前世も今世もマッドサイエンティスト ーヴェルデだから仕方がないー 作:ポロンクセマ
白くて広大な空間が眼前いっぱいに広がる。
地面に足が付かずにふわふわと浮かんでいる感覚がして、居心地がすこぶる悪い。
足をバタバタさせても状況は変わらず。
動くことを諦めた私は、白衣のポケットに手を突っ込んで肩を落とす。
「またここか……」
いつしか繰り返し見ているこの夢は一体何度目だろうか。
ベルモットが見たならば注意を促すであろう舌打ちが自然と出てくるのは、もはや仕方がない。
ひねりが無い空間である。上も下も横も斜めも白くぼやけていて何もない。私の夢ならもっと私の好むものを出せばいいのに。
はぁっと息を吐けば、背後から、
「研究に熱を入れるあまり、君はまた倒れたみたいだね」
抑揚のない高音が聞こえてきた。
振り向かずとも分かる、これはかつて同じ“呪い”を受けた仲間の声だ。
付き合いが長かった分、私が声を聴き間違えることはほぼない。
「君さ、せめて振り返るか返事くらいしたら?」
そう言って私の前に回り込んできたのは、黒いフードを被った物体。もとい、ようやく立って歩けるくらいの赤ん坊。
元アルコバレーノの一人で藍色のおしゃぶりを持つ、幻術使いのバイパー。
彼(彼女)はふわりと私の周りを旋回しながら、私に向かって人差し指を向ける。
「言っておくけど僕は望んでここに来たわけじゃないからね。何かに引っ張られたように来ただけだから。僕が君に会いに来たとか変な勘違いをしないように」
こいつは結局最後の最後まで性別があやふやなままだったな。
いつも身体の線を隠すようなローブとフードを目深にかぶっていたから、素顔を見た回数も少ない。
不思議とこの変な夢を見た時はなぜか元アルコバレーノの面々が出てくる。
ルーチェや風が出てきたときはまだマシだったが、スカルが出てきたときは最悪だった。
アイツは夢の中でもうるさすぎてつい蹴ってしまった。
そして今回はバイパーの番らしい。
「聞いているのかい?」
バイパーの拗ねたような声が聞こえ、私は心得たように頷いた。
「ああ、分かってる、分かってる。心配しなくともそんな気持ちの悪い勘違いはしていない。君は会うたびにそれを言ってるしな」
「というより君さ、倒れるのこれで何回目? 寝食を忘れるくらいそんなに研究って楽しいもの?」
「ああ、楽しいよ。知らないことも実験したりないこともまだまだたくさん世界にはあふれている。時間は有限なのだから効率よく使わなくてはね」
「それで身体を壊してりゃザマァないけどね」
「まぁ、確かにな……。倒れるたびに作業が中断するのは避けたい。多分今回はガス欠だな。私の身体は今、廊下にでも転がってるはずだ」
私が肩を竦めればバイパーが呆れたように息を吐く。
表情は見えないが、こいつは今きっと顔を盛大にしかめていることだろう。
「君ね、今、一応女の子なんだから……」
「分かっている」
どうもこの体は限界値が曖昧で、前世に比べてはるかに体力が無くなっている気がしてならない。
昔は2,3日続けて徹夜してもさほど問題がなかったのに。
男から女になったからだろうか。
いや、違うな。子供のうちの体力に男女差がそこまで出るとは思えない。
だとすると私の身体がまだまだ発展途中であるからだろうか。
スコッチがよく「成長期の運動は大切だ」と説く通り、この身体はもう少し体力をつけた方がいいかもしれない。
そうだな。私は中身がどうであれまだ10歳児だ。気を付けよう。
「……そろそろ起きる時間だね。じゃぁね、ヴェルデ。もう二度と会わないことを願うよ」
パイバーの声を耳に流しながら私は静かに目を瞑った。
「あら、お目覚め?」
とある一室で。そんな声を耳に拾い、私はゆっくりと上半身を起こした。
私が横になっていたのは革張りのソファーのようで、身体全体には大人用の白衣がかけられていた。
何度か瞬きをして視界をクリアにした後、痛みを訴える頭に手をやる。
ああ、目も身体の節々も痛い。
「うー……、まるで二日酔いのようだな」
「なぁに、あなた。その年でお酒をたしなむの? ちなみにその痛みはろくに休憩や食事をはさまずにパソコンの画面を見続けたせいね。腕に点滴がささっているから、それが終わるまでもう少し安静にしていた方がいいわよ」
そう忠告する目の前にいる女性を見上げ、私はかけられていた彼女の白衣を手渡した。
彼女は私と同じく組織に身を置く科学者で、日本人にはそぐわない赤みがかった明るい茶色の髪を持つ若い女性だ。
確か本名は宮野志保といったか。
「すまなかったな、シェリー。白衣もありがとう。迷惑をかけた」
「さすがに驚いたわよ。まさか廊下で倒れているなんて。あなたのペットに感謝するのね。あなたの周りをウロウロしながら助けを呼ぶように鳴いていたんだから。知らなかったわ。ワニってあんな風に鳴くのね……」
「ケイマンが?」
ふとソファーの横に視線を向ければケイマンが身体を丸めてコンパクトサイズで眠っていた。
私のペットにして相棒である、ワニのケイマン。
感謝の意味を込めて彼の頭をコンコンと叩くと、片目を開けたケイマンが小さく鳴いた。
どうやら「気にすんな」と言っているようだ。
その様子を腕を組んだシェリーが不思議そうに見下ろす。
「ワニをペットにするなんて相当な変わりものよね、あなた。それにそのワニ、まるであなたの言動を理解しているようじゃない」
「私とケイマンとの付き合いは長いからな。お互い何も言わなくても通じ合う」
「付き合いが長い? あなたがそのワニを飼うようになったのはついこの間の事だと思ったけど?」
「今世で再会したのはついこの間なんだが、こいつと私の付き合いは前世から続いているんだ」
私が小さく笑えばシェリーは眉間にしわを寄せる。
からかわれたと思ったらしい。
それでもシェリーは笑い飛ばしたり皮肉を言ったりはしなかった。
私が10歳児だからだろうか。
いつもすました表情をしていることが多い彼女だが、心根は優しいのだろう。
「シェリーは女性にしては珍しく、ワニが平気なんだな。他の連中は怖がって近寄っても来ないというのに。ケイマンは賢いから、私に危害を加えない限り自分から人を襲う事はないのになぁ……」
「ちょっと。私だって爬虫類なんて好んで近寄りたくはないわよ。どちらかというと苦手な部類だわ」
「ではどうして……」
「どうしてって、普通聞く? 緊急事態だったからに決まってるでしょ。さすがに倒れている子供を放っておくわけにはいかないわよ」
その返しに私の目は丸くなる。
すると彼女は苦手なケイマンを前にして、私を保護してくれたという事か。
「何よ、その顔は」と言うシェリーに私の口角が自然と上がった。
「シェリーは良い子だな」
「“良い子”って……私はあなたより年上よ? 子供に言うような言い方をしないで」
「君はまだ10代だろう? 本来なら親の庇護下にいてもいい年齢だ。子供だよ」
「……あなたって本当に10歳? 話し方といい態度といい、年齢をサバ読みしてない?」
「残念ながら私は生まれてから10年しか経っていないよ」
「疑わしいわね」
「ふふ、そうだな。子供らしくない私にも気を使ってくれる、良い子なシェリー。……もしケイマンが平気ならいずれ私が独立する時に、助手としてついてこないか?」
これは私が前々から考えていた事、いわゆるヘッドハンティングだ。
現在、シェリーは組織が指示する研究に忙しくて私の研究につく余裕はなく、彼女の技術を知っている身としては大変歯がゆかった。
しかし私が独立して引き抜いてしまえばこっちのもの。
最近組織内も騒がしくなってきたからちょうどいいだろう。
私のゴーラ・モスカやケイマンに対して、連中の目や口がうるさくてたまらないのなんの。
やれ廃棄しろだのやれ捨ててこいだの。他にも心の安寧がどうとか衛生面がどうとか……エトセトラ。
まったく失礼にもほどがある。
「君は優秀な科学者だからさぞ研究の幅も広がるだろう」
私がにやりと笑うとシェリーは目を見開いた。
そして左右を確認するようにすぐさま顔を振る。
第三者に聞かれるのを恐れたのだろう。
「心配しなくても大丈夫だぞ。扉の外に人の気配があればケイマンが反応するし、この部屋についている監視カメラに音声は記録されない。カメラの死角を突けば我々の会話は分からないさ」
「あ、あなた……本気で言ってるの? 組織を裏切る気?」
「裏切るも何も……。私は組織に忠誠を誓っているわけでもないし、私にとって組織はただのスポンサーだ」
「スポンサー?」
「そう。私がしたい研究の費用を出してもらう代わりに、組織が望むものを提供しているだけにすぎない。私と組織は対等、ギブ&テイクの関係だ。転職に口を出される謂れはないさ」
「て、転職って。嘘でしょう……。そんな馬鹿な……」
シェリーが青い顔をしながら私の隣に座りこむ。
黙り込んでしまった彼女の肩に手を置けば過剰な反応を示した。
ふむ。大分強張っているな。
なんとなく彼女の頭に手を移動させてその髪を撫でる。
かのボンゴレ、沢田綱吉が子供をなだめる時にこうしていたのをふと思い出したからだ。
前世の私がやったなら間違いなくセクハラと訴えられるが、今の私は女だからまぁ許されるだろう。
「返事は急がないからゆっくり考えてみてくれ。私の方も出ていくのにいろいろと準備があるからな。強要はしない。ただ、君が組織の研究に疑問を持っていることは知っている」
私の最後の言葉にシェリーはのろのろと顔を上げた。
「姉を人質同然に取られていることもな。そもそも人質を取って協力を要請してくるなんて科学者に対する侮辱だ。研究とは自由なものでなければならないし、誰かに強制されてするものではない。柔軟な発想と純粋な疑問、自然体な思考から生まれてくるものだ。どうだ? 私についてくるのなら、姉も含めて守ってやってもいいぞ。昔はマッドサイエンティストとか言われていろいろな組織に追いかけられたこともあるしな。逃げるのも潜るのもそれなりに経験は豊富だ」
私が得意げに胸を張ると、シェリーは青白い顔で小さく笑った。
「あなた、本当はサバ読みまくっているでしょう?」
「カルーソー、ちょうどいい。お前に会いに行くところだったんだ。いい豆を手に入れたんだが、一緒にコーヒーブレイクといかないか?」
「ライ……」
体力づくりのためまずは小さな一歩からと、散歩を30分ほどしたところで黒髪長髪の男と出くわした。
彼は私の前で小さな紙袋を揺らす。
「菓子も何点か持ってきた。甘いものは嫌いではないだろう?」
「ああ、ありがとう。ちょうどおやつ時だしな。いただくよ」
私がお礼を言えば、彼はくわえていたタバコを携帯灰皿に捨てた。
彼の組織内のコードネームは“ライ”。
諸星大と名乗っているが、本名は赤井秀一と言い、組織に潜入してきたFBI捜査官だ。肩書が多いな。
彼は組織の幹部になってから私に積極的に近づいて来た。
どうやらライは私の組織に対する不忠をすぐさま見抜いたらしい。洞察眼がすさまじくて驚く。
そして私が組織に対しての義理立てがまったくない事や、特に弱みを握られているわけでも人質を取られているわけでもない事を調べ上げると、組織を抜けることを提案してきた。
証人保護プログラムというものの存在もほのめかし、私を外に出す準備はすでにあるという。
なぜそこまで私にかまうのか聞いてみると、FBIとして私のような子供が犯罪集団にいる事に疑問を持ったとの事だ。
そして私の技術は私を必要としているもっと広い世界で使われるべきだと言ってきた。
ああ、確か前世の私にもそう言ってくれた人がいたっけな。
「どうした、カルーソー。行かないのか?」
先に歩を進めていたライが私を振り返る。
私は首を振って「今、行く」と答えた。
「すまない、少々考え事をしていたんだ」
「また研究の事か? カルーソーは相変わらず仕事熱心な事だ」
「いいや。もし君が困っていたらゴーラ・モスカを貸してやってもいいかなと、ふと思ってな」
「どうしたいきなり」
「それなりに私が君を気に入っているということだよ」
ライが目を丸くしながら不思議そうな顔でこちらを見てくるので、「いつも飄々としている奴の珍しい顔を見れた」と私は笑った。
パァン!
とある建物の屋上で、銃声の音が響き渡った。
撃ったのは私、もとい私の傍らにいるゴーラ・モスカ。
さすがは私の優秀なモスカ。一寸の狂いもない。
その精密さといい速さといい、人間の反射速度なんぞ軽く超える。
私は靴音を鳴らしながら成人男性二人に近づいていった。
まぁ片方は撃たれた衝撃でぐったり意識を失っているが。
もう片方は信じられないものを見るような目で固まっている。
ちなみにモスカに撃たれたのはスコッチで、固まっているのはライである。
私はライの緊張を解くため、いつものトーンで声を出した。
「やぁ、ライ。この前のコーヒーブレイクから数週間しか経ってないぞ。こんなに早くモスカの出番が来るとは驚きだよ」
「カルーソー……なぜここに。というより今、空から現れなかったか……?」
ライの視線が上へ下へと忙しなく動くが、私は彼の疑問を遮るように手を挙げた。
「悪いが説明している暇はない。とりあえず、スコッチに撃ったのは血糊入りの仮死薬だということは言っておく」
「仮死薬!?」
「しっ、黙れ。誰か来るぞ。ライ、スコッチの持っている拳銃を回収してくれ」
カンカンカン、と外階段を駆け上がる音がだんだんと近づいてくる。
私とライは耳を澄ませながら階段の方を振り向いた。
きっと音の持ち主はスコッチを追ってきた組織の誰かに違いない。
どうやらスコッチもライと同じく組織に潜入してきたスパイだったようで、それがバレて追い詰められた彼は証拠隠滅を図って拳銃自殺しようとした。
それを先手とばかりに私が彼の胸めがけて薬を打ち込んだというのが、今の状況だ。
「追手は誰だろうなぁ、モスカ。……なんだ、バーボンか」
「ライ、カルーソー……。なぜあなたたちが……。っ、スコッチ!!?」
外階段から組織の幹部の一人、バーボンこと安室透が顔を出す。
大急ぎで来たのだろう。彼の額には大量の汗が浮かんできた。その汗を拭う事もせずに、彼はスコッチに近寄った。
スコッチの呼吸を調べて、その死を確認している。完全なスプラッタだしな。
胸を中心に大量の血糊がシミを作り、誰がどう見たって死体だろう。
少々血糊の量が多すぎたかもしれない。改良の余地ありと頭の中の引き出しに入れる。
そしてしばらくしてバーボンは静かに立ち上がった。
「どちらが殺したんですか……?」
底冷えするような低い低い声だった。
彼の作った拳がギリギリと音を立てている。どうやら強い怒りを抱いているようだ。
「ああ、そういえば」と思い返せば、バーボンはスコッチと任務に就くことが度々あった。
スコッチとの会話の中でバーボンの話題が何回か出たこともある。
……そうか。彼らは友人同士だったんだな。
バーボンから強い殺気を向けられているが、隠すこともないので私は肩を竦めた。
「ああ、スコッチなら私が」
「俺が殺した」
「は?」
「俺がスコッチを殺した」
その言葉に私は真横を勢いよく振り向く。
まるで私を庇うように、手をポケットに入れたライが進み出た。
「お前にはまだ情報が届いていないのか、バーボン。そいつは日本の公安の犬だそうだ。裏切りには制裁をもって答える、だろう?」
「ライ、貴様……」
「おっとそう睨むな。ジンでなかっただけマシだろう。あいつならきっと散々なぶって痛めつけてから殺しただろうからな」
バーボンの射るような視線をライは軽くかわす。
逆に私はビリビリとした気迫が肌に伝わってきて、知らず知らずのうちに皮膚が粟立っていた。
渇く喉を潤すように唾を飲みこんでから、私はモスカの腕を叩いた。
「ゴーラ・モスカ。スコッチの遺体を回収しろ」
「カルーソー!? 何を……」
モスカが私の指示で動き出したのを見て、バーボンがスコッチを後ろ手に庇う。
「悪く思うな、バーボン。まだ切り替えができていないようだが、スコッチはスパイだったんだ。バレたのなら殺されるのは仕方がない事だ」
「っ、それは……」
「スコッチが死んだことの証明として、その死体をベルモットに見せる。その後は丁重に埋めてやると約束する。私も彼にはいろいろと世話になった身だからな」
「世話に……?」
そう。スコッチにはいろいろと恩もある。
私を案じて色々な所へ連れ出してくれたり、体力づくりを手伝ってくれたりと色々と面倒を見てくれた。
その中でも一番恩義を感じていることは、彼が私の相棒、ワニのケイマンと再会させてくれたことである。
半ば無理やり引きずるように連れて行かれた海釣りで、偶然ケイマンと再会したのは記憶に新しい。
スコッチは「ワニがなんで海にいる!?」と驚いていたが、そこはケイマンだからと言うほかない。
そもそもワニは淡水の場所に生息していると思いがちだが、海水と淡水が混じった場所に生息する種もいる。
そいつらはインド南東部からベトナム、オーストラリア北部、ニューギニアに広く生息しているから、本来はその海釣りの場所にいるわけはないのだが……。
些細な問題だ。とにかくケイマンと再会できたのだから多少の疑問には目を瞑る。
「そこをどいてくれ、バーボン。悪いな……」
もう一度重ねて言うと、バーボンはゆっくりと身を引いた。
唇を強く噛んで必死に感情を押し殺そうとしているみたいに見えた。
モスカがスコッチを横向きに抱きかかえ、私はライと共にその場を後にする。
バーボンはついては来なかった。
「カルーソー、スコッチを本当にベルモットの元へ連れて行くのか?」
「そんなわけないだろう。彼女は私が仮死薬を作っていたのもスコッチにそこそこ好意を持っていたのも知っている。私が遺体を回収した時点で、どうせ“何かある”と疑われるに決まっているからな」
「ならどうするつもりだ」
「ちょうどいい機会だし、このまま組織を抜ける」
「は?」
「君にも世話になったな、ライ。また会おう」
「ちょっと待て、カルーソー」
ライが私の腕を掴もうとしたので、とっさに避ける。
私はそのままモスカの腕に抱えられたスコッチの上に乗った。
仮死状態の彼の眉がわずかに寄った気がしたが、多分気のせいだ。
モスカの首に手を回して、ライに向かって手を振った。
「じゃぁな、ライ。元気でな。モスカ、発進しろ」
モスカの背中に取り付けた噴射口から勢いよく炎が噴き出す。
そのままモスカの巨体は浮かび上がり、夜空を飛翔した。
はるか下で「It’s a miracle……」なんて言葉が聞こえた気がするが、気のせいだったかもしれない。
★カルーソー
組織に対する忠誠心は皆無。
シェリーの事は高く評価していて、科学者としての彼女を軽く扱う(人質を取る)組織にはいい印象を抱いていない。
最近はゴーラ・モスカやケイマンに対する文句をいろいろな人から言われていたので、好感度はもはやマイナス。
そろそろ旅立ちの時か、と黄昏ることもしばしば。
ライとはコーヒーブレイク仲間。
スコッチを乱暴ながらも助けたのはそれなりに好意を持っていたから。
スコッチが公安で、バーボンがスコッチの本当の意味での仲間だとは知らなかった。
現在、仮死状態のスコッチを連れて逃亡中。
結局シェリーには色よい返事を貰えなかった。
★ケイマン
ワニ。ヴェルデのペットにして相棒。
海で一本釣りされた。