世界を敵に回しても   作:ぷに丸4620

26 / 90
12月に6章クリア前提のイベントがあるんですって!?
コヤンスカヤ?まさかモルガン?
仮にコヤンスカヤイベントだとしたら
6.5章でモルガンに救いが!?


俄然楽しみになってまいりました。
与太イベでお茶らける笑顔も見たいけど。
その前にシリアスな展開でのあの親子が救われる話が来るといいな。

アンケート回答ありがとうございます。
本編を書きつつ、主人公設定を用意しようと思います。

どこまで乗せるべきか。色々と迷いつつ書いておりますので、しばしお待ちくださいませ。


妖精騎士ランスロット②

ひとまず、お互いに自己紹介を済ませたところで、ドロドロになった体を洗おうと、提案する。

自分の体もそうだが、何より彼女の綺麗な体にも遠慮なく、ヘドロがこびりついている。

そのままにするのは忍びなかった。

 

道中で、お互いの身の上話をしながら道を進んでいく。

元々妖精國にいた事、異世界に一度渡った事。そこからまた戻ってきた事を説明した。

 

「チェンジリングにしても珍しいタイプだ」

 

というランスロットの言葉をなんとなく流していると。

 

居住地に到着した。

 

なんと、テントなどがまるで爆撃にもあったかのように。吹き飛ばされていた。

 

「……」

 

「?」

 

意味ありげに視線を送ってみたが、全く意に返してないらしい。

そりゃそうだ。現状自分は不法侵入者。

彼女は不法侵入者の形跡を辿る為に、ここに着陸したにすぎない。

 

まあいいや、と、()()を発動する。

 

現実を形作るソースコードを引き出し、別次元から力を引き出し、物体を移動するプログラムを行使し、魔術を繰り出す。

 

すると、オレンジ色の魔法陣達が、吹き飛ばされた生活道具達を包み、元の場所に戻していく。

 

なんてことは無い、物体操作の魔術だ。無制限に同時に操作出来るわけでは無いが、順々に操作していけば元には戻せる。

 

共に学んだ、カマータージの魔術師達なら誰でもできる基礎的な魔術。

 

 

その様子を見ていたランスロットを見れば不思議そうな表情をしていた。

 

「どうした?」

 

「今のは? 君は魔術師だったのかい?」

 

「ああ、魔法使いって言い方の方が好きだけどな」

 

ランスロットに答える。こういう類は妖精の方が易々やってた気がするが。

 

「何かおかしかったか?」

 

「僕の知る魔術とは色々と違うみたいだから。君からは魔力も感じないし」

 

「そうなのか?」

 

「そもそも、魔術師達は、魔法使いなんて単語は迂闊に使ったりはしない」

 

「変なこだわりだな。違いなんて、帽子をかぶってるかどうかの違いだろ」

 

「帽子?」

 

「とんがり帽子をかぶってるのが魔術師で、かぶってないのが魔法使いだ。ん?逆だったか?」

 

「……」

 

「なんかすっごく馬鹿にしてないか?」

 

「うん」

 

「……正直者な素晴らしい騎士様に会えて光栄だよ」

 

 

 

 

そんな会話を挟みながら、昨夜の時点で用意していた野外シャワーに案内する。水源は遺跡後の湖だ。

濾過もするし、水を温めてもくれる優れ者。

銀河を一つ二つも巡っていれば、こういう便利生活道具も手に入る。

 

別に水浴びでも良かったのだが、少しでも心象を良くしようとの配慮だ。

 

魔術でカーテンを組み立て。ランスロットを誘導する。

 

「はい、これで、是非汚れを落としてくれ」

 

「ありがとう。お借りするよ」

 

以外にも素直に従いカーテンの中に入っていった。向こうでガチャガチャと鎧を脱ぐ音がする。

 

こちらとしては、沼に落としてしまった申し訳なさと、不法侵入者という立場故に、害する気は一切ないが、さっきまで戦ってた相手を前に素直なものだなと思う。

 

こちらへの信頼か、それとも、俺程度に不意打ちを食らったところで、問題は無いという自身の現れか。

まあ後者だろうが。

 

ランスロットがシャワーを浴びている間。自分は水浴びでさっさと済ます。

 

タオルで頭を吹いている間にランスロットが鎧を着直して、カーテンから出て来た。

 

「君は浴びないのかい?」

 

「あぁ、あんたを急かすのも悪いと思ったし。俺はそこらへんですませたから」

 

その答えにこちらをボーっと見つめる彼女。

 

「——キミはやっぱり、優しいヒトなんだね」

 

「な――」

 

朗らかな笑顔を向ける彼女に戸惑う。

さっきまで戦っていたって言うのに、無害認定が速すぎないか。

いや、それはそれで助かるが。

 

「と、ところでだけど、とりあえず、俺の事がここにいるってのは許してくれたって事でいいのか?」

 

気恥ずかしくなって話題を逸らす。

 

「ああ、君は、曲がりなりにも僕を倒した。君の機転によって、偶然とはいえ戦意を喪失した。本当の実力は圧倒的に僕の方が強いけど――」

 

……なんというかすごい負けず嫌いなんだろうな。

 

「敗者は勝者に従うのみだ。別に、ここにいてはいけないという法があるわけでもない。あの竜の躯にさえ近づかなければ、という条件付きだけど、君の滞在を認めても良い」

 

「そうか、ありがとう。助かるよ」

 

あの竜について聞きたいことはあるが、それは彼女からの質問が終わってからでもいいだろう。

 

「ところで、君はなぜわざわざこんな所に拠点を構えたの? モースだってあんなにいたのに、わざわざ追い出して」

 

その質問に、ここまでにきた経緯を説明する。

 

「そう……マンチェスターで」

 

「ひょっとして知り合いでもいたか?」

 

「まあ、同僚がね、そこの町の領主なんだ。昨日は任についてたから、あの町にはいないはずだけど、そろそろ戻っているかもしれない」

 

「結構仲がいいのか?」

 

「彼女は僕を嫌っているようなんだ。僕は好きなんだけど」

 

どうやらのっぴきならない事情があるようだ。今の印象では、ランスロットには妖精に時折見られる邪気を感じない。彼女を嫌うとすればそれこそ向こうに問題があるのかもしれない。

 

「大型犬みたいで可愛いのに」

 

訂正。多分嫌われているのはこういうところだ。

 

「まあ、この件に関しては、正直なところ僕が口を出して良い問題でもない。一応帰りに立ち寄ってみようかなとは思うけど」

 

言ってランスロットは、一度会話を中断した。

 

「それにしても、君の装備も気になるね。得にこの盾。アロンダイドでも傷一つつかないなんて、概念礼装でもなさそうだし。この軽さも驚きだ」

 

「概念礼装?」

 

効いたことが無い単語があるが、まあそれは置いといて、素直に説明しても良いだろう。

 

「ヴィブラニウム製だからな」

 

「ヴィブラニウム?」

 

「宇宙で最強と言われてる金属。めちゃめちゃ貴重な金属でな。この盾は二つしか作られていないし、これ以外には存在しない」

 

元の世界であればワカンダに資源はあるのだから作ろうと思えば作れるが不可能だろう。

 

「へぇ、宇宙で最強……また大きく出たね……」

 

盾を見る眼が獰猛な肉食獣のようなのだが、なんだ、破壊チャレンジでもする気か。

ひとまずは、自分が異世界——彼女は汎人類史と言っていたが――から来たという話を終え。

 

今度は竜の話に入った。

 

「ちなみに君はあそこで骸を見て何をやっていたんだい?あそこは、いるだけでも人間にとって毒となる汚染された場所……なんだけど……」

 

君は平気そうだねと続けるランスロットに汚れてしまった。スケッチブックを手渡した。

 

「これは? 竜の絵?」

 

「あぁ、あの骨を元にどういう竜なんだろうなーってスケッチをちょっとな。」

 

「どうして?」

 

「だってドラゴンだぞ? 男の子の憧れだ。こんな、骨を見つけたら、どんなドラゴンかってのは、想像するだけでも楽しいさ」

 

「憧れ……」

 

どこか恥ずかしそうにするランスロット。

 

「まあ、近づくなっていうなら、そうするよ。ちょっと、残念だけど」

 

そう告げると、ランスロットは頭を横に振り、応える。

 

「いや、そういう理由なら構わない。ただ、代わりに」

 

――その絵が完成したら、是非見せて欲しい

 

その契約を最後に、ランスロットからこの場所の滞在許可を取る約束は取り付けた。

 

一旦話の区切りを迎えたところで、一休みに茶でも沸かそうと立ち上がろうとしたところで、珍客が現れた。

 

「あ、話終わったー? 良かったねー仲良くなれて」

 

「「…………………」」

 

空気が凍る。

 

声の方向を見れば、ぼんやりと青く光る――

 

 

骸骨の姿が――

 

 

「「ぎゃ(きゃ)ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

 

 

あまりの恐怖に思わずランスロットと抱き合ってしまう。

 

 

「ゆ、ゆゆゆゆゆゆゆゆゆ、ゆうれぇぇぇ!!」

 

「おち、おちつ、落ち着いて、こいつは妖精亡主だ!!」

 

「な、ないとこうる?」

 

ランスロットから離れながら反芻する。

 

こちらの慌てようを無視するかのように、骸骨幽霊は手を上げた。

 

「そうでーす。こんにちはー!私、妖精亡主のミラー! あなたの不思議なオーラを感じて、しばらく観察してましたー!」

 

「観察って」

 

「君がここに住むようになるみたいだから、挨拶しておこうと思ってねー! モースもばんばん追い出しちゃうし、すごいよねー」

 

挨拶って……まさか、彼女、ミラーはここに住んでいる幽霊って事だろうか。

 

「この場所にいるってことは、『鏡の氏族』の……まさか、僕を呼んだのは……」

 

独り言のように呟くランスロット。

 

「違う違う、全然違うよー私達、恨みとかなんにもないんだもん」

 

会話の端々から複雑な事情を感じるが、とりあえず――

 

「説明してもらってヨイデスカ?」

 

 

 

 

 

 

一通り、彼女、ミラーの説明を聞く。

どうやら悪霊とか怨霊の類ではないようだ。

一安心したところで、お互いに自己紹介をすませ、握手する。

体温も感じなければ柔らかさもない。まさしく骨の感触だ。

 

 

「よろしくねートール君」

 

「あ、あぁ、よろしく。ミラー」

 

 

それを遠目で様子を見ていた彼女に目配せする。

先ほどの話を聞く限り、ミラーを殺したのが、彼女。という事だろうか。

なんともまあ、こちらとしても気軽に触れにくい話だ。

 

一通り自己紹介を終えた後、

 

「私がいつもいるのはもっとあっちの方にある祠だから、とりあえず戻るよ。気が向いたら遊びに来るねー!」

 

そう言いながらミラーは指さした方向へと飛んで行った。

向こうが住処だとは言うが、本当だろうか。おそらく気を使ったのかもしれない。

改めて、ランスロットと向き直る。

 

「それじゃあ、僕はこれで」

 

ミラーに会ってから、元気がなくなり、俯いたまま立ち去ろうとする彼女。

 

なんだか、放っておけない雰囲気だ。

 

かといって気軽に慰めるのもそれは傲慢というものだ。今の自分にできる事はない。

 

だから――

 

 

「ああ、またな」

 

「え?」

 

 

――せめて再開の約束をと声をかけた。

 

 

 

心底驚いた表情をする彼女。そもそもの約束を忘れたのだろうか。

 

「絵を見たいって言ってただろ? またここに来てくれるって事じゃないのか?」

 

「あ――」

 

ふと、思い出したようにランスロットは顔を上げる。

 

「そうだね、また来るよ」

 

「あぁ、いつ来てくれても良いからなって、ま、えらそうに俺が言う事じゃないけど」

 

冗談めかして口に出してみれば、彼女の表情も崩れて来た

 

「うん、じゃあ改めて、またね」

 

「あぁ、またな」

 

そう言いながら、お互いに手を振り合った。

 

 

さて、ひとまず、ここに住むための許可は得た。

あとは。妖精國の情報収集だ。()()()()()()()()()

それを駆使して、色々調べて、今後の動きを決めるだけだ。

 

ついて初っ端からトラブルだ。この妖精國での充実ライフを送るには、まだまだ努力は必要だ。

 

今後の展開に思いを馳せながら、今日は眠りについた。

 

異世界での記憶は蘇る。授かった技術や道具なども思い出す。

 

だが、真の目的を忘れたまま。相馬透は眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからしばらくたった。

ランスロットとミラーもちょくちょく遊びに来るうちにちょっとずつ打ち解けあっている。

ミラーのあっけらかんとした態度に、ランスロットもだんだんと表向きにはかもしれないが気にしなくなってきているようだ。

 

その間に妖精國の探索をしていた。

 

湖水地方を拠点に、ランスロットに各地域の情報を聞きながら、女王傘下の町を巡る。

 

ジェット装置で空を行けば、各地方を回ることは容易い。

 

その過程で、モースに襲われている妖精を見つけては退治する。

 

大半の妖精はこちらが人間とわかると、見下すような目になるが、慣れたものだ。

 

元より感謝など求めていない。

 

 

彼女がブリテンを支配するのに必要な存在だから助けているだけ――

 

(……いま、何か変な事考えなかったか?)

 

一瞬思考にノイズのようなものが生まれたが、、既に思い出す事は出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソールズベリー、グロスター、ニューダリントン。3つの都市を巡り、眼と耳を仕掛けていく。

 

最初の2都市は平和な空気。ニューダリントンは最悪だ。

噂を聞けばあの胸糞悪い劇場は女王の夫である人間が作ったという。

 

そこは置いておくにしても、どこも、殆どが人間を見下しているというのは変わらない。

 

それも当然だろう。妖精からすれば人間など家畜同然。

 

人間で言えば、草だの鼠だの牛豚だのと変わらない。

 

俺の知る世界の人間だって無意識に、動植物を見下している。

 

花を摘むことを本気で罪だと思う人間など数少ないし、踏みつぶした蟻を気にする人間など殆どいない。

 

人類も自らの生活の為だけではなく、娯楽などの為に、都合のいいように生態系を狂わせ、自然を淘汰してきた。

 

そんな人類が、妖精は酷い奴らなどと、上から目線で言える立場ではない。

 

故に現状を嘆いていても仕方がない。

人間でありながら、この妖精國を故郷と決めている以上、覚悟はできている。

人間の中にも花を摘むことは良くないと言える者がいるように、そういう考えを持った妖精がいる場所を見つければ良いだけだ。

 

 

 

ロンディニウムは反乱軍という事で、スルー。

ノリッジにも立ち寄ってみたが、あそこは他よりも人間と妖精の立場は近いものの。

仕掛けて来た眼と耳で情報を集めれば、領主も癖のある類。

 

まだまだ理想の住処にはたどり着けることは出来なさそうだ。

 

キャメロットに侵入しようかとも一瞬考えたが、下手をすればランスロットに迷惑がかかると、止めておいた。

 

巡って気付いたのは、ほぼ全ての妖精が女王を恐れ、どうにかして殺そうと企てている事。

とは言え、それも難しそうだ。女王の力は圧倒的らしいし。モースの存在もある。

今は預言というくだらない絵空事に期待して、日々を過ごしている。

 

女王の圧政。妖精の本質を知れば、むしろ手ぬるいぐらいだが、苦しめられている以上、妖精達のその思いは当然とは言える。

妖精達を抱えながら、全滅もせず、よくぞここまで発展させたと関心するばかり。

 

 

そう思いながら、空を行くと、モースと戦っている集団がいた。

 

 

鎧を着た妖精達。中には金髪の人間のような見た目の妖精もいる。

戦況は大分優性のようで、放っておいても良いかと思ったが、何人かはやられてしまうだろう。

 

暫し考えるが、放置をする理由もない。

 

背中に収めた盾を右腕に着け、ヘルメットを装着し、ジェット装置を切る。

そのまま自然落下し、1体のモースを踏みつぶす。

 

華麗な3点着地。

 

驚いている妖精達に構わず、盾を投げる。

 

盾はそのまま。1体のモースに激突し、また別のモースへとぶつかる。

物理的な法則を無視したかのように飛ぶ盾は、計3体のモースをまとめて仕留め、盾はその腕へと戻っていく。

 

「貴様は――!?」

 

「気にしなくていい。モースを倒すだけだ」

 

金髪の体の大きい妖精がこちらに向かって叫ぶが構わない。

 

お互いゆっくり話す場合でもないだろう。

 

まだまだ群がるモースをお互いに退治していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

周辺のモースの討伐が完了する。

 

いつも通り、妖精達がひそひそと不満そうに何事か囁くのだろう。

とっとと去ろうと、ジェット装置のスイッチを入れようとすると。

 

 

「ま、待て!!」

 

思ったよりも大きな声で止められた。

 

先ほどの金髪の妖精。人間の女性のような見た目だ。

 

「救援、感謝する」

 

その口からでたのは意外な言葉だった。

その言葉に一瞬放心してしまった為、一瞬抜け出すタイミングを逃してしまった。

 

「そ、その、貴方は、貴方の名を聞かせてもらえないだろうか」

 

言われて、迷ったが、素性を明かすわけにもいかない。

 

そのまま無視し、ジェット装置を稼働した。

 

(ほら、やっぱり妖精の中にも良いヤツはいるもんさ)

 

そう考えながら、湖水地方へと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今、のは」

 

彼を見て、不思議な感覚が蘇る。

 

今は、紆余曲折り、女王陛下との対話を経て、キャメロットに住まう身。

 

マンチェスターの住民たちの蛮行を知り、自分が恋人を食べてしまった事を。突き付けられた。

自分は、その事を忘れて、いつまでも、世話をし続けていた事を思い出してしまった。

あまりの絶望に、自害しようと思った時、すべてが真っ暗に染まった時、そんな自分を説き伏せてくれた誰かがいたはずなのだ。アドニスへの愛を思い出させてくれた誰かが。

 

彼女は忘れない。

 

その人物が誰かはわからなくとも、そんな誰かがいた事を忘れることは決してない――

 

 

 

 

 

MARVEL作品をどれくらい触れていますか

  • MCU含め、他媒体の作品も嗜んでいる
  • MCUの映画は全て視聴済み
  • MCUの映画を1本以上観た事がある
  • 一度も触れた事がない

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。