佐久川 寛太(さくがわ かんた)は弱かった。弟弟子に次々と追い抜かれていく中、彼は愚直に努力しかできなかった。
京波 資基(きょうなみ もとき)は強かった。道場でも一番強い彼は、その才能故に自分の力を過信していた。

寛太は、資基の背中をずっと追っていた。あいつのように強くなりたい。その思いで、誰から馬鹿にされてもひたすらに努力を続けた。
資基は、幼少の頃に寛太に一度だけ敗北した。寛太より強くなった今も、資基は寛太が努力し続ける姿を見ていた。あの日負けた寛太の背中に追いつくために、資基は強さを求めた。

ある日、ふたりは突如現れた道場破りに命を奪われる。

寛太と資基に告げられたのは、空間を自在に操る伝説の萌えもん、パルキア。

「私を探してください」

パルキアの願いを叶えれば、自分たちが死んだ日に戻れるという。

寛太と資基はそれぞれの思いを胸に、萌えもんの世界へと転生する。

寛太は萌えもんのルリオとして。
資基は人間テネルとして。

救えなかった人たちを救うために。

過去を変えるふたりの旅が始まった。

お互いの正体を知らないままに――。



※※ポケットモンスターの擬人化二次創作である“萌えっ娘もんすたぁ”の二次創作になります。二次創作の重ね掛け。TSが苦手な人は要注意。
更新は水曜日の18時ですが、不定期。もうひとつのシリーズの合間に書いているので、のんびりと更新予定です。

奇数の話は寛太の視点
偶数の話は資基の視点

で物語が進んでいきます。奇数、偶数どちらかで読んでも話は繋がりますので、一方だけ読むも良し、全て読むも良し。
やりやすい形で楽しんでいただければ幸いです。

よろしくお願いします。



  第一話「求められる拳」
  第二話「未踏の歩み」2021年09月01日(水) 18:57
  第三話 託された拳
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ