無いものは強請っても仕方がないので拙い文章で二次創作してみました。
でも、二次創作ってこういうことして良いんでしょう?!(笑)
前回以上に勢いといきあたりばったり感で突き進んでます!
「あ~~~~~~~っと、
言い忘れたが
ヒャド(氷結呪文)では止められないよ。
そいつのエネルギー源である
魔界のマグマ成液の高熱がはじいてしまうからね・・・!
あと10秒・・・!
打つ手はない!!」
『死神』キルバーンが勇者一行に死刑宣告を告げ…
「うそをつくな」
謎の男の声が一言。そして刹那。
『人形』の首が飛ぶ。
「は?」
間抜けとしか言いようがない、キルバーンの声。
その場の全員が、何が起きたか分からなかった。
分かったのは、何かが起きた結果、
人形の首が千切れて飛んだこと。
ドスン!と鈍い音を立てて、少し離れた場所に『人形』の首が落ちる。
そして次の瞬間
『人形の体』は、もはや『人の形』でさえなかった。
無数の破片。崩れる瓦礫。
それに気づけたのは、かろうじてラーハルトのみだったろうか。
瞬きする間に、無数の斬撃が『人形』の体を切り裂き、八つ裂きにした。
ただの斬撃ではない。遠距離から斬撃を「飛ばした」のだ。
一撃一撃が海波斬、いや、アバンストラッシュのような重さで。
数秒後、そこに残ったのは
「人形」の頭部だけだった。
誰一人、状況が理解できないまま、
周囲を風が吹き抜ける。
その風に吹かれて、バラバラになった残骸が宙へと舞う。
それはまるで、「灰」のように。
「こういう度が過ぎたオモチャって、
そもそも持ってちゃダメだよね。」
キルバーンでも、勇者一行でもない
先程とはまた別の、能天気とも言えそうな声。
そして、そのセリフが終わるか終わらないかのうちに
周囲の光景が暗転する。
「「「?!」」」
その場の『全員の時間』が止まった。敵も、味方も・・・
誰一人、瞼も動かすことが出来ない。
そんな中、誰かはわからないが、謎の…
一人分の足音だけが周囲に響く。
「没収!!」
「「「!!!」」」
次の瞬間、『首』の下の大地に漆黒な円状の紋様が出現する。
紋様は波紋を広げ・・・そして、
消えた。
紋様が消えると同時に、周囲の光景は「通常」に戻る。
そして、全員の「時間」も動き出す。
「んだ今の!!」
勢い余って転んだポップが声を荒げる。
だが、一番動揺していたのは・・・
「ボクの…ボクの人形が…黒の核晶(コア)が!!」
喚くキルバーンが、慌てて『人形の首』に駆け寄って拾い上げようと、
抱えようと手を出すが…
『人形の首』は、掌からサラサラとこぼれ、砂になって崩れ、
風になって砂粒になって飛んでいく。
「うそだ!うわぁーーー!!」
「黒の核晶(コア)・・・
魔法力を無尽蔵に吸収させて、
とてつもない爆発を起こす、だっけ。
でも、その肝心の『魔法力』さえ吸い取っちゃえば
どうってことない。」
『誰か』が理屈を説明する。さも簡単そうに。
「「「「誰だ!!」」」
一同が声のする方向を見た。そこに居たのは…
スラリと伸びた手足。
後ろで縛られた長髪。
薄手のスモックを身にまとった、
見た目はまるで女神のようで、
それでいて声は男性のような。
勇者一行の頭に?が浮かぶ。
口火を切ったのは、レオナ王女だった。
「貴方は一体・・・?」
『男性』は答える。
「ただのおせっかいな通りすがり。
なんてね。
地上に生きるモノたちが全て消し飛ぶかも?!
…っていう、世界の危機に
及ばずながら、馳せ参じました~
まぁ、大魔王は、もう
倒されてたわけだけど。」
「馬鹿な!おま、おまえ・・・
いや、『貴方』がココに『干渉して』いいのかよ?!
おま! 異界神〈アーク〉だろ!!
ルール違反だろうぅ~~!!」
キルバーンが更に声を荒げて大声を出す。
「あーく?!」
勇者一行にはまったく聞き慣れない単語。
意味も、綴もわからない。
(あーく・・・あーく・・・?
昔、古文書か何かで読んだ単語のような・・・)
メルルだけが、記憶の糸を手繰る。
(アーク・・・『異なる・・・』えーと・・・)
そして、キルバーンの「ココに干渉~」という言葉が引き金になる。
(!まさか、異界神〈アーク〉!!
異なる世界からいらした神様?!)
思わず声が出そうになったので口を抑えた。
それを見た『謎の青年』が自分にウインクするのをみて、
メルルはなんとなくだが、
口に出してはいけない、というコトを察する。
「やぁ、みなさん。
はじめまして。
ボクの名前はレディオス・ソープ。
ソープでいいですよ。
お察しのとおり、この辺の者じゃない。
かなり『遠く』から駆けつけました。
君たちにわかりやすいように言うなら・・・えーと・・・
魔法剣士、ってやつ? なのかな。
魔法も使えるし、剣でも戦えます。
エッヘン。
さっきのは、ボクのオリジナル呪文で、
対象の力を全部吸い取っちゃう
『次元回廊〈セブンスフォール〉』っていうんだ。
ここに『こうやって』たどり着くまで
正直、いろいろと手間取ったけど、
間に合ったみたいで良かったよ」
「世界には、まだまだすげぇ呪文を使うやつもいるんだなぁ…
上には上がいる・・・か。」
ヒムは素直に感心しているが、アバンやポップは穏やかではない。
あの爆弾、黒の核晶(コア)が内包していた魔法力は
死の大地(大陸)を吹き飛ばした威力を持つ
「ハドラーの体内にあった」黒の核晶(コア)と同等だったはず。
それを、あの「呪文」は
一瞬で
完全に
吸い尽くしたのだから。
そんな途方もないことを可能にする力が
この世に存在するのだろうか・・・?
そもそも、ヒムは
その直前の謎の斬撃や停止現象を
なんだと思っているのか・・・
「あわわ・・・・」
それ以上に泡を吹いているのはキルバーン。
自身の正体はバレ、武器は失われ。
そして、周囲を取り囲むのは大魔王バーンをも屠った勇者一行。
「逃げ・・・」
ヴェルザーの指令は果たせない・・・が、
ここは一旦退くしかないと悟ったキルバーンは、
素早く飛び上がる。
「待ちやがれ!」
ポップが追う。
だがキルバーンが空中に飛び上がって距離をとって逃げようとしたが早いか、
再び、目にも留まらぬ斬撃が
今度は轟音を立ててキルバーンの周囲を切り刻む。
複数の斬撃が大地に深く爪痕を刻み、
そのまま地面に落ちて尻餅をつくキルバーン。
額や頬を冷や汗が流れ声も出ない。
キルバーンの退路に立ち塞がるように立っていたのは、
長身の男性。
腰まで伸びた長い髪をたなびかせ、
腕を胸の前で組んで、冷たい瞳でキルバーンを見下ろしながら、
男は「死神」に向かって冷たく「死刑」を告げた。
「この道は通行止めだ。ほかを当たれ」
他にどこに逃げればいいというのか・・・
前には謎の長髪の男、
後ろには勇者一行。
だが、その勇者一行も、
謎の長髪の男の迫力にあてられ、それ以上距離を詰める事ができない。
「おいおい・・・ログナー司令・・・独りで
ちょっとやり過ぎなんじゃないの~?」
別の方向から、また新しい声。
今度は女性?
誰かは分からない。だが、言葉の内容から、
もしかしたら、自分を助けてくれる味方の援軍、
あるいは、また別の何者かの可能性を考えて、
キルバーンが声の主の方向を向く。
「お!お助けを!!」
そこには、長髪でツリ目の女性が、腰に手をあてて立っていた。
服の前面にはマイトの称号を示す5本線。
シャリシャリンと、キレイな音を立てて髪がなびく。
一縷の望みを賭けて、助けを求めるキルバーンを、
ツリ目の女性は先程の長髪の男同様
冷めた軽蔑するような目で見下ろしていた。
「私もそいつにはムカついてるんだが?」
むしろ敵の援軍だった!
キルバーンは戦慄した。
好意的な(?)感想コメントいただけたら
続き書くかもしれないです(笑)が、
前述の通り、行きあたりばったりだし、
最終的にどうなるかは?は
前作同様・・・のハズなので(笑)←
続かないかもしれません(;´Д`)
全ては
読者様が居るのか居ないのか、それ次第!!www
まぁ、続くかもしれん←
最後に登場した、この女性がいったい誰なのか?
隠したわけじゃないが、名乗らせる暇がなかったwww
続いたら名乗らせるかもwww