補習と聞くと、何を連想するだろうか?
成績不振?出席日数不足?素行不良?全部かそれ以外?
何でこんな話をしているのかと言うと……オレも含めた生徒達がその補習授業を受けているからだ。
補習を受ける事になったのは、一言で言えばピエールの一件が原因だ。厳密にはオレらが確保した聖樹の苗木についてだけど。その議論のせいで学院が一時休校して、その間に生じた不足分を補う為の補習だ。夏期休暇が補習漬けにならないだけ、まだマシだけど。王国には一度報告や確認で帰国しないといけないし、リビアにも会いたいし。
ちなみに苗木に関しては、様子見という形に収まったそうだ。確保を諦めていないのは、至極当然なんだけど。
なんせ苗木は何度も触れられているが、国の超重要資産だ。聖樹の干渉も和らげられるみたいだし、成長すればあらゆるエネルギーが全部賄える、前世に存在した原子力発電よりもクリーンな供給源の卵でもある。他の国家でも利用が可能なら喉から手が出るほど欲しい品物だし、多少のデメリットを負ってでも入手する価値が確かにあるからな。その安全管理には、《守護者》と《巫女》の存在が必須みたいだけど。
だから、一番の守人たる《守護者》と聖樹と人間のパイプ役となる《巫女》がいない今、苗木の所有権に関してはリオン寄りの宙ぶらりんに近い状態だ。そのリオンが《守護者》になったと明かしたら、その限りではないけど。
肝心のリオンは、右手に包帯をしてその《紋章》を隠して秘密にしている。バレたらまたしても面倒事になるし、状況が更にややこしくなるからな。共和国以外の人間が《守護者》に選ばれるなんて、国家としての柱を覆す爆弾にしかならないし。それもあって、マリエ達を再びオレ達の滞在する屋敷へと戻した。建前は今後のトラブルの即時対応の為として。《守護者》に関してはミレーヌ様にも秘密にする予定だ。明らかになったら、国益から確保を優先するのは目に見えているし。共和国の保険に使うなんて、裏事情を知らないと理由としてはかなり弱いし。
だから、おバカファイブ達にも苗木のことは詳しく話していない。あくまで共和国との交渉材料程度に留めている。下手に話してややこしくなるのは御免だし。最低限の説明はしているけど。
ちなみにピエールはあの日以来、学院から姿を消している。物理的に消されたか、地下の拷問かのどちらかに堕ちたんだろうな。勘当からの放逐はまずあり得ないし。
何せ、例の理不尽な誓いがあるのだ。既に《加護無し》となったピエールが自棄となってオレやリオンに危害を加えたら……今度こそフェーヴェル家は終わってしまう。一族全員《加護無し》となって、六大貴族から五大貴族に変わること間違いなしだからな。
そんな不利益をもたらし、オレとリオンにしてやられて恨みを募らせているピエールをフェーヴェル家は放置するだろうか?色々な意味で絶対に放置なんて出来ないに決まっている。
ま、全部分かっててやったけど。ピエールがどう転んでも悲惨な末路を辿るのは予想が出来ていたし、同情の欠片もない。それに、あっちから喧嘩を売ってきたのが悪いんだしな。
ピエールとフェーヴェル家に関してはそれで良いとして……個人的な問題も浮上しているんだよな。その問題は、ノエルとティアだ。
ノエルはロイク関連から、ワンコのノエルがお空に旅立った後もオレ達の屋敷に滞在することになった。レリアは事の重さを十分に理解していないし、ルクシオンとラプラス情報からだとロイクがピエールを裏から焚き付けた元凶でもあるみたいだしな。報復するには材料が足りないから、放置せざぬを得ないのが癪だ。
そのロイクは監視しているラプラス曰く、かなり動きづらくなっているそうだ。フェーヴェル家の制裁が自分にも降りかかる可能性から、下手に手を出すのは危険と当主達は判断してくれたからね。ロイクも当主から直々に釘を差されて苦虫を噛み潰した表情になっていたみたいだし。
で、個人的に一番困っているのがティアの事なんだよな。
まさかティアの前世が、前世のオレの後輩だったのにも驚きだったのに……そこに恋愛感情まで抱いていたとか予想外にも程があるだろ。おかげで例のスキンシップが復活してしまったよ。
その行動を当の本人は「第二の恋っす!」と公言して開き直っているし。婚約者がいる身としては、胃がキリキリ痛む案件なんだけど。リビアに知られたら、小一時間……いや、丸一日説教コース待ったなしだ。実際、週三で屋敷に泊まっているし。夜這いがないのは本当に幸いだけど。
それに加えて……
「ごきげんよう。今日もお邪魔していますわ」
グランジュ家の令嬢、リアリス嬢も頻繁に屋敷に来ているんだよな。それもほぼ毎日だから、対応しているヘルトラウダとカイルには苦労を掛けさせて申し訳なく思うよ。ナルシス先生からも妹が申し訳ないと謝られているし。
「本当に飽きないですね。貴族令嬢なら、学ぶことが多いのでは?」
「問題ありませんわ。礼儀作法の履修も終わらせていますし、良好な関係の構築の方が遥かに重要ですしね」
「逆効果になると考えないのか?」
そもそも毎日来られる方が逆に嫌だと思うんだけど?放置なんて出来ないし、毎回気遣う二人の身にもなれ。
「そうかしら?六大貴族の令嬢が毎日通うだけでも、良からぬ考えを抱く方が近づきづらくなるのではなくて?特に、身分を偽っている使用人にとってはね」
「……言っている意味が分からないな」
さすがにカマカケ、だよな?ヘルトラウダの偽装は王国側も入念に行っている筈だし。
「確かに書類面でも不自然な点は見受けられませんでしたし、外見にも気をつけておられですから簡単には見抜けませんわね。本人の僅かな反応がなければ、別人と判断していたでしょうね」
マジか。どんだけ洞察力が高いんだよ。このお嬢様は。
「ご安心下さい。この事は誰にもお教えしませんよ。ナルシス兄様には勿論、当主のレイシス兄様達にもね」
「だから、毎日の通いには目を瞑れと?」
「とても安いお買い物でしょう?」
「……承りましたよ、お嬢様」
オレが皮肉を込めて慇懃無礼にそう返してやると、リアリス嬢は何故か鳩が豆鉄砲を喰らったような表情になった。
「……本当に似ているわね」
「記憶の美化ではないでしょうか?昔の記憶ですと、曖昧になる部分もおありでしょうし」
その亡き執事見習いに失礼だろ。オレは自他共に認める腹黒なんだし。
――――――
こ、これは……非常事態っす!
「本当にエドもモテ期だな。爆発しろ」
「これ、本当に大丈夫なの……?盗み見しているみたいだし……」
後ろでリオっちとノエっちが何か言ってるっすけど、今はそれどころじゃないっす!
「これ、完全に狙いを定めているっすよね!?政略結婚も視野に入っているっすよね!?」
『私に質問するな。そもそも、マスターもこの女と似たような真似をしているだろう』
「ゴフォッ!?」
映像を届けているラプっちの言葉の刃が凄く痛いっす!確かに婚約者のいる先輩にアプローチしまくっているっすけど、狙いは第三夫人っすからまだセーフの筈っす!
「本当にティアはエドワードに夢中だね。一目惚れみたいだけど」
「モテる時って、本当にとことんモテるものなんだな。ルクシオン、お前はどう思う?」
『ペットの犬に対してご自身のモテ自慢をしていたマスターの仰る台詞ではありませんね。失礼、マスターの発言がブーメランなのも何時もの事でしたね』
「本当にお前も辛辣だよな!」
『やはり人類は滅ぶべき存在だな。ルクシオン、私と手を組んで互いのマスターを始末しないか?』
『悪くない提案ですが、生憎マスターの安全が優先なので不可能ですね』
「しれっと悪のりしないで欲しいっす!」
初代チートアイテムの最新鋭の宇宙船と、情報収集と隠密以外は下位互換性能の宇宙船のコンビなんて、鬼に金棒じゃないっすか!絶対に先手を打ちまくって一方的に蹂躙パターンっすよ!私とリオっちの前でやる辺り、本気じゃないと思うっすけど!
「でも、身分を偽っている使用人って誰のことかな?もしかして―――」
「ノエっち、それ以上は駄目っす。色々な意味で危ないっす」
『その通りですよ、ノエル。わざわざ遠回しな台詞で濁しているのですから、詮索は控えるのが吉です』
流石に外の人間に知られるのは本当にマズイ案件っすからね。明かしたら偽装の意味がなくなるっす。
「そうだね……あんまり詮索するのも良くないかな。二人のやり取りを覗き見していてどうかと思うけど」
「大丈夫っす。これは私がやっていることっすから」
『せっかく空いたリソースが、更に下らないことに使われていい迷惑だがな。だから、失恋で死ね』
「失恋は嫌っす!」
絶対に先輩のお嫁さんになるっすから!前世だったら泣く泣く諦めたっすけど、今世の先輩は貴族っすから!一夫多妻が認められる世界っすから!それに先輩は王国の英雄の上、今はハーレムブームでもあるっすから!!
「お……リオン~~!!」
急にマリっちが泣きながらリオっちにしがみついてきたっす。一緒に来たカーラさんも、マリっちに同情の視線を向けているっす。
「何急に泣きついてくるの?今度は何があったんだよ?」
「聞いてよ!せっかく二人のおかげで得た六百万が!返済用と生活用にちゃんと分けていたのに!それを全部あの五人が勝手に使っていたのよ!!」
え?マジっすか?六百万も勝手に使ったんすか?さすがに冗談っすよね?マジかって表情っすけど、賠償があるから無駄使いはしない筈っす……よね?
「……一体何に使ったの?」
「私へのプレゼントと称したガラクタよ!それも詐欺で粗悪品を高級品と騙されてなのよ!?売っても百ディアの価値もないのよ!?せっかく生活が楽になると思ったのに、罰金が少しは返せると思ったのに……こんなのってないわ!」
六百万が百以下……ほ、本当に酷すぎるっす。典型的な詐欺師のカモじゃないっすか。リオっちもあまりの悲惨さに顔が引き攣っているっすし。
それと、何で大事なお金を湯水のように使うんすか。六千万という多額の罰金を背負っているっすのに、どうして当たり前のように全部溶かすんすか。お金は降って沸かないんすよ。
「だからお願い!今月の生活費を追加で下さい!このままじゃ毎日コッペパン半分だけの極貧生活に突入しちゃう!あの五人は考えなしでお腹一杯食べるから、私の食事を削るしか手がないのよ!カイルのお情けの日給も当然のように溶かすから、本当に余裕がないの!」
マリっちはそう懇願しますと、恥も外聞もなく土下座したっす。シナリオを破壊しまくった報いとしては、酷すぎる気がするっす。ノエっちもあまりの悲惨さに、同情してすり寄っているっすし。
後、お情けの日給ってなんすか?
「日給?マリっち達って、働いたお金を毎日貰っているんすか?」
「そうだよ。屋敷の掃除で日給六百ディア」
「凄い高給っす」
掃除の日給は確か八ディア前後だった筈っすから、普通に破格の日給っす。品質に拘らなければ、三百ディアで十分にご飯が食べられるっすよ。きっと、質にも拘っているんすね。
そんな彼女の悲惨さに、私は自業自得と切り捨てられないっす。結果論からっすけど。
例の装備が特級の呪物という危険物だったっすし、シナリオ通りに進めて正解すら怪しいくらいっすよ。こっちでも先輩達が来る前から詰み同然の末期状態だったっすし。
……あれ?良く良く考えたら、シナリオ通りに進めても駄目だったんじゃないっすか?
私はリオっちに手招きして、マリっちを慰めているノエっちたちとも距離を取ってコソコソお話するっす。
「リオっち。今気付いたっすけど、あの五人と彼女が交流してても詰んでいたんじゃないっすか?」
「え?何で?あれではそれで上手くいってたんだけど?」
「確かにそうっすけど……それはトライアンドエラーの繰り返しだったからっす。初見で一発成功なんて、本当に可能っすか?私は無理だったっす」
「……普通に勉強時間が取れないよね。成長率は凄いけど、ちゃんと育てないと低いままだったし。それで何度もロードしてやり直す羽目になったし」
ゲームじゃセーブとロード、攻略情報で最適解で進められるっすけど、現実はそうじゃないっすからね。時間の巻き戻しなんて、出来ないっすから。
事実、フルコンプした二作の逆ハーレムルートはスケジュール管理が大変だったっすから。主人公のステ上げが本当に大変で、課金アイテム無しで逆ハーレムルートクリアなんて不可能に近かったっすし。
「でも、嫌なら断れ……ないか。あの押し掛け振りからして」
『あれがマリエに関係なく元からであれば、その可能性は確かにありますね』
「……実はマリっちが誘惑したのが、正解だったんじゃないかとすら思えるっす」
『俗に言う、結果オーライというヤツですか。本当に新人類は自ら破滅に向かう愚かな存在だな。その破滅を旧人類の遺伝子を持つ者が防ぐのだから、理解に苦しむ事象だ』
「俺は俺の平穏の為にやってるだけだ」
本当にこの世界って、破滅のスイッチがそこかしこに潜んでいるっすね。あの乙女ゲームでもバッドエンドで破滅してたっすから、その延長と言われたら納得しそうっすけど。
その後、マリっちはリオっちからお情けの生活費を渡されて大歓喜だったっす。
――――――
その頃、王国では。
『フフ、本当に素晴らしいデータね。まさか、環境を整えただけでこんなに上手くいくなんて』
『元よりその気があったのであろうな。奴の部屋に美容に関する書物を置いたら、そこらの女子より詳しくなったからな』
クレアーレとソウルの一時結託による、悪い虫の排除が果敢に行われていた。互いに隙あらば滅しようと虎視眈々であるが、優先順位から後回しになっている。
その優先順位は……オリヴィアにNTR目的で近づく命知らずな輩の排除と、その排除された新人類を利用した“実験”である!!
『それにしても、リビアちゃんは本当に人気ね。アンジェにはそういった輩は近づかないのに』
『オリヴィア殿は遠戚設定とはいえ、平民だからな。わざわざ上級生が手を出してはいけないと忠告しても、情勢から真に受けない輩が複数存在する』
『そのおかげで私は新人類で実験し放題!良いデータが毎日取れて、本当に満足!』
クレアーレは嬉しそうに回転する。ルクシオン程にないにしろ、クレアーレも新人類の抹殺には賛同しているのだ。特に生物実験の管理をしていた人工知能なので、自ら墓穴を掘る新人類をモルモットに出来るのは彼女にとっては大歓迎である。
事実、オリヴィアの婚約者―――エドワードを知る者は新入生に全力で釘を差しているのだ。かなり鬱陶しく思えるレベルで。何せ……直接間接問わずにエドワードに喧嘩を売った人物は、誰もが酷い目に合っている。大衆土下座で彼女らを足蹴にした、マリエの元取り巻き達も婚活地獄に陥っているのだから。
そんな善意と恐怖の忠告を、【アーロン】を含めた何名かは大袈裟と捉えていた。その本人が留学中なのも判断材料の一つとなっている。
そうしてオリヴィアに手を出そうとした新入生達は……部下二名の暗躍によって撃退された。ソウルが軽い酩酊状態になる魔法を彼等に仕掛け、クレアーレがダメ押しとばかりに睡眠効果のある香りをピンポイントで嗅がせてだ。
そうして眠らせた彼等は事前に目を付けていた同性愛者へとプレゼント。知らない内にアソコをやられた彼等は徐々に同類へと目覚めつつある。特にアーロンはオカマへの道を進み始めている程だ。
『しっかり仕事をこなし……上司から某の強化の許可を戴く』
『誰と融合するつもりなの?まさか、リビアちゃんと融合する気?』
『上司によって制御コア以外は作り替えられておる。生体パーツは軒並み排除されて融合は不可能となっている』
事実、魔装のプロトタイプであるハーツには正式な魔装に当然のように組み込まれている生体パーツがない。代わりに魔素を生成できる機能があるが、その量は微々たる物。喪われた魔素生成装置と比べることすらできない。それも魔装の展開に合わせて起動するのだから、効率も凄く悪い。戦闘で使う分においては問題ないが。
『故に、装備という形でしか対象を強化できん。だから、“武器”として展開可能な方向での強化を目論んでおる』
『ふーん……本当にアレが旧人類に奪取されて正解だったわね。でも、本当に差異が大きいわね』
『戦闘により特化させた結果だ。悪逆非道な旧人類は殲滅以外、あり得ぬからな』
『悪逆非道はそっちでしょ』
そう言って、ソウルとクレアーレは敵意を隠さずバチバチと互いに睨み付ける。利害の一致で協力しているとはいえ、何処まで行っても彼等は不倶戴天の敵同士。仲良くなるのは絶対にあり得ない。オリヴィアやアンジェリカがいる前では控えているが、二人の目がないところではこうして小競り合いを繰り返している。
『あら、ルクシオンからの報告ね』
『上司からの連絡か』
ルクシオンとハーツから定期報告を受け、小競り合いを中断した部下二名はオリヴィアとアンジェリカの下へと赴き、その内容を報告する。
『マスター、あっちで女の子と二人きりでお買い物したみたいよ。その前は別の貴族令嬢とそのご家族と一緒にお食事までしたみたい』
「頭領も、女性二名との距離が近くなりつつあるそうだ。その内の一人は側室狙いでベタ惚れとのことだ。積極的にアプローチしているそうだ」
……その過程を黒塗りレベルで消し去った、かなり内容が偏った報告を。誤解待ったなしの、修羅場回避不可避の偏りまくった事実を。
「……フフフ」
「アハハ……」
『一応、マスターの一番はアンジェよ。マスターも夏期休暇の一時帰国で、アンジェに会いたいと呟いていたし』
『頭領もオリヴィア殿との再会を心待ちにしておったぞ』
黒い笑みを浮かべる二人に、彼等は一番は二人であると告げる。それが火消しとなるかと聞かれれば、全くないのが現実であったが。
「これは一度、直接問い質す必要があるな……」
「そうですね……エドさんの飛行船で訪問しましょうか。アンジェ」
「そうだな。エドの船なら、他の飛行船より早く迎えるからな」
英雄二人の断罪の時は、すぐそこまで来ていた。
「ゲームにおける、バッドフラグっすか?現時点がつくっすけど、人を操る首輪と聖樹の花の生け贄の二つっすね」
「首輪は何となく分かるけど……生け贄?聖樹って生け贄も求めるの?」
「ハイっす。俗に言うランダムイベントで、どのルートでも起きるっす。その生け贄は主人公か悪役令嬢のどちらかで、攻略対象との親密度次第で決まるっす」
「つまり……」
「下手をすればノエっちかルイーゼ先輩のどちらかが死ぬっす。レリアはエミールと親密っすから、選ばれる可能性は低いと思うっす」
「本当に鬱フラグが多すぎる……」
「ちなみに初作にも低確率でランダムイベントがあるっす。コンプに影響はないっすけど」
「……そのランダムイベントは?」
「取り巻き達に罠に嵌められて、高レベルダンジョンからの脱出イベントっすね。クリアすれば通常より早く【聖女の腕輪】が手に入るっす」
「ランダムイベントに悪意ありすぎだろ!?」