男はそこでヘイト創作を行っていた。
そいつを殺害するためにある男がもぐりこんだ。
「超有名ヒーロー「くらえ、超ウルトラキック!」俺を批判した奴(笑)「ぎゃあああああああああ!!」……フヒヒ、今日も俺に逆らうゴミをぶっ飛ばしてやったぜ」
とある部屋の一室。ある男がPCに書き込んでいた。しかも書いているのは架空のキャラだ。
その架空のキャラで嫌いな奴を倒す―――――はたから見ればなんだこいつ、って思うだろう。だが、そいつにとっての1つの娯楽ともいえるその行動を批判する奴は許さない。俺に逆らう奴は許さない。それはまるでジャイアリズムであるが男はそれが楽しかった。
普段は強く言えない相手でもネットではやりたい放題できるのだ。そんな楽しいことはやめられない。
「さて、次は誰でいたぶってやろうかなぁ~……かわいいあの魔女っ娘でムカつくあのブスをいためつけてやろうかなぁ~……」
男はネットに書き込もうとする。だが、その時、背後に人影がスッと現れた。
男は後ろを見る。そこには黒衣をまとった男がいた。
いつの間に部屋に上がり込んだであろう。男はそいつに対して攻撃態勢をとる。
「な、なんだお前!ここは僕ちんの部屋だぞ!」
「毎日毎日キャラヘイトや実在人物を倒す様を書いて、『俺は正しい』『俺こそはヒーローだ』みたくふるまって……よほどの暇人なんだな」
「な、なんだとー!!くらえ、超ウルトラパンチ!」
男がパンチを繰り出す。が、男の繰り出したそのパンチはのろのろと黒衣の男にポスッと当たった。黒衣の男はびくともしない。
男はパンチを引っ込めようとする。黒衣の男に腕をつかまれてしまう。
「は、はなせよ!」
「それはできないな……フンッ!」
黒衣の男は突如手を振り下ろした。音は何もしなかった。
「な、なんだ、ハッタリかよ……!?」
男は手首を見る。そこには手と自分の体が分離していた。
一瞬何が起こったのかわからなかった。それから2秒くらい経ち、手首から大量の血がブシャアアアアアアアアアアア!!と噴水のようにあふれ出る。
「ギッ、ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!僕の、僕ちんの手がああああああああああ!!」
「これであの趣味の悪い虐殺SSは書けなくなったなッ……と!」
「ふぎぃ!」
黒衣の男は男を蹴り、男は壁にめり込んだ。壁からはヒビが入り、亀裂が天井付近まで行く。
黒衣の男は刀をスッと出し、男のもう片方の手に刺した。
「ぎゃっ!」
「もう片方の手も切ってやるよ」
「ご、ごべんなざい!それだけは」
男が命ごいを言い終わる前に黒衣の男は手に刺された刀を抜き、男の体を切り刻んだ。
「う"ッ、な、なにがどうじで……」
男は泣きそうな声をあげた後、バラバラになった。バラバラになった男の死体に血の湖ができていた。
黒衣の男は男の使っていたPCをチラ見して、そのPCも刀で真っ二つにした。
「……汚ねえ血が付いちまったな」
黒衣の男は男の部屋の窓から出ていき、そのまま去っていった。
初めて書いてみました。
いろいろ不慣れなところはありますが、許してください。