落ちてきた岩を一方通行は右手で掴みそれをミレディに向けて投げ飛ばす。そんなことをしてきた一方通行に、ミレディは驚きつつも飛んできた岩を横に”落とした”。
「わ〜びっくりした〜。まさかそんなことをして来るなんて。ねえそれってどうやってやったの?」
「よく喋るガラクタだなァおい。戦ってるのに自分の事を言う馬鹿が何処にいるってんだ」
一方通行はそう言うとミレディに向かって飛び出し思い切り殴ろうとした。しかしミレディは一方通行を左に”落とし”その先にあった岩にぶつけた。
「・・・なンだァ、今のは?」
「これがミレディちゃんが持っている力だ〜。どうだ!」
一方通行がミレディの力について演算しているとミレディはすかさず岩を”落とし”攻撃しようとする。飛んできた岩を対処しようとする一方通行だったが番外個体が電撃を飛ばし岩の軌道を変えた。
「ちょっとミサカも居るってこと忘れてないわよね?」
そう言うと電撃を翼状にし背中から生やし空を飛び出した。
「オマエ、いつからそんなこと出来るようになった?」
「これ自体はずっと考えていたわ。でも学園都市だと試し辛くて・・・だから今初めてやったわ」
番外個体は空を飛びながら電撃を撃ちミレディにダメージを負わせていった。そんな中、演算を終えた一方通行だったがミレディの力の正体が分かると再びミレディに向かって飛び出していき拳を構え殴ろうとした。
「・・・同じことを繰り返しても意味無いって〜のに。意外とおバカちゃんなのかな?」
先ほど自分を殴ろうとした一方通行を左に”落として”対処したのでまた同じ方法で対処しようとする。
しかし何故か自分の力である重力魔法が一方通行に通らずそのままミレディは殴り飛ばされ後ろにあった岩にぶつかってしまった。
「う〜痛ったぁ。・・・さっきは何で重力魔法が効かなかったんだろう?」
「俺に効くワケねェだろ、そんなもん」
ミレディの疑問に一方通行が答える。
「オマエの力は重力を操るだけだ。対して俺は全ての力の向きを操れる、つまり重力も操れる。あとは俺とオマエの力の強さ勝負だ、まァ俺の方が強かったワケだが」
「・・・そんなの反則じゃない?」
「知るか。何でも良いからとっとと倒れろ」
「それはお断りかな〜、私だってここのボスをやってる以上簡単に倒されはしないよ〜」
ミレディはそう言うとありったけの岩を一方通行に向けて”落とす”。しかし一方通行はミレディが使った重力操作より強いベクトルを使い向かってきた岩を全てミレディの方に変換した。
「これも一緒にくらっときなさい!!」
ミレディの方に飛んでいく岩に番外個体が電撃を放ち稲妻を纏った岩にすると流石のミレディも諦めた態度を取った。
「あ〜これはさすがにやりすぎな気もするんだけど」
「別に構わねェよ。途中の看板見たか?ああゆう調子乗ってるやるにはちょうど良いだろ」
この時ばかりか流石のミレディも看板を書き換えようと思った。
「で神代魔法とやらは何処でくれるのかしらね?」
番外個体がそう言うと浮遊した岩が2人の元にゆっくりと飛んできた。
「これに乗れって?」
「そォだろォな」
2人が岩に乗ると岩は再びゆっくりと飛んでいき人が住んでいそうな場所まで飛んでいき入り口らしき場所で止まった。2人が岩から降りその入り口らしき場所から中に入るとそこには先ほど戦ったミレディのゴーレムを小さくしたような見た目をした存在がいた。その小さいゴーレムは2人が中に入ってすぐ口を開いた。
「やっほ〜さっきぶり!かわいいミレディちゃんだよ〜」
あと数話後に一方通行は愛子先生と会います