【完結】IS―二人目は万能の天才!?―   作:緑竜

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はい、どうも。
最近平日でもほとんど休めておらずぐったりの緑竜です。ねむい。

もう家帰ってそのままリビングで寝るっていうのもかなり多く。このひと月半くらいの間に某赤い牛印のエナジードリンクをたぶん6本くらい飲んでレポート書いたりしなけりゃいけないレベルで。
なのでこれは短い時間で結構適当に書き上げた代物ですので、誤字とか多いかもしれません。
誤字とかあったら感想欄にてお願いします。


では今回どうぞー。


26.不穏なるもの

そんなことがあってから数日後、万たちはショッピングに出かけていた。より正確にいうなれば、一夏たちとの買い物に万が巻き込まれた形なのだが。

ある程度買い物が終わったところで、万たちは昼食をとるために近くのファミレスにはいった。女子たちは例によって弁当を作ろうとしたようなのだが、結果的に一夏の「たまには外食でもよくないか?」という言葉で決まった。

全員分の料理が来て料理にそれぞれ箸をつけたところで一夏が誰にともなく言った。

 

「そういえばさ、最近導入されたっていう訓練機、あれって前来たやつによく似てたよな?」

 

「似てるも何も、一緒のものだからな」

 

それに対する万の返答にセシリア以外の全員が目を剥いた。

一応説明しておくと、件の無人機襲撃の後に危機管理

 

「ちょっと、それどういうことよ!?」

 

「そのままの意味だ。前の無人機襲撃のうちの二機が新たに訓練機としてIS学園に寄贈された。それだけだ」

 

「それだけで済むことじゃないよね!?」

 

「済むだろ。セキュリティホールとかは全部埋めたし。また暴走するようなことがあればことだが、それはほとんどないということは俺が保証する」

 

「あくまで絶対ではなくほとんどなのでしょう?危険なのでは?」

 

「俺は絶対って言葉が嫌いなんだよ。この世界に絶対なんてものは存在しないんだからな。最悪、危険ならあいつらの特性を俺が利用する」

 

「特性?なんだそれは?」

 

「あいつらと俺のセイリュウは三つ子だ。もとから無人AIによる連携を視野とした開発が行われていた。無論、最初のスターターにのみ人力が必要だがな。で、その特性上、三つ子にはそれぞれ、互いの連携のためだけの回路が存在する。有時には、それを利用して連携を行う。この機能は、本来ISが災害現場とかで利用できないか、って試みの先駆けだったんだが・・・。起動履歴から見るに、おそらくブラックバードがクラッキングを食らってそれにつられる形でガンチャリオットもスクランブルしちまったんだろうな」

 

「一応聞くが、ブラックバートとガンチャリオットというのは・・・」

 

「例の二機のことだ。念のため言っておくと、黒いほうがブラックバードな」

 

矢継ぎ早に飛んでくる質問に答えながら平然と答える万に、セシリアはふと思ったことを聞いた。

 

「そういえば、他にそういった研究をなさっているところはありませんでしたの?」

 

「俺の知る限りではそういう話は聞こえてこなかったな。パワードスーツっていっても、あくまでISは兵器ってとらえてるやつがほとんどで、俺らみたいなのは異端だったみたいでな。もったいねえよな、せっかくのものなんだから、兵器だけじゃなくてほかにも有効活用すればいいのによ」

 

「そうですわね・・・。わたくしとしてはそんな発想は思いもしませんでしたが、それが実現できればこの世界は大きく変わってくるでしょうね・・・」

 

「ああ。それが実現できれば、瓦礫の撤去やらといったこともかなり容易になる。それができれば、一人でも多くの命を救えるかもしれない。そもそもがISはもともと宇宙進出を目指したパワードスーツだ。もし兵器以外の使い道があるのなら、・・・」

 

だが、その先の言葉は轟音が断ち切った。思わず全員が外を見ると、上空には数機のISによく似たパワードスーツがあった。

 

「なんだ、あれは!?」

 

思わず声を上げる篠ノ之をよそに、セイリュウをそのまま望遠のみを有効化し見た。そこには、2機のISと数機のよく似たパワードスーツ。ISのほうはセイリュウで視界に収めた瞬間に通知が表示された。

 

「“テンペスタⅡカスタム”・・・。イタリア第三世代のカスタムモデルってところか」

 

「テンペスタのカスタム!?まさか、そんな・・・」

 

「俺だってにわかには信じがたいが・・・。とにかく、今は危険を遠ざけることを最優先としよう。俺はあのパワードスーツを相手する。そっちはテンペスタカスタム二機を頼む。嵐に飲まれるなよ?」

 

その言葉に全員がうなずき、飛び出した。それに一歩遅れる形で万はテーブルの上に伝票と万札二枚をつかんでレジの横におきつつ一言「おつりいらない!」と店員に告げるとそのまま店を出てセイリュウを展開し、飛翔した。

 

 

 

6人は飛翔すると、その勢いのまままず箒が突っ込んだ。それを二機は散開回避し一機が量子展開したグレネードで紅椿を狙い撃つ。もう一機は後ろに控えるセシリアにブレードを展開して突っ込んでいった。

 

突っ込んできた敵に対し、セシリアは慌てず回避したのちにライフルを格納、そして空色のサーベルと短剣を取り出し、両手に構えた。そして、二の太刀を短剣で受けるとサーベルで相手の胸の中央をつく。相手が距離を取ったことを確認すると、今度はサーベルをライフルに変えて狙い撃つ。相手も驚いたようで回避をするが、回避した先には大振りな両剣が飛んできた。剣を回収する凰をテンペスタが追撃にかかるが、それはシャルロットのアサルトライフルがさせなかった。

 

一方箒のほうはロックオンされた瞬間に来るべき衝撃に備えて思わず身を固くしたが、どこからか飛んできた弾丸によってそのグレネードは撃ち落とされ、追撃も飛んできたことによってその衝撃が来ることはなかった。

 

「すまない、感謝する」

 

「全く、せっかくのファーストアタックなのだから突っ込むな。せめて死角から突っ込め」

 

そんなやりとりののち、今度は一夏が突っ込んだ。それに対し、サブマシンガンを展開すると、それを一夏に向けて乱射する。その中の一部は撃ち落とすことに成功したものの、かなりの量の弾丸を浴びてしまう。かまわず突っ込む一夏だが、難なく回避されまたさらに弾丸をばらまかれようとした瞬間にラウラが援護した。体勢を崩したテンペスタに一夏が斬りかかるが、一瞬で装備を変えたテンペスタは軽々と一夏を突き飛ばした。そちらに目を向けた二人に、両手に握った銃が火を噴いた。

 

その少し前、テンペスタと勝負をしていたセシリアたちだが、こちらも攻めあぐねていた。

というのも、セシリアのビットで追い込もうとしても、相手もそれを読んでいるのだろう、その先で待ち構える凰やシャルロットを撃退するということを繰り返されていた。凰もシャルロットもあれこれ攻め手を変えつつ攻めているのだが、一向にブレイクされない状況に、三人はいらだっていた。

 

そんな時に、また転機が訪れた。

何かが一夏たちのほうに割って入り、そのショルダーアーマーをすべて体の前に持ってきて楯のように展開した。弾丸の数が多かったこともあり、その周辺が煙に包まれる。その中から飛び出した無数の弾丸とも取れるものは、テンペスタを突き飛ばすには十分すぎるものだった。。

その何かは二度目の無人機襲撃の際に降臨したイージスだった。とてつもないパワーに驚いていると、無線がつながった。

 

「IS学園の子だね?悪いけど、もう一機のほうをお願いします」

 

その声は明らかに女のそれであった。

 

「ですが、これ以外にまだパワードスーツがいるはずなのですが・・・」

 

ラウラが一応の抗議のように声を上げる。

 

「パワードスーツってあれのこと?あの青い機体の子は状況を確認するとおとなしく地上に対する攻撃被害の減少のために動いているみたいだし」

 

そういって片手でイージスのパイロットは地面の一部を指さした。そこには、空き地に先ほどのパワードスーツが重なって落ちていた。どう考えても、戦闘不能であった。

そして、そこから少し離れた地点に見慣れた藍色の機体が半透明のかなり大きい楯(とってもちょっとした壁レベルだったが)を掲げてるのが見えた。

 

「・・・わかりました、お願いします」

 

「お願いされました。ラジオオーバー、切ります」

 

そういって機械の天使は嵐に向かって飛んでいった。

 

 

それでも専用機持ちの戦闘はブレイクを見なかった。

セシリアがビットで攻撃すればその隙を突き、衝撃砲はその機動力を生かして狙いをつけさせず、シャルロットの多種多様な銃器に対しては強固な対実弾シールドで防ぎ、一夏、箒、そして鈴の近接はうまく受け流していた。その一挙手一投足が明らかに訓練された動きであり、それに対し攻めあぐねていた。攻めあぐねているのは相手もなのだが、専用機持ちは少しずつ焦っていた。

はたしてどうしたらこの状況に変化をもたらせるか。そのように考えている最中に、ほど近いところから轟音がした。思わずそちらを見ると、テンペスタが煙を上げながら落ちて行っていた。

だが、その眼を奪われた一瞬を逃すことなく、再び一夏にテンペスタが肉薄した。それに気づいて回避しようとするも時すでに遅し。一夏は至近距離からパイルバンカーを浴びた一夏はそのまま落ちていった。

 

「一夏ぁー!」

 

叫びながら箒が一夏を追う。そんな隙を逃がすはずもなく、テンペスタはグレネードを構えた。その瞬間に、テンペスタは吹っ飛ばされた。そこにいたのは、得物を振り切った体勢のイージスだった。

 

「さて、遅くなったね。加勢するよ」

 

「ありがとうございます。恩に来ます」

 

「気にしなくていいよ。さて、行こうか!」

 

そういってイージスは正面から突っ込んでいった。その加速は紅椿のそれに匹敵するものがあった。が、正面から突っ込んでいったイージスを簡単に避け、もう一度グレネードを放とうとするが、そのグレネードをセシリアのビットが撃ち落とした。それから次の武装を展開させる暇も与えずイージスが槍を横になぎ、突く。が、それを簡単にかわす。それを確認してか、イージスから通信が入る。

 

「スリーカウントで目を閉じて。目を閉じればISの視界保護機能は働かないはずだから」

 

そういうと一気に突っ込んでいく。が、その加速は先ほどほど苛烈なものではない。

 

「3,2,1,ゼロ!」

 

カウントが尽きると同時に周囲に光が迸った。というのは、瞼を焼く光で感じた。

その少しあとにキン!という金属質の音がした。それを機に目を開くと、そこにはリーチのある細身の西洋剣ではなくほっそりとした質素な槍を持ち、その穂先を相手のブレードで防がてれるイージスがいた。だが、どこか雰囲気が違う。そんな時に、テンペスタを眩いフラッシュがつつんだ。

 

「ジ・エンドだよ、お嬢さん」

 

その一言とともに、横に一閃。それだけで決着には十分だった。

 

「さて、君たちは早く学校にこのことを報告しなさんな。今後、こういったことがないとも限らないからね。それじゃ、また会うときはよろしく」

 

それだけ言い残し、イージスはどこかへと飛び去った。

 

それから全員はIS学園へ帰還しようとしたが、ラウラとセシリアはイージスが飛び去った方向をしばらく見つめていた。

 

「・・・ラウラ?どうしたの?」

 

「セシリアー!置いてくわよー!」

 

そんなシャルロットと鈴の呼びかけに答える形で二人もほかに続いた。だが、その表情はどこかすぐれなかった。




あーもう、戦闘をうまくかけれる才能がほしい。

次は多少なりとも時間ができると思います、はい。平日半額が終わるので。
それに、こっから結構急展開で駆け足で終わりに向かうと思いますし。というのも、自分の頭の中の設計図ではこっから一気に物語が動いて片が付く予定で居るので。
一応の着地点は設けますけど、かなり適当なものになるのでそこはご容赦を。

あ、それと。
前回書き忘れたのでここで言っておきます。
未成年喫煙、ダメ、絶対。
成人でもタバコなんぞ吸わないに越したことはないです。

ではまた次回。
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