一方通行と番外個体は地上に行くための魔法陣がある部屋を見つけるとそれに乗った。すると光が部屋全体を包み込み2人が眩しいと思った瞬間転移が終わった。
「・・・なンで魔法陣に乗ったら洞窟なンだよ」
「魔法陣は秘密だから隠さないといけなかったとか?」
「それだな・・・、出口はどこだ?」
「あっ、この岩の隙間じゃない?」
「・・・よし、久しぶりの地上だな。・・・迷宮攻略だがどっから攻める?」
「近いとこからで良いんじゃないかしら。能力で飛べることも出来るけどあんまり目立ちたくないもんね」
そういい出口から出てきた2人。そこは巨大な峡谷だった、しかしどこに何の迷宮があるか分からない2人はここにライセン大迷宮があるとは分からず、ただ面倒臭い場所に転移されたと思っている。
「なンだここは、でけェ峡谷だな」
「これ、どっちに進めば良いと思う?」
「今見えた感じだと左は砂漠、右は樹海だ。どっちに行きたい?」
「まだ樹海の方がマシね、砂漠なんか行きたくないわ」
「ならこっちだ、行くぞ」
樹海の方に歩いて行く最中、番外個体は一方通行のある事に気が付いた。
「ねえ、なんで能力が戻ってるのに杖なんか突いてるの?」
「歩行機能だけは戻ンなかったンだ、わざわざコレの為だけに常に演算してンのも面倒くェからな。それだったら機能つきの杖をついていた方が楽だからだ」
「機能付きって何が付いてんのよ」
「まず杖を仕舞える、あと杖の先から銃を撃てる、まァそんぐらいだが。・・・着いたか、ここがハルツィナ樹海なら楽なンだが」
樹海に入り少し歩くと2人は何者かに狙われている気配を感じた。
「・・・気配でバレてンだ、出て来いよ」
すると2人の正面から虎模様の耳と尻尾をつけた亜人が現れた。
「貴様ら何者だ!ここは亜人族が住むハルツィナ樹海。人間族が立ち入って良い場所では無い!即刻立ち去ってもらっ!?」
ドガン!!
「ミサカたちさーここの樹海に用があんの。・・・通してくれる?」
番外個体は銃を虎の亜人の横に生えていた木に向かって発砲するとそう言い脅した。
虎の亜人は少し前に似た様な武器を扱う少年と会っておりその時の経験からこの2人を樹海に通すことに決めた。
「分かった、ただし亜人には手を出さないでくれ・・・」
「なんでミサカたちが亜人に手を出さないといけないのよ」
虎の亜人は少し安心しひとまず長老の所に案内しようと歩き始めた時だった。
突如として周りをウサミミが生えた亜人に囲まれた。
「ヒャッハーー!。おいおまえ、なんでボスが使う武器を持ってるんだ!?」
「・・・あんた達のボスが誰かは知らないけど、この武器は私たちが作って使ってる物よ。あんた達のボスとは関係ないわ」
「そんなのは関係ない、その武器を使って良いのはボス1人のみ。よってオマエらをミンチにしてやる〜!!」
「ま、待てハウリアたち。この人間族はっ」
「うるせーー虎ごときが俺らを止められると思うなよーー!!」
ハウリアを止めようとした虎の亜人は軽くすっ飛ばされ一直線に番外個体達の方に進んでくる。
「ねえ、これどうすんの?」
「死なねェ程度に潰しておけ」
「了解!」
番外個体はハウリアに対し正面から突っ込んでいったのだった。
間違えてこれを書く前に投稿しちゃった。
次回は 番外個体 VS ハジメによって変えられたハウリア族 です。