「全く……本当にエドワード君は……」
あの騒動を収め、子爵閣下も条件付きでお帰りとなられた後、オレ達はミレーヌ様と改めて向かい合っていた。
「本当に申し訳ありません。こちらの交渉でも、ミレーヌ様を再度利用してしまって」
「本当に反省してるのかしら?」
オレの謝罪にミレーヌ様は紅茶片手に半信半疑だ。そりゃそうだ。二度もダシにされたんだから。
あの子爵閣下はオフリー伯爵に商売で融通を利かせて貰っていた。蜜月ではなく、領地経営に困窮した際の助け舟を出して。
そして、今回ウチの鋼材をオフリー伯爵が何としても手に入れる為に、子爵閣下を暗に脅したと。
これらの白状はミレーヌ様の前で行わせ、子爵閣下の領地経営を今後ウチが援助することでオフリー家と縁切りするよう要求したら、土下座する勢いで感謝されたよ。子爵閣下もオフリー家との繋がりは不本意だったという訳だ。
「まあ、このくらいはいいでしょう。それにファーレンガルド家には、本当に苦労をかけましたから」
ミレーヌ様は呆れながらも二度目のダシの件も不問としてくれた。
「慈悲深いお言葉、感謝致します。ですが、ファーレンガルド家の苦労は王家のせいではありません。なので、どうかお気になさらないでください」
ファーレンガルド家の没落は他の貴族が怒りの矛先をクソ国家からウチに変えただけだからな。むしろ王家が庇わなかったら、ファーレンガルド家は存在すらしていない。
そういう意味ではクソ殿下への対応は恩知らずとも取れるけどな。それを加味しても後悔はないけど。
ミレーヌ様のその言葉に周りは殆ど首を傾げ、アンジェ嬢だけは複雑そうにしている。立場上、流石に把握してるんだろうな。
「ですがユリウスの件は別です。あの件に関しては、リオン君に対しても私は怒っています」
「やはりそうでしたか……」
ミレーヌ様の言葉にリオンは膝を付き……
「どうか家族だけは許してください!俺はどうなっても構いませんから!!」
先程のオレ同様、土下座して家族の安全だけを懇願していた。
「えっ……ち、違うのよっ。そういう話じゃないのよっ。アンジェ、助けてっ」
リオンのその態度にミレーヌ様は困惑してアンジェ嬢に助けを求めている。あたふたする姿が何故か微笑ましく見える。
「大丈夫です、ミレーヌ様。リオンは本当に怒ってないとわかってからかっているだけですので」
アンジェ嬢のリオンに対しての呆れを含んだ言葉に、ミレーヌ様は落ち着いてリオンに顔を向ける。
そのリオンはイタズラがバレたような子供っぽい表情で返していた。
「最低ね!見損なったわリオン君」
「申し訳ありませんでした!」
本当にからかわれていたと分かったミレーヌ様はプンプン怒り、リオンはからかわずに素直に頭を下げて謝罪する。
「下手なことを言うと誰かが苛めてくるのではっきり言います。私は貴方達二人に個人的に文句を言いに来ました」
ですよねー。いくらクソ殿下の行動が酷すぎても、親としてはボコボコにした相手に文句の一つくらいは言いたいよね。
リオンのゲーム関連の話から推測すれば、ミレーヌ様もアンジェ嬢同様に主人公の敵となる人物だろう。対外的に見ればミレーヌ様とアンジェ嬢が普通だけど。
「お伺いしますよ」
「右に同じく」
ま、そんな推測は本当にどうでもいいけど。参考程度はともかく、宛にすると絶対痛い目を見るだろうから。
「よろしい。では。―――ユリウスのことを先に詫びます。あの子の我儘に付き合わせて、申し訳ありませんでした」
ミレーヌ様はそう言って、オレとリオンに謝罪した。失礼ながら意外と感じてしまった。こう言った話は、大抵は最後に謝罪するものと思っていたから。
「どうしてこうなってしまったのか……言い方は悪いけど、子爵家の娘なら愛人でも良かったのよ。あの子は王宮では女性に素っ気なかったから、ここまで執着するとは思わなかったわ」
どうやらミレーヌ様もクソ殿下のマリエに対する行動には頭を痛めていたようだ。
まあ、あの決闘のクソ殿下の言い分からして、素っ気ないというより辟易していた感じだしな。それを見抜けなかった結果があれだけど。
「ただし、決闘内容には納得できません。戦いぶりが酷すぎます。貴方達ならもっと穏便に事を収められたのではなくて?先程のように」
穏便にねー。確かに黙り貫けば多少はマシだったかもしれないけど。
「買いかぶりすぎですよ。穏便に運べていたら、そもそも決闘騒ぎすら起きてませんよ」
今回はミレーヌ様の威光あってのものだからな。おバカファイブの時とは状況が違うのよ。
そもそもおバカファイブの脳内お花畑が本当に酷すぎたからな。将来の中核があれじゃ、王国が内側から崩壊しかねないし。
「わかってると思うけど、王宮にも貴方達の敵は多いわよ。ユリウスに期待していた人達も多かったから。二人はこの先の事、しっかり考えている?」
「考えてますよ。将来のプラスも含めてね」
ミレーヌ様の質問に対してオレはそう答える。
なんせ王国の敵は本当に多いからな。特にクソ国家は虎視眈々と戦争の機会を窺っているだろうし。
後、王宮にも敵がいるのは当然だ。将来の中核を文字通り完封したのだ。誰だって危機感を覚えるし、排除したいとも考えるだろうし。
特にリオンは強力なロストアイテム持ちだ。一隻で現存の艦隊を圧倒できる性能だから、抱かれる危機感はオレ以上だ。
ハーツ?確かに一般的に見ればロストアイテムだが、個人の域を出ないから大丈夫だろ。たぶん。
閑話休題。
そんなわけで国政にはあまり関わりたくないが、ノータッチだと後手になってしてやられる可能性が十分にあるからな。王宮事情の情報だけはクラリス先輩経由で教えてもらっている。その代償でエアバイクの共同開発やら、材料の融通したりしてるけど。
その情報によるとレッドグレイブ家はかなり弱体化しており、逆に侯爵を筆頭とした敵勢派閥は勢いがあるそうだ。
正直巻き込まれたくないが、間違いなく巻き込まれるだろうな。良くも悪くも。
「そう……リオン君は?」
「俺もエドと同じく、です」
無論、その情報はリオンにも伝えてある。リオンは知りたくない、関わりたくないと情けない表情で泣き叫んでいたが。その流れでハーツとルクシオンの罵倒合戦がまた開かれたのも言うまでもない。
「……本当に強い子達ね。ユリウスのそばに貴方達みたいな子いれば、あの子も道を間違えなかったかしら?」
「……いたところで結果は変わりませんよ」
「むしろ切り捨てにかかる姿が容易に想像できます。現時点でさえ、おそらくジルクの入れ知恵で、約束の履行に努めていないのですから」
むしろ当たり前ようにマリエの傍にいるからな。領地経営やら中古で買い取った七十メートル級の戦艦の改造含めて大忙しだから、そこは無視してるけど。
ちなみにその戦艦にはジェットエンジンモドキを取り付ける予定だ。試作段階だから、課題がてんこ盛りだけど。
「そう……本当にあの子達は……」
ミレーヌ様はそう言って嘆くように深い溜め息を吐く。まあ、決闘の約束すら守っていない息子と小賢しく穴を付いた乳兄弟の馬鹿さ加減に頭を痛めるのは当然だけど。
「ちなみにミレーヌ様。アンジェ嬢のかつてのユリウス殿下への想いは愛と思われますか?」
「……私の目から見て少なくとも、アンジェはユリウスの事を愛してくれていたわ」
やっぱりアンジェ嬢の想いは愛という認識だったんだな。やっぱりクソ殿下は自惚れが過ぎるわ。
「もうご存知でしょうが、殿下はアンジェ嬢の想いを押し付けと一蹴しましたからね。話し合いも相談、報告もなしで突き進んでいましたから、相応の痛い目を見ないと止まらないと判断しました」
「だからあれほど酷く罵ったと?」
「はい。それも無駄に終わっていますが」
あくまでオレの方はな。リオンの方は完全な八つ当たりだろうけど。
『キャプテンも十分八つ当たりしていただろう』
……ハーツのツッコミが的確すぎる。後、何で堂々と喋ってんの?
『これは通信系統の魔法の応用だ。この会話は自分とキャプテンの思考の中のみだから、周りには聞こえはせん』
優秀なのか微妙なのか分からん。まあ、魔装展開中は全属性の魔法も一通り使えるようになるから、チートの部類に入るんだろうが。
後、それが出来るなら最初からやれ。
「まあ、それはそれとして、今日はもう一つお願いがあるの。それを手伝ってもらいましょう」
「「別の目的?」」
件の決闘での個人的な文句以外にも用があったことに、オレとリオンはハモって疑問を口にしてしまう。男ハモるとか、あんまり嬉しくない。
「私、他国から嫁いできたから学園に通ったことがないのよ。だから学園での思い出が欲しいな~って」
学園での思い出か……この学園での思い出は本当にロクなものじゃないから、楽しい思い出を作って上げられる自信がない。
だって、学園での思い出は身の結ばない婚活地獄なんだもん。女子に頭下げて結婚をお願いして、足蹴にされる惨めで哀しいものなんだもん。
「……良いでしょう。学園での思い出を作っていただきます」
そんなあまりに理不尽で無情な学園生活を思い出していると、リオンが真面目な顔でそう言ってミレーヌ様の手を取った。
「ミレーヌさん!俺と結婚してください!」
…………。
「「「「「えぇええええええええええええっ!?」」」」」
あまりにも予想の斜め上を行くリオンの言葉に、ミレーヌ様含めて周りはめちゃくちゃ驚いたよ。オレも面食らってしまってるし。
「リ、リオン!お、おま……!相手は王妃様だぞ!?」
「いきなり何言ってんだよリオン!?」
「そうだよリオン!王妃様に求婚するだなんて……冗談でもマズイよ!」
アンジェ嬢を筆頭にダニエルとレイモンドの二人もリオンの行動が信じられないと取り乱すが……この学園の思い出としては、何一つ間違っていないんだよな。
そういえば、リオンは四十か五十過ぎのブクブクに太ったオバサンと確か遺族年金だっけ?前世で言うところの死亡保険の金目当ての結婚をさせられそうになったんだよな。それを考えれば、リオンの行動がマトモに見えるから不思議。
「エ、エドさん!?何で泣いているんですか!?」
あれ?オレ、泣いてるの?あ、ホントだ。目から汗が出てるよ。
「好きです。愛しています」
「こ、困ります。私には夫も子供も……」
ミレーヌ様、めっちゃ慌てている上に顔も真っ赤に染まっている。そりゃ、堂々と愛の告白をされたんだ。普通に動揺する。
「エドさん!リオンさんを止めて下さい!」
「無理。学園の思い出として何も間違ってないし、守備範囲の広さも経緯から納得できるし……」
リビアがオレにリオンの暴走を止めるように懇願してきたが、本当に無理。
『本当に情けないキャプテンだな』
情けなくれ悪かったな。ポンコツ腕輪。
「……人の母上を口説くとはいい度胸だな。バルトファルト」
唐突に地獄の怨嗟のような低い声が聞こえたのでそちらに顔を向けると、額に青筋浮かべているクソ殿下が立っていた。
「あ、殿下」
「ち、違うのよユリウス。これは……」
「今すぐ母上から離れろぉ!!」
クソ殿下はそう叫んでリオンに全力パンチ。殴り飛ばされたリオンは派手に宙に浮かんで飛んでいく。
あれ?リオンがこっちに飛んで来てね?
「ぐほぁっ!?」
そう思ったのも束の間、殴り飛ばされたリオンがオレに激突し、そのまま一緒に壁際まで飛ばされた。
「リオン君!それにエドワード君も!」
「母上。あんな奴らは放っておいて行きますよ」
ミレーヌ様のオレ達を心配する声とクソ殿下の関わるなと言いたげな声の直後、扉が開く音が響く。どうやらクソ殿下はミレーヌ様を連れて退室したようだ。
「エドさん大丈夫ですか!?」
「リオンは自業自得だが、エドは完全に巻き添えだな」
……心配するなら早く何とかしてー。二人揃ってゴミ箱の中みたいだから、見事に嵌まって自力で脱出できないので。
――――――
……何で敵の親玉がここに来てるのよ!?
「母上。あの二人に近づかれては困ります。あいつらは油断できません。どちらも金に汚く、金のためなら何でもやる卑怯者です!おまけにバルトファルトは傲慢で、ファーレンガルドは陰湿です!特にバルトファルトは王妃である母上に告白するなど異常ですよ!」
「……ユリウス。貴方達の出し物は喫茶店と言ってましたね?」
「ええ。喫茶店ですよ。マリエが多少アレンジしてくれましたが。どうです?似合ってますか?」
「その女をここに呼びなさい。今すぐ問い詰めてあげるわ」
め……めちゃくちゃ怒ってるうう~~っ!ユリウスとジルクを見る目が酷く冷めてるし!
これでもし、女子の接待をさせてたなんてバレたら……打ち首、もしくは火炙りに処されるうううううっ!!
「母上も他と同じですね。そんな態度ではマリエに会わせられません」
ありがとうユリウス!!さすが私の王子様っ。
そんな感謝も束の間。おばさんはテーブルをダン!と力強く殴り付けた。
「連れてきなさい」
「い、嫌です。俺達の関係を認めてくれるなら考えます」
おばさんの凄まじい眼光にユリウスは怖じ気つきながらも庇ってくれるが、おばさんは厳しい態度を崩さなかった。
「決闘騒ぎまで起こしてまで何を言っているの!それにリオン君とエドワード君は金に汚いと言いましたね?」
おばさんはそう言ってテーブルに置かれてあったメニュー表を二人に見せるように叩き付ける。
「ならこのお店は何ですか!?質の悪いお菓子とお茶で百ディア。おまけにサービス料。リオン君達のお店はお得だったのに対し、この店はその真逆じゃないですか!!」
あのモブ野郎どもの喫茶店がお得!?いや、確かにあの喫茶店からは音楽が流れてたけど。
「そ、それはエドワードが陰湿だからです!あいつは本当に……」
「エドワード君が陰湿なら、貴方は何なのですか!決闘で負け、マリエという女に近づかないと約束しながら、この場にいる貴方は何なのです!」
「王妃様。これは殿下が私達を……」
「やはり貴方の入れ知恵ですか、ジルク!決闘の裏工作とアトリー家の件もそうですが、どこまでユリウスを甘やかして無様を晒すつもりなのです!?」
ひいいいいっ!あのおばさん、今度はジルクに矛先を向けてきた!
「そ、それは……別に甘やかしているわけでは……」
「この期に及んでまだ言い訳とは何事ですか!貴方は本来、エドワード君とアトリー家に感謝すべき立場なのです!エドワード君が訴えを取り下げなかったら、貴方は今、この学園にはいないのですよ!」
……うっそでしょおおおおおおおおおっ!?
あの眼鏡のモブ野郎が引き下がらなかったら、ジルクは実家からの勘当だけでなく退学までさせられてたの!?
そうなったらユリウス達以上のヒモじゃない!あの五人、金銭感覚は相変わらずだし甲斐性なしだし!
それに私が注意してないとすぐに散財するし!なんで夢見た幸せからどんどん遠ざかるのよー!?!?
――――――
ゴミ箱から無事救出されたオレとリオンは椅子に座っていた。
「……めっちゃ好みだったのに」
「この阿呆が。どこの国に自国の王妃を口説く騎士がいるのか」
リオンの悄気たような呟きにアンジェ嬢が厳しいツッコミを入れる。残念ながらその騎士は目の前にいるけどね。
オレもリオンの行動には理解しつつも呆れていると、扉をノックしてから一人の学園女子が入ってきた。
「あの~。もう大丈夫ですか?」
「今日は俺の心が折れたので閉店です」
「申し訳ありませんが、また明日来店して下さい」
「え……えっと。それだと困るんですけど……」
オレとリオンのお帰り発言にその女子は困った表情をするが、今日はミレーヌ様の件もあるしこれ以上は店を開けない。それにオフリー嬢のせいでリビアとアンジェ嬢の空気もギクシャクしてしまっている。この状態で接待するのはさすがに無理だ。
なので、ダニエルとレイモンドの二人に片付けをやらせている。二人はめっちゃ不満そうだったけど。
「オリヴィアさん。お願いできない?」
「……カーラさんです。エドさんとリオンさんに紹介して欲しいと言われて」
その女子―――カーラさんのお願いに、リビアは少しの間から彼女を紹介する。
「そう。とりなしてもらったのよね」
「ほう……?」
カーラさんのその言葉にアンジェ嬢がカーラさんを睨み付けるが、その反応にリビアが怯えたように震える。そんなリビアの反応にアンジェ嬢も気まずそうに顔を逸らす。
……重症だな。この前、リビアには身分の違いからくる話はそれとなくしたが、やはり実際に目の当たりにするとショックだったのだろう。
「お邪魔しま~す」
そんな気まずいリビアとアンジェに構わず、カーラさんはオレとリオンの前に出た。
「カーラ・フォウ・ウェインです。以後お見知りおきを」
……ウェイン?
カーラさ……否、カーラの家名を聞いたことでオレは彼女への警戒心を引き上げる。
「え……えっと、普通クラスの方です。宣伝してる時に出会って……」
リビアがカーラと会った経緯を話しているが、オレの思考は既にカーラの方に向いている。
何故なら、この状況で彼女がオレ達に会うのは本当はあり得ないからだ。
「……目的はなんだ?唯のとりなしじゃないんだろ?」
「そうだな……わざわざリビアに紹介……とりなしを依頼した理由を聞いても良いかな?」
「あ、わかりますか?流石は出世頭ですね。他の男子とは大違いですよ」
目付きが若干鋭くなったオレとリオンの少し低めとなった声での質問に、カーラは笑みを浮かべて賛辞を送る。
「ど、どうしたんですか?いつもと雰囲気が……」
「すまないリビア。悪いが口を挟まないでくれ」
「……っ」
オレのその言葉にリビアは傷ついたような消沈した表情となる。本当にすまないと思うが、今はカーラの目的を推し測らなければならない。
何故なら、彼女は
そんなオレとリオンの前で、カーラは恭しく頭を垂れた。
「バルトファルト男爵。ファーレンガルド男爵。私を……ウェイン家を。いえ。……私たちをどうかお救いください」
『漸く調整が終わったな。これで貴様の声は筒抜けだ』
『残念でしたね。既に対策済みです』
『ならすぐに無意味にしてやる。敗北者』
『何とでも言いなさい。失敗作』
『誰が失敗作だ!くぁwせdrftgyふじこlp!!』
『黙りなさい!くぁwせdrftgyふじこlp!!』