村雨改型宇宙巡洋艦1番艦むらさめ、抜錨します!   作:USMC

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第2話

トラック泊地の所属になった私は、夕張さんにこの泊地の案内をして貰うことになった。明石さんは私の艤装を解析したいと言って、今工廠にいる。提督さんは何か上層部の偉い人に私の事を報告しに、執務室に向かった。

 

と、まぁこんな感じ何ですけども...

夕張さんに案内して貰ってたら、ちょっとした厄介ごとに巻き込まれちゃった...

 

 

それは...

 

 

???

「村雨の偽物さんっポイ!」

 

夕張

「いや、だから彼女は...」

 

???

「でも、同じ艦娘が2人居るなんてちょっとって言うかかなり可笑しいと思うんですけど...」

 

むらさめ

「えっと...確かに村雨ちゃん?に似てるかもだけど、私は駆逐艦の村雨じゃなくて、宇宙巡洋艦のむらさめだから...」

 

村雨

「でも、宇宙巡洋艦って聞いたこと無い艦種ですし」

 

むらさめ

「いや、あの...なんて言えば良いのかなぁ~」

 

 

今私の事を囲んでいるのは村雨ちゃんと思われる子と、語尾に「ポイ」が付いて瞳がキレイな赤色の女の子と、髪の毛がピンク色で、白色の帽子を被った女の子で、皆警戒してるのか、目がちょっと怖いです...

 

それに何か、騒ぎを聞き付けた女の子達が周りを取り囲んで私の方を見てきます...

...うぅ...助けて提督さん...

 

 

と、そこに...

 

 

提督

「何の騒ぎだ?」

 

むらさめ

「!!提督さん助けて~~」

 

提督

「むらさめ?!どうしたんだ?」

 

???

「提督さん!この子村雨の偽物っポイ!」

 

提督

「何言ってるんだ?夕立?」

 

夕立

「ポイ?」

 

提督

「彼女は村雨の偽物でも何でもないぞ、確かに似てるが、そもそも制服が違うだろ?」

 

???

「でも、だったら彼女は何者なんですか?」

 

提督

「え?なぁ、むらさめ、ちゃんと自己紹介したのか?」

 

むらさめ

「しましたよ~」(涙)

 

提督

「あー本当は今日の夜に、食堂で自己紹介してもらうかと思ったが、早めの方が良さそうだな。」

 

 

と、言うことでいきなり自己紹介する事になりました。

 

 

___________________

[食堂]

 

 

食堂には、トラック泊地に所属している艦娘が全員集合し、静かに前で立っている私と提督を見ている。

そして、私が自己紹介を始めると、皆の目線が一気に私の方えと向く。

 

 

むらさめ

「えっと...元地球連邦防衛軍所属、むらさめ改型宇宙巡洋艦1番艦のむらさめです、宜しくお願いします...」

 

 

この時は、初めて提督さん達にした元気いっぱな挨拶ではなく、少し引きぎみの挨拶だった。

 

 

そして、提督が話し始めると、皆の視線は提督の方へと向く。

 

 

提督

「えー今ここにいる彼女についてだが、確かに名前は

むらさめだ、しかし、我々が知っている駆逐艦の村雨ではない、彼女が今言った通り、宇宙巡洋艦のむらさめだ」

 

 

一瞬、食堂内がざわめき、提督の咳払いでまた静かになった。

そこで1人の女の子が手を挙げ、質問をしてきた。

 

???

「あの、お聞きしたいんですが、宇宙巡洋艦とは何ですか?そんな艦種聞いたこと無いのですが...」

 

提督

「いい質問だ、春雨、そのままの通り、宇宙で戦闘を行う為の艦だ、まぁ私自身、詳しくないんだがな」

 

提督

「まぁ、彼女の事については本人に喋ってもらった方がいいな、良いか?むらさめ?」

 

むらさめ

「え?あ、はい、分かりました」

 

 

ここで私は、私と地球の過去について語りだした。

 

私が生まれた経緯、地球が今までに経験した戦争、内惑星戦争に、私の先制攻撃によって始まった、ガミラス戦役、そして、今の私が沈む原因になったガトランティス戦役など...私はこれまでの経緯を全て語った。

 

食堂内に居る艦娘の皆は、真剣な顔で静かに私の話しを聞いていてくれた

 

 

むらさめ

「と、まぁこんな感じですね」

 

提督

「さて、これで理解してくれたかな?」

 

夕立

「うぅ...むらさめちゃん、疑ってゴメンっポイ...」

 

春雨

「そんな壮絶な過去があったなんて...」

 

村雨

「大変だったのね...」

 

食堂内いた子達から励ましの言葉が聞こえてきた。

 

むらさめ

「あ、全然大丈夫ですよ~」

 

 

どうやら理解してくれたみたいね、良かった~

 

 

提督

「さて、まぁ暗い話しもここまでにして、新しい仲間が増えたんだ、歓迎会しないとな!」

 

「「「「「賛成ー!」」」」

 

 

一気に場の雰囲気が明るくなった...

 

 

提督

「時間もいい感じだし、お菓子パーティーだな」

 

間宮

「そう言うと思って、沢山作っておきました」

 

陽炎

「おぉ...流石間宮さん」

 

皐月

「間宮さんのお菓子はとっても美味しいんだよ!」

 

むらさめ

「和菓子が食べてみたいです!!」

 

間宮

「えぇ、勿論和菓子もありますよ」

 

むらさめ

「おぉ!食べてみたかったんです!私の艦長さんも好きって言ってたのを聞いたことあって、食べてみたいなぁ~って思ってたんです!」

 

間宮

「ふふ、きっとお口に合うと思うわ♪」

 

 

 

てことで、歓迎会と言うなのお菓子パーティーが始まりました。

 

 

村雨

「むらさめちゃん、一緒に食べない?」

 

夕立

「あ!夕立も一緒に食べたいっポイ!」

 

春雨

「春雨もご一緒しても良いですか...?」

 

むらさめ

「うん!良いよ!」

 

 

私達は一通りお菓子をトレーに乗せて近くの机に座った。そして、最初に話しかけて来たのは村雨だった。

 

 

村雨

「その...ごめんね、疑っちゃって...」

 

むらさめ

「いえいえ!全然大丈夫ですよ~」

 

春雨

「あの...むらさめさんは宇宙で戦うんですよね?」

 

むらさめ

「ん?そうだよ~それがどうかした?」パクパク

 

春雨

「宇宙ってどんな所なのかなぁ...って思って」

 

むらさめ

「宇宙...か...」

 

 

一瞬、私の頭の中には宇宙で戦闘をしている自分の姿が思い浮かんだ。

 

 

むらさめ

「私からしたら、宇宙って言うのは単なる戦場に過ぎなかったけど、今思うと、とても綺麗で神秘的な所...かな~」

 

春雨

「そうなんですね~」

 

 

と、そこに陽炎と不知火と皐月が来た。

 

 

陽炎

「なになに宇宙の話ししてるの?」

 

皐月

「宇宙かぁ~僕も行ってみたいなぁ~」

 

むらさめ

「え?行きたいの?なら今度行ってみる?」

 

夕立

「え?!行けるっポイ?」

 

むらさめ

「うん!全然行けるよ!船体を展開すれば皆乗れるし、何なら土星とかまで行ってみる?」

 

陽炎

「え?まず船体展開出来るの?」

 

むらさめ

「うん!まぁ艤装があれば、だけどね~」

 

皐月

「艦娘って何だっけ...?」

 

不知火

「あの、ここから土星まで、結構遠いと思うのですが...」

 

むらさめ

「え~そうかな?たかが80光分じゃない?」

 

陽炎・皐月

「80光分?」

 

むらさめ

「ん~とkmで表すと15億kmくらいかな?」

 

村雨

「え、遠くないの?」

 

むらさめ

「大丈夫だよ~ワープを使えば直ぐに着いちゃうから~」

 

不知火

「ワープとは何なのでしょうか?」

 

むらさめ

「えっと、一言で言えば光速より早く移動する方法かな」

 

春雨

「そんな事可能なんですか?」

 

むらさめ

「出来るよ~私には波動エンジンが搭載されてるからね~」

 

陽炎

「またしても知らない単語が...」

 

むらさめ

「波動エンジンって言うのは~」

 

 

 

 

とまぁ、こんな感じで楽しく雑談を続けていると、突如警報がこのトラック泊地全体に鳴り響く。

 

 

提督

「っ!何事だ!」

 

大淀

「提督!」

 

 

そこに急いで来たのだろうか、少し息切れをしながら軽巡洋艦の大淀が食堂内に入って来た。

 

 

提督

「大淀!何があった!」

 

大淀

「哨戒機より入電...!敵の水上打撃群らしき艦隊がこちらに接近しているとの事です...!!」

 

提督

「なんだと!...敵にそんな兆候はなかった筈だ...前回の作戦で我々は確かに敵の補給基地を破壊した。あれだけの損害を出したと言うのに、もうこれ程までの戦力を出せるほど回復したのか...?」

 

むらさめ

「あの...何があったんですか...?」

 

提督

「あぁ、敵の水上打撃群らしき艦隊が今ここに向かって来ているらしい」

 

むらさめ

「え...」

 

提督

「今すぐ出撃出来る艦隊は?」

 

大淀

「先の作戦で、艤装に損傷を受けた艦娘がほとんどで、修理が完了しているのは、第14駆逐隊の皆さんのみです。」

 

提督

「っ...彼女達は確かに強いが...敵の水上打撃群を相手にするのは...」

 

陽炎

「でも、私達以外出撃できないんでしょ?行くっきゃないでしょ?」

 

提督

「だが...」

 

むらさめ

「あの~だったら私も一緒に行きましょうか~?」

 

「あなた出撃出来るの?」

 

むらさめ

「大丈夫です!」

 

提督

「だが...いくら未来の戦闘艦でも...」

 

むらさめ

「絶対大丈夫です!私の事を舐めてもらったら困りますよ~」

 

村雨

「本当に大丈夫なの?」

 

むらさめ

「大丈夫ですって!何なら私1人で撃破できます」

 

陽炎

「ほほぉ~自身ありげじゃない」

 

提督

「はぁ...そこまで自身があるなら、良いだろう出撃を許可する」

 

提督

「ただし無茶はするなよ?特に陽炎と曙」

 

「何で私なのよ!このクソ提督!」

 

陽炎

「そーだそーだ!」

 

むらさめ

「ふふ、面白い人達ね~」

 

提督

「むらさめ、君の艤装は工廠にあるから、そこから出撃してくれ」

 

むらさめ

「了解です!」

 

 

 

 

 

___________________

工廠

 

 

明石

「むらさめちゃん、提督から聞いてるわ、はい、これ」

 

むらさめ

「ありがとうございます!」

 

私は明石さんから私の艤装を受け取り、艤装を装着する。

 

 

明石

「むらさめちゃん!」

 

むらさめ

「はい?」

 

明石

「くれぐれも無茶はしないでね!」

 

むらさめ

「はい!」

 

 

私は元気にそう答えると、そのまま私は波動エンジンの起動にかかる。

 

むらさめ

「波動エンジン始動!」

 

機関長妖精

「機関始動!フライホイール接続!室圧120で安定しています!」

 

むらさめ

「了解!」

 

むらさめ

「波動エンジン出力最大!」

 

そう言うと機関部からは大きな火柱と共に衝撃波が周りを襲った。

 

明石

「す、凄い...」

 

むらさめ

「むらさめ抜錨します!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何だったでしょうか?
面白いと感じた方は是非、お気に入り登録や評価、コメントなど宜しくお願いします!

アドバイスや誤字脱字などもあればコメント等でお知らせ下さい!

それでは次回もお楽しみに!



トラック泊地所属艦娘

[駆逐艦]
村雨
夕立
春雨
陽炎
不知火


皐月
長月
文月

[軽巡洋艦]
夕張
阿武隈
北上
木曽
長良
名取

重巡洋艦
青葉
古鷹
加古
那智
羽黒

戦艦
金剛
榛名
伊勢
日向
長門

空母
瑞鳳
祥鳳
瑞鶴
葛城

潜水艦
伊47
伊401
伊168
伊8

補給艦
間宮

工作艦
明石


所属艦娘についてはまた増えるかもです。

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