしまいますので艦内からは如何しても無理でありますから」

 

艦長「そこだよなぁ、まぁその内潜航したままでも出来る様になるだろ」

 

通信兵「失礼します。 艦長、第弐艦隊への通信終わりました」

 

艦長「ん、ならば引き続き監視を続行、深度三十まで潜航セヨ」

 

発令所一同「「了解」」

 

 

 

インド洋ラッカディブ海沖で警戒中だった印度洋派遣艦隊所属の内、田辺艦隊所属の田辺型潜水艦、田辺拾壱潜水艦は、撤退中のBirmingham(バーミンガム)艦隊を偶然発見、第二艦隊へと報告したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

ーー印度洋第弐派遣艦隊

 

旗艦 戦艦柁南(ダナン)

 

 

 

通信士「失礼します、ラッカディブ海を警戒中だった潜水艦田辺拾壱より入電。 [ワレ田辺拾壱、ラッカディブ海沖北西弐拾六粁ニテ英艦隊捕捉セリ、艦隊ハサエリ・パー環礁ヲ通過スルト思ワレル ナオ英艦隊ハ損傷艦多数也] 以上であります」

 

松田「ふむ... (あら? 確か田辺さんとこの艦隊って南支那海の担当だった様な、、? あ、ちゃうわ、それは鉢塚さんだったか) となると、この艦隊が先程要請のあったオスマン海軍が相手をしていた艦隊か?」

 

参謀長「恐らくはそうと見て間違いないかと。 手を出すので?」

 

松田「いや、捨て置け。 我々の目的はあくまで陸の支援と輸送艦の護衛が主であるのを忘れるな。 針路変更、この艦隊と距離をとる。 敵対関係にある我等が来たらいらぬ誤解を与えて不要な戦いに発展する可能性もあるしな」

 

「「了解っ!」」

 

 

 

警戒中だった潜水艦からの一報に艦橋では緊張が一瞬走るも、あくまでも陸の支援がメインであるのと、既に死に体も同然のイギリス艦隊に死体蹴りの如く追い打ちを掛けても余計に弾薬を消費するだけなのでこの艦隊から一旦離れる事にしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

~~

 

 

 

ーーBirmingham(バーミンガム)艦隊

 

 

 

通信士『Excuse me. Sir, we have intercepted a transmission that we believe to be from the Imperial Japanese Navy.』

   〔失礼します。 司令、日本海軍のものと思われる通信を傍受しました〕

 

バーミンガム司令官『What? You intercepted a transmission? What did they say?』

         〔何? 通信を傍受しただと? して内容は?〕

 

通信士『It was, but it was encrypted, so we didn't know what it was.』

   〔それが、、 暗号化されていた様で内容は分からず〕

 

バーミンガム司令官『Well... Hmm? Wait? So there's a Japanese ship in the vicinity!? Are there any naval vessels in the vicinity?』

         〔そうか... ん?まてよ? てことは付近に日本艦が居るのか!? 付近に艦艇は?〕

 

見張り員『No, not admissible.』

    〔いえ、認められません〕

 

 バーミンガム司令官『Well... So it's a transmission from a submarine? But that is still impossible, even for us... Then we've been exposed by a lot of black smoke from the damage. ...You're not here to finish him off, are you?! No, no, but if they wanted to, they'd have done it by now... Is it worth thinking about as long as we don't know what they're thinking. The fleet is not changing course, and it pisses me off that they're watching us, but to be honest, in our current state, we couldn't win a fight with the Imperial Japanese Navy right now.』

         〔ふむ... なら潜水艦からの通信か? だがそれは我等でもいまだ不可能なものだ... ならば損傷による大量の黒煙でバレたか。...まさか止めを刺しに来たのか?! い、いや、だがもし向こうがその気なら今頃は既にやられているか... 奴等の考えが分からん以上考えても仕方ないか。 艦隊は針路そのまま、見られているのは癪だが正直言って現状では日本海軍と今戦っても勝てん〕

 

通信士『Yes, sir.』

   〔了解であります〕

 

 

 

一方でBirmingham(バーミンガム)艦隊も日本の潜水艦から発せられた無線を傍受するも、通信の担当者が日本語を理解していなかったのでそれを暗号だと思い込んでいた為内容までは知られる事は無かったものの、どの道今の戦力では到底勝てる見込みが無いのと、見つかってる以上は既に攻撃されててもおかしくないが、それをしないという事に疑問を思いつつも無いなら無いでこれ以上考えても無駄と判断、そのまま進む事にした。

 

そしてその後もインド洋艦隊はオスマン艦隊と幾度となく海戦を繰り広げるも終ぞ優勢になる事は叶わず、また陸の方も徐々に日本軍に押されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー1915年(大正4年)3月

 

 

 

バングラデシュ ダッカ地方にて

 

 

 

イギリス軍指揮官『...We have no more ammunition rations and cannot fight any more battles. We accept your recommendation to surrender.』

        〔...我々は最早弾薬食糧なく、これ以上の戦闘は不可能。 あなた方の降伏勧告を受諾する〕

 

日本軍指揮官『Understood. We accept your surrender and will provide you with food aid as soon as possible afterwards.』

      「分かりました。 貴軍の降伏を受諾、その後速やかに食糧支援をします。 おい、直ぐに食糧をこっちにまわす様に言ってくれ。 それとありったけの医薬品もだ」

 

日本兵「了解であります!」タタッ!

 

イギリス軍指揮官『Thank you... I thank you for your concern... Now we won't have to starve anymore... Ah...』

        〔あ、有り難う... 貴殿の配慮に感謝します... これでもう飢えに苦しむ事も無くなる... うぅ...〕

 

 

 

1914年に始まったインド戦はマレー半島のチッタゴンが日本軍によって陥落してから始まり、そこを拠点に日本陸軍とイギリス軍が幾度となく戦闘を繰り返したが、イギリス軍は序盤のチッタゴン攻防戦では頑強に抵抗したものの、この時のインドはカースト下位の人達が一番多い事から一大勢力であったのでイギリス軍は彼等の相手も同時にしていたので徐々に押されていき遂に沿岸部から撤退、内陸部まで逃げた事で必然的に日本軍もそれを追う形になったが、ここからがイギリス軍にとっての悪夢の始まりだった。

 

これまでのイギリス軍はまずジャングル攻略戦をやったことが無かったのだがここでそれが仇となったのである。

 

何故なら今迄の相手は未開の地に住んでいる原住民だったので、鉄砲一つで即占領・支配が出来たからだ。

 

だがそこへ日本軍が攻めて来た事で状況が一変、血の滲む様な訓練を積んだ日本軍に対してまともな教育の無いイギリス軍はジャングルで彷徨う部隊が続出、対して日本軍は測量技術に長けており方角もバッチリ把握していたので偵察からの奇襲を繰り返し、それによって更に逃げ惑うも測量技師を育てていないイギリス軍は更に彷徨う悪循環、結果として蒸し暑いジャングル戦に慣れていないイギリス軍は、マラリアや麻疹などにも見舞われるなど泣きっ面に蜂状態であったのである。

 

そして翌年の1915年、自業自得によって補給を絶たれた事でイギリス軍は攻撃所かまともな反撃すら困難になっており、また食糧不足による飢餓や病も蔓延しているのも相まって何処の部隊も士気が低下していた。

 

そこへ止めを刺すが如くチッタゴンとダッカの境目付近を流れているメクナ川まで追い詰めた日本軍によるパンとコーヒーの香りを流すという悪魔の所業が至る所で行われて遂に士気が完全崩壊。イギリス軍側の指揮官はこれ以上は戦闘不可能、既に一部の部隊では餓死者や病死、逃亡兵が出ている事から降伏を決断し、日本軍の勝利となったのであった。

 

だがそれでもインド全土を解放出来たわけでもなく、イギリスの影響力が及ぶ地域は多々あるのでまだまだ戦闘状態が続いている状況であった。




調べても調べても最終的な戦争理由が宗教の違いと言う理由に辿り着いて草

因みにオスマン海軍の艦艇種類として
ガレー(戦艦 巡行艦(←軽巡洋艦のこと)) フリゲート(巡洋艦) ハリヤ―(駆逐艦) マッシブ(掃海艇)
があるらしく
またガレー船でもフリゲート級もあり、こっちは疎かだった対空支援だそうな
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