「……。ガチでここなんか…?」
朝起きて、指定された服に着替えて、お嬢に挨拶してからフランと言われる人物がいる部屋に来てみてはいいものの…
「完全に地下室じゃねぇーか…」
薄暗い地下へと続く石の階段。付近には持ち歩くようのロウソク型のランタンがあり、『これを持っていってね♪』と、言わんばかりである。
しかしここでうじうじしてても始まらない為、そのランタンを手に持って下に下がる。下がれば下がるほど少し肌寒い。
「おぉ…ご立派ァ…」
赤い扉が見えた。とりあえずコンコンとノック。
ガチャッ
「ほっ?」
?「……?」
出てきたのは、俺より頭2つ程背の低い金髪の女児。背中には宝石のような翼が生えており、目の色は紅い色をしていた。
「え、えーと……今日から雇われた拓人って言うんだけど…」
?「フラン。フランドール・スカーレット。…私の所に来たってことは、お姉ちゃんに世話役として頼まれたの?」
「だいたいそんな所です…。」
フラン「…そう。…とりあえず、入って。」
「あっはいっ。…おじゃましまー…WOW。」
中に入ると、そこは想像を絶するようなものばっかり揃っていた。
「ふ、フラン様…?アレは?」
フラン「?お人形さんをギロチンして遊んでた時かな?特に面白くないよ。泣きも喚きもしないからね。フカフカのワタが出てくるだけ。」
「へ、へぁぁ…さ、作用でございますでしょうか…。ち、ちなみに、隣のソレは…」
フラン「これは人体ピタゴラスイッチ。人体模型を軸に、どうやったらそれ通りに玉が落ちるか…。これはなかなか楽しかったよ?色々考えることがあったからね。」
「へっ…へぇ…な、なるほどぉ~…。…ひょっとしてだけどさ、アレを俺にしようとは思ってないよね?」
フラン「ん~…お兄さん、どっからどう見ても人間さんでしょ?不死身の能力持ってたらそうしたけど…1回壊しちゃったらそのままだろうし、死体処理もだるいから、普通に遊んでくれるだけで大丈夫だよ♪」
「は、はぁ…」
……え?俺死ぬやん。確定で死ぬやん。何この子。赤いランドセル背負って『パパ~♪ママ~♪見てみて~♪』とか言ってそうな子から到底発せられる言葉じゃないんですけど。ジ、エンドってね♪…やかましいわ。
フラン「お兄さん、弾幕って、知ってる?」
「あ、あぁ。一応何度か見たことあるぞ。なんか変な球体状のなにかだよな?…それが何か」
次の瞬間、ピチュんっと音を立ててこちらに飛翔してきた虹色の球体。間一髪のところで避けると、カンと壁に当たるとバウンドし、いくつかバウンドするとその球体は消滅した。
フラン「ふーん…。なかなか楽しめそうね♪」
「……はははっ…まさか…な。冗談…だよな?」
俺の乾いた笑いに、ニッコリとしたそれこそ年相応の表情をすると、一気に小悪魔みたいな表情をすると一言
フラン「これなら…直ぐには壊れない…よねっ♪」ニパッ
「はっはっー。追いかけっこかぁ~…お兄さん体力持ちそうにないなぁ~(白目)」
?『さぁ!闇のゲームの始まりだぜっっ!!★』