祝70話
70話かけてようやく林間合宿編、スタートです。
夏休みに突入し、充実した休みを過ごせたのではないかと思う。
起きて、学んで、遊ぶ。
起きて、学んで、煽る。
起きて、学んで、冷や汗をかく。
起きて、学んで、金玉を破壊されかける。
起きて、学んで、女子による拷問。
開始してまもないが中々濃い時間を過ごすことができたよ。今でも夢の中で修羅の如き妹が俺の金玉を破壊するために追いかけてくる夢を見るぐらいにはな。
何故俺と同じ速度で走ることが出来るのだろうか?何処に逃げても何故か先回りされる恐怖、これが敵が味わっていた恐怖……? 妹は殺意マシマシヤンデレストーカー、はっきりわかんだね。
寝起きは毎度幸せなのか最悪なのか分からないが、今日から待ちに待ったイベントが開催される。
「林間合宿だ────!!」
「楽しみ──!!」
「オイラ待ちに待ってたぜこの時をよォ!!」
「ああ!夢の中で妹に金玉パニッシュメントされかけたが楽しみすぎてもう忘れたぜ!楽しみすぎて丸太持ってきた!」
「石楠花、元の場所に戻して来い。でないと除籍な?」
しおりには書いてなかったから良いと思ったんだけどな。なら書いといてくれよ、丸太持参禁止って。
おっ、B組もいるな。良いねぇ学年で行動する行事はテンションが上がるよな。溜まったテンションが尻穴からぶち抜けてマントルまで届きそうだよ。
あれ?あの七三頭は…物間。朝から元気そうだな、顔が。朝からニヤニヤしてるのは上級者のソレだぞ?
「え?A組補習いるの?つまり赤点とった人がいるってこと!?ええ!?おかしくない!?おかしくない!?A組はB組よりずっと優秀なハズなのにぃ!?あれれれれぇ!?」
「おい、デュエルしろよ」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?……あっ…」トンっ…!
あれ?良いところだったのにオレンジサイドテールちゃんが意識を刈り取っていった。相変わらず素早い手刀だ、俺でなきゃ見逃しちゃうね。
「物間がごめんな」
「いいよ、今までのツケは君の体で払ってもらおうか」
「ふざけんな!?」
「まぁまぁ、口ではそう言ってるけど体は期待しちゃってるぜ?」
「そんなわけないだろ変態野郎!やめろ!?服を脱いでこっちくるっ……えっ…!?」
「夏休みの空いた時間に極限まで自身の身体をいじめ抜いたのさ。今、俺に肉体美で勝てる存在などこの世の森羅万象何処にもいない。さらにそこに人類最高峰の顔面偏差値が加わっちまった。国を落とせるぜ。おや?俺の身体に目が釘付けになってるぜ?お嬢さん」
「いやっ…違っ…!?そんなこと…だって変態の体でそんなっ…!?」
「現実とは非常なものでね……いやよいやよも好きのうちってやつさ」
「嘘っ…体が負けて……私っ…!?」
「さぁ、僕に全てを任せてごらん?大丈夫!忘れられない思い出になるよ。さぁおいで?」
「「「おらぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァ!!」」」
「ぐああああああああああァァァ!?」
女子全員に蹴り飛ばされた。誰か個性使ってない?的確に俺の金玉破壊を狙ってるハンターもいたんだが。
「石楠花飛ばしすぎダメ!!エッチなのは禁止!」
「まだ清らかなB組をA組の恥で汚染しようとしないで!」
「女体に近づくな変態!」
「永世名誉童貞!!」
「おい最後誰だ!」
なんて事言うんだ最後!?そんな恐ろしい現実は認めないぞ絶対に!
「大丈夫一佳?」
「よく耐えたね。あの肉体に」
「えっ?うっ……うん…」
「なんか名残惜しそうじゃない?」
「そっ…そんな事ななないじゃないじゃじゃない!?」
「危なかった。呑まれそうになった」
「ん」
「あぁ……神々しき肉体の持ち主が、何故酒池肉林を司るような愚かな存在に成り果てたのでしょうか…」
B組女子が一致団結しているな。なかなか良い蹴りだったよ。女子みんなでキックボクシングでも通ってるの?世界狙えるよ。
そして何で目隠ししてるの?俺の身体ってそんなに目に毒なの?直視してごらん?世界が変わるよ?
「やはり…B組の皆さんは鱗さんの身体に慣れていなさそうですわね。何とかして守り抜かないと…!」
「うん!B組だけでも…!私たちはもう手遅れだから…!あの身体を見る殴る蹴るに慣れちゃったから、他の男子の体がヒョロヒョロのカスに見える…!これだけは阻止しないと…!」
「アイツもう敵だろ」
凄い…味方からも援護の言葉が何もない。全女子から恐ろしい視線が飛んでくる。俺は敵だった…?
だがこの程度でへこたれる俺ではない。乙女の性癖を破壊する瞬間に1番の喜びを覚えるからなぁ!!
「Wow!!ナイス
「ばっ!?ポニー!?ダメ!?」
「変態に近づいたら妊娠するよ!?」
「タッチOK?」
「OKOK!お稲荷さんもタッチOKよ!」
「Oh?オイナリさん?」
「未来の子供達を生み出し守る保護促進施設さ!」
「最低だ!?」
「ポニーにクソみたいな言葉を覚えさせるな!?」
「アイツもう史上最悪の敵だろ!?」
「A組の恥を隔離しろ!」
どうしたんだよみんな。俺は至極丁寧に教えてあげているだけなのに。あっ、フェザータッチ良いね。俺も筋肉サービスをしようではないか。
「秘技、筋肉流動!」
「Oh!ナイスマッスル!まるで
「おい!筋肉が唸りを上げてるぞ!?」
「キモすぎるマッスルコントロール!?」
「A組の恥を隔離しろ!」
喜んでもらえたようで何よりだ。流石は自由の国出身者、上半身裸ぐらいでは微塵も表情に出さないか。ハンバーガー食べて体をゴツくするしかないな。
まぁ良い結果に落ち着いたのではなかろうか。B組女子も顔を隠した指の隙間からチラチラ俺の身体を見ているし。
ポニーちゃんもスーパーヒーローにあったかの如くキラキラした目をしてくれている。もう少し身長伸ばしてオールマイト超えを目指そう。でも体の比率が崩れるからダメか。
やる事はやった。俺は優雅に凱旋するぜ。
「ただいまみんな、A組男子の代弁者として相応しい行いを見せつけてきたぜ」
「ふざけんな!?」
「評価がコレと一緒とか嫌すぎる!?」
「大丈夫、峰田が相対するよりもまだ評価は残ってるだろう」
「何でオイラの方がお前以下何だよ石楠花ェェ!!」
順当な評価だと思います。セクハラをするならば言葉に対する責任を伴うものだよ。私は1つのセクハラに対して、10の拷問を受けているからね!
「俺の役目は終わった、次は峰田の番だぜ。飛び切り濃厚な下ネタをぶちかましてやれ!」
「女子の殆どが殺気立ってる中言えねェよ。腹減ったライオン達の群れの中に放り込まれた生肉のようにズタズタにされておしまいだよオイラが」
「本望だろ?」
「まだ生きたい!!」
生存本能が勝ってしまったか。確かに離れていても感じる程の濃厚な殺気だ。ボディビルダーでさえ部屋の隅で縮こまって震えてしまうね。
だが見たいのだ!俺以外にも粛清される存在がいてもいいはずなんだ!
セクハラして粛清されている様を指差しながら笑い転げたいんだ!
「緑谷、どうだ?度胸試しチャレンジしてみないか?」
「絶対イヤだよ!?」
「爆豪、どうだ?度胸試しチャレンジしてみないか?」
「黙れカス!1人で死ね!!」
「えっ?爆豪大明神というお方が……まさか…ビビって…?出来ないとおっしゃるなんて…!!」
「アァァ!?出来るに決まっ「「「今だけ抑えろ!洒落にならねェ!!」」」ふガッ!!」
チッ!止められたか。今の流れは確定演出だったんだがな。爆豪を解放してあげなさい。今にも下ネタを言いたくて言いたくて堪らない表情をしていますよ。
「轟、どうだ?度胸試しチャレンジしてみないか?」
「お?何言えばいいんだ?」
「馬鹿野郎お前!?」
「正気かお前!?」
「何言えばいいか分かんねぇから、石楠花一回手本を見せてくれねェか?」
「任せろ!うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「何で立場逆転してんの!?」
「馬鹿しかいねぇ!!」
何故か俺が突撃する羽目になってたが関係ないね!もう俺を止められる者は何処にもいやしない!俺のスケベフォルダが火を吹くぜ!うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
しかしそこで俺の目と耳は捉えてしまった。女子達の会話を。女子達が今まさに検索をかけている内容を。
「効率的な玉の壊し方は……」
「ペンチで…」
「いやハンマーを…」
「『拷問 長続き』で調べたんやけど…」
「『100度 飲ます 沈める』だと…」
「『拷問 関節 伸ばす』これ結構…」
「『逆さ吊り 水責め 百叩き』これは中々…」
「ん」
「ん?『尻 穴破壊 熱鉄』へぇ…うらめしいね…」
「ただいま」
「どうした石楠花?顔色が真っ青だぞ?体調でも悪ィのか?」
「いや…清く正しく美しく生きていこうと思って…」
「「「何があった石楠花ェェェ!?」」」
いや、うん。真面目に生きるよ。流石に2クラス分の拷問知識の収集と実行は俺の肉体をも凌駕しそうなので…うん。
ちょっと想像しただけで背筋が寒くなるような恐ろしい内容が聞こえてきたので……うん。
「みんな、バスに乗ろう。そして俺を守ってくれ」
「「「だから何があったんだ石楠花ェェェ!?」」」
よし向かおう!早く向かおう!早く座ろう!このまま女子全員が集まってると、着くまでに俺の玉と尻穴が爆破されているかもしれねェから急いで向かおう!早急に引き離そうぜ!
「うん!石楠花くんが何故急に真面目になったか分からないが早急に移動するのは賛成だ!A組のバスはこっちだ!席順に並びたまえ!」
よし行こう!ワクワク遠足編の始まりだぜ!楽しみだなぁ!
「スパナで叩き潰して薄く伸ばして細く切る…」
うどんを作る工程見たいな拷問が聞こえてきた!?
▽
バスに乗って1時間ぐらい経過しだろうか?
拷問が怖くて震えていたらいつの間にか寝ていたよ。まぁ夢の中でも修羅妹ジャックに追いかけ回されたんだが、もう拷問始まってます?
俺の席順は相澤先生の横と職員会議で決まったらしい。もっと自主性を重んじてくれよ。
しかも捕縛されながら座ってた。理由は何をしでかすか分からんからとのこと。幼稚園児でももっと選択肢はあると思います。
目的地に着いたのか、先生に叩き起こされた俺はバスから降りて辺りを見回している。うん、森だ。
辺り一面が森。紛うことなき森。休憩と称して下された場所は森が見渡せる高台。俺の視力を持ってしても人工物はゼロ。ここがパーキングエリアに見える個性にでもかかってんのか?
「アレ?B組は?」
「何もねェな」
「お…おしっこ…」
「今股間を蹴り上げたらどうなるんだろうか?」
「この鬼畜野郎!?」
気になるが流石にそこまで鬼畜でないよ。漏れそうな女の子がいるなら全力でくすぐって尿意促進のツボを押すけどね。
「葉隠、長旅で疲れただろう。よければ俺が肩をマッサージしてあげようか?」
「えっ、いいの?ずっと座ってたから丁度肩が凝ってて…」
「ああ任せろ!代わりに尿意と便意促進のツボを刺激させてもらうけど」
「最低!!変態!!人の皮を被った悪魔!!石楠花!!」
「待って俺の苗字って悪口になるの?」
俺が悪いけどすげぇ心に刺さったわ。ごめんな石楠花の花よ、知らない間に悪口の花言葉が追加されてしまったようだ。
「お前ら揃ったか?」
「先生…?ここは…?」
「何の目的もなくでは意味が薄いからな」
「何を……?」
「よ──うイレイザー!!」
「ご無沙汰してます」
ん?痛い格好のいい歳した年上美女の気配を察知!