やってみせろよダービー!なんとでもなるはずだ!   作:つヴぁるnet

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If story _ Gray 4

 

 

レース場を見渡す故に仕方なく、彼女らから見下ろされる形になるが、しかしその程度がなんだろうか。

 

俺のこの追憶(2度目)が正しければ過去に幾らでも見下ろされて来た。あらゆる面で。

 

だから特に臆することもない。

 

分かっている。

 

目の前から感じる『使命感』だってとても可愛らしく思えるし、ある日の自分を思い出す。

 

だから応援もしたくなるさ。

そこにある未熟さを。

 

 

 

 

 

だが、しかし、だ。

 

 

 

 

俺の担当ウマ娘を渡す気は微塵もない。

 

()()が、なんだと言うんだ。

 

 

 

この首も垂れなければ、合わせる目も死神の介入すら許さない。この魂に後から付いてきた重圧感が奴らを迎え打つ。

 

出来るが故にその場に立っている彼女には酷なこと強いてしまうが、しかしこの場所で眼を覚ました今の俺はそちらの都合でミリとも揺れてやるつもりは微塵も無いないのだ。

 

たとえアレが皇帝(ルドルフ)だろうと。

 

 

 

「貴方は……一体、何者ですか…?」

 

「随分と抽象的な問いだな?皇帝」

 

「はぐらかさないで欲しい。私には分かります。この感覚は()()じゃないと識る。理解者だからこそ伝わるこの重圧感。踏み入れる事を許させない絶対強者の証……貴方は、なんですか??」

 

「…」

 

 

そこまでたどり着いた理解者だからこそ分かってしまう。だからこそコチラの内側を覗き見ている皇帝の姿は既に余裕はない。隣で見ているスーパーカーの友人を除いて周りに座っているウマ娘には皇帝の言葉はわからず、どよめく。

 

しかし皇帝シンボリルドルフが上から見下ろしているはずのヒトを相手に警戒している。

 

それだけが判断材料。

 

だから既に何人かは俺に対して異端な眼を向けており、この異質さを理解しようと緊張感がいつまでも走っている。

 

 

「俺はなんてことないただのトレーナーだ」

 

「…」

 

「ウマ娘の幸せのために応えんとする、ただそれだけのマシーンだ。だからこんな冷え切った鉄の塊が、もしかしたらクスィー(かいぶつ)に見えたとしてもそれは気のせいだ。何も動いてないんだから。何もないさ」

 

「……そうですか」

 

 

理解を放棄したわけじゃないが、しかしこのアウェーな場で問うにはあまりにも整備兵泣かせなデカブツである。

 

 

だから一度切り離す。

しかし決して視線を逸らした訳ではない。

 

もし誤って合わせていた視線を逸らせばこの鉄の塊が死神になって来るかもしれない。

 

そんな冷たさが皇帝の眼の奥に映る。

 

 

 

さて……すこし、大人気なかったか。

 

だが、その立ち位置に臨んで居るならばこの内側に飼っている鉄の塊程度は睨んでもらわないと困る。もしかしたらこれから必要以上の付き合いになるかもしれないんだ。

 

 

……が、彼女もまだ生徒(こども)だ。

 

背負わせても潰すことは解釈違い。

 

 

なので。

 

 

 

「オグリキャップはこのカサマツが好きだ。そのため東海ダービーを望んでいる。凡ゆる者達から与えられた奇跡(きせき)だからこそ此処からはオグリキャップならではの軌跡(きせき)を刻まんと今日この日まで紡いだ。俺のような奇蹟(きせき)よりも真っ白なユメに駆けてくれるとしてな」

 

「!、!!」

 

 

語学堪能でなければ拾えないだろう駄洒落(キセキ)達を投げてみれば、やはり彼女は俺も知っている語学堪能なシンボリルドルフだ。

 

品性を保つためによく手入れされたウマ耳をピクピクと反応させ、ほんのわずかに目を見開く。

 

どこまでも素直さんなオグリキャップのせいでしばし必要としなかった久しいアイスブレイクだが、どうやらお気に召したらしい。

 

お陰でシンボリルドルフの張り詰めていた緊張感が少しだけ和らいだ。

 

 

 

「知ったならもう促さん。中央(そちら)として問わせるなら答えは今日と変わらん。が、地方(こちら)として問うなら鉄の塊も頼もしき怪物になるだろう。それだけは伝えよう」

 

「わかりました。またの機会にお話が出来れば幸いです。カシモトトレーナー」

 

 

しばし食い下がっていたが、鉄の塊相手に挑んでも痛いだけと知り、シンボリルドルフは手を引く。

 

周りのウマ娘も荒立っていた波も落ち着いた事にホッとする。

 

それでもシンボリルドルフの仮面を軋ませたまま俺の存在は未だ警戒対象だが。

 

それでもこの会話は終わり。

 

俺は背を向けながら最後に挨拶する。

 

 

 

 

「ルドルフ、誇り高きウマ娘。また会おう」

 

「!!」

 

 

 

 

俺はトレーナーだ。

 

だからと言って中央の都合で生きてはない。

 

これは今も、昔も変わらない。

 

1度目だってそれの繰り返しだった。

 

粛清と、改革と、成立と、を。

 

腐った連邦に反省を促せるが如く名ばかりの中央を叩き直し、時にはトレセン協会ごとGUNDAMで粉々に砕いてやったりもした。

 

この身体に閉じられた役割がたらしめようとする道を阻害するならば幾らでも叩き潰す。

 

それが俺のやってきたマフTとしての道。

 

だから今は寝ぼけていようが変わらぬ。

 

指にかけた冷え切ったトリガーは今だって高熱を放てるほどに俺は眼を覚ませるから。

 

 

だからこそ___ウマ娘が望むなら俺は『応える』ことはやめないし、辞めることは恐らくない。

 

 

 

ただ今は少しだけ鉄の塊も冷たく冷却期間。

 

俺自身だって見開いていた眼を休ませようと寝ぼけているだけ。それを理由にしているだけ。

 

 

 

 

 

 

でも___愛してるんだ、ウマ娘を。

 

それは確かだ。

 

確かなんだよ。

 

大好き、さ。

 

君達という素敵な生き物は。

 

 

 

 

 

 

前任者(エリン)、やはり走るウマ娘は素敵で愛おしくて立派だよ。もう知ってると思うけど…」

 

 

 

 

背負った役割は重く、でも足取りは軽い。

 

待っている今の担当達の元に歩みを進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オグリキャップの同室にいじめっ子__って過去の黒歴史に今現在面白いくらいに苦しんでいるウマ娘がいるのだが、それはある日のレースによってオグリキャップから脳を焼かれると現在はデレッデレらしい。

 

朝起きたら髪を溶いてあげて、昼になったらお昼ご飯を共にして、放課後や休暇日にはダンスレッスンを行い、夜になったら練習で酷使した肉体のケアを手伝ったりと非常に世話焼きとなってくれている。

 

まあそのお陰でオグリキャップのモチベーションは高めに設定され、俺もそれなりに楽できている。同室の友人には大変感謝している。

 

 

「オグリー!」

「オグリキャップぅー!」

「オグリー!オグリちゃぁぁん!」

 

 

そんな同室のウマ娘の手伝いもあり、今目の前では年号的にもそろそろ平成に差し掛かる頃のハイカラな曲が流れており、それに合わせてオグリキャップはウイニングライブをしている。

 

踊れる曲(?)が笠松音頭しかなかったのが少し悩みの種だったが、ノルンエースのお陰で現代の流行りの曲を教えて貰って、それで共に落とし込んだっけか。流れでオグリキャップファンクラブに誘われた。ちなみに俺は会員No.2。

 

 

さて、ウイニングライブ。

この世界ならではの、祝福。

 

なにせ肉体を壊しかねない時速60キロ超えの世界で無事に走り終えた瞬間を目の当たりにした人達のために、この日を見守ってくれた感謝と、また次のユメたらしめる瞬間を約束させるための重要な時間だ。

 

同時にこの興行を支える重要要素でもある。

 

だからウイニングライブを疎かにすることは絶対に許されない。

 

 

 

「身体柔らかいから、踊りも上手いよなぁ」

 

 

オグリキャップのことは練習中に散々見ているので俺は観客達に場所を譲ろうと後ろで腕を組んで柱にもたれ掛かっていると、一人のウマ娘が近づいてきた。

 

 

___マルゼンスキーだ。

 

 

 

 

「横、良いかしら?」

 

「ああ、構わない。しかしまだいたのか」

 

「私はタッちゃんで来たからね。だからちょっと足並みは合わないのよ。ふふっ」

 

「君は逃げウマだ。足並み合わせなくて正解さ」

 

「あら?あたしのこと知ってくれてるの?嬉しいわ」

 

「ああ____キミをよく知ってるよ」

 

 

わざわざ中央から来てくれた客人だが、しかし久しぶりに大人気ないことをしたせいで疲れてしまったのか、やや寝ぼけ気味に雰囲気を纏わせての応対である。実のところ非常に失礼。

 

いやでもウマ娘の走ってるところを見ないとイマイチ目が覚めきれん。

 

最強のオタクと名高いフォント・ボーも冷凍睡眠後はこんな感じだったのか?激中では水爆を斬り落としたあの段階から頭のリミッターが外れては軍人でもないのに激戦から激戦を駆け巡ってからの冷凍睡眠。アレもなかなか一般から常軌してる漫画のキャラクターだ。

 

まあかくいう俺も戦っていた世界は違うとはいえ数多の癖ある担当を抱えながらカボチャの鮮度を落としすぎないようにする日々、タスク管理を得意する樫本家のトレーナーでも大変なのは変わりなかった。そんな記憶。

 

そこから解かれたカタルシスなら心身共にこうもなってしまうのか。

 

カボチャ頭のお陰でやり切れた旗印だが、今考えたら身の毛がよだつ狂気そのもの。

 

もう遥か昔に終わったカボチャ頭による狂気だが、それでもまだあの頃を経験値の一つとしてこの身体に引きずってるから疲弊しているんだろう。

 

 

まあその内、目もちゃんと覚めるだろう。

だって起きるものだし。意識というのは。

 

 

 

「良い走りだったわね、オグリキャップ」

 

「ああ。中央ならほぼ無双状態だろう」

 

「あら?あんな風に断っておいて?」

 

「選んだ道があるんだよ。カーナビと同じ。コンビニ程度の寄り道なら許容範囲だが、進路を変えるのはまた違う。それは裏切りだ。こんな天邪鬼でその日に良いドライブが保障されるか?」

 

「うーん……それは難しいわね」

 

「なら目的地まで責任は持ちたいな。それが別の道の方が楽しそうで輝かしくとも、しかし共に決めた予定は大事にしたい。その後のことはその後に考えるさ」

 

「ふふっ、貴方って良いトレーナーなのね。ちょぉぉとだけ怖くて危険な人と思っちゃった」

 

「微塵とも思ってない癖によく言う奴だ」

 

「そうでもないわよ?朝一番起きて浴びる朝シャンも忘れそうなほどに…まあ、アレは背筋が冷えたわ。あたしだってそれなりに分かるのよ?うん…そうね……やっぱり…怖いことするよ、あなた

 

「そうか。それは良かった」

 

「もうっ!大人だからって子供相手にドライ過ぎるなのはイケナイわよ!そんなんじゃマイッチングマチコさんなんだから!」

 

「マチコさん…って。やれやれ。普通に喋っていると思ったら急に激マブしてくるし、ある意味マブ(イ)戦術だな…」

 

 

やっぱりどの世界でもマルゼンスキーはマルゼンスキーだな…急な死語の数々は。

 

……いや、でもそれ言ったらカボチャ頭被って名乗っていたあの長ったらしい名前もある意味死語の集大成か?

 

一部は古アイルランド語とからしいし。

 

そう考えると俺も恥ずかしくなってきたな。

マルゼンスキーのこと言えんぞ。

 

 

 

「しかし……スーパーカーも既に走り終えている世界線、か…」

 

「?」

 

 

 

この世界はどうも正しく整っているらしい。

 

いや、コレが正しいのか??

 

詳しくは知らないけど、でもマルゼンスキーというウマ娘がもう走り終えた世界で、その前にシンボリルドルフも三冠を取り終えて、今はオグリキャップがジュニア期として地方を走ってる世界だ。

 

まったく知らないな。

 

もしかしたらチームGUNDAMに集われたウマ娘たちも、実は正しい順番に集われた形とかもあったのか?……あるかもな。

 

そもそもGUNDAMたらしめるためにも何やら都合よく()()()()()()()()ウマ娘って側面もあるらしい。

 

コレに関しては全て終えてから理解した。

 

 

ふむ…

 

やはりあの世界、色々と異常だな。

 

カボチャ頭一つで世界が文字通り変わった。

 

今考えると非常に気味が悪い。

 

 

マフティーは必要な発火剤だったからそれで別に構やしなかったけど、しかしウマ娘って理由付けが無ければ恐らくはなかなかに歪な世界なんだろう、アレも。

 

 

 

 

「今なら間に合うわよ。同じダービーも…」

 

「?」

 

 

不意に小さく呟かれた__とある夢。

 

それはマルゼンスキーにとって、時代が許さなかった一つのやり残し。

 

 

 

「後悔してるのか?」

 

「……ううん。そんなことないわ。確かにダービーはたった一度のユメのレース。あたしは参加はしなかったけど、それでも全力で走った跡地は嘘じゃない。だから…」

 

 

 

その表情に嘘はない。

 

走り切った先で、確かな達成感はある。

 

 

 

だからこそ、自分以外も繰り返すのか。

そうした優しさが、後悔と勘違いさせる。

 

 

 

けど…

 

 

 

 

「君なら間違いなく一着だったよ、ダービー」

 

「!」

 

 

周りから歓声が上がる。ウイニングライブを踊り切ったオグリキャップに向けて讃える地元住人の声だ。愛されている理由が詰まっている。

 

 

 

 

「コレがたらればとしても俺からすれば、そのたらればがあり得たのなら間違いなくこれ以上の歓声だったさ。キミなら余裕面でウィナーズサークルの中央に立っていた」

 

 

「!!」

 

 

 

 

だって____マルゼンスキーだぞ??

 

あの、マルゼンスキーが走るんだ。

 

 

最も運が良いウマ娘が勝つと言われている日本ダービーだろうとも、この怪物ならそれすらもまとめて喰らい切ってしまう。

 

それがマルゼンスキーというウマ娘。

俺はこの存在をどれ程か知っている。

 

 

 

「ふふっ、ふふふっ、貴方不思議ね…」

 

 

 

たられば、でも、彼女はクスクスと笑う。

 

ご機嫌そうに、尻尾を揺らして。

 

 

 

「そうね。貴方に言われると。不思議とそうだったかもと思えるわね。なんでかしら?ふふっ」

 

「さてな」

 

 

 

俺が一方的に知ったつもりでいるだけ。

 

でも、同時に俺はトレーナーだ。

 

 

 

「しかしマルゼンスキー。そのたらればが君だけのモノなら叶うユメだろうが、俺が育てたウマ娘とダービーで勝負をしていたら君のたらればは叶わずに負けていた。そう言ってやる」

 

 

「あら!ふふっ。そんなこと言っちゃうの?」

 

 

「言うよ。君は強いが、俺の方がもっとだ」

 

 

 

言っとくがこれは強がりじゃない。

 

それが出来てしまう瞬間を俺は知っている。

 

それをしてくれたウマ娘がいる。

 

同じくらい自由を愛した彼女ならば…と。

 

だからマルゼンスキーが相手でも負けん。

 

それをそうしてきた【俺】が断言する。

 

 

 

 

「……ふ、ふふふっ、うふふふっ!

 やっぱり……こわいことするよぉ?あなた」

 

 

 

と、愉快そうに笑う。

 

それからマルゼンスキーも帰る時間になったのか「バイビー!」とトレンディーにクルリと制服を揺らして帰る。

 

相変わらず激マブだな。

 

 

 

 

「俺が怖いこと、か……もう既にしてるさ」

 

 

 

静まりつつある歓声の外側を歩き、裏舞台まで歩みを進める。

 

すると汗を拭いながら舞台から降りてきたオグリキャップにタオルを渡す。

 

 

 

「カシモト?誰かと話していたのか?」

 

「なんだ見てたのか。なに、ただ中央の世界で走ったウマ娘だよ。どうやら地方の君に注目しているらしい。それ以外もな」

 

「中央、か……私は中央の事はあまりよく知らない……ここよりも大きな舞台とは聞いてるが」

 

「その認識であってる。凄いところだ。レースの世界に夢見る者なら誰だって中央の二文字に憧れるもんさ」

 

「ならカシモトは、その……中央に憧れるか?」

 

「いや別に」

 

「そ、即答なんだな」

 

「俺はウマ娘が卒業する最後まで無事に走ってくれるのならそれで良いんだ。ただそれでも担当しているウマ娘が語りたい夢と、成し得たい夢があるならそれに応えれる程の力は幾らでも欲しいと願うし、その時に憧れるかもな」

 

「……東海ダービーは私の目標だ。あと皆との夢でもある。マーチとも約束しているんだ。でもカシモトが果たしたいレースがあるのなら私はできるだけ叶えたいんだ。貴方のおかげで私は走る以上の理由を見つけてココにいるから」

 

「ありがとうオグリ。でも東海ダービーを走るオグリキャップを見たいと俺は思っている。これは本心だぞ?なら中央とかは別に後回しでも良いさ。それがたった一度のクラシックレースだろうと、中央ほど急ぎもしなければ、地方に絶望もしちゃいない」

 

 

タオルを被っているオグリキャップの頭に両手を伸ばしてワシャワシャと掻き乱してやる。

 

わ、わ、何するんだ!!と慌てるオグリにケラケラと笑いながらこの可愛らしい担当の頭を空っぽにしてやる。アマテ・ユズリハだってそうしたんだ。子供が悩まさなくても良い。

 

 

 

「さ、帰ったら練習だぞ?まさかだと思うがレースだけが今日のスケジュールだと思ったか?元気な内に反省点洗い出して即修正するんだよ」

 

「もちろんだ。まだ走り足りないな!」

 

「よし。じゃあ応援席にいるベルノライトと合流したら支度するぞ」

 

「ああ」

 

 

 

方針は強固に。

 

舞台や規模が違っても【ダービー】だ。

 

この事実は誰にも変えられない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……はぁ……」

 

 

 

肺から絞り出された空気を必死に取り戻す。

 

他のことなど考えられないほどに。

 

 

 

「キツイか?ベルノライト」

 

「っ…いや、そんなこと…は!」

 

 

 

キツイ……………なんて、ものじゃない。

 

そんな感情は甘いんだと、既に沈んでいる。

 

 

だって___こんな素質(モブ)程度に課せられるこの練習密度は…!

 

 

あまりにも、あまりにも…!

 

ベルノライトなんかには勿体無い……!

 

 

 

そう感じてしまうほどに。

 

 

 

 

「っ……」

 

 

 

自分が情けない。

 

あまりにも情けない。

 

応えるための要領が足りなさすぎる。

 

 

 

 

最初は、ただ楽しさが優っていた。

 

興味の惹かれるこの魔法使いと、そんなトレーナーを信頼して着いて行くオグリキャップ。

 

それを私は数歩後ろから眺めている。

どの誰よりもこの二人を近くで感じている。

 

無論、私自身も、私というウマ娘を育ててくれるトレーナーを求めていたから、この興味と共にカシモトさんの側で教育者として謳歌する。

 

 

それは非常に嬉しかったんだ。

 

指導を受けれることは本当に嬉しいこと。

 

 

でも、デビュー戦で入着すらできず無惨に撃沈してしまった。

 

ビリにはならなかったけど…でも誇れる成果は手に入らなかった。

 

同じチームにいるオグリキャップと比べてわたしは…

 

 

 

いや、最初から分かっていた。

周りを見れば、私なんて程度を。

練習とレースの経験を得て、再認識した。

 

 

カシモトさんは、オグリキャップを余さず育てれる程の力を備えているトレーナーだ。

 

それ程のレベルを持っているトレーナーから指導を受けれることは幸運で非常に光栄だ。

 

先月の夏合宿だって、底上げという言葉に相応しいくらいに私達を鍛え上げてくれた。

 

カサマツに帰って寮にある鏡の前で自分の体を確かめれば、確かに成果はあったと驚く。

 

夏の暑さと砂浜の環境によってすごく鍛えられたんだと、しばらく自分の身体に見惚れていたくらいには自信が持てた。

 

この嬉しさは本物。収穫も本物。

 

 

 

 

けれど、でも…

 

それほどにやっても…

 

デビュー戦を終えれば私に残されたものは物足りなさすぎる結果だけ。

 

自分でそれが分かってしまった。

 

 

あんなにも…

あんなにも…

あの職人から磨かれた筈なのに…

 

でもわたしはそれ程じゃないらしい。

 

 

 

職人の身に余らさせてしまっている。

 

___ああ、すごく勿体無い。

 

 

 

本の世界を理由に興味だけに惹きつけられたベルノライトは知ったんだ。

 

___ああ、すごく勿体無い。

 

 

 

こんな小石を一流の研磨職人に任せるなんて。

 

 

あまりにも……

あまりにも贅沢過ぎているんだと。

 

 

 

 

「トレーナーさん…」

 

「?」

 

「その…ありがとうございます。ここまで私の指導をしてくれて…すごく嬉しいです……けど」

 

「…」

 

「わたし……いいのかな…って」

 

「……なるほど」

 

 

タブレットPCから目を離すと何か考える素振りを見せ、遠くを眺めながらカシモトは言う。

 

 

「そうだな。少なくとも…俺を魔法使い(キルケー)なんて見間違えてしまった頃の面白いベルノライトがもうそこに居ないってなら、それは良いとは言えないだろう」

 

「え…?」

 

 

 

カシモトさんは小さく笑みながら告げる。

 

ベルノライトは、ただのウマ娘じゃない。

 

そう聞こえたような気がした。

 

 

 

「その、カシモトさん。でしたら私はオグリちゃんと比べたら、どの程度のウマ娘なんですか?」

 

「それは素質的な話か?そうだな。オグリキャップがまだまだ盛り付けれる土鍋なら、ベルノライトは甘納豆ってところだな。一口で済みそうな可愛らしい甘味。オグリキャップほどの満たしは無い」

 

「あ、甘納豆……」

 

「オブラートに包まなければベルノライトにアスリートとしての素質は無いに等しい」

 

「うぐぅ…」

 

 

あかん、泣きそう。てか泣く。

 

いやでも、むしろこのくらい言ってもらえれば私は諦めを付けれそうだ。

 

それを一流と言える___なにより【中央】の資格を持っているこの方が判を押すならその言葉に偽りなんてないから。

 

 

 

「でもあくまで無いに等しいだけで絶対に無いとは言わない。君にはある筈だよ。この運命力の中に巡り会えた意味が」

 

「意味…?」

 

「俺をキルケーなんて見間違うのは、この学園でベルノライトくらいだろう。まあでもなぜ男の俺に魔女なんて言葉を当て嵌めたのか?なんとも不思議なウマ娘だよ、君は」

 

「あ、あぅ……それは…」

 

「でも、そう視て浮かんだのはベルノライトならではの感性があるんだ。その不思議さは非常識の三文字で片付けるには惜しい。だから真実だよ、その認識は。あ、別に俺が魔女って意味じゃないからな?言わば君の不思議ちゃん属性から始まったあの日のエンカウントは他にはない素敵な強みよね?ってことさ」

 

「そ、それ以上言わないでください!わ、私だって何故あんな風に言ったのか分からなくて…」

 

「そうかい」

 

「……」

 

 

普通なら、わたしがギリシャ神話に登場する人物に当て嵌めてしまったあんな奇行に首を傾げるなり、怪しむなりしてもおかしくない。

 

でもカシモトさんはそんな様子を見せることなく、むしろそれで正しいと受け止める。

 

カシモトという人物に対して伝わったその感性は正常であるし、間違いではないと頷いた。

 

何よりわたしがオグリちゃんと同じようにあの瞬間、カシモトさんから覗き視れたあの不思議な光景達は幻じゃない。

 

むしろソレを捉えれる側にいたこともカシモトさんからすればベルノライトは変でもなく正しさだけが残っている。そう伝わった。

 

 

なら、聞いてみるべきだろうか??

この人から、まっすぐ正面から。

 

 

 

「あの、笑わないで聞いてくれますか?」

 

「はっはっは、ワロス」

 

「カシモトさんっ!真面目な話!」

 

「冗談だ。そう怒るな。で?なんだ?」

 

 

 

タブレットの電源を落として耳を傾ける。

 

ベルノライトの言葉を真面目に受け止める。

 

そういう姿勢を見て、私は口を開いた。

 

 

 

 

 

___カシモトさんは何者なんですか??

 

 

 

 

 

あの日と同じ、中央から視察に来たシンボリルドルフの言葉と同じように問いかける。

 

 

実はコッソリと壁裏から聞いていた。

 

オグリキャップが中央にスカウトされている話をウマ耳を立てて、それでカシモトさんが臆せずに毅然とシンボリルドルフと向き合っていた会話の応酬を。いやアレは対話だ。

 

なにせ、カシモトさんからはこれまで感じたことのない異質な威圧感をヒトの身で放ちながら皇帝の威名すら喰わんとしていた。

 

あの姿はこの世に無いだろう感覚だった。

 

 

だから私は、そんなカシモトさんに向けて非常に抽象的で定まりのない言葉で何者かを問う。

 

 

でも、こう聞くしかないんだ。

 

だってこの問いだけが、入り口だから。

 

だからこの叩かれた門を開いてくれるか。

 

それはそこにいる人間の気分次第だ。

 

 

 

「____ 課題」

 

「え?」

 

「俺がベルノライトに課題を設ける。それを果たせた時に、恐らく答え合わせが出来てる筈」

 

「な、なんの答え合わせ、を…?」

 

「あの日、俺のことをキルケーなんて見間違いを起こしたその不思議さ。ソレはオグリキャップ以上にあるだろう君の素質が多分だけど、その時の君自身が教えてくれる筈……いや確実に自分自身が教えてくれる」

 

「課題を果たせた時に、わたし自身が…?」

 

「ああそうだ。だから丁度いい。俺の腕が君程度と余らせてるとそう思っているなら、そんな悩みすら与えないと君の問いにある真実で俺が正当化してやろう。手加減はしない。ベルノライトならではの凄みはスカウトした俺が責任を持って掘り起こしてやる」

 

「!?」

 

 

わたしは何やら彼のスイッチを入れてしまったのかもしれない。

 

間違いなく「カシモトさんは何者?」と問いかけたことによる引き金だ。

 

それがまた違う本気度を示す。

 

ああ、わたしは……どうなるの??

 

そうやって僅かに後悔を覚えながらも、しかしカシモトさんが何者なのかを知るチャンスになるし、これから施される正当化はベルノライトだからこそ応えなんだと直感的に理解する。

 

カシモトさんはタブレットの電撃を入れるとカタカタと画面に何かを入力し、そして私に見せる。見せられたのは時計付きのカレンダー。

 

 

「放課後はストレッチのみで走らない。しかし皆が寝静まり始める夜の21時から23時はオグリキャップを除いてベルノライトと俺だけで練習を設ける」

 

「え?よ、夜??それもそんな遅くの時間に…??」

 

「ああするよ。なに最近やっと目が覚めてきたんだよ。オグリキャップがレースを走ってくれてるお陰だな。それでもまだ半分くらいの目覚めだが、この程度でも充分に()()()()()のアレもできるだろう」

 

「えっと…」

 

 

私の困惑などそっちのけで眠気を覚まさせるように首を回すカシモトさんだが、適当に練習を設けてるような雰囲気は一つもなく、むしろ確信を持ってベルノライトだからこその提案を課題として用意する。

 

 

 

「ベルノライト。君は走ることは好きかい?」

 

「走ること、ですか…?」

 

「ああ。好きかい?自身がウマ娘として。またベルノライトって名前の元に走れるその刻が愛おしくて愛おしくて堪らなくて、何処までもこの場にいる己の誇れるような、そんな自分で居るかい?」

 

「私は……わたし、は…」

 

 

急な質問に答えれない。

 

あと愛だとか、誇りだとか、そう言うのはまったく意識したことない。

 

 

でもウマ娘は走るために生まれた生き物だ。

 

それで誰かのユメを乗せ、誰よりも速く走る。

 

そこに喜びと、使命感がある。

 

 

わたしはウマ娘だから、当然そのような感情は……あったんだと思う。

 

 

いまは分からない。

 

少なくともカシモトさんのチームに入ったばかりの頃と、夏合宿までの日々は楽しかった。

 

 

けど今は、この人がどれほど凄いかを知ってしまってからオグリキャップ程のウマ娘じゃない自分がとても勿体無いと感じてしまって…

 

 

走るのが「好き」と言えないから今が苦しい。

 

 

 

「まあいい。その答えは今日の夜21時、この学園のこの場所で待っている。それでベルノライトを知るとしよう」

 

「あの、でも、学園は…」

 

「中央資格者ならではのやり方があるって理由付けて畳むから気にしなくていい。だから今日の夜、この問いに対する解が決まったら目を覚ましてまたこの場に来い。それを答えとして受け止める。ベルノライトはベルノライトだけを気にするんだ。良いな?」

 

「……」

 

 

そう言って放課後の練習は終わった。

 

私は去るカシモトさんにそれ以上は何も言えずしばらく立ち尽くしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後のわたしはあまり覚えてない。

 

オグリちゃんに少し心配されて、それで作り笑いで大丈夫だと伝える。

 

そして、しばらく自分に悩ましていた。

 

 

 

 

 

「わたしは……」

 

 

 

 

悩ましても結局のところ何も解決していない。

 

ただアスリートとしての素質は無い方であることはハッキリとした。

 

あのカシモトさんが言ってるならそうだ。

 

でも同時にカシモトさんは私を諦めさせてはくれないし、私が「辞める」と言うまではカシモトさんは私をやめさせないんだろう。

 

それでいて私のカシモトさんに対する疑問は課題という形で答えてくれるようだから、わたしは悩みと興味を入り混じり合わせながら提示された課題を熟そうとしてしまうのだろう。

 

 

だってカシモトさんは嘘をつかない。

 

揶揄う時は平気で嘘を吐くが、でも担当を育てる時は濁すこともなくハッキリとし、必要なことは必ず提示してくれる。管理主義としての教育方針が担当ウマ娘を強くしようと偽らない。

 

 

 

 

私は……願っている。

 

勉強もできて、友達もできて、充実する。

 

でもそのためにはウマ娘として走る。

 

これをしたくて、トレセンに来た。

 

それでいて憧れもあったんだと思う。

 

 

 

__あの、中央は?

 

 

__ああ、君達が気にすることではないよ。

 

 

 

初めての授業で、私は先生に質問した。

 

でも答えは遠回しな残酷だった。

 

ここレベルでは敵わない世界だと。

 

だから気にする必要なんかないと。

 

 

 

でもこんな私でも……世界にだって憧れる。

 

中央だって密かに意識しているんだ。

 

こんなわたしでも。

 

大きなレースに興味を抱いている。

 

だってウマ娘だもん。

 

高速の世界で駆ける事が許されたウマ娘って生き物なんだもん。

 

 

だから私だって、オグリキャップみたいな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、走りたい___

 

___ベルノライトでも走りたい。

 

ベルノライトだとしても___走りたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…り、たい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やり、たい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やりたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やって…みたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やって、みたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やって、みせたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってみせたい…っ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってみせたいっ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウマ娘として諦めれないから。

この負けず嫌いを誤魔化せないから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

____ ならば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「やってみせろよ、マフティー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ドクン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「___!!!」

 

 

 

 

 

 

心臓の音によって、私は目を開ける。

 

気づけば誰もいない練習場に立っていた。

 

ここまでの記憶があまりない無い。

 

 

 

でも、私はこの場に来ていた。

 

誤魔化さない心が、そう動かしたから。

 

 

 

 

 

「____ウマ娘、待ってたぞ」

 

 

 

 

 

そして、もう一人いた。

 

この声は__カシモトさん。

 

私のトレーナーだ。

 

聞き間違える筈ない、この人を。

 

背中を向けながらも私を捉えていた。

 

 

 

 

 

「トレーナー、さん…」

 

 

 

「____ 違う」

 

 

 

「え?」

 

 

 

「この刻の俺は___()(いびつ)なメドレー」

 

 

 

 

 

そう言ってカシモトさんは振り向く。

 

 

ユラリと常識(まとも)を歪ませる眩み。

 

 

そこにいる人は、とても普通じゃない。

 

 

非常識を埃被った、鉄の怪物が鳴らす。

 

 

踏みしめた靴底の音が、背筋を掻く。

 

 

その度に身体を叩く心拍数。

 

 

だから息を呑んで、わたしは彼を幻視する。

 

 

 

 

「ッ___!?!!?」

 

 

 

 

学園がノイズに飲まれた様に私を惑わす。

 

そこに存在が全てを狂わせるように。

 

まるでクトゥルフのような狂気。

 

それともギリシャ神話の介入??

 

目を疑う様な恐ろしさが、内側を叩く。

 

思わず、後退りしそうになる___が。

 

 

 

「っ……いや、ちがうッ!!

 

 

 

そうだ、退けないッ!

私はベルノライトとして退けない!

 

 

 

ベルノライト(わたし)…だって…!」

 

 

 

この引っ込み思案も忘れて私は目を開ける。

 

この人に応えて欲しいがために。

 

浴して堪らないこの奮えは止めどない。

 

彼の前では無条件なんだと知ったから。

 

 

 

 

 

 

 

 「俺の名はマフティー、またはマフT」

 

 

 

 

 

 

歪なメドレーを名乗ったカボチャ頭は異質極まりない概念としてこの世に姿を見せた。

 

その内側にある鉄の怪物(クスィー)すらも恐ろしさを助長させるように鎮座し、ウマ娘を飲み込まんと見下ろしている。

 

 

震えて、奮えて、揮えて、慄えそうだ。

 

 

 

 

嗚呼___ウマ娘が求めている。ならば俺は応えんとして何がマフティーたらしめた魂だろうか」

 

 

 

 

 

 

 

ああ、だから。

 

__やってみせろよ、ベルノライト。

 

 

 

 

 

マフTとして君を【視】ているとも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、今日この日を知る。

 

 

 

 

 

 

 彼は___危険人物だ。

 

 ウマ娘の秩序(いみ)を、乱す者だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく






あぁ〜^ マフティーの音ぉ〜^

これだよぁこれこれ。
マフTはこうじゃないとなぁ!
そうだろぉ!ガンダムのパイロットォ!


【カシモト】
ウマ娘のために眠たげな眼を覚ましたことで久方ぶりにマフTたらしめることにしたカシモト。軟禁時代を終えたアムロみてーだなオマエ。

【オグリキャップ】
中央のスカウトをカシモトが断ったことで東海ダービーを走ることになった地方ルートのオグリキャップ。でも何か走って欲しいレースがあるならカシモトのために全然走るつもりでいるとても良い子。ベルノライトの空元気は見抜いてたけどカシモトが解決してくれることを信じていた。だってカシモトは凄いからな!

【ベルノライト】
・原作のシングレでは、ウマ娘としては致命的に値する走りの面で足りなさ過ぎるという自分が、キタハラに変わってオグリキャップを支える目的で意味を見出せたのでアスリート以外の自分を()()()()()()()()()ってのが作者の見解(ただ指導者になる未来を見つけれたし、なんだったらそのための能力が足りすぎているかなり凄い子)
・しかしこの作品では中央レベルのカシモトから質量の高い練習を受けた事で諦めを覚えちゃうけど、でも誤魔化せなくなってきたし、またカシモトに対する興味が尽きないためオグリキャップと一緒にもっとトレーナーの担当としていたいという焦燥感と願望を抱いている。
・なのである意味としてシンボリルドルフよりも一番マフティーの被害を受けることになったウマ娘という扱い。

本編で言えばダイタクヘリオスとやや似ている立ち位置。あっちも三冠バになったミスターシービーに対して、くしゃくしゃな紙(チーム加入申請書)で通してもらっただけのダイタクヘリオスはマフT相応のウマ娘なのか悩ませてしまうとかいう曇り属性持ちのギャル。シービーと同じく実装前に書いたとは言えアプリとは大違いだなこのパリピ!


【シンボリルドルフ】
スカウトを断られること自体は良かったが、それ以上に深層意識にある傲慢さをズケズケと覗き見られて一杯食わされてしまう。でもこれは仕方ない。ニュータイプ相手に隠し事なんて無理だし。なので学園に戻ってしばらくションボリルドルフ(たぬき)になっていたらしい。ルナちゃんやぞ!

【マルゼンスキー】
どの世界線でも変わらずゲキマブなウマ娘。マフTの事を「とても怖いことする貴方(ひと)」って感じに捉えているが、とても良いトレーナーであることは理解している。ちょっとだけもう少し後の時代に生まれたらなぁと思っているらしい。




結論 : ベルノライトってやっぱええわ。ライツ博士と同じくらい好き。



じゃぁな!

閃光のハサウェイ"キルケーの魔女"は観に行きましたか?

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