神に間違えて殺られた俺達が生き残る為に頑張って歴史を変えるようです?   作:soryu_tayhoone

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第参話 来いよ露助! こっちは更に強化した艦隊でフルボッコにしてやんよw

霧野が何とか海軍に入って4年が経った明治36年(1903年)11月

 

 

 

この4年間は義和団事件(明治33年(1900年))が起こったり、日英通商条約(明治35年(1902年))が締結されるなど概ね史実通りであった

 

然し、この義和団事件を切っ掛けにロシアとは徐々に剣吞な雰囲気が漂い始めていた

 

これに伴い、日本各地ではさらに造船所が増設され、次々と艦が建造、就役していった

 

又、陸軍の方も次々と軍に志願する者が増えたが、余りにも急に兵士の数が増えた為に武器などが不足するという事態に陥り、急遽新たな武器弾薬製造工場が日本中に建てられるといった全くの予想外にも会いながらも、その様な困難を乗り越え着実に国力を蓄え、来るロシアとの戦いに向けて備えていった

 

 

 

 

 

 

 

ーー松田邸

 

 

<ガラガラー

<たっだいも~☆

 

 

松田「おうお帰り~」

 

霧野「うぃ~さむさむ、今日は鰹とお芋が安かt、、あら?今日も高橋は仕事かいな」

 

松田「ん?あぁいや、今日は『漸く解放された~!』って帰って来たんだけどさ、何か彼奴の部下が訪ねてきてね、その後に仕事が入ったとかで泣きながら行っちゃった」

 

霧野「あらご愁傷様w」

 

松田「まぁそう言ったるなwあいつもあいつでかなり偉いしチート(特典)もあるとは言え元々技術的なもんは学校でも上位の成績だったんだぜ」

 

霧野「そうだったん?俺は機械科じゃなかったから知らなかったな」

 

 

因みに、余談ではあるが彼等は工業高校出身であり、霧野は建築科、松田が電気科、高橋が機械科である

 

閑話休題(それはさておき)

 

 

松田「俺の部活の顧問が機械科の実習を担当しててさ、何かセンスが良かったみたいで組立とか溶接がとても上手いってのを何故か顧問が自慢してたし何より彼奴自身機械関連(主に軍事関連)の本とか凄い読みまくってたからな」マァミリオタダシナ

 

「それに高橋の奴『お上から海軍とは別予算で艦隊(直下軍)作ることにしたから君に設計とか丸投げね♡(要約)』的な事を言われてた(俺等につい愚痴った)じゃん? だからそれ関連で呼ばれたんだろうね」

 

霧野「そう言えばそうだったな、、てかなんでそうなったんだろね」

 

松田「何でも英国(イギリス)の艦隊で通常艦隊(ロイヤルネイヴィー)以外にも女王艦隊とか言う別枠の艦隊がおったみたいでね、「じゃあ自分達も作るか」ってなったらしい」

 

「んで序に最新技術もそこで試験的に導入しちゃおう的な感じで彼奴がスポットを浴びたというわけだな」

 

霧野「そんな裏があったのか、、しっかし何処からそんな予算が、、まぁ今だに戦艦や巡洋艦達に搭載してる機関がジェットエンジンって聞いても頭が追い付かんしな、、然も燃料が石炭だし、、」

 

 

 

 

〜〜

 

~~回想~~

 

 

 

霧野「ただいま、、漸く休みの日だ、、」ゲッソリ

 

高橋「おぉ、お帰r、、うぉ!?どうしたんだそんなにゲッソリとして、、」

 

霧野「いや、最近は沖に出て訓練なんだけどさ、もしかして戦艦だけでなく殆どの艦艇が改装済み? 何か明らかに旋回が曲線じゃなくて直角みたいな感じだったし、それに俺が乗ってた駆逐艦もそうだし戦艦の速さも頭おかしいレベルだったしで死にそうだったんですけど、、あと吐いていい?」

 

高橋「吐かないでね? まぁ確かに殆どの艦艇は機関も取り替えてあるし武装もかなり増やしたからね!」

 

高橋「旋回が直角なのは注排水装置のおかげさ! それと速度が速いのは搭載している機関がジェットエンジンだから速いのは当然さ! あ、後は船底をチョット設計し直したのと改装ついでに船体の拡張をしたぐらいだったかな?」

 

霧野「はぁ!!?」

 

高橋「ま、厳密にはジェットエンジンと言うか蒸気タービンみたいなもんだな」

 

「因みに日本語だと『蒸気圧縮加速機』っつってな?燃料である石炭を石炭完全燃焼炉で揮発ガスを生成、、まぁ要するに石炭を蒸発レベルまで加熱して気体(ガス)を発生させる」

 

「んでそれを高速蒸気圧にして送り込んでそこに酸素を投入すると爆風ジェットになるのさ、だからまぁ、ジェットエンジンと言うか蒸気タービンと言うか、、いや、ガスタービンエンジン的な感じ、、て、うん、特典もらっても元々の経験値とかないと分からんわな」

 

きりの「うんぼくわからない」

 

高橋「ただこれの大本はな、実は外国から輸入して使ってた発電機が壊れちまったんだがな、その輸入元の会社があっちの言い値で直してやるとかすげぇ上から言いやがってよ」

 

「腹立ったからじゃあこっちでやるわって断って俺が修理したんだけど、その時に色々と歯車とかタービンの羽根を増やして発電効率を上げてみたのよ、んでそれを応用した奴を艦艇の機関にしてみたら艦艇の速度が恐ろしく速くなっちゃってさ、もうあん時は笑うしかなかったねww それと注排水を組み合わせたお陰で駆逐艦所か戦艦までもが変態機動が可能になったからなww」

 

霧野「えぇ、、」

 

 

 

 

 

~~回想終了~~

 

~~

 

 

 

霧野「って事だったからなぁ、、取り敢えず彼奴のテンションがすごかったのは憶えてるのと、今忙しいのはこれで目を付けられたからだと思う。よって奴は有罪、ざまぁw」

 

松田「あぁ、、まぁ、うん、気持ちは分からんでもないが、、許してやれ、、」

 

「ただそれ関連で呼ばれたのは確かだろうね。 そんな事だからまぁ、恐らく艦艇達(直下軍の方)の改装の様子でも見に行ったんでね? それに今捕鯨船を戦艦に魔改造中と言ってたし」

 

霧野「え?捕鯨船を? 彼奴何してんだ、、てかそんな事出来るのか、、とは言えまぁ確かにロシアとは最近ギスギスしてるしな、このままだとやっぱり史実と一緒らへんで開戦になっちまうのか?」

 

松田「恐らく、、な、それでいま急ピッチであらゆる艦艇を改装したり更に造船所増やして建造しまくったりしてるし、陸軍さんの方も最近は上陸演習の回数が更に増えてるみたいよ」

 

霧野「まじかぁ、仮に開戦したとして、、そうだな、地理的に佐世保か新潟辺りの港に行かされるんだろうな、、」

 

松田「まぁ陸は兎も角海軍は魔改造しまくりだからな、と言うか本当は陸も何とかしたいけど海軍に入っているから下手にな、、ま、まぁ油断さえしなけりゃまず完全勝利は出来る、、筈」

 

霧野「筈て、、だが今の所は艦艇以外は大体史実とおんなじ感じで進んでるから先ずは旅順とかの封鎖になるのか?」

 

松田「だろうな、まぁそこは追々で今は取り敢えず飯食うか」

 

霧野「そうだね~ お腹すいた~」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ーーーーー

 

 

 

 

年が明けて明治37年(1904年)1月

 

 

 

ーー松田邸

 

 

松田「明けましておめでとう~」

 

霧野「あけおめ!ことよろ!」

 

高橋「明けましておめでとうございやーす」

 

 

 

 

「「「……」」」

 

 

 

 

霧野「はぁ、不味いですねぇ、、」

 

高橋「あぁ、とは言え史実通りなら(スマホ見ると)2月に開戦だったけどまだその雰囲気はなさそうなんだよな」

 

松田「そこに関して何だが、本来なら今の時期は小村寿太郎さんが外相の筈なんだけど、どうやら人事異動で貴族から誰かが外相になったらしくてね、名前は、、何だったかな、、あと高橋、これについてはお前と話し合ったやん」

 

「んでもって、その貴族の人の命令で何とか話し合いを重ねてるってチラッと聞いたぞ」

 

霧野「え?何それ初耳なんだけど」

 

高橋「あー、確かにその話は聞いてたわ、でもまぁ、霧野は訓練漬けだったからな、仕方ないさ」

 

霧野「そう言う高橋だってめっちゃ忙しかったじゃん、然も自らを追い込んでいくスタイルで」

 

高橋「うぐっ、、それは言わないお約束でしょ、、」

 

霧野 m9(^Д^)プギャー

 

高橋「」ムカァ

 

高橋「松田、今日からこいつだけ訓練にしよっか。 それもとびっきり厳しめのでね? なーに大丈夫、こいつだってもう立派な水兵だからヘーキヘーキ。 ね?」ニッコリ

 

霧野「げぇ?! はわわわ、、すすすすまん!!」ドゲザー

 

松田「はぁ、まぁ落ち着けよ、これも謝ってるし。な?」

 

高橋「……。 仕方ない、いいでしょう」

 

霧野「た、助かった、、」ホッ 

 

「よ、よし! 一先ずおせち食べよう!」

 

松田「いや露骨すぎるで、、」

 

高橋「でも腹減ったし食うか」

 

 

 

 

 

こうして彼等の元旦(貴重な休み)は終わってゆく、、

 

 

 

 

 

だが、彼等の「開戦間近だけど意外と交渉で終わって戦争回避できるかも?」と言う淡い希望は現実とはならなかった

 

 

 

 

 

ーーーーーー

 

ーーー

 

同年8月

 

 

 

史実とは違い、何とか戦争を回避しようと粘り強く交渉を続けてきた日本であったがロシアは寧ろ日本を下に見ていた為、国境沿いに更に兵を増強、更に艦隊の数も増やしたのである

 

この事を知った日本はこれ以上の交渉継続はもはや無駄と判断し、史実から遅れて6ヶ月後の8月にロシアに対して遂に宣戦布告をした

 

そしてこの宣戦布告に対し、各国は日本の力があのロシアに何処まで通用するのか興味のある国、また一つの国が消えると嘆く国など、様々な反応を示した、がしかし、当時最強を誇っていたイギリスが同盟を組んでいる事、特に観戦武官をかなり派遣していると言う情報が入ってくると、もしやあの小さな島国には何か勝算があるのかと疑い、自分たちも観戦武官を派遣する事で、日本の力がどれだけあの大国に通じるのか見極めようとした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ーーーーー

 

 

 

ーー佐世保

 

 

 

其処では大小様々な艦艇達が集結し兵士等が出撃を今か今かと待ち侘び、また彼等を見送る人々はあらんかぎりの声で兵士に激励を送っていた

 

そしてその内の一隻に彼等も乗り込んでいた

 

 

 

ーー巡洋艦風吹(ふぶき)艦上

 

 

 

霧野「遂に戦争が始まっちゃったか、、」

 

松田「あぁ、だが遅れた分更に訓練に費やす事が出来たんだ、まぁそれは向こうも同じだとは思うけどね」

 

霧野「出来れば油断しててくれるんなら、こっちは万々歳だけどねぇ」

 

松田「何、艦艇の数だってかなり増強したし、まだ向こう(ロシア艦隊)が出港したとの情報は聞いてないからまだ港に停泊中(恐らく史実と同じ)みたいだからね、ただ増強分がどれだけ影響を与えるかぐらいだね、、」

 

因みに高橋くんはお留守番(艦の改装とか色々)である

 

 

 

 

 

本来であれば(史実の通りなら)この時のロシア艦隊(旅順艦隊)の戦力は

 

 

戦艦7隻 装甲巡洋艦1隻 防護巡洋艦8隻 駆逐艦が18隻 そして砲艦等の補助艦艇が6隻程度とこれだけでもかなりの艦隊を有していたのである

 

 

然し、開戦が遅れた事で他の地域から艦隊を回す余裕が出来たことで更に増強され、結果的に

 

 

戦艦19隻 装甲巡洋艦11隻 防護巡洋艦17隻 駆逐艦が49隻、そして魚雷艇や砲艦などのその他補助艦艇が78隻と正しく大国の名に相応しい威容を誇った大艦隊であった

 

だが、その殆どの艦艇はイギリスが日本と同盟を組んでいる為にイギリスの植民地(海路途中の補給予定地)での休息や補給が困難となっており、旅順に到着した頃には既に疲弊しきっていた為、兵士等は直ぐの休息を求めており、士気はとても高いとは言い難かった

 

 

その一方で日本は、史実と同じ様に先ずは本土から大陸へと輸送をする際に脅威となるロシア太平洋艦隊を無力化する為、艦隊が旅順港に停泊中に奇襲を仕掛けて大損害を与え、後顧の憂いを絶った後に帝国海軍の支援の下で仁川を強襲し兵士等を上陸、橋頭堡を構築する腹積もりであった

 

 

 

 

なお、今回日本が派遣する艦隊の総戦力は以下の通りである

 

 

 

戦艦

 

敷島(しきしま)  朝日(あさひ)  初瀬(はつせ)  三笠(みかさ)  富士(ふじ)  八島(やしま)  白山(はくさん)  多襧(たね)  胆振(いぶり)  伯耆(ほうき)  真砂(まさご)  白神(しらかみ)  三峰(みうね)  高隈(たかくま)  高嶺(たかみね) 

計15隻                                    

 

 

装甲巡洋艦

 

出雲(いずも)  磐手(いわて)  八雲(やくも)  吾妻(あずま)  浅間(あさま)  常盤(ときわ)  春日(かすが)  日進(にっしん)  知多(ちた)  大洗(おおあらい)  風吹(ふぶき)  標津(しべつ)  (ひのと)  高見(たかみ)  那岐(なぎ)  黒姫(くろひめ)  八間(はっけん)  無双(むそう)  高薙(たかなぎ) 

計19隻

  

 

防護巡洋艦

 

浪速(なにわ)  高千穂(たかちほ)  千代田(ちよだ)  松島(まつしま)  厳島(いつくしま)  橋立(はしだて)  秋津洲(あきつしま)  和泉(いずみ)  須磨(すま)  明石(あかし)  吉野(よしの)  高砂(たかさご)  笠置(かさぎ)  千歳(ちとせ)  新高(にいたか)  対馬(つしま)  愛知(あいち)  男鹿(おが)  恵那(えな)  武尊(ほたか)  不動(ふどう)  大峰(おおみね)  高妻(たかつま)

計23隻

 

駆逐艦

 

(いかずち)  (いなずま)  (あけぼの)  (さざなみ)  (おぼろ)  東雲(しののめ)  叢雲(むらくも)  夕霧(ゆうぎり)  不知火(しらぬい)  陽炎(かげろう)  薄雲(うすぐも)  (あかつき)  (かすみ)  白雲(しらくも)  朝潮(あさしお)  春雨(はるさめ)  村雨(むらさめ)  速鳥(はやとり)  朝霧(あさぎり)  初露(はつつゆ)  弥弥雪(いややゆき)  (そばえ)  凍靄(いてもや)  沸潮(わきしお)  暁露(ぎょうろ)  (ひょう)  稲妻(いなずま)  霧雲(きりぐも)  五百重波(いおえなみ)  (あざみ)  渦潮(うずしお)  伊剣(いつるぎ)  蓑虫(みのむし)  (かじか)  青潮(あおしお)  太刀魚(たちうお)  公魚(わかさぎ)  凍風(いてかぜ)  朝凪(あさなぎ)  (おろし)  颶風(ぐふう)  雷霆(らいてい)  引潮(ひきしお)

計43隻

 

 

更に補助艦艇(通報艦や補給艦等)が81隻とこちらも史実以上に(チートによって)強化され、旅順に向かっていた

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

ーーー

 

 

 

 

8月6日 21時30分頃 旅順沖50海里(92.6(キロ)

 

 

聯合艦隊は戦艦や巡洋艦等の主力艦隊と駆逐艦や水雷艇を中心とした水雷戦隊の2艦隊に分かれ、先に水雷戦隊を先行させ、雷撃による奇襲攻撃で敵艦隊を行動不能ないし撃沈、その後に主力艦隊が突入し混乱の最中にいるであろう敵艦隊と陸上砲台に砲撃を浴びせた後、旅順港の入口に機雷をばら撒いて封鎖して行動を制限するつもりであった

 

 

 

 

 

第一水雷戦隊

 

 

第一駆逐隊

 

旗艦 駆逐艦白雲(しらくも) 

 

 

「司令、間も無く我が方の雷撃射程圏内に入ります」

 

司令「うむ、他の4艦隊も付いて来ているな?」

 

「はっ 暗闇で見にくいですがしっかりと付いて来ているようであります」

 

司令「そうか、灯火管制をしているからどうなるかと思っていたが日頃の訓練の成果だな」

 

「えぇ、あれは冷や汗ものでした、、ん? 司令!前方に敵艦と思しき艦影を発見!数は3真っ直ぐ此方に向かってきます!!」

 

司令「何!? まさかバレたのか、、仕方ない、これより奇襲から強襲に移行する! 無線封鎖解除!各艦に通達、砲雷撃戦用意! それとこの事は後方の主力艦隊にも通達せよ!」

 

「「了解!!」」

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

ーーー

 

 

 

 

日本側が慌てて戦闘態勢を整えている一方で、警戒していたロシア側の駆逐艦3隻は暗闇のせいもあって日本海軍が近づいているのに全く気付いていなかった。その為突如として上がった水柱に驚き、艦隊が乱れてしまっていた。

 

 

ドォォォン!!

 

 

『NS!? Какие!?』

〔っ!? 何だ!?〕

 

『Бомбардировка! Откуда ты!』

〔砲撃だ! 何処から来た!〕

 

『Много дыма было подтверждено 8 км вперед! Я не умею считать!』

〔前方8キロに多数の発砲煙を確認! 数えきれません!〕

 

『Черт!  Спешите в бой! Немедленно оповестите флот порта! [Срочный запрос на спасение нападения японского флота] Спешите!』

〔畜生! 戦闘準備急げ! それと直ぐに港の艦隊に通達しろ! [ワレ日本艦隊ノ攻撃ヲ受ケツツアリ至急救援求ム] 急ぐんだ!〕

 

『Понял!』

〔了解!〕

 

 

 

こうしてロシア側は奇襲を受けつつも何とか態勢を立て直し、反撃をしようと試みたが日本側は今回の奇襲に対して実に49隻の駆逐艦や水雷艇群を投入し、一回の攻撃で全てを終わらせる算段であった。

 

その為、幾らロシア側が果敢に戦っても数の暴力には敵わず、その為大した損害も与える事が出来ないまま僅か7分で全艦轟沈してしまったのである。

 

だが、元々日本の動きを警戒していた旅順艦隊は何時でも動けるように(かま)の火を落としていなかった為、警戒していた艦からの緊急電を受け直ぐに出港準備を整えていたが、戦艦や巡洋艦は流石に準備にまだ時間がかかるため、砲艦や駆逐艦等の短時間で済んだ艦艇達と丁度警戒の為に出港しようとしていた5隻の巡洋艦が臨時で即応艦隊を作り、およそ64隻の迎撃艦隊が日本艦隊を迎え撃つべく急いで出撃していった。

 

一方日本艦隊は奇襲が失敗した以上は隠密行動は不要と判断し、ロシア艦隊が港から出る前に叩こうと急いでいたが、もしかしたら既に迎撃艦隊が出撃しているかもしれないと思い、警戒しつつ全速力で向かっていた

 

 

 

 

 

即応艦隊

 

旗艦 防護巡洋艦Паллада(パルラーダ)

 

艦上では艦長達が突然の奇襲をして来た日本に対して愚痴を零していた

 

 

 

艦長『Ночная атака...Отвратительный японский флот...!』

  〔夜襲とは... 忌々しい日本艦隊め...!〕

 

参謀長『Совсем、НаверноеЯ собирался к удивлению, покапришвартованных в гавани』

   〔全くです、恐らく港に停泊中に奇襲するつもりだったのでしょう〕

 

艦長『Не важно... Чем этоВы все меня преследуете?』

  〔まぁいい... それより皆付いて来てるか?〕

 

参謀長『Да 、Трудно понять но как-то』

   〔えぇ、分かりにくいですが何とか〕

 

艦長『Хорошо! Скажи им, чтобы они шли прямо к вражескому флоту!』

  〔良し! このまま敵艦隊へ直進するよう通達せよ!〕

 

参謀長等『『Понял!』』

    〔〔了解!〕〕

 

艦長『Но 、Нам бы хватило ихбедных кораблей!』

  〔まぁ、 奴らの貧弱艦では我等だけで十分だろうがな!〕

 

参謀長達『『Хахахаха! без сомнений!』』

    〔〔ハハハハハ! 違いありません!〕〕

 

 

 

 

とは言え、艦長達、いや艦隊の殆どの兵士等が愚痴を吐きつつも所詮は島国の弱小艦隊だと高を括っており、我々よりも艦や練度の質は低いだろうと何処か楽観的であった。

 

そしてその代償はとても高く付いたのである

 

 

 

 

 

先に艦隊を発見したのはこの日の為に夜間訓練を徹底的にした日本側であった

 

 

 

 

見張り員「右舷に敵艦隊多数を発見! 距離6(キロ)、数20、、30、、まだまだ増えてます!!」

 

司令「何っ! やはり既に出張っていたか、、仕方ない」

 

「よし! 先に雷撃をする! その後に注排水装置起動、半潜航行砲撃戦用意!」

 

兵士等「「了解!!」」

 

 

 

ここで司令が指示した「半潜航行砲撃戦」とは注排水装置によって艦の甲板付近まで潜航する事により、速度や距離の誤認などを狙ったものであり、もし被弾したとしても艦内に注水している為、水面に着弾するのと同じ様に爆発の威力が上に逃れるため、船体内部には殆どダメージが通らないのである。

更に速度も全艦艇の機関が蒸気圧縮加速機(ジェットエンジン)(国内外的には一応蒸気タービン)である事に加え、船底を設計し直した為、全速力で航行した際に海面の上を滑る様に航行する為に水の抵抗が極限まで減ったため、どんなに遅くても最大速力が70ノット以上も出るため潜航していても40~55ノットと言う高速を維持できるため、結果的に速度、艦隊の質共にロシア艦隊を大幅に上回っていたのである。

 

ロシアに勝ち目がないのは火を見るよりも明らかであった

 

そして日本艦隊から遅れること9分、遂にロシア側も日本艦隊を発見、攻撃を開始する

 

然し、その頃には既に日本側は雷撃を完了しており、半潜航行砲撃戦に移行、その為距離を見誤り全弾が遥か後方へと着弾していたのである。

 

そして中々砲撃が命中しないため、段々とロシア艦隊に焦りが見えてきた

 

『Почему так! Почему Не бей!』

〔何故だ! 何故当たらない!〕

 

『Не понимаю ! Расстояние должнобыть правильным... Что-то не так...』

〔分かりません!  距離は合ってる筈ですが... 何か違和感が...〕

 

『Что это зна... Ух ты!!』

〔どう言うk... うわっ!!〕

 

 

ズガァァァン!!

 

       ズガァァァン!!

 

 

 

 

圧倒的速度で常に優位な位置かつ潜航による被弾率低下を維持したまま攻撃する日本艦隊に対して、相討ち覚悟で突撃しようと近づいて漸く砲撃の当たらない正体に気付き、驚愕しながらもいざ反撃しようとしたロシア艦隊であったが、日本艦隊の最初に放った魚雷が次々と命中、そしてこれを切っ掛けにロシア艦隊の戦線が遂に崩壊し、我先にと逃亡する艦が増え始め、それを好機とみた日本艦隊は追撃戦に移行、此処まで来たら1隻たりとも逃す気はなかった。

 

結果的にロシア艦隊はこの海戦で64隻中59隻が沈没、残りの5隻の内1隻が何とか港まで逃げることに成功し、4隻は機関の故障などによりこれ以上の戦闘続行は不可能と判断、日本艦隊に降伏する事となったのである。

 

一方で日本側の損害は49隻中7隻が沈没、9隻が機関不調により戦線離脱するもまだ此方に分が有ると判断し、また今回戦った相手に戦艦等の主力が見当たらなかった為、少しでも敵の戦力を削り後続の主力艦隊の負担を減らすことと、序に置き土産として港に機雷を設置する為に戦線離脱する僚艦より燃料弾薬等を少し分けてもらった後にまだ港付近にいるであろう敵主力艦隊に向かって突き進んでいった。

 




グーグル翻訳始めて使ってみたけど上手く出来たか分かんないや

追記
スマホで確認したらロシア側の会話が一部変だけどそこはお許しを、、
PCだと良い感じなんだけどなぁ、、

10/3こちらもセリフのルビはやめました
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