これ以上龍気活性してしまうと、あたしはバルファルクになってしまう   作:ハリー・ルイス博士

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#18 雄英体育祭に向けて

 

「どのチャンネルも結構デカく扱ってたよなあ」

「ビックリしたぜ」

「無理ないよ、プロヒーローを輩出するヒーロー科が襲われたんだから」

 

 USJでの事件は多くのテレビや動画配信サイトで扱われた。

 誰でも名前を知っているような大物配信者や、有名なアナウンサーが、よく知る場所を扱っていたのには感慨深いものがある。

 

「けど、さっすがオールマイトだよなぁ! あのクソ強いヴィランを撃退しちまうんだから!!」

「ああ、驚愕に値する強さだ」

 

 

 しばらくして、丁度朝のHR(ホームルーム)が始まる時刻となると、A組の面々は口を閉じた。

 予定時刻になれば口を閉じて席に着くよう、相澤先生に調教されているのだ。

 そこへクラス委員長の飯田が、無駄にキビキビとした早歩きで入ってくる。

 

「皆──!! 朝のHRが始まる! 私語を慎んで席につけ──!!」

 

「一番声でかいのあんたでしょ」

「みんな席についてるだろー」

「ついてねーのおめーだけだ」

 

 当然、声をあげたのも、席についていないのも、飯田だけである。

 その様子に、飯田は悔しげに席についた。

 

 しかし、あんなことがあって流石に担当の先生の交代でもあったのか、HRの時刻を過ぎても誰も現れない。

 統制の取れていたA組でも、いよいよお喋りが再び始まった。

 

 

「今日のHR。誰がやるんだろ?」

「そうね。相澤先生は怪我で入院中のはずだし……」

「オールマイトかもね。クラスは担当してないし、ヒーロー基礎学がない間、けっこー時間あるはず」

 

 そう、もっともらしい推測を天彗が口にするや否や、教室の前のドアが音を立てて開いた。

 

 

「お早う」

「「相澤先生、復帰早えぇぇ!!!」」

 

 現れたのは相澤先生。

 顔面の殆どが包帯でぐるぐる巻き。両腕はギプスで覆われ、首からかけた布で腕を吊り上げている。歩き方もヨロヨロとしていて、頼りない。

 どう見ても重体な患者といった様相だった。

 

 その様子を見て、生徒達は口々に容体を問う声をあげる。

 

 

「俺の安否はどうでも良い。何よりまだ、戦いは終わってねぇ……」

 

 しかし、相澤先生はそんなもの(自身の容体)より重要なものがあると言いたげな口調で、問いかけた。

 そんな深刻な状態の相澤先生が告げる、次なる戦い。

 A組生徒たちは、ヴィランらの再来など、各々の思う最悪を予感して息を呑む。

 

 

「雄英体育祭が迫ってる……!!」

「「「クソ学校っぽいの来たァァァ!!!」」」

 

 もちろんそんなことはなかった。

 

「(相澤センも冗談くらい言うんだ……)」

 

 

 雄英体育祭。

 

 それは統一の規格を失った超常社会の人類の求めに応じた闘争の場。

 日本においては、かつて祭典と呼ばれたオリンピックに代わり、ビッグイベントの一つに数えられている体育の祭である。

 

 その特徴はなんといっても、ヒーローの登竜門であることだろう。

 ヒーロー科として最難関とされる雄英高校に所属するヒーローの卵たちに加え、普通科やその他の学科であっても成績次第ではヒーローとなることができる将来性。

 

 そんな生徒たちの夢が詰まった祭典でもあるのだ。

 

 ヒーローの祭典であるために、当然ヒーロー科以外も含めて全員、個性は使用可能。

 加えて、スカウト目的のプロヒーローも多数訪れるため、将来のサイドキック入りのために各ヒーロー事務所への顔見せとなる。注目されれば、ヒーロービルボードチャートでも上位のトップヒーローから声がかかる可能性も。

 

 世間的評判も高い。学生大会であるために、高校生の間3回しか訪れないドラマ性も古くは甲子園野球のような涙と感動を呼び。テレビでは毎年、高視聴率をキープしている。

 テレビで顔と名前を晒すこととなるため、雄英ヒーロー科の生徒たちが一般人から公人となる瞬間でもある。

 

 

 と、ここで質問が生徒からあがった。

 あんなこと(USJ事件)があった後で、大丈夫なのか。というもの。

 

 至極真っ当な質問だ。

 ヴィランの侵入を、公表していないものを含めれば2回も許している現在。雄英高校のセキュリティは脅かされていると言える。

 通常の神経であれば、競技は中止となるのが順当だ。

 

 しかし、雄英高校の運営は警備を5倍にして強行することを決定。あえて大々的に開催して雄英の危機管理体制は盤石であることを内外に示すのだという。

 

 

 その決定にどんな思いを抱いているかを見せず、相澤先生は生徒に発破をかける。

 

「年に一度、計3回だけのチャンス。ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ……! その気があるなら、準備は怠るな!!」

「「「はい!!!」」」

 

 観客として見ていた雄英体育祭の舞台。

 それに自分が、さらにはヒーロー科という花形として出るという事実に、ヒーロー科の生徒たちはようやく自分たちがトップヒーローの卵なのだということを実感する。

 ヒーローとしての将来。漠然としたその夢が形となって、ヒーロー科の生徒たちの前に迫っていた。

 

「HRは以上だ……──」

 

 

 

 四限が終わった昼休み。

 

「あんなことはあったけど……。なんだかんだテンション上がるな、オイ!!」

「活躍して目立ちゃ、プロへのどでけぇ一歩を踏み出せる!」

「雄英に入った甲斐があるってもんだ!」

「卒業まで数少ないチャンス。物にしない手はない……」

 

 幾度かの休み時間で語り合ったというのに、体育祭の話題は尽きていなかった。

 

「天彗ちゃんはその翼だけで目立ちそう。羨ましいわ」

「そう? まあ、ちゃんと飛べるようになったらじゃんね?」

「私の個性、意外と地味だから……」

「あす、梅雨ちゃんも目立つんじゃない? 珍しいタイプのカワイさだし」

 

 表情はほとんど変わらないが、ポゥッと蛙吹の肌が赤くなった。

 照れているらしい。

 

 

 そして、ここにも1人、燃えている人物が。

 

「頑゛張゛ろ゛う゛ね゛体゛育゛祭゛!」

 

 うららかじゃない麗日である。

 

「皆!! 私!! 頑張る!」

 

 濁音記号がつきそうな震えた声といつもと違うキャラで、クラスの全員に言ってまわっているというのだから、筋金入りだ。

 

 

「赤井ちゃん、私、頑張る!!」

「お、おう。頑張ってな、麗日……」

 

 普段、それほど絡みのない天彗にも、麗日はその覚悟を伝えにきた。

 もはや何がしたいのだろう?

 

 そんなテンションの高い人々の反応のおかげと言うべきか。襲撃の余韻の抜けないA組の面々も、徐々に意識を体育祭へと向かっていった。

 

 

 

 

「な。……な、何ごとだぁ!!?」

 

 そんな日の放課後、A組教室の前には大勢の人集りができていた。

 

「君たち、A組に何か用が──」

「んだよ! 出れねーじゃん! 何しに来たんだよ!」

 

「敵情視察だろザコ。ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中だもんな、体育祭の前に見ときてぇんだろ」

 

 人集りに慄くA組面子の前に立ったのは、爆豪だった。

 

「そんなことしたって意味ねぇから。どけ、モブども」

「言い方はともかく、あたしもどーかん。あたし、職員室に呼ばれてるから。どけよ」

 

 ヴィラン顔負けの悪人顔と元ヤンJKによるメンチで、進学校のエリート達は怯む。

 

「(赤井さん。薄々気付いてたけど、やっぱ不良だよね……?)」

 

 

「噂のA組……。どんなもんかと見に来たが、随分と偉そうだな。ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのかい?」

「ああ?」

 

 天彗と爆豪以外は、そんなことないとばかりに顔を顔を大きく横に振る。

 

「こういうの見ちゃうと、幻滅するなぁ」

 

 人垣を縫って現れたのは、逆立てた紫の髪と目の下の隈が特徴的な青年だった。生え際が富士型でとても綺麗である。

 

「普通科とか他の科って、ヒーロー科落ちたから入ったって奴、結構いるんだ。……知ってた?」

 

 知ってる。媧恋は一応、ギリその部類に入るし。

 

「そんな俺らにも学校側はチャンスを残してくれてる。体育祭のリザルトによっちゃ、ヒーロー科編入も検討してくれるんだって」

 

 ヒーロー志望なら、他のヒーロー科のある高校じゃダメだったんだろうか。雄英以外を選択肢に入れていた天彗は疑問に抱いた。

 そんな天彗の心の内の疑問に答えるはずもなく、紫髪の普通科生は話を続ける。

 

「その逆も、また然りらしいよ。……敵情視察? 少なくとも普通科は、調子乗ってっと、足元ゴッソリ掬っちゃうぞっつー、宣戦布告しに来たつもり」

 

 数秒、睨み合う時間が続いた。

 

 

 と、そこで。

 

「おうおう! 隣のB組のモンだけどよぅ!! ヴィランと戦ったつうから、話聞こうと思ってたんがよう!! エラく調子づいちゃってんなオイ!!」

 

 そんなことを人集りの後方から銀髪、といっても天彗の白に近いようなそれではなく、どんな理屈か髪全体に金属光沢のある本当の意味での"銀"髪の、ツッパリ風の喋り口調の男が大声で怒鳴り込んできた。

 

「あんまり吠えすぎてっと、本番で恥ずかしい事んなっぞ!!」

「そりゃどーも」

 

 天彗は男を軽くあしらう。

 そんな中。爆豪は一人、聞いたところヒーロー科と思われる銀髪の生徒を無視して歩き去ろうとした。

 人垣を作る生徒達に肩をぶつけつつ、道を作る。

 

「テメェは無視か、オイ!!」

「まてコラ、爆豪! どうしてくれんだ。おめーのせいでヘイト集まりまくってんじゃねぇか!」

 

 制止の声はB組の生徒のものだけではなかった。

 

「関係ねぇよ」

 

 再び非難の声。

 

 

「上にあがりゃ関係ねぇ」

 

 しかし、その一言に多くの生徒が気圧された。

 もう後に述べることはなく、爆豪は昇降口へと向かっていく。

 

 天彗も、その爆豪の作り出した道に、ラッキーと言わんばかりに追従することで、人垣を抜けることができた。

 

 

 

 

「来たか、赤井。早速だが、これ出しとけ」

 

 そう言って、職員室を訪れた天彗に相澤先生が手渡してきたのは、()()()()()()

 

「ま、ヒーロー科ではたまにあることだ。驕らずに精進してけよ」

 

 曰く、個性が覚醒して変化する生徒は、ままいるらしい。

 とくにその生徒にありがちなのが、変化した個性に固執して、元々伸ばしていた才能を潰してしまうこと。

 天彗では近距離の体術を伸ばしていたのに、いきなり飛行能力を得た。そのため、飛行することに拘って、地面を利用した攻撃などが疎かになることを危惧しているのだろう。

 

 

「それと、航空法学の特別講義に登録しておいた。講義は明日からだ。後から加わったからって、難易度下げるなんてことはないからな」

 

 ついでのように、ただでさえ過密なヒーロー科のスケジュールに、新たな講義が追加された。十中八九、放課後の時間が削られるのだろう。

 

「やるべきことは山積み、焦れよ赤井」

「しょ、承知しました……」

 

 

 

 

「……個性の名前、か」

 

 しばらくして。

 ショックから立ち直った天彗はそんなことを呟いた。

 

 【可変翼】。その名前はハッキリ言って忌々しい。

 あの毒親達に付けられたものというだけでも、苛立ちを覚える。

 実際、天彗はこれまで何度も名前を変えることを考えていた。

 

 だが、天彗の翼が本当の意味で翼となった今。【可変翼】という個性の名前は間違っていない。

 ならば、個性の詳細を訂正するだけにとどめるべきか……。

 

 

「あ、きたきた! いやぁ、A組すごいわぁ、あの人集り」

「媧恋? てか野次馬に来てたの?」

 

 職員室の前には媧恋が待っていた。

 A組の様子を知っていたことから察するに、あのA組の前に集まった生徒達には媧恋も交じっていたらしい。

 

「天ちゃん、ヒドくない?! ただ、A組どうなのかなーって見に来ただけで、別に宣戦布告しにきたつもりもないのに、あの紫髪の仲間みたいに見られるし! あんなに見てたのに、天ちゃんすでにいないし!」

「やっぱ、野次馬じゃん……」

 

 媧恋が、天彗は何しに職員室なんかに来たのかと、聞こうとした時。

 目敏く、天彗の手にしているものに媧恋は気付いた。

 

「もしかして。それ、個性変更届?!」

「ああ、うん。飛べるようになったっしょ? それで変更しとけって」

 

「ふーん。じゃあ、あーしが考えたげる!」

 

 媧恋はそんなことを言い始めた。

 

「名付けて【龍気活性】!! ただし龍気と書いてドラゴニック・オーラと読む」

「なんでドラゴン。てか飛べる要素どこ行ったし」

 

 桜木媧恋、15歳。未だ中二病真っ盛りである。

 

 ドラゴニック・オーラはともかくとして、あの赤いオーラのようなものの名前には、天彗も頭を捻っていた。

 だが、"龍気"。龍の要素はないというのに、なかなかどうして、似合った名前だろうか。ドラゴニック・オーラはともかく。

 

「(ドラゴン系かあ……。もし採用するなら、【龍翼】ってカンジ?)」

 

 天彗の翼は、【可変翼】と言う名前の持つ航空機の機械的なイメージとはかけ離れて生物的だ。

 全体は甲殻で覆われていて、翼の腕部も鱗が生えている。銀色に見えるが金属質の成分は含まれず、筋肉や骨、硬化して鱗状になった毛髪などから成っていて、コウモリや鳥のそれに近い構造だ。レントゲンなどによる観測でもこのことは確認されていた。

 可変翼という機械的な名前よりも、龍翼の方がまだイメージ的に近い。

 

 

「(龍翼活性。龍気……、龍翼。うーん)」

 

「気に入らなかった?」

「いや、まあ。この赤いのを龍気っていうのはいいと思うんだけど……」

 

 そう言って、バチバチと手のひらの上に赤い粒子を瞬かせる天彗。

 

「うぉー!! スゴッ! 赤井天彗、ここに覚醒ってカンジ!」

 

 実は媧恋は、この赤いオーラを昨日見ることができなかったのだ。おもに彼女自身のせいだが。

 

 一方、天彗はこの赤いオーラ、"龍気"をロスなくとはとても言えないが、とりあえず表出する程度には運用に慣れていた。

 

「(龍翼、覚醒……。いやあえて【龍翼赫醒】。いいカンジじゃん)」

 

 赤井天彗、15歳。彼女もまた中二病であった。

 

 

 しかし、そこに待ったをかけた大人がいた。

 

「待ちなさい、赤井さん!」

「……ミッドナイト先生?!」

 

 18禁ヒーロー、ミッドナイトである。

 

「一生残る個性名。変な名前を付けると、後悔しちゃうわよ!!」

 

 ちなみにミッドナイトはここまでの流れを聞いていない。

 

「名が体を現す名前じゃないと……──」

「先生、一応考えたんすけど、どうですかね」

 

 なにやら色々と続けようとしたミッドナイト。

 それもそのはず、彼女は天彗と一緒に個性名を決めるつもりだった。

 まさか、職員室の前での媧恋との1分余りの会話で決まるとは思っていなかったのである。

 そんなミッドナイトのしゃべりを遮って、天彗は考えた個性名をミッドナイトに伝えた。

 

「えっと、何々?【龍翼赫醒】? (これは痛個せ……いやでもギリギリ? 龍っぽい部分もあるし、翼に赤に覚醒。一応的確……?)ブツブツ」

 

 ミッドナイトは少しの間考えに更けこむと、答えた。

 

「そういうのも青臭くて好みだからヨシ!!」

「「(結局、好みで決めた──!!?)」」

 

 

 こうして覚醒した天彗の個性名は【龍翼赫醒】に決まった。

 

 

 




次話から体育祭。と思いきや……?

・メンチ
久しぶりかもしれない、主人公の不良っぽいシーン。
ただ実は調べたところ、睨むと言う意味でのメンチは"メンチを切る"のセットでしか使わないらしい。
こんな設定にしたのに申し訳ありませんがSS作者は、それほどヤンキー的な言い回しに詳しくないので、誰かもしいい感じの言葉を知っている人がいたら教えていただければ幸いです。

・富士型の額
キレイな額の代名詞らしい。
何で知っていたかは覚えていない。
ホントになんで調べたんだろ? こんな言葉。

・個性の覚醒
ヒーロー科だとたまにくらいなら見かけそう。
仮免の葉隠さんとか実質覚醒してるみたいなものだし...
原作では緑谷とオールマイトが触れていますが、名前まで変更できるかは不明。このSSではできると言うことにしてます。

・特別講義
ヒーロー免許だけでは使ってはいけない個性とか結構ありそう。
リカバリーガールの【治癒】なんかは医療行為を医師免許なしで行うのは危険すぎるし、飛行関連の個性も航空法規等を何も勉強せずに使うというのは不味い気がする。

・龍気
ようやく正式に天彗の赤いオーラの名前が決まりました。
感想欄でも既定の事実の様に話されている"龍気"です。
実はこういう、モンハンっぽい名前を付けるために、なんでも言いそうなキャラとして媧恋を設定した節があります。

・龍翼赫醒
最初は龍気活性にするつもりでしたが、天彗も言っているように翼要素どこ?状態になったので、いろいろ追加した結果です。一番正しい個性名は当然【バルファルク】で、"バルファルクっぽいことはだいたいできる個性"ですが、ヒロアカ世界にはバルファルクは生息していないので○○っぽいは使えません。
知っての通り、赫醒は別にオリジナルではなく、MHXXでのバルク武器の最終強化に由来してます。

龍気活性のタイトル自体は、一応回収する見込みのあるプロットにはなっています。
ただ、防具スキルの龍気活性にはならないです。龍気活性って実際どんな理屈で発動してるんですかね。ハンターさん...

・龍翼赫醒②
ヒロアカ世界でもギリギリ痛い個性名に入るか入らないかといったところの名前という設定。
黒影(ダークシャドー)】や【無重力(ゼログラビティ)】、【刃鋭】といった既存の言葉をひねった造語、「烈怒頼雄斗(レッドライオット)」といったヒーロー名が割と普通に許されているので、全然大丈夫かもしれない。
ただ、個性は簡単な名前を付けるというのが文化としてはありそう。
ちなみに、SS作者的一番かっこいい個性名は【クロノスタシス】。

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