神に間違えて殺られた俺達が生き残る為に頑張って歴史を変えるようです? 作:soryu_tayhoone
ーー
インド東部国境沿い ダッタ川沿岸付近
イギリス兵1『Haa.. Haa.. If you've come this far, are you ready to go?』
〔はぁ、はぁ、、 こ、此処まで来ればもう大丈夫か?〕
イギリス兵2『I think...』
〔だと思うぞ...〕
イギリス兵3『Platoon commander, It's getting dark, shall we take a break here?』
〔小隊長殿、もう暗くなってきましたし此処で一旦休息をとりますか?〕
小隊長『Ok, we've come a long way. They won't be able to get here soon enough. And once past here, the Matra River is next, and then there's nothing until Diamond Harbour, where we'll meet up with our units and regroup.』
〔そうだな、随分遠く迄来たからな、流石に奴らも直ぐには来れまい。 それにここを過ぎれば次はマトラ川があった筈、その後はダイヤモンド・ハーバーまでは何も無いからそこで各部隊と合流して体勢を立て直すぞ〕
イギリス兵2『I hope the rest of your unit is okay...』
〔他の部隊も無事だといいですが...〕
イギリス兵1『...Hmm? Talking to you from the other side? Hey, is that one of ours over there?』
〔...ん? 向こうから話し声? お、おいあそこにいるのは味方じゃ?〕
イギリス兵4『Huh? ... It's true! Hey!! Over here!』
〔え? ...本当だ! おぉーい!! こっちだ!〕
別の部隊『! You're safe! We are the survivors of the 41st Company. I'm Lieutenant Colonel Sandy, who took over this company. And you?』
〔! 無事だったか! 我々は第41中隊の生き残りでこの中隊を引き継いだサンディー中佐だ。 そっちは?〕
小隊長『Sir, We're in Platoon 11 of the 36th Infantry Division, and I'm the platoon leader, Second Lieutenant Hamilton.』
〔はっ、我等は36歩兵師団所属の11小隊で自分は小隊長のハミルトン少尉であります〕
ここでは日本軍の攻撃から逃げ延びたイギリス軍敗残兵が、国境を越えてインドまで撤退と言う名の逃走中であり、生き残った兵士達は運良く他の部隊と合流したりしながら基地のあるカルカッタ方面へと目指していた。
だが日本軍は先の戦いと同様に、攻勢の手を緩める気は更々無く既に偵察隊を多数放っていたのであった。
ーー日本陸軍 印度派遣軍第伍先遣隊所属 第弐拾漆偵察隊
日本兵1「...! いました。
偵察隊隊長「ふむ、かなりいるな... 確か砲兵隊はまだ移動してる途中の筈だから... ここは海軍さんに任せるとしようか。 電信の方は、、 おい、電線はまだ時間が掛かるか?」
通信兵「えぇ」
偵察隊隊長「分かった。 ならば後方の本体に、沖に居る第肆艦隊に砲撃座標を通達する様に頼む」
伝令兵「了解」
偵察隊隊長「良し、んじゃ我々も巻き込まれる前にさっさと此処から離れるぞ」
そして合流する事の出来た
だがこの時日本軍側も最大火力を誇っている砲兵部隊がまだ移動途中であった為、陸軍は沖に支援艦隊として待機していた第四艦隊に攻撃を要請したのであった。
ーー日本海軍 印度派遣艦隊所属 第肆艦隊
旗艦 戦艦
通信兵「失礼します、陸軍より砲撃要請 [陸軍印度派遣軍第伍先遣隊ヨリ第肆艦隊、貴艦隊ヨリ拾時方向
司令官「分かった。 艦隊に砲撃用意を通達セヨ」
通信兵「了解であります!」
ーー駆逐艦
霧野「ふんふふーん♪ いやー、松田の
<コンコン
水兵「霧野
霧野「ん? あぁ、問題ないよ。 如何した?」
水兵「はっ、 旗艦
霧野「分かった。 総員起こし戦闘配置、俺も直ぐ行く (おのれイギリス... これから寝ようとしていたのに邪魔しよって... チクショーメ―!!)」
~~
ーー艦橋
霧野「待たせたね、現在の状況は?」
参謀長「はっ、もう間も無く砲撃準備完了であります」
霧野「そうですか... 完了しても別命あるまで待機と再度頼みます」
伝令兵「了解っ!」
インド東部のコルカタ沖8キロ地点にて待機していた第四艦隊では、陸軍より支援を求められた為砲撃の準備をしていた。
ーー旗艦 戦艦
通信兵「失礼します、全艦より砲撃準備完了との報告であります」
司令官「うむ、全艦に通達、砲撃開始!」
ズドォォォォォン!!!
そして準備が完了したことで司令官が砲撃を命令、それによって総数13隻からなる艦隊が一斉に砲撃を開始、そして無数の閃光が瞬き段々と闇夜に包まれつつある海面を一瞬だが少し照らす。
そして放たれた砲弾はイギリス軍が休息を取っている場所へ次々と吸い込まれていったのであった。
~~~~
ーーイギリス軍夜営陣地
<ヒュルルルル......
兵士1『Well, thank God there was still medicine at 11 Platoon. We had some wounded over here, but we didn't have enough medicine...』
〔いやぁ、11小隊の所にまだ薬があって助かったよ。 こっちは負傷者もいたが薬が足りなくてね...〕
兵士2『What's the problem, we're both in trouble. And, well, for a start, 41 Squadron was a lieutenant colonel with a high rank, and that's where the command... Hm? Do you hear something?』
〔なに困った時はお互い様さ。 それにまぁ、取り敢えずは41中隊のとこが中佐で階級高かったし指揮としてはそこに... ん? 何か聞こえないか?〕
兵士1『Huh? Really? The only sounds are the insects... Hm? ...Surely, this wind noise, is it from the sea?』
〔え?そうか? 虫の声ぐらいしか、、 ん? ...確かに、この風切り音は、、海からか?〕
ドゴォォォォン!!
ドゴォォォォン!!
ドゴォォォォン!!
兵士等『Gaaa!?』
〔グァァァ!?〕
兵士3『Bombardment?! That's ridiculous. Is this place known?! ...!!?』
〔砲撃だと?! 馬鹿な、、 位置がばれているだと?! 「ヒュルルルル...」 ...!!?〕
兵士1『They're still coming!!』
〔まだ来るぞ!!〕
兵士2『Ahaaa!!? Run!!』
〔うわぁぁぁ!!? に、逃げろぉぉ!!〕
兵士3『Jesus!? what do we do!?』
〔ヒィィッ!? どうすれば!?〕
兵士4『Don't get upset!』
〔狼狽えるな!〕
兵士1『Sergeant Hill!?』
〔ヒ、ヒル軍曹!?〕
兵士4改めヒル軍曹『Stay calm! First of all, get low at the shell marks anyway! We won't hit the same place!』
〔落ち着け! 先ずはとにかく砲撃痕のとこで姿勢を低くしろ!! 同じ所には当たらん!〕
合流して280人程の戦力に迄回復していたイギリス軍は、まさか夜間に海上から攻撃を受けるとは思っておらず、第四艦隊からの砲撃に慌てふためいて蜘蛛の子を散らす様に散り散りに逃げていたが、砲撃による小規模な火が至る所で起きて周囲が少し明るくなってしまい、それによってギリギリまで近くに接近した陸軍の各偵察部隊からの正確な観測が可能になり、それによって第四艦隊の艦艇は極めて精密な射撃を行う事が出来た為、次々とその数を減らしていったのであった。
~~~~
観測士「....着弾確認。位置修正、拾時変わらず拾参点」
通信兵「拾時変わらず拾参点、要請する」
偵察部隊隊長「...大分散ったな、そろそろ頃合いか。 本部に打電、 [舞踏会ニ招待ス] と通信セヨ」
通信兵「はっ!」
ーー日本海軍 第肆艦隊
旗艦 戦艦
通信兵「失礼します。 陸軍より [舞踏会ニ招待ス] との通信であります」
司令官「分かった。 発光信号、全艦砲撃止め。 それと
通信兵「はっ」
ーー巡洋艦
観測兵「主砲旋回、拾時方向仰角拾参点... 命中、次弾... 拾時参拾陸分同拾参点。射撃用意...」
装填担当兵「...装填完了!」
砲術長「良し、撃t.. 「砲撃待て! 艦隊旗艦より砲撃停止命令!!!」 応っ! 撃つな! 射撃待て!」
射撃担当兵「了解」
ーー駆逐艦
見張り員「旗艦より発光信号!」
霧野「何? え~っと、、 [ホ・ウ・ゲ・キ・ヤ・メ...] か、各砲に通達、砲撃止め」
「「ハッ!!」」
第四艦隊が陸地に砲撃している一方で、その様子を沖より11キロ程離れた場所の海中から見ている者が居た。
ーー??
艦長「お~、派手にやってんねぇ~」
通信兵「失礼します、第肆艦隊より通信 [舞踏会ニ招待サレリ] 以上であります」
艦長「分かった。全艦浮上、
砲撃開始から27分程経過した頃、陸軍から砲撃停止の要請が出た為艦隊は攻撃を停止。その11分後、予め準備を整えていた各前線部隊が前進を開始し、更にそれと並行する形で付近に展開していた潜水艦隊が後方のイギリス軍基地にも攻撃を行う手筈となっていた為、通信を受けた第二潜水艦隊は直ぐさま浮上し、旗艦であるカツ―陸潜水艦含む6隻の潜水艦から合計15機の航空機が次々と発艦していき、闇夜に紛れてカルカッタにある基地へと接近しつつあった。
ーーイギリス軍司令部夜営陣地
兵士1『...Hmm? Has the shelling stopped?』
〔...ん? 砲撃が止んだか?〕
兵士2『Oh.. I thought I was going to die..』
〔あ、あぁ、、 死ぬかと思ったぜ、、〕
兵士3『Where are the medics!! There are many wounded here! Anyone please help me here!!』
〔衛生兵は何処だ!! こっちは負傷者が多い! 誰でもいい手伝ってくれ!!〕
サンディー中佐『Fuck.. Second Lieutenant, what is the remaining strength?』
〔くそぉ、、 少尉、残存戦力は?〕
ハミルトン少尉『We are currently checking... Probably more than half of them have been lost...』
〔現在確認中でありますが... 恐らく半数以上がやられたかと...〕
サンディー中佐『Oh, my God...』
〔おのれぇ...〕
ヒル軍曹『Lieutenant Colonel, I am concerned about the damage, but first we must regain our position. If the shelling has stopped, I think the infantry will attack next.』
〔中佐、損害も気になりますが先ずは態勢を立て直すべきです。 砲撃が止んだならば次は歩兵が攻めてくるでしょう〕
サンディー中佐『Ah,the sergeant is right. All personnel, regroup quickly! The shelling has stopped, they'll come at us soon! Fucking! We'll be able to meet up with the guys in the back in a little while, but... It's no use, we'll intercept them here. Messenger to the friendly troops in Calcutta, please.』
〔む、軍曹の言う通りだな。 各員は急いで態勢を立て直せ! 砲撃が止んだんだ、奴等は直ぐに攻めてくるぞ! クソが! あと少しで後方の奴等と合流出来るんだが... 仕方ない、ここで迎え撃つぞ、伝令はカルカッタの味方まで頼む〕
伝令兵『Sir!!』
〔はっ!!〕
サンディー中佐『I wish there were pigeons... If so, Calcutta's troops would have come sooner, I have to at least let you know what's going on...』
〔鳩があれば良かったんだがな... そしたら早くカルカッタの部隊に来てもらえたんだが、せめて現状だけでも知らせねば...〕
日本軍の攻撃が止んだ事で兵士等の間では安堵が広がっていたが、司令部側はこれから日本軍の攻撃が来るだろうと警戒していたので各部隊では其々の隊長の命令を受けて混乱を抑えつつ直ぐに迎撃態勢を整えさせていた。
ーー即席塹壕
『hurry up!!』
〔急げ急げぇ!!〕
『Hey! I've got ammunition!』
〔おい! 弾持ってきたぞ!!〕
『......Machine gun ready!!』
〔......機銃配置完了!〕ガチャン!
『Be wary of that creek, We're going to position the guns so that they can link up with the positions over there!』
〔あの小川を警戒しろ、向こうの陣地と連携出来る様に銃を配置するんだ!〕
『E-11 Good preparation!』
〔Eー11区準備良し!〕
『This is A-9, any time!』
〔こちらAー9、何時でも!〕
『...Sergeant Exton! Each trench is ready!』
〔...エクストン軍曹! 各塹壕は準備完了であります!!〕
エクストン軍曹『Good, but stay alert! They may already be there!』
〔良し、だが警戒を怠るな! 既に奴等は居るかもしれんぞ!〕
~~
ーー司令部塹壕
伝令兵1『District A is ready for interception!』
〔A区迎撃準備良し!〕
伝令兵2『This is District D. Deployment is complete, but we're low on ammunition, please share some.』
〔こちらD区、展開完了だが弾薬が心許ない、少し分けてほしい〕
ヒル軍曹『Well, even though it's instant... That's about 60% of the way through in about nine minutes, which means we should be ready to go in about five minutes.』
〔ふむ、即席とは言え... 約9分で大体6割強程か、、 これならば後5分程で準備完了でしょうか〕
サンディー中佐『Ok, well, let's hope they don't show up before then.』
〔そうか、それまでに奴等が来ないことを祈るよ〕
ハミルトン少尉『Right.』
〔ですな〕
サンディー中佐『All hands, remain vigilant.』
〔総員、警戒を怠るな〕
兵士等『『Yes, sir』』
〔〔はっ〕〕
司令部の方では10分足らずで大凡の準備が出来つつあると報告を受けて何とか間に合いそうだと少し安堵していた。
だが塹壕とは言え即席なのでスコップで少し掘った場所に木の幹や少し大き目の石を壁にしたもの、所によっては砲撃で出来た穴に弾除けの壁を作っただけの簡素な陣地の様なモノであり、また今迄の戦闘から日本軍は侮れず、と言うか彼等自身も先の戦闘でボロ負けしてからの撤退途中であり、今もこちら側が不利である状況には変わりなかったので、この部隊の総指揮を執っているサンディー中佐の言葉に生き残った兵士等172名は、全員が必要以上に警戒をしていた。
そして先程の会話から更に5分程経過したところで再び日英両軍が会敵したのであった。
ーーイギリス軍側塹壕
<ガサ... ガサガサ...
兵士1『! They're here..! It's them..! May I shoot?』
〔! 来た...! 奴らだ...! う、撃ちますか?〕
エクストン軍曹『Not yet, relax. We've got to draw them close enough. Don't panic.』
〔まだだ、落ち着け。 十分に引き寄せるんだ。 慌てるな〕
兵士2『Come to...! They're coming....! Oh God, protect me...』
〔来る...! や、奴らが来る...! か、神よ、我を、、我を守りたまえ...〕ガタガタガタッ...!!
兵士3『Relax. Relax.. Relax.. Relax.』
〔お、落ち着け。 そうだ、落ち着け、、 落ち着け、、 落ち着くんだ〕
兵士4『Fuck... Why do I have to face things like this...』
〔クソッ... 何でこんな目に...〕
ーー日本軍側
兵士1「(...随分と静かだな)」...カサ
兵士2「(おい、あまり音を立てるなよ、もうそろ近づいてる筈だ、、)」
兵士1「(あぁ、分かっt...)」
<Ahaaaa!? ガチャガチャ...!
<Hey?! Shit!!
ダダダダダダッ!!!
「「!!?」」
「なっ!?」
「グァッ?!」
「ぎゃぁぁ!!?」
下士官「う、撃てぇ! 反撃だ!!」ダァン! ダァン!
最初に攻撃をしたのは、先の敗走からそう時間も経たない内での戦闘による極度の緊張感か、はたまた恐怖心からか、味方の制止を振り切って機銃を撃ち始めたイギリス軍であり、日本軍側も警戒していたとは言え、この突然の攻撃に面食らうも即座に反撃に移行、壮絶な銃撃戦が展開された。
下士官「うーん...... かなり激しいな、存外向こうの士気があるのかこれ?」
兵士1「曹長! 敵軍の攻撃激しくこれ以上の前進は困難です!!」
タァン!
兵士2「グォッ?!」
兵士3「っ!? おいっ! 確りしろ! え、衛生兵! 負傷者を後方へ!!」
兵士2「あぁいや大丈夫だ! カスっただけだ、撃てる!」
ーーイギリス軍塹壕
兵士1『Ahaaa!! Ahaaa!!』
〔うわぁぁぁ!! うわぁぁぁ!!〕ダダダッ!! ダダダダダッ!!
兵士兵2『Nooo!!? Don't come.!!』
〔あぁぁぁ!!? 来るなぁぁ!!〕ダァン! ダァン! ダァン!
エクストン軍曹『Hey!? You're shooting too much!! Calm down!! ...Fucking!!』
〔おい!? 撃ちすぎだ!! 落ち着け!! ...クソッ!〕
戦闘の序盤からイギリス軍は日本軍に大量の弾を浴びせていたが、殆どの兵士達は各部隊長の指示を聞いておらず、我武者羅に撃っていた。
『Haa, Haa,, Oh,shit,, Hey! Does anyone have bullets!』
〔ハァ、ハァ、、 あ、弾が... おい!誰か弾あるか!〕
『No, there are few! Bring it from behind!!』
〔いやこっちも少ない! 後方から持って来てくれ!!〕
伝令兵『No, there's hardly any left in the back! This is the last!!』
〔いや、後方にも殆ど残ってないぞ! こいつで最後だ!!〕
『That's...?! We're running out of bullets for the machine gun!!?』
〔そんな、、?! もう機銃の弾が無くなっちまうぞ!!?〕
エクストン軍曹『Calm down! I can't keep this place anymore! Take that and retreat! Anyone with plenty of ammunition should support us! Hurry!』
〔落ち着け! もうここは持たん! お前は
戦闘開始から終始日本軍を近づけさせまいとイギリス軍は残り少ない貴重な弾薬をかなりのペースで消耗してしまい、結果として彼方此方で戦線の維持が困難になってしまっていた。
その為各部隊の隊長達は戦闘継続しつつ後ろの司令部まで後退するように指示を出し、ここでイギリス軍は守勢に回る事となってしまった。
~~~~
ーー日本軍側
日本兵「英軍の攻撃が弱まってます!!」
下士官「よしっ! 今が好機だ! 出し惜しみするな! 撃てるもんは全部撃てぇ!! 総員突撃ぃぃ!!」
「「「ワァァァァ!!!」」」
イギリス兵『『Ahaaa!!?』』
〔〔ヒィィィッ!!?〕〕
エクストン軍曹『Damn it...! Can't you hold back the enemy any longer, I can't do it anymore... We're going backwards too!! 』
〔チィッ、、! これ以上は抑えきれん、潮時か... 俺達も後退だ!!〕
イギリス兵『Sir!!』
〔り、了解!!〕
イギリス兵『Hurry up!』
〔急げぇぇ!〕
日本兵「逃がすかオラァ!!」
イギリス兵『Aga?!』
〔アガァッ?!〕ザシュッ!
一方で日本軍側ではイギリス軍の攻撃が弱まったと見るや、その好機を逃さずに即座に総攻撃を下し、攻勢に出た事で形勢が逆転、前線では両軍入り乱れての戦闘が展開された。
日本兵「くたばれぇ!!」ブンッ!!
エクストン軍曹『Wow?! Don't lick it!!』
〔うぉ?! 舐めるなぁぁ!!〕パァン! パァン!
日本兵「ガッ?!」
日本兵「アグッ!!?」
エクストン軍曹『Haa,Haa,, All right, I have to hurry to the rear...!』
〔はぁ、はぁ、、 良し、後方へ急がねば...!〕
日本兵「うぉぉぉぉっ!!!」ダッ!!
エクストン軍曹『!?』
〔!?〕
日本兵「ヤァッ!!」ドスッ!
エクストン軍曹『~~!!? (Fucking.. Ending here..)』
〔~~ッ!!? (クソが、、 ここまでとは、、)〕...ドサ
イギリス兵『Ahaaa!! Ahaaa!! Only my life!! Please, I will surrender, so only my life!!』
〔あぁぁぁ!! あぁぁぁ!! 命だけは!! 頼む、降伏するから命だけは!!〕
イギリス兵『What are you saying! I'm going to fight back!!』
〔何言ってる! 反撃するんだよ!!〕
イギリス兵『Ah.. I do not want die...!!』
〔うぅ、、 死にたくない...!!〕ガタガタガタガタ!!
だが後方へと向かっている途中だった為に背を向けているも同然だったイギリス軍に、日本軍の怒涛の攻撃に耐えきれる筈もなく次々と倒れて行き、降伏する者や攻撃を続行する者が混在していて前線は完全に瓦解、戦場はかなりの混戦状態となっていた。
ーー司令部塹壕
伝令兵1『C-6 has fallen!! The enemy is closing in!!』
〔Cー6陥落!! 敵が迫って来ます!!〕
伝令兵2『J-3 ammo!!』
〔Jー3弾薬を!!〕
伝令兵3『It is impossible for each unit to endure anymore!! We are already retreating here based on the judgment of the site!』
〔各部、もう持ち堪える事不可能!! 既に現場判断でこちらに撤退中!!〕
サンディー中佐『Fucking!! How much power did they bring here!?』
〔クソッ!! 奴等は此処にどれだけの戦力を持って来てんだ!?〕
<ワァァァァ!!!
ヒル軍曹『Oh,shit, the sound is very close! Everyone prepare to attack!! Even if you make a mistake, don't accidentally shoot an ally who is retreating!!』
〔不味い、音が大分近い! 各自攻撃用意!! 間違っても撤退中の味方を誤射するな!!〕
司令部の方では迫って来る日本軍に備えて何時でも攻撃出来る様に待ち構えていた。
然し...
ヒュルルルル......
サンディー中佐『what's?!』
〔なっ?!〕
ハミルトン少尉『Are they insane!!? Their soldiers are coming right up to us?!』
〔奴等正気か!!? 自分達の味方が我等の直ぐそこ迄来ているのにか?!〕
ヒル軍曹『No, wait!! Now that I think about it, it shouldn't be strange to see the enemy's figure, but it still doesn't exist!』
〔いえ、お待ちを!! よくよく考えればもう敵の姿が見えてもおかしくない筈です、ですがそれが今だにありません!〕
サンディー中佐『Were you planning on bombarding them beforehand!?』
〔てことは予め砲撃するつもりだったのか!?〕
ドゴォォォォン!!
兵士等『『『Gyaaaa!!!』』』
〔〔〔ギャアァァァ!!!〕〕〕
サンディー中佐『Shit...! This accuracy with the first bullet...!』
〔ぬぅぅ...! 初弾でこの精度か...!〕
~~~~
ーー日本軍砲陣地
通信士「...命中、敵軍は被害甚大と認む。 方位そのまま」
観測士「着弾確認、こちらでも効果認む。 方位そのまま... 仰角玖点、次弾装填」
砲兵隊長「次弾装填!!」
砲兵「......装填完了ォ!」
砲兵隊長「
ドォォォン!!
ドォォォン!!
砲兵隊長「やっとこさ着いたばかりだというのに全く人使いの荒いこって... とは言え
~~~~
ーーイギリス軍司令部塹壕
ドゴォォォォン!!!
ハミルトン少尉『Guooo?!』
〔グォォッ?!〕
イギリス兵『『Guaaa!!』』
〔〔グワァァァッ!!〕〕
サンディー中佐『Damn it... yeah? Did the shelling stop?』
〔おのれぇ、、 ん? 砲撃が止まったか?〕
<突撃ぃぃぃ!!
<ワァァァァ!!!
司令部『『!!!』』
ヒル軍曹『Hurry up to intercept!』
〔げ、迎撃急げぇ!〕
サンディー中佐『Shoot! Don't let it come near you!!』
〔撃てぇ! 寄せ付けるなぁ!!〕ダァン!
イギリス兵『Ahaaaa!!』
〔あぁぁぁぁ!!〕ズドドドドドッ!!!
日本兵「グァッ!」
日本兵「くっ...! 危n、、ギャァ?!」
日本軍下士官「チュインッ! うぉ危ね?! ここが正念場だぁ気張れぇ!!」タァン! タァン!
前線を突破され、司令部まで攻め込まれたイギリス軍は後が無いので決死の覚悟で待ち構えていたが、それに対して日本軍はすぐには攻撃せずに態勢を整えたばかりの砲陣地に攻撃を要請、この砲陣地からの砲撃はイギリス軍側の陣地が戦闘によって所々で弾薬の誘爆等による火災が発生している事で後方からも視認し易くなっていた為、それによる極めて正確な観測砲撃によって最後の砦であった司令部は大混乱となり、そこへ満を持して日本軍も総攻撃を敢行、遂にこの戦闘にも終わりが見えてきた。
パァン!!
ハミルトン少尉『Ga?!』
〔ガァッ?!〕...ドサ
サンディー中佐『Ensign!!?』
〔少尉!!?〕
イギリス兵『Commander! any more... Gyaa!』
〔司令! これ以上は... ギャッ!〕
イギリス兵『It looks like we're going to be surrounded, Lieutenant Colonel! Escape!!』
〔包囲されそうです中佐! 脱出を!!〕
サンディー中佐『...No, we can't escape anymore... Surrender... There's no such thing as a white flag... Raise it with a piece of bandage. Throw away your weapons... There are no more bullets left.』
〔...いや、もう逃げれんよ、、 降伏だ... 白旗は... あるわけないか、包帯の切れ端でも良いから上げておけ。 武器を捨てるんだ、、 それにこれ以上は弾も無い〕
イギリス兵『『...!!』』
〔〔...!!〕〕
ヒル軍曹『...Understood. Everyone throw away their weapons! Our... our loss! Surrender!!』
〔...分かりました。 皆武器を捨てるんだ! 俺達の、、 俺達の負けだ! 降伏する!!〕
イギリス兵『Surrender! Please, don't shoot me...!』
〔こ、降伏だ! 頼む、撃たないでくれ...!〕
日本兵「......む? 攻撃止め! 攻撃止めぇ!!」
日本軍下士官「ん? 如何した?」
日本兵「はっ! 彼らが武器を捨て白い布切れを持って近づいて来ます!」
日本軍下士官「何? ...あ、マジだ、、じゃねぇ確かに、総員攻撃止め!」
サンディー中佐『...Hey, I'm Lieutenant Colonel Sandy in command of this unit. I surrender to your army. I want to meet your commander.』
〔...おい、 私はこの部隊の指揮を執っているサンディー中佐だ。 貴軍に降伏する、貴軍の指揮官にお会いしたい〕
日本軍下士官「へ? あ、あぁ。 わた、、じゃない えー、I am Sergeant major Kamijo, commander of the 31st Platoon of the 5th Company of the Indian Expeditionary Force. Okay, I'll take you to our commander.」
〔自分は印度派遣軍第伍中隊所属、第31小隊隊長の
イギリス軍の指揮を執っていたサンディー中佐は、最早逃げる事も出来ないと悟ると遂に降伏を決断。元より敗残兵だった彼等にそこ迄士気がある筈もなく既に逃亡している兵士も続出していた為、その指示が出るや次々と降伏していき、またその前に行われた艦砲射撃及び今回の戦闘で散り散りに逃げた者たちは見つかり次第各個撃破されるか、中佐達のように降伏するかに分かれ、ここに戦闘は終結したのであった。
そしてその後彼らは日本軍から医療と食料の施しを受けた後に、輸送船にて本土の捕虜収容所へと移送されていった。
ーー日本軍の追撃戦から約1週間後 カルカッタ境界線検問所
伝令兵『Haa, Haa... Looked! Finally!』
〔はぁ、はぁ... 見えた! 漸くだ!〕
検問所の兵士『stop! Who are you!』
〔止まれ! 何者か!〕
伝令兵『Wait! I am Private Danian belonging to the 41st Company! I came to ask for help!』
〔ま、待ってくれ! 自分は第41中隊所属のダニアン二等兵だ! 救援要請をしに来たんだ!〕
検問所の兵士『41st Company? If I'm not mistaken...is it Chittagong's defense force? There were survivors! ...But I'm sorry, I can't help you.』
〔41中隊? 確か... チッタゴンの防衛隊か? 生き残りがいたのか! ...だがすまない、救援は出来ないんだ〕
ダニアン『What!? Why?!』
〔そんな!? 何故?!〕
検問所の兵士『Ah, I think it was about one weeks ago? We were ambushed at night by Japanese aircraft, and they politely went all the way to the supply station. We're still rebuilding because of that.』
〔あぁ、確か1週間程前だったかな? 夜間に日本軍機の奇襲にあってな、しかもご丁寧に補給所まで徹底しやがってな。 それのせいで今も立て直しの最中なんだ〕
ダニアン『Oh... Oh, my God... But normally a night attack would be impossible!? And there's no way it's a plane, what kind of magic did they use...』
〔そんな... 何てことだ... だ、だが普通は夜間攻撃何て不可能だぞ!? ましてや飛行機だなんて有り得ない、奴等はどんなマジックを使ったんだ...〕
先の戦いから1週間近くかけてカルカッタの検問所まで漸く来た彼であったが、時すでに遅くここカルカッタも日本軍の爆撃を受けており、彼らは日本軍の徹底ぶりに只々戦々恐々とするしか無かった。
ーーーーーー
ーーー
ーー日本 横須賀のとある屋敷
インドでイギリスと日本が一進一退の攻防が続いている頃、日本本土では高橋がその屋敷に住んでいる当主に呼ばれた為、急遽横須賀のこの屋敷まで赴いていた。
高橋「(やっべぇ、まじで見当もつかねぇんですが? これどゆこと? 確かここの当主って結構な地位にいた筈だが何でただのいち技術者にすぎん俺を態々家まで呼んだんだ? ...あ、このお茶美味しー)」ズゾゾ...
執事「失礼します。 高橋様、旦那様がもう間も無くいらっしゃいますのでもう少々お待ちください」
高橋「えぇ分かりました」
執事「それでは失礼致します」
<ギィィ パタン
高橋「うーん.. マージで分からんぞ」
「しっかしここは横須賀港が一望できるいい立地だな... スマホ持ってくるべきだったぜ」
??「喜んでもらえたようで何よりですな」
高橋「うぉ!!? ビックリした、、 何時の間に、、」
高橋が驚いて振り向くと、立派な髭を蓄えたこの屋敷の主が執事と共に居た。
??「あぁ驚かせてしまって申し訳ない、とは言え気付かないほどに此処からの景色に見入って頂けるとは嬉しい限りですな。 おっと、名前がまだでしたな」
「既にご存知でしょうが自分は
高橋「えぇ、よく存じております。 所で何故私は呼ばれたのでしょうか?」
河田「そうでしたね、本題にいきましょう... すまないが暫く席を外してくれないか?」
執事「畏まりました旦那様。 失礼致します」
河田「......さて、本題に入る前に先程聞きなれない言葉が聞こえた様な気がしましたが、、」
高橋「はて? 気のせいではないでしょうか? (やっべぇどうやって誤魔化そ、、)」
河田「確か、そう、、すまほ、でしたか。 それは
高橋「なっ?! それは!!?」
河田と名乗った男性が懐から取り出したそれを見て高橋が驚くのも無理はない。何故なら彼が手に持っていた物は、本来ならばこの時代に無い筈のスマホ、スマートフォンがあったからだ。
高橋「(ば、馬鹿な!? 有り得んだろ??! 何故
河田「そこ迄驚く程の事ですかな? 所でつかぬ事をお聞きしますがコレにどこか見覚えはありませんかな?」
高橋「...え? ...ん? そのスマホのカバー、少しボロいが言われて見れば...」
「......」
「......まさかナッちんか!? え?! 噓ぉ!!? 本物ですか!?」
河田「...ププッ、ハハッ! アッハッハッハ!!! ヒィーwww 折角威厳だしてみたのにもう限界w 何故そこで最後敬語になるんだよw てか普通は名乗った時に気付きそうなものなんだがw」
高橋「( ゚д゚)ポカーン」
河田「フフフ... はぁ~笑った笑った、こんなに笑ったのは何時ぶりだか」
「本当に、、 何時ぶりだろうなぁ...」
高橋「ナッちん、、 俺も人のこと言えんが苦労したんだな、、 所で何時からこの時代に居たん? それとこの屋敷は?」
河田「まぁまぁ落ち着きなさいや、積もる話があるのはお互い様だけど今日は一先ず会いたかっただけだからさ、そういうのは皆が集まった時にでもしましょうぜ」
高橋「え?皆? 俺ら以外、、 ナっちんは除外として、カミちゃん達ももう居るのか?」
河田「あぁそうだよ、ただ
高橋「なるなる、まぁそこは仕方無いね。 ならまたその時だな」
河田「だね、その時になったら皆の所に手紙を出すからさ。 それまでは待ってちょ」
高橋「おk把握。 ...っともうこんな時間か、んじゃもうそろそろお暇するね~」
河田「おう、気を付けてね~」
なおこの時、意外な形で他の仲間たちが既に来ている事が分かった高橋は、帰路についてる時の足取りはかなり軽やかだったとか...