木ノ葉のお札屋さん 作:乙欄
〇月×日
任務の特性上、今日の小隊長は森乃イビキ特別上忍でした。拷問・尋問部隊の隊長さんであり前々回の中忍選抜試験の時、第1試験で試験監督だった方ですね。でも強面な見た目や拷問とか尋問とかいう肩書きに反してとてもお優しい方でした。口寄せの術では哀暗明電という大きな招き猫を呼び出していらして、なんだかちょっとなごみました。まあ中身は拷問器具らしいんですけれども、それはさておき。
あとのメンバーはお二人とも中忍。飛竹トンボさんは顔の上部分を包帯で覆い、目のところに額あてを巻いている方で、口元は出しているぶんカカシ先生よりも顔が見えているとはいえ不審者感はどっこいどっこいの方です。感知タイプの術をお使いになる方なので目を塞いでいても動くのに支障はないようなのですが、なぜ顔の上部だけを隠していらっしゃるのやら。謎です。この方もイビキさんと同じく第1試験で試験監督をやっていらしたそうで、思い出話で盛り上がっていらっしゃいました。やっぱりあの時はナルト君がとても目立っていたそうです。今でもお二人とも鮮明に覚えているのですから、よっぽどですね。それにしてもナルト君、次の中忍選抜試験までに帰って来てくれるのでしょうか……。
伊豆野マズマさんは忍法 猫かぶりという秘伝忍術を使う方で、なんとこの術を発動するとチャクラでできた猫耳と尻尾が生えてくるのです。猫の力を借りることで身体能力などを向上させているようなのですが、とにかく見た目がとっても愛らしいのです。キバ君の術ともちょっと似ているところがありますよね。なんでも猫神憑依・化け猫招きの術という伝説の猫を憑依させる術もあるとかで……すごく気になってしまいました。一体どんな術なのでしょうか。
厳しい任務でしたが、誰も大きな怪我なく終えることができて何よりでした。
〇月×日
今日は子守の任務。昨日とうってかわって平和なのはいいのですが、これって忍びの仕事なのでしょうか……いえ、それほどまでに忍びというものが火の国では親しまれているということですよね。そう考えるとありがたいです。
仲良く任務に励む下忍の子たちと一緒にいると昔が懐かしく思えてきました。
第7班。みんな揃って……任務を、受ける日が。いつかはまたやって来るのだと。信じています。
〇月×日
家に飾るお花を探しにやまなか花店へお邪魔するとアスマ先生もいらしていて……先日火ノ寺で地陸さんにお会いしたことを話すと、とても懐かしそうにされていました。お二人とも守護忍十二士という今は解散された組織に所属していたそうで、親友の間柄なのだとか。そういえば同じ『火』と書かれた腰布をつけていらっしゃいますね。
綺麗なバラの花束を買っていらっしゃったのでどなたにだろうと思っていると、いのちゃんが「紅先生によ」と教えてくれました。なんと、アスマ先生と紅先生はお付き合いしているのですね! お似合いのお二人です。いいなぁ、花束のプレゼント……憧れます。
そして丁度帰っていらした いのいちさんが、ウキウキで店を出て行くアスマ先生の様子を見て「それで、いのはシカマルとチョウジ、どっちと付き合うつもりなんだ?」とおっしゃって。「なんで私があいつらと付き合わなきゃならないわけ!? 父さんのバカ!」といのちゃんに返されてたじろいでいらっしゃいました。いのいちさん、普段はクールな感じの方ですけど いのちゃんの前ではかなり印象が異なりますね。微笑ましい親子のやり取りでした。
〇月×日
カカシ先生に修業をつけていただいたのですが……性質変化を自分も使えるようになると、改めて先生の出鱈目っぷりを実感します。なんでそういくつものチャクラ性質を高度に扱うことができるのですか!? しかも封印術や結界術の知識までお有りですし、忍術も体術も幻術も本当にすべてが高レベルなのですけれども。師を超えるのは弟子の務めと言いますけど、果たしてわたしが先生を超えることができる日は来るのでしょうか。ええと、とりあえず鋭意努力しましょう、はい。
修業が終わってお昼ご飯をご一緒した際、定食に天ぷらがついてきて。先生はその小鉢をそっとわたしの方へとやりました。どうも天ぷらはお好きではないようです。弱点、と言えるかはわかりませんけどしっかりと覚えておきましょう。
ちなみに好きな食べ物はサンマの塩焼きと茄子の味噌汁だそうです。渋いですね……。
〇月×日
サクラちゃんは綱手様に医療忍術だけでなく薬の調合も教わっているらしく、漢方のたっぷり入った兵糧丸などをいただきました。一口食べてみると……うぐぅっ、ええと、何と言いますか。ちょっと、ちょーっとお口に合わないな、という感じで。とりあえずおじいちゃんに食べてもらいました。
たぶんレシピに忠実に作ったのがむしろ敗因だと思います、はい。お砂糖とか入れないと苦すぎて……でも食べてしばらくは顔色が悪くなっていたおじいちゃんでしたが、そのあとかなり元気そうにしていましたから、効力はあるのでしょうね。残りはどうにか工夫してわたしも食べることにしましょう。まだまだ山ほど残ってるんですけれども……うぅ、頑張りましょうとも。
ガマ油を使った軟膏なんかももらったのですが、このガマ油って自来也様のガマさんたちのものだったりするのでしょうか? うーん、聞いてみたいような、確かめるのがちょっと怖いような……。
〇月×日
救世主が現れました。おじいちゃんと契約している忍豹さんが、漢方がお好きらしくあの兵糧丸を嬉しそうに食べてくれたのです。助かりました……。普段は猫ちゃんが上に乗ってこようが鳶が頭の上に止まろうが気にしない、とっても大人しい子なのですけれども、今日はとても頼もしく見えました。
そういえば綱手様かシズネさんとよく一緒にいる忍豚のトントンさんもいましたよね。豚さんって何でも食べそうなイメージがありますし、今度また何かあればトントンさんに食べてもらえないか聞いてみるのもいいやもしれません。
ところで。忍豚さんってあの高級食材、トリュフを探したりできるんでしょうか……うぅ、気になります。
〇月×日
ガイ先生とリー君の偽物が現れました……! 化けるにしてもなぜその2人をチョイスしてしまったのやら。モンダイ・ガイとポッチャ・リーと名乗った彼らはまず木ノ葉に入った時点で、当たり前のことですけど結界によって感知され。ちゃんと監視されながらも体よくこき使われ、さらには本物の2人と遭遇してしまい。おかげで偽物さんたちは『根性』と書かれた重りをつけて修業させられたり、こちらが気の毒に思うくらい振り回されてボロボロになっていました……。
リー君もつけているあの根性重り、確か外したら地面にめり込むほどの重さのやつでしたよね……うーん、自業自得とはいえやはりお気の毒様です、はい。
それと、綱手様と口寄せ契約している蛞蝓のカツユ様が風邪をひいてしまったそうで。風邪をひくのか、ということも驚きでしたが、くしゃみで酸が撒き散らされることにはもっとびっくりしました。はやく治ってくださることをお祈りいたします……。
〇月×日
にゃんこ、可愛いんですけど、愛らしいんですけど……爪とぎをしてくるのは困ったものです。前も飾っていた掛け軸が駄目になっちゃったんですけど、今回は畳をやられました。そしてとりあえず畳返ししてみると謎の巻物が発見されまして。読んでみると初代火影、柱間様のものであったことが発覚しました。なぜそんなものが我が家に……。
どうも木遁の発動の際、その補助を行う巻物だったようです。柱間様以外は使い手がいなかったからここに封印しておいたのですかね。お会いしたことはないですけどわたしのひいおじいちゃんが書いた巻物のようですし……兎も角、柱間様の木遁の巻物なのですからあの猫面の暗部の方か綱手様にお渡しすることにしましょう。
〇月×日
南賀ノ神社、うちはの石碑、六道仙人様。要検証。
〇月×日
やっとお札ができました……! 失敗を繰り返しながらのこの期間、数枚を並行して作ったこともあって長かったです……。起爆札等々とは異なる発動方法になるこのお札は、時空間忍術と封印術を駆使した上で、書き損じたら一からやり直しでしかも特殊な儀式なんかも必要なこともあって非常に手間と時間がかかり、かつかなりの技量も要求されるのですが……でもこれでようやくお札屋さんとしても一人前になれた気がします、ええ。
作成にご協力いただいた猫面の暗部の方にお礼を言ったらすごく平坦な声音で「仕事なので……」という感じで返されてしまいました。うぅ、すごい暗部っぽい対応です。お名前、何という方でしたっけ……テン、テン……テンなんとかさんでしたよね。一度だけ呼ばれているのを耳にしたのですが、思い出せません。いつか聞ける雰囲気になったらお聞きしてみましょう。うーん、いつになるのやら……。
そして、お札作りの技量も影分身で経験値を増やさなくても大丈夫なレベルに達したからには。これからは影分身の術を使ってお札を作ったあと、できる限りチャクラ樹の力で術を解除するようにしましょう!
影分身の特性上、自身の意思で解除するとその影分身の得た知識や経験、等分したチャクラが本体に還ってくる代わりに疲労感なども蓄積され、自身の意思でなく解除すると経験値等は入りませんけど疲れも感じません。つまり影分身の持つチャクラをチャクラ樹に吸収させることで術を解けばチャクラもほとんどが無駄なく、影分身のぶんの疲れが入ることもないわけです。うーん、完璧です……流石は影分身、扉間様のお作りになった術ですね。
まあ本来の用途である諜報では、敵方に影分身が消されてしまうと情報が帰って来ないという欠点はありますけど……影分身が消された、ということも重要な情報の一つになりますもの。それに初撃を耐えられれば、自身で術を解除して本体に経験を還元することができますし。危険な潜入捜査等で本体に危険が及ばないというだけでも素晴らしいことですよね。
〇月×日
家族で焼肉Qにお食事に行ったら、アスマ先生たち第10班もいらっしゃいました。チョウジ君の食べっぷりはいつ見ても圧巻です……そうそう、今日は加えて木ノ葉丸君も一緒に焼肉を食べていました。木ノ葉丸君はアスマ先生の甥っ子ですからね。
でも、涙目でお勘定をする先生を見る木ノ葉丸の目はちょっと冷めた感じになっていました……お、大人には色々と支出が多くて大変なんですよ。く、紅先生へのプレゼントとか、忍具を買い揃えたりとか、とりあえず色々と。ええ、別にアスマ先生が甲斐性なしさんというわけではないはずなのです、決して。
〇月×日
店番をしていると、「好きだぁぁあああ!」とダイナミックな告白が響き渡り。そしてその男はこちらへ飛び込んで来ると…………口付けてきたのです。
ちくわぶに!!!
絶叫するわたしに、店内の他の方々は不思議そうな目を向けてきました。ちくわぶって何だよ、と。
どうもみなさん、可愛い白猫さんにちくわぶと名付けたことに違和感があるようです。いいじゃないですか、ちくわぶ。実は波の国でイナリ君の話を聞いた際もシューティング・スターという犬の名前はいいな、と思ったのでホワイト・スターとかにしようかとも迷ったんですよね。
ちくわぶは忍猫ではないので話すことはできないのですけれども、いきなり口付けてきた男をひっかいてきっちりと拒絶していました。うぅ、可哀想に……お店に遊びに来たばかりに……。
ちくわぶの鼻をゴシゴシと擦ってあげ、消毒しておきました。まったくもう、猫ちゃんが好きなのはわかりますけど、程度はわきまえて欲しいものです。次やったら出禁にしましょう。
〇月×日
結界のメンテナンス。とっても重要な任務です。万が一綻びでもできていたら一大事ですからね……不埒な輩の侵入を防ぐためにも必要不可欠なものです。
木ノ葉には里の地中と上空を含めて全体を覆うようにまん丸い結界が張ってあります。無断で不審なチャクラを持つ者に侵入されれば、すぐに何名がどこから入ってきたか感知できる、というすぐれものなのですけれども。不測の事態に備えて暗部や上層部にはこの結界を通り抜ける暗号の術式が通達されているそうなのです。大蛇丸であったりイタチであったりは残念なことにこれを知ることができる立場でした。もちろん術式そのものは定期的に書き変わっていますが、暗号のクセというものを読まれてしまっていたようで……それで簡単に侵入されてしまったのでしょう。そのことを口惜しく思った結界班の方々は改良を重ねて今までとはまったく異なる、強固な暗号の術式にしたそうで、そのおかげか大蛇丸や暁の手の者の侵入といったことは今のところ起きていませんが……まあ、抜け忍が里にとっていかに厄介かわかるというものですね。
みんなで一通り調べた結果、結界は特に異常もなく。一安心でした。願わくばこれからも侵入など起こらないことを祈りましょう。
〇月×日
任務報告書へ−の−伍参照のこと。
〇月×日
空区の猫バアさんのところへは定期的に訪れるようにしているのですが、どうも気になることがありまして。というのも、起爆札が値上がりしているようなのですよね。猫バアさん曰く需要が高まってきているから販売価格を上げている、とのことで。単純に他の里では生産力が落ちているだけ、とかならまあいいのですけど、どこかの里が買い溜めしているとすると……戦争の準備、とか? とりあえず綱手様にご報告しておきませんと。
タマキちゃんもお店にいて、他にお客さんも来なかったので色々とお話できて楽しかったです。忍猫使いの先輩ですからね……ニャンコのあれこれを教えていただきました。
それしても値上げ、値上げですか。うちの店でもちょっとだけ検討してみましょう。ええ、ちょっとだけ。
〇月×日
書類の山に埋もれるとたまに火遁ですべてを燃やしたくなってしまいます。いえ、実行はしませんけれども。しませんけれども!
たぶんみんな一度は考えると思うのですよ……風遁で書類を全部切り裂いてしまおうだとか、水遁でぐじゅぐじゅにしちゃおうだとか、雷遁で炭にしようだとか。土遁……土遁はちょっと思いつきませんが。
でも最近はシカマル君も書類仕事組になってくれて嬉しいです。周りが大人の方ばかりで少し心細かったので……うふふ、ようこそ紙と筆で戦う世界へ。
そんなことを考えつつ休憩中に一局指したらまた黒星をつけられてしまいました。シカマル君、酢昆布をかじりながら余裕綽々でした……わたしの思考、絶対読み切られちゃってますよね。一体何手先まで読んでるんでしょうか、彼は。
失意のままのわたしに、対局を観戦していたコテツさんが渡してきたものは……ハバネロ味のチップスでした。慰めにしては辛いような気がするのですが。なぜこのチョイスを、と思っているとなんでも最近ポテトチップスが流行っているので色々と買ったせいで余っているんだとか。いただき物にあれこれ言うのは失礼なのですけどあまり辛すぎるものは……うーん、どうしましょう、コレ。頼みの綱、いえ頼みの豚さんのトントンさんも辛いものはお嫌いなようですし……。
〇月×日
封印班の方々のところにお邪魔したのですが、そういえばとハバネロチップスはいりませんかとお聞きしてみたところ「あ、赤い血潮のハバネロ……ひ、ひぃ、と、トマトは、トマトは……無理なんだ……」と怯えられてしまい。ハバネロとトマトって赤いことくらいしか共通点がないような……と思っていると。
その方の同期さんが言うには、どうもアカデミーの同級生に長い赤髪の少女がいたらしく。トマトと馬鹿にして呼んでいたら、返り討ちに合い。赤髪を振り回し男の子を半殺しにするその様子からさらに「赤い血潮のハバネロ」と少女は名づけられたんだとか。それでその子をいじめていた男子の1人であったこの方は今でもハバネロとトマトは見るのも嫌なのだそうです。うーん、まあ、聞いた限りだと自業自得な気が……。
それにしても。トマト、ですか。サスケ君も好きだったような……うん、懐かしいです。
穢土転生体については問題なしとのこと。穢土転生の解術が行われていないということはつまり大蛇丸は未だに屍鬼封尽の封印を受けており印が結べないままなのか。それともそう誤認させるべく解除していないのか。判断が難しい。2体は封印班により監視と警備が行われ、どこに安置されているかが極秘事項となってはいるものの、流石にそろそろおおよその場所の予測はついてきた。万が一の場合は向かう必要ありか?要検討。
〇月×日
チャクラ糸。そのまんま、チャクラを使って作る糸で、カンクロウ君たち砂の忍びが使う傀儡の操作には必須のものですね。お札へチャクラを流す際にも、直接お札に触れられない場合はこのチャクラ糸を通して供給するのですが……テンテンとの修業でこのチャクラ糸を武器術に使えないか、と考え。実行してみました。
結果、わたしたちにはあまり向いていないということが判明してしまいました。チャクラ糸を操る際、この糸は光ってしまうのです。目に見えないようチャクラを抑えることもできるので、武器の軌道を読まれないようにするためにはどうしてもそうする必要があり……でもそうなると普通に投げた方がやりやすいんですよね。
チャクラコントロールをしながらチャクラ糸越しに武器を操作するのは、チャクラ糸に慣れていないわたしたちには難しく……そもそもテンテンの武器術の腕はかなりのもので、百発百中と言っていいくらいですし。わざわざチャクラ糸を使う必要性はないな、ということになりました。残念です……。
そういえばカンクロウ君も傀儡を巻物に封入していましたけど、こういう時空間忍術で仕舞った物ってどこに入っているのでしょうね。生物は封入できないので確かめられない以上、謎に包まれていますが……もしすべての封入した物が同じ空間に入っているとしたらいっぱいいっぱいになっちゃいそうですし、やはりそれぞれの物に別の空間が用意されて、そこに入ることになっているのでしょうか。
定説では時間の止まった、あるいは時間の進みが異様に遅い異空間、通称「口寄せ空間」に封入されているという程度しか言われていないのですよね。うーん、扉間様ならもっと細かいことがわかっていらっしゃるのでしょうか……何せ死者の魂の口寄せやらマーキングへの自身の口寄せやら色々と術を開発していらっしゃいますし。互乗起爆札の口寄せに関しても特殊な術式なんですよね。わたしたちは互乗起爆札を作ってそれを巻物へと封入していますけど、その巻物から互乗起爆札を取り出すことはできない。一方通行なわけですね。
互乗起爆札を口寄せできるのは、互乗起爆札が起動した時と穢土転生の術が発動した時だけ、という。つまり穢土転生体に自動で互乗起爆札が組み込まれるか、互乗起爆札が互乗起爆札を口寄せする時でないと「口寄せ空間」から出てこないことになっているのです。凄まじくセキュリティばっちりです。扉間様って何なんでしょう……宇宙とか異空間とかから来た存在だと言われても信じますよ、わたし。
〇月×日
戦争が……起きてしまいました。とても悲しく、虚しい戦争が。
きっかけは猪鹿蝶の3人でした。
ポテトチップス。その味は多岐にわたりますが、主要なのは3つ。うすしお、のりしお、コンソメ。チョウジ君、シカマル君、いのちゃんはそれぞれ自分の好みを主張し──三つ巴の戦いは里中を巻き込んでいきました。たぶん最近イベントとかもなくみんなちょっと暇だったのでしょう。
ポテチ自体たいして食べず、強いていえばサワークリームオニオン派のわたしは静観していたのですが……最終的には「何くだらないことやってんだ!」という綱手様の至極真っ当な一喝によって終戦に至り。罰としてチョウジ君たちはしばらくポテチ禁止を言い渡されていました。
よってスナック菓子が大好きでいつも持ち歩いているチョウジ君はしばらくポテチの代わりに『木ノ葉スナックたこやき風』を食べるそうです。ネジ君曰くソース味をベースにたこやき味を見事に再現しているお菓子なんだとか。むむ、たこやき……気になりますね。わたしも今度買ってみましょう。
〇月×日
テマリさんが木ノ葉にいらっしゃっていました! お仕事でいらしているのであまり自由時間はないようなのですが、お暇があればぜひぜひ甘栗甘でお茶したり、木ノ葉を案内したりしたいですね。でもそういうのはシカマル君にお任せした方がいいのでしょうか? うーん、難しいところです……。
我愛羅君もカンクロウ君も元気に頑張っている、とのことでした。まだ若いこともあって上役との調整には苦労しているようですが……風影になった我愛羅君ならきっと大丈夫と、前の中忍選抜試験の時の堂々たる姿からして思います。結局試験ではゆっくりできなかったですし、また機会があれば風の国にも訪れてみたいものですね。
〇月×日
カカシ先生とガイ先生の勝負を見守るべくテンテンたちとお寿司屋さんへ行きました。大食い競争を行うとのことで……ジャンケン勝負もそうですけど、ガイ先生は『永遠のライバル』との戦いがこんな感じのものでいいのでしょうか……? 謎です。
結果はカカシ先生の勝ち。なんと先生は口布を外す姿を見せずにこの勝負を制したのです。なぜそこまで頑なに取らないのでしょうか……ちょっと期待してただけに残念です。まあでもわたしたちのぶんの代金もガイ先生が支払ってくださったので、そこは嬉しかったです。ガイ先生、お優しい……ありがとうございます。
そうそう、テンテンに明日の運勢を占ってもらったら「高所にいると吉」と出たんですよね。高い場所、高い……火影岩、は流石にちょっと駄目ですよね。建物の屋根とかでしょうか。明日はお休みですし、たまには日向ぼっこでもしますかね。
森乃イビキ→頭や顔など全身に拷問を受けた傷がある大柄な男性。サディストらしいが、個人的に味方に優しく敵にとことん厳しい感じの印象なのでそんな風に。
飛竹トンボ→カカシ先生は呪術廻戦の五条先生と似てるとよく言われるが、五条先生のモデル?になったのはこの人らしい。残念ながら使う術とかはほぼ不明。
伊豆野マズマ→アニメBORUTOにて登場。伊豆野ワサビの母。
この結界を通り抜ける暗号の術式
→アニオリではイタチがいつでもサスケに会いに来れるよう、ヒルゼンはこの暗号をずっと変更しないままでいた……らしいが、流石に防犯上まずすぎるので変更。