ウマ娘 × ACです。
続きはネタが思い付いたら更新します。

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ウマ娘たちの身体は闘争を求めているようです

 「ウマ娘」

 

 別の世界の名前と共に生まれてくると言われる、ヒトによく似た神秘的な種族。

 彼女たちにとって「走る」ことは一種の本能であり、競争バを目指すことも決して少なくない。

 

 有馬記念、凱旋門賞、ケンタッキーダービー。世界中のウマ娘たちが憧れる様々なレースがあり、勝利したウマ娘は栄光を手にし、中には出走できただけでも一躍有名になるであろうレースもある。

 

 しかし、光がある場所には影がある。表があれば必ず裏がある。

 

 そんな裏の世界で走る、一人のウマ娘(イレギュラー)がいた。

 

 

 

 

 

 某国某所、その地下深くに十数人のウマ娘と、熱狂的な歓声と怒号が響き渡るレース場が存在していた。

 

 殴る蹴る走行妨害なんでもあり。ルールは一つ、勝者が全ての権利を得る。富を求めるも良し。自由を求めるも良し。逆に何も求めないも良し。負けたウマ娘の生死すら思いのまま。

 

 現在行われているレースもその一つ。嬉々とした表情を浮かべるウマ娘や、まるで死神に遭遇したかのような絶望的な表情を浮かべるウマ娘もいる。

 

 

 先も述べた通り、ウマ娘にとって「走る」ことは本能と言える。

 

 しかし、生まれてくるウマ娘でごく稀に走るという本能の他に、レースに己の死生観を見出だして生まれてくるウマ娘がいる。

 そのウマ娘たちは、表のレースで走ることは殆どない。彼女たちの中では、「敗北 = 死」という構図ができているために、少なくとも自己の権利が保証されている表のレースでは満足に走ることができないため、総じて無法の世界へと姿を隠すのだ。

 

 もちろん、この裏レースに出走しているのはそのようなウマ娘だけではない。莫大な借金を抱えたウマ娘もいれば、犯罪歴を持ったウマ娘もいる。

 

 そしてこのレースの先頭を走るウマ娘は、死生観を見出だしている一人だ。獰猛な表情を浮かべ、鴉を彷彿させる黒い勝負服に芦毛のロングポニーテールを靡かせて疾走するウマ娘。

 

 現在の裏レースの頂点に君臨する者。秩序を破壊する者。史上最強のウマ娘。ナインブレイカー。イレギュラー。―――黒い鳥

 

 このウマ娘の名はストレイド。或いはレイヴン。

 チームレイヴンズネストを率いるリーダーであり、表で「名優」と呼ばれることになるメジロマックイーンの実姉。かつてメジロリンクスと呼ばれていたウマ娘だった。

 

 

 

 

 


 

チームレイヴンズネスト

・ストレイド

  異名:黒い鳥

  主人公。レイヴンズネストのリーダーであり、裏レース最強のウマ娘として恐れられている。が、時々やらかすうっかり系ウマ娘。

  「好きなように戦う(走る)だけさ。今も、昔も」

 

・ブルーマグノリア

  異名:青い木蓮

  表のレースに満足できなかったため裏レースに出走した。チーム内では比較的常識人。

  「このレース(戦場)が、私の魂の場所よ!」

 

・ナインボール

  異名:紅の機械天使

  元裏レースの頂点に君臨していたウマ娘。サイボーグという噂があるが、実のところ別にそんなことはないポンコツ系ウマ娘。

  「ターゲット確認。排除(出走)開始」

 

・ホワイトグリント

  異名:白き閃光

  ツルペタロリ。身長が低いことがコンプレックスになっているが、そのおかげで容易に集団から抜けられるので複雑に思っている。

  「OB(オーバードブースト)、ドッヒャァァ!」

 

・セレン・ヘイズ

  トレーナー。裏レースのOGであり、ストレイドを裏レースに導いた張本人。ストレイドには結構甘いツンデレ。

  「一着など当然だ。ストレイド(お前)は私の最高傑作だからな」

 


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