木ノ葉のお札屋さん   作:乙欄

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30枚目

 1次試験について、道中で聞いた話──ヒナタちゃんが言うにはあの5回の振動とかはネジ君の作戦だったとか。流石です。みんな彼のおかげで合格できたようなものですから、わたしたちは遠く見えなくなったネジ君の背中へと感謝を捧げました。

 

 

 

 

 辿り着いた風の国は。とりあえず砂!砂!砂!という感じでした。走ってきたこともあってすごく暑いです……。

 

 ぐでーとした感じでわたしは砂の地面へとへたりこみました。ごめんなさい赤丸君、ちょっともふもふが暑いので今は寄らないでください……。

 

 この移動の3日間は、地獄のデスマーチと言ってもいい感じでした。寝る時間、なし。食事はもちろん兵糧丸。それでも騎乗できるうちのチームはまだ楽だったと思うのですが……わたしたちより速かったのに疲れてなさそうなガイ班はやっぱりすごいです。でもゴールの監視所の扉で待ち構えていたガイ先生はいつも以上に暑苦しく感じます……。

 

「三日三晩寝る間も惜しみ走り通したキミたちの努力に今先生は心から感動してる! 思い返せば先生も中忍試験の頃……」

 

「早く休ませてください。腹ぺこです」

 

「……だな」

 

 チョウジ君の力無いながらも鬼気迫る言葉に流石のガイ先生も頷いて話を切り上げてくださいました。ふむ、とりあえずここにいるチームが次の試験を受けれるのですね。

 

 案内された宿舎は、なかなか立派なものでした。1人1部屋というのはありがたいです。ようやく一息つけますね。

 

 窓からは先生たちの宿舎が見えました。まあ任務中のカカシ先生はいないでしょうけど、ガイ先生がいらっしゃった以上、紅先生とアスマ先生もいるのだと思いますが……今のわたしの先生は紅先生になるのですかね。ちょっと嬉しいかもです。8班の頼れる担当上忍で幻術使いの妖艶な美人さんである紅先生は綱手様とは違った意味でわたしの憧れの方です。

 

「はぁ……このまま寝ちゃいたいくらいですね……」

 

 ベッドに倒れ込んでいると、放送が鳴り出しました。

 

【夕食の用意ができました。受験者は食堂に来てください】

 

 うぅ、疲れてはいますけどお腹も空いています。カチャリ、とドアを開けてわたしはキバ君とヒナタちゃんと食堂へ向かいました。

 

 中の受験生たちはやはりと言うべきか、里ごとにテーブルに分かれて座っています。キバ君は席に着いて早々、砂の方々を軽く睨みながら言いました。

 

「砂隠れの連中堂々とメンチ切りやがって。目つき悪すぎだぜ」

 

「アンタの目つきも相当悪いわよ」

 

 これはテンテンが正しい、ですかね。でも砂の人々が……その大半がとってもこちらを睨んできているのは事実です。うーん、木ノ葉崩しに関してはお互い様、むしろ被害者な気分でいるのですが……あちらにしてみればそもそもの元凶は木ノ葉の抜け忍・大蛇丸ですからね。難しい問題です。再び同盟を結んだ以上、仲良くしたいのですけれどもね。

 

 さて料理の方は、と見るとバイキング形式になっているようでした。ほかほかと湯気を立てた美味しそうな料理がズラリとテーブルに並んでいて、すぐにでも取りに行きたい気分ではあります。が、同時に行くと諍いになりそうですし、里ごとに動くのが良さそうですね。

 

 まず先陣を切ったのは草隠れの男性。筆記の時にわたしといのちゃんの後ろに座っていた方です。とても、その、巨大な方で……移動にも一苦労しているようです、はい。ふぅふぅと荒い息を吐いて、ダラダラと汗をかいていて──

 

「ねえ……あれだけの汗……もしあの人が料理に近づけば……」

 

 ハッとわたしたちは気付かされます。料理に入り込む汗……うぅ。想像するだけでも嫌です。

 

「このままじゃ……」

 

「オレ達の晩飯は……」

 

 同じように思い至ったみんなが一斉に彼に襲いかからんとしました。ちょ、ま、ええと……? 

 

「「「「「うわぁ~っ!」」」」」

 

 テーブルの反対側、汗のかかっていないお皿を確保すればいいのでは、と言って止めようとするも既に時遅し。

 

 木ノ葉のみんなは一斉攻撃で草隠れの彼を押し倒しました。これで彼の動きは封じたものの、倒れていく際に彼の汗が飛び散ってしまい──

 

「八卦掌回天!」

 

 それが料理のテーブルにまで届く前にネジ君が頑張って弾いてくれました。便利ですね、回天……。

 

 まあこれで大丈夫ですか、と思ったのもつかの間。

 

 チョウジ君がテーブルに飛び込んでしまったらしく見事なまでに料理は全て散乱してしまっていました。床に落ちたそれらはとてもじゃないですけどもう食べれたものではありません。本末転倒とはまさにこのことでしょう。

 

 その光景を見た他の受験生も黙っちゃあいません。草隠れの方を攻撃したことで草隠れの人が怒ってしまい……料理を台無しにしたことでほかの受験生もまた、怒り心頭のようで。

 

「お前ら俺達の仲間を!」

 

「君達、僕らの夕食を!」

「どういうつもりなの?」

 

「誤解です! ボク達はただ、自分のご飯を守るためにやったんですから」

 

「自分達の分だけ確保して後は駄目にする作戦だった……そうでしょ?」

 

 木ノ葉の信用度、低いですね。とりあえずダメ元でも新しい料理を出していただけないか交渉してみればいいのでは、と思うわたしをよそに、事態は悪い方悪い方へと進行していきました。

 

「何言ってやがる! オレ達がそんな姑息な真似するわけないだろ……そんなこと疑うなんて我愛羅のしつけがなってねえな」

 

「アンタいま我愛羅様の悪口言ったね……絶対、許さないから!」

 

 食堂は完全に戦場と化していました。あちらこちらで乱闘勃発です。

 

 わたしやテンテンなんかは争いはやめようと言って戦わずいるのですが、こういう空気の時に正論とは聞き届けられないものです。リー君もやめましょうとは言っていますけど、戦いながらなのでちょっと説得力がないですね。

 

 とりあえずヒナタちゃんとテーブルの裏に隠れていましょう。あとはもう、知りません……。

 

 一応元凶?の草隠れの方は、とみると床に這って落ちた料理を食べていました。お腹壊しちゃいますよ……。

 

 呆れた感じで眺めていると、流石に忍術まで使う人はいないものの体術が得意な人は見てわかって……1人はもちろんリー君ですが、彼の攻撃をやすやすと受け止めた人もいて驚きました。

 

 いつまで続くのか、と思った戦いはドゴン、という激しい音がどこかから聞こえてきたことで止まります。

 

「な、何の音だ!?」

 

 戸惑うわたしたちの前に、ガシャンと音を響かせ軽快に窓から飛び込んできた少女──筆記で同じ部屋だったミントグリーンの髪の子です──は高らかに話し出しました。

 

「ジャジャジャジャ~ン! お、もうパーティーは始まってたっすね。みんな100人の友ができるかな?」

 

「だ、誰……?」

 

「滝隠れから来たフウっす。あっし100人の友を作るために中忍試験を受けに来たっす。みんな食事のあとは何する? トランプ? すごろく? イスとりゲーム? それとも……み~んな一緒に風呂でも入っちゃう!?」

 

 …………

 

 ……

 

 なんと言いますか、こう、元気な子ですね。はい。ただ……生憎とみんな食事すらできていないんですよね、結局。

 

「何だ? お前」

 

 そんなキバ君の疑問は誰もが抱いたものでしょう。と言いますか、なんかみなさん驚きのあまり冷静になり、急に馬鹿らしくなってきたようで……大きなため息を吐きました。

 

「「「「「はぁああああ…………」」」」」

 

 そのままぞろぞろと部屋に帰っていこうとします。わたしたちも戻りますか……。

 

「ちょ、ちょちょちょ! みんなあっしと遊ぼうよ!」

 

 そんな言葉を背に、食堂からは次々と人が出ていきました。ふぅ、何だかとっても疲れました。解散、解散です! 

 

 

 監視所の方に言ってみたはいいものの、やはりご飯はもうないと言われてしまい……いえ、おそらく多少はあったとしても受験生全員分を賄えるほどではないのでしょう。

 

 仕方なく部屋に帰って巻物からご飯を出してチームのみんなで食べました。2次試験が前回と同様のものになるとすると、サバイバルですからね。特に砂漠では水も必要になりますし、飲食物に関しては前回よりも過酷でしょう。あまり消耗はしたくなかったのですが……うーん、まあ事故でしたしね。しょうがありません。

 

 ただ、こうして落ち着いてみるとあの元気な少女に悪いことをしてしまったなあ、という気分になり。なにせ争いを治められたのは間違いなくあの子の功績ですし。

 

 明日に支障が出ない範囲でならいいでしょう、ということで彼女の遊びの誘いに乗ろうと食堂へと戻ったわたしを、少女──フウちゃんは快く迎えてくれました。

 

「いや〜、カタナちゃんが友達になってくれて嬉しいっすよ! もうだーれも遊んでくれなくて」

 

「まあ、試験中ですからね……」

 

 むしろ、フウちゃんの余裕溢れる姿の方が気になるのですが……筆記試験での一件から感知タイプの術を使えることは間違いないと思うのですが、戦闘力も高いのですかね。

 

 とりあえず2人だけですし、神経衰弱で遊んでいるものの……フウちゃん、控えめに言ってもとっても弱いです……。それでもニコニコして楽しんでいるようなので、そこはよかったのですが。しかしこうして話しているとやっぱり雰囲気といいナルト君に似ている気がします。決めつけで申し訳ないのですが筆記試験でフウちゃんは0点にして他の人が50点ずつ取ったのでしょうね……。

 

 スピードをやったりババ抜きをしたりとしていると、外が騒がしくなってきて。フウちゃんの割った窓から外を覗いてみると、砂隠れのポニーテールのくノ一さんが慌てた様子で後ろから声をかけてきました。

 

「この声……まさか、誰か外に出たんですか?」

 

「何すか? あっ! 一緒に遊びたいんすか?」

 

「フウちゃん……いえ、なんだか騒がしいのですけど外は暗いし砂嵐があるしでよく見えないです」

 

「そうですか……実はこの季節は夜になると巨大なサソリが出るんです。だから外に出るなって言われてるのに」

 

 巨大な蠍、とは。そんな危険な生物が──

 

「そんなやつがいるんすか!」

 

「あ、ちょっと……!」

「待ってくださいフウちゃん!」

 

 むしろ嬉しそうに話すフウちゃんはわたしたちの静止もむなしくそのまま窓から飛び出していきました……え、ええと……。

 

 わたしとくノ一さんは思わず顔を見合わせてしまいます。うぅ、とりあえず外へ行きましょう……普通に、階段を下りてから! 流石に巨大な危険生物がいるかもなのに窓から飛び降りる度胸はないです。

 

 くノ一さん──アメノさんはサクラちゃんと同じ医療忍者らしく、怪我をした人がいれば治療してくださるとのことでした。ありがたいです。フウちゃんは大丈夫でしょうか……。

 

 外に出ようとするとガイ班の3人も駆けつけていました。一緒に出入口まで走る途中に、情報共有しておきましょう。

 

「外に、巨大な蠍がいるそうです!」

 

「サソリ!? 何でそんなのが……?」

 

 それは……砂漠だから、でしょうか。でもわりかしどんな地域にも生息している気がします、蠍。うーん、どうせならスナネズミとか可愛い子においでいただきたかったですね。

 

 外に出るとサクラちゃん、いのちゃん、チョウジ君。そして大きな大きな蠍とその上に立つフウちゃんがいました。フウちゃんが倒してくれた、ということなのでしょうか。蠍はもうピクリとも動いていません。ともかく、みんな元気そうでよかったです……ん? 

 

「サクラちゃん! 血が……大丈夫ですか!?」

 

「こんくらい大丈夫よ」

 

「でも、毒とかがあったりは……」

 

 サクラちゃんの腕からは少量ですが血が出ていました。ワタワタするわたしの前に、アメノさんがさっそうと出てきてくれます。

 

「動かないでください」

 

 ぽわん、という優しい光が宿り、サクラちゃんの傷がみるみるうちに塞がっていきました。す、すごいです! 精密なチャクラコントロール……やっぱり砂隠れにもいい医療忍者さんがいらっしゃるのですね。よくよく考えてみると、他里の医療忍術を見るのは初めてやもしれません。基本的によその里の人を治療する機会なんてないですからね。こうして躊躇いもなく治療してくださるアメノさんはとっても素晴らしい方だと思います、はい。

 

「これで大丈夫です」

 

「ありがとう」

 

 腕を動かすサクラちゃんの様子は見る限り完璧に治っているようです。明日にも支障は無さそうですし……本当に、よかったです! 

 

「ありがとうございます、アメノさん」

 

「いえいえ、この程度。医療忍者として当然のことですよ」

 

 うぅ、謙虚でいい方です。できれば試験でも戦いたくはないですね。でも、彼女も綱手様やサクラちゃんのように怪力で戦うのでしょうか……うーん、謎です。

 

「それで……サクラちゃんたちはなんでまた外に出たのですか?」

 

「それは──」

 

 バツの悪そうな顔をするサクラちゃんが話そうとしてくれるのを、ひときわ大きな声が遮りました。

 

「な、何だこれは……いったい何の騒ぎだ!」

 

 ガイ先生です。後ろにはテマリさんと我愛羅君もいますね。

 

 テマリさんとカンクロウ君は上忍になったそうで……むむ、テマリさんは1つ年上ですけどカンクロウ君は同い年ですのに。砂と木ノ葉ではこういう合同試験でもない限りまったく同じ条件ではないので一概にどう、とは言えませんけれども、なんだか負けた気分です……。おそらくですが砂も木ノ葉崩しの一件で忍びの数が減ったので、推薦で中忍や上忍の数を増やしたのでしょうね。わたしもとりあえずこの試験で中忍に昇格しませんと……! 

 

 そして我愛羅君はなんとなんと砂隠れの里の長、風影に就任したのです。それを利用して綱手様は今回の試験を「風影のお披露目」という名目で同盟国以外、霧隠れ、岩隠れ、雲隠れにも受験者を出さないかと招待状を出しておられました。まあ、どこも断ってきたのですけれども。

 

 未だ音信不通のナルト君も旅の道中で聞いていますかね。もし知ったらさぞかし喜ぶことでしょう。何せ我愛羅君はナルト君と同い年ですもの。自分も火影になる、という決意をより一層高めるに違いありません。

 

 以前の我愛羅君を多少なりとも知っている身としてはその就任にちょっと心配もあったのですが、食堂での砂の受験生たちの様子を見た限りではかなり慕われているようで……よかったです。こうして本人を前にしても、だいぶ雰囲気がやわらかくなっているように感じます。すっごい無表情ではありますけれども。

 

 テマリさんは試験官らしく厳しい口調でわたしたちに言い放ちました。

 

「夜の外出は禁止、2次試験は夜明け前に開始だ。早く宿舎に戻れ」

 

「「すみません……」」

 

 しかしチョウジ君はそのつぶらな両目に涙を溢れさせながら懇々と訴えます。

 

「ガイ先生! おっ、お腹が空いてるんです!!」

 

 …………

 

 ………………

 

 ん? ええと、まさか……それが夜中に外に出た理由ですか? 

 

 わたしはサクラちゃんの方を見ます。

 

 彼女はそっと頷きました。あの……そこまでお腹が空いていたなら、言ってくれれば食料をお分けしましたのに。手持ちの兵糧丸とかでは足りなかったのでしょうか。うーん、美味しそうな食事を見てしまったあとだとちゃんとしたご飯でないと嫌になったのやもしれませんね。

 

「え!? まったくお前たちは……とっとと戻らんか!」

 

 うぅ、違います……わたしたちは心配して外に来ただけなのです。どちらかというと、食事を個別や里ごとにしてくださらなかったのが悪かったと思うのですよ。試験が終わった次回からの改善点として進言しておきましょう。

 

「心頭滅却すれば火もまた涼し。人は1食抜いたくらいでは死なん……修業の一環だと思え!」

 

 そう、口では言いつつも。ガイ先生は砂隠れの2人からは見えないようにサンドイッチを渡していました。良かったですね、チョウジ君。ただ、我愛羅君はわかりませんけれどテマリさんには思いっきりバレてますよ……。

 

 部屋に戻ろうと誘うみんなにちょっと断りを入れ、わたしは未だ蠍の上にいるフウちゃんに話しかけました。

 

「あのう……明日も早いようですし、申し訳ないのですがわたしも部屋に戻らせていただきますね。遊んでくださって、蠍を倒してくださってありがとうございます」

 

「こんくらいよゆーっすよ! それよりもう帰っちゃうの? がっくしっす……」

 

 うぅ、そう言われてしまうと心が痛みますが……でも試験のため寝ることは重要ですし。うーん……。

 

「では、試験が終わったらまた遊びましょう」

 

「え〜!? いいんすか! 約束っすよ!!」

 

「はい、約束します。そうですね……今度はもう少し大勢で遊びましょうか」

 

 同盟国とはいえ、他里の忍び。あまり親しくし過ぎるのも駄目、とはわかってはいるのですが。その無邪気さからか、ナルト君に似ているからか、ついつい言ってしまいました。

 

 やったーとはしゃぐフウちゃんはとても可愛らしく。こうして約束した以上はきっちりと次の試験にも合格しませんと、とわたしは決意を新たにしたのでした。

 

 

 

 

 

 そして次の日────

 

「ではこれより中忍2次試験の説明をする。2次試験は魔の砂漠での巻物争奪戦──つまり究極のサバイバル・バトルだ。半分のチームには天の書、もう半分のチームには地の書を渡す。この試験の合格条件は天と地、両方の書を持って魔の砂漠の中央にある拠点まで行くこと。期限は72時間、食料は自給自足だ。ここから先は死人も出る。参加チームのメンバーは全員同意書にサインしろ! メンバー全員の同意書と巻物を交換する。なお、開始早々の混乱を避けるため各チームは別々の場所からスタートする。各チーム速やかにスタート地点へ向かえ!」

 

 ルールとして途中でのギブアップは無し。巻物を開いては駄目。

 

 失格条件は時間内に塔へ天地の巻物を3人で持ってこれないこと、班員を失うあるいは再起不能者を出すこと、だそうで。

 

 わたしたちの手元には、『地』と書かれた巻物が渡され。見渡す限りの砂漠の中、2次試験が始まったのです。

 

 

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