木ノ葉のお札屋さん   作:乙欄

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非常に申し訳ないのですが続きが書けそうにないのでこんな感じになる予定だったんだ、というわけで、投稿させていただきます。申し訳ないです。


ヤマト サイ

 

 

火影邸の執務室で、いつもの椅子に座り。流麗な文字で綴られた任務報告書を読みながら。はぁ、と綱手は嘆息した。先ほど起きたことを思い返したのだ。

 

砂隠れのチヨバアは殉職してしまったものの、我愛羅を救うことはできた。そしてカカシ班とガイ班は無事に木ノ葉へ帰還。喜ばしいことだ。まあカカシは1週間以上病院のベッドの上での生活になるが、療養が必要なのは彼だけ。あの暁と戦ってそれで済んだのだから十分だろう。

 

さらに、サソリから「草隠れの天地橋にて大蛇丸の部下としてスパイさせていた人物と落ち合うことになっている」という情報を得ることができた。もちろん罠の可能性もあるが……綱手はサクラ達を信じている。特にナルトには、なぜか彼に賭けてみたくなる不思議な力があるのだ。故に。綱手は彼らカカシ班の任務として行かせることを決意した。もっとも、カカシが入院中であるため、代わりの隊長が必要になるのだが。

 

それを誰にするか考えようとした綱手に、相談役の うたたねコハルと水戸門ホムラとが話しかけてきて。そして彼らからナルトを里外へ行かせることーーそれも九尾を狙う暁の関係者の下へーーに反対されたのである。どうにか綱手はそれを退けたが、しかしそうなると彼らの意見も多少は呑まざるを得なくなり。結果としてカカシ班に追加班員としてダンゾウの推薦した者を入れる羽目に陥ってしまった。

 

さらにはカカシの代わりの隊長は火影直轄の暗部の中でより優秀な者を、と彼らに押し切られてしまい。これは、つまりーーーー

 

「早かったな」

 

「緊急に……との事でしたので」

 

音もなく現れたのは、猫を模したお面をつけた暗部の男。三代目から与えられたコードネームは暗部の任務においてのものが『テンゾウ』、通常任務だと『ヤマト』。

 

三代目火影直属の暗部へと異動する前はダンゾウの『根』に所属していた木遁使いだ。要は、ダンゾウもよく知る人物ということ。「火影直轄の暗部の中でより優秀な者を」とダンゾウが言ってきた意味は隊長を彼にしろ、と言外に示してきたものと綱手は考えている。それに従うのも癪だが、本当に本当にムカつくが。実際のところ九尾の力を抑えられる初代火影の細胞を受け継いだ木遁使いがナルト達の隊長にふさわしいのは自明の理。感情論より理性が勝り、綱手は彼を隊長に任命すると決め、こうして呼び出したのである。

 

綱手は彼に今回の任務について、その経緯も含め簡単に説明した。

 

「ーーーーという事でだ。お前にはカカシの代行をやってもらう。これは暗部としての任務ではなく通常の任務となる。よって面を外し、任務中は『ヤマト』と名乗れ」

 

「分かりました。あのカカシ先輩の代行とは……光栄ですね」

 

軽く頷いたヤマトは暗部の証であるお面を外す。

 

そんなセリフとは裏腹にどこまでも平坦な声。本当に光栄だと思っているのか疑問になる声音だ。とはいえそこはわりかしどうでもいい。重要なのは、これから話す事柄。

 

「もう1人……()()ダンゾウが推薦してきた暗部の『根』の者がカカシ班に配属される」

 

「……あれ、小隊は4人1組(フォーマンセル)ですよね?それだと5人になるのでは……」

 

「もともと第7班は5人いたからな。サスケの代わり、ナルトの護衛だとさ」

 

「なるほど」

 

綱手とて納得したわけではない。ダンゾウは何を考えているのかわからない男だ。穏健派だった三代目の教え子で、初代火影の孫の自身を嫌っていることはよくわかるのだが。

 

しかし里のことを考えると、九尾の人柱力たるナルトをこの任務に出すことが危険な賭けであることは紛れもない事実。第7班という枠組みを残していたこともあって、補充の班員を入れろという言葉を突っぱねることはできなかった。

 

「ただ……」

 

「何です?」

 

「そいつの行動には注意を払っておけ。ダンゾウから何か指示を受けている可能性も高い」

 

「考えすぎなのでは…………」

 

だといいがな、と綱手は心の中でぼやいた。

 

相変わらずヤマトの表情は読めない。完璧な無表情だ。

 

暗部でもトップクラスの実力の持ち主ではあるが……果たしてこの男が、子どもばかりのカカシ班で上手くやれるのか。綱手はその面々を頭に思い浮かべた。

 

ナルト……あまり暗部の人間とは馬が合わなそうだ。真逆の気質と言っていい。真っ直ぐすぎる。だからこそ彼は人を惹きつけるのであるが、ここでは上手く噛み合わない可能性も高い。サクラ……とても優秀で、信用のおける数少ない忍だ。しかしあれでカッとなりやすいところがある。全く誰に似たんだか、と綱手はため息をはいた。人間、自分のことを棚に上げ、美化するものなのである。

 

カタナ……消去法ではあるけれど、彼女が一番だろう。穢土転生の術を躊躇いもなく覚えた事といい、暗部の素質はある。大切なものとそれ以外の線引きをきっちりできるタイプだ。まるで戦乱の世を見たことでもあるような、どこか初代火影や二代目に似ているところもある。彼女がナルトとサクラと同じ班でなければ火影直属の暗部に入れていたかもしれない。それにーーーー

 

「まあいい……班で何かあればカタナに振れ。もともと『テンゾウ』と面識もあることだしな。お前が木遁を使えばすぐに気づくだろう」

 

「分かりました」

 

木遁は初代火影の孫である綱手にすら使えないもの。その使い手がポンポンいるわけもないのだから、川上家でのお札作りに協力した暗部の木遁使い=『ヤマト』ということくらい秒でバレると想像がつく。お互い、まったくの初対面よりはやりやすいだろう。

 

「すぐに班の顔合わせをしてくれ」

 

「ハイ!」

 

一瞬で消えるヤマトの姿に綱手は頼んだぞ、とエールを送り。そして連絡用の鳥を放った。

 

 

 

 

 

鳥さんがやって来て、新たな班員が決まったという言伝があり。顔合わせをするということで集合場所へ行くと、そこにはサクラちゃんと、補充人員であろう2人が静かに立っていました。誰も一言もしゃべっていない、異様な雰囲気です。辛かったのでしょう。「やっと来てくれた……」という感じでサクラちゃんが疲れた感じの笑顔を浮かべていました。

 

ちらっと失礼のないように見てみますが……お二人とも見覚えのない方ですね。

 

片方はカカシ先生と同じか、少し年下くらいだと思われる男性。もう片方はわたしたちと同じ年頃であろう男の子です。

 

本来ならば追加人員はカカシ先生の代わりの隊長だけでいいはずです。そうでなく、2人もいるのは……暁に狙われているナルト君の監視と護衛を強化したいのでしょう。まあ、仕方ない、といえば仕方ないですよね……。

 

カカシ先生の代行であろう男性は、猫のようなパッチリとした目が特徴的……なのですが、その瞳は可愛らしさとはかけ離れて無機質といいますか。顔全体で見ると温和な感じで笑っているのに、目だけ見るとちょっと怖いです。でも額あては額からもみあげ部分くらいまでを覆う特殊な形のものを着用していて、扉間様のものとよく似ていて親近感が湧きます。この方もまた、扉間様がお好きなのでしょうか……!

 

一方もう1人、黒髪の少年は……色白、を通り越してもはや紙のような肌色をした方です。羨ましいというより身体の健康とかに問題があるのでは、と思ってしまう感じですね。だ、大丈夫なんでしょうか……?こちらは額あてはごく普通のもので、額に巻いています。

 

最後のメンバーであるナルト君がやって来ると、彼はにこりと微笑みかけて口を開いていました。失礼だとは思いますけれどもすごく胡散臭い感じの笑顔です。取り繕う気もなさそうな作り笑いと言いますか。

 

「ども……」

「てっ、てめーは!!」

 

 

「ハイハイ、全員揃ったね……えー、これからカカシ班は……このボクがカカシさんに代わって……」

 

 

「ナルト、アンタ知り合いなの?」

「ああ。こいつ、よくわかんねー技で襲ってきやがって……」

「うん、さっきはごめんよ。同じ班になる人の実力を知っておきたかったんだ」

 

 

「……ってみんな聞いてないなボクの話……」

 

「す、すみません……!」

 

思わず謝ってしまいました。ごめんなさい、隊長さん……いきなりこんな感じで。

 

でもナルト君たちの様子よりも、今のわたしには気になることがありまして。どうもこの方の抑揚の少ない、目と同じでどこか無機質な感じの声には聞き覚えがあったのです。そう。木遁使いの、猫面の暗部の方のお声です。

 

もし合っているとすればカカシ先生の代理という話も納得がいきます。尾獣の力を抑えられるのは写輪眼と木遁だけと、ヒルゼン様からお聞きしたことがありますから。写輪眼を持つカカシ先生に代わる隊長としてこれ以上にふさわしい方はいらっしゃらないことでしょう。

 

猫面の方のお名前は……うろ覚えなのですが、テン……テンなんとかさんだったはずです。テンテンと似た名前だな、と思った記憶があるのです。

 

「あのう、間違っていたら申し訳ないのですが……木遁をお使いになるテン……サイさん、でしょうか?」

 

「ああ……うん、君にきちんと名乗ったことはなかったね。ごめん、ボクは木遁は使えるけど残念ながら砂糖は作れないから……」

 

う、お名前、間違えてしまっていましたか。非常に申し訳ないです……。しかも甜菜(てんさい)とかけたフォローまで……。

 

 

「何せどれくらい援護しなきゃならないタマ無しヤローか分からないからね」

「な、ん、だとぉぉおお!?」

「ちょ!これから仲間になるんだからいきなりケンカしないでよ!」

 

 

「申し訳ありません!とんだ失礼を……」

 

「いや、それはいいんだけど……君、横の惨状見えてるよね!?スルースキル高すぎやしないかい……?」

 

そう言われて横のみんなの様子を見ます。

 

殴りかかろうとしているナルト君のことをサクラちゃんが止めていて。ええ、まあ、いつも通りの感じでしょうか。ナルト君はわんぱくさんですね。

 

 

「……でもちょっとアンタ感じ悪いわね……」

「アハハ、そうですか?ボクは好きですよ、アナタみたいな感じのいいブス」

「ンだとコラぁぁあ!」

「待って待って!君、今ナルト君に何言ったか覚えてる!?」

 

おお……はい、すごい。なんと言いますか、大惨事ですね、ええ。

 

サクラちゃんまでもが黒髪の少年の方へと殴りかかろうとし、隊長さんがツッコミを入れつつ止めています。何故でしょうか。苦労人、という三文字が頭に浮かんできてしまいました。

 

「サクラちゃん、ナルト君。とりあえず喧嘩は自己紹介が終わったあとにしましょう。まだ名前も知らないのに殴り合うのは尚早です」

 

「いや、自己紹介の後でもしてほしくないけどね!?……まあとにかくホラ、これからすぐ任務に入る事になるんだしさっさといこう。同じオリに入れて慣らしてる時間なんて無いんだから……ボクはカカシさんの入院中この班の隊長を代行する者だ。ヤマトと呼んでくれ。はい次!」

 

……

 

…………ヤマト?あれ、テンなんとかさんであったはずでは……ええと、暗部で呼ばれているのはコードネームとか、むしろヤマトが偽名とか。わかりませんけど、名前を使い分けているのですかね。ということはカカシ先生も暗部では別の呼び方をされていたのでしょうか。ちょっと気になります。

 

ナルト君とサクラちゃんはあまりヤマトさんの話を聞いていないようで、横にいる黒髪の少年から目を背けつつとっても嫌そうに顔を(しか)めていました。サクラちゃんなんてこめかみに青筋を立てています。うーん……。

 

「…………うずまきナルト」

 

「…………春野サクラです」

 

「サイと、言います」

 

……ほほう、サイ君ですか。

 

なんでしょう……彼はとっても口が悪いご様子でしたけど、悪意はないような、いっそ心がないような。笑顔も言葉も薄っぺらい、それこそ紙のような印象があります。だからわたしは彼に対して何とも言えない気持ちを抱いているのでしょう。うーん、チームワーク、難しいです。

 

「川上カタナです。あの……ヤマト、隊長。カカシ先生もいらっしゃらないことですし、第7班の呼称の方がよいのではないでしょうか?」

 

「あー、カカシさんがいないからこそ、と思ったんだけど……そうだね。なら第7班と呼ぶことにしようか。さて。これから、ボクら第7班は天地橋を目指し、大蛇丸の組織に潜入している暁のスパイを拘束し連れ帰る。大蛇丸暗殺とサスケ奪取の両方の作戦を立案できる貴重な情報源が手に入るチャンスだ。心してかかるように!」

 

そのお言葉に、否が応でもわたしたちの顔は真剣なものへと切り替わります。まったく情報の掴めない大蛇丸と……サスケ君の、情報。それは本当に、喉から手が出るほど欲しいものです。

 

「今から1時間後に正門に集合!忍具を整えた後、出発する!」

 

そしてサイ君は流石にこれ以上は何も言わず、無言で立ち去り。わたしもナルト君とサクラちゃんと一緒に家へ帰ろうとしてーー

 

「カタナ。ちょっといいかな?」

 

さっそく呼び出しを受けてしまったのでした。うぅ、ごめんなさい、2人は先に行っててください……。

 

 

 

 

 

 

サイの部屋。そこはなかなか広く、されどシンプルなものだった。画材が豊富にあり、壁には題名のない絵がいくつも飾られている。

 

彼が任務のための荷造りをしている様子をヤマトは窓の外から監視していた。ヤマト自身は杞憂ではないかと思っているものの、綱手の命令に従ってのことである。

 

何やら古ぼけた本を手にして考え込む素振りを見せるサイに対し、背後から暗部の面をつけた男が襲いかかっていた。

 

一瞬、動くべきか迷ったヤマトではあったが思いとどまる。そしてそれは正解だった。男の襲撃をサイは文鎮刀で難なく受け流す。

 

「……いい動きだ。いいか……いつ何時も気を抜くな」

 

「…………。何です?……先輩」

 

火影直属の暗部ではなく根の所属の男であるらしい。出会い頭から随分なご挨拶だが、サイは気にした様子もなくただ軽く頷いただけだった。先ほどの顔合わせの時とは違って作り笑いもない、無表情であるからわからないだけかもしれないが。

 

「コレを使え……ダンゾウ様からの贈り物だ」

 

男が取り出したのは封筒。受け取ったサイが中身を確認しているが、流石に外にいるヤマトには見えなかった。どのようなものか、彼らが何を考えているのか。さっぱりわからない。

 

「いいか。お前に与えられた()()()()は里の行く先を見据えたダンゾウ様の意思を担うものだ」

 

極秘任務、ダンゾウ。その不穏な言葉に、驚いたヤマトの隠形が一瞬、揺らぐ。

 

その気配を察知した男がクナイを投げた。ヤマトが今まさに隠れている木へと。だがこのくらいは想定内だ。

 

「ネコか…………」

 

クナイを避け、あらかじめ連れてきておいたちくわぶ(白猫)を放つ。ニャーッと唸って逃げていった猫の様子に、男は警戒を解いた様子だった。どうやら誤魔化せたらしい。

 

「……とにかく。失敗は許されぬ」

 

「分かっています」

 

用件は済んだらしく、立ち去ろうとした男の足は、しかし机上に置かれたある物を目にした事で止まっていた。サイが手にしていたあの古ぼけた本だ。

 

「お前……まだそんなものを持ち歩いていたのか」

 

「……これは……」

 

サイは困ったように顔を背ける。どこか人形じみた彼の、初めて見せる人間らしさだった。

 

「根には。名前は無い。感情は無いーー」

 

ヤマトにも聞き覚えのある言葉だ。男が(そら)んじたそれの続きをサイは静かに言い放つ。

 

「過去は無い。未来は無い。あるのは任務………」

 

「木ノ葉という大木を目に見えぬ地の中より支える。我々根の意志…………忘れるな」

 

「……ハイ」

 

サイの言葉に満足したのか、男は立ち去っていく。その様子を確認して、ヤマトも監視を中断させ木ノ葉病院へと向かうことにした。入院中のカカシの下へと。

 

そしてそこでヤマトは。綱手とカカシとともに、自来也からナルトの話を聞くことになる。

 

彼に封じられた九尾。そのチャクラは尾の形状をとり、怒りが引き金となり増えていき……自来也はナルトとの修業中、4本目の尾を見た時……死にかけた、という話を。

 

 

 

 

 

 

 

ヤマト隊長と少しお話ししたあと、お家で準備を整えて。まだ出発まで時間もあるということでわたしは木ノ葉病院に訪れていました。

 

病室には『イチャイチャパラダイス 豪華版』の上下巻が。ベッドの傍らの机に置いてあり……自来也様でもいらしていたのですかね。1週間以上は安静にしなくてはいけないカカシ先生へとお渡しするにはちょっとミスチョイスだと思うのですけれども。

 

「あれ。どうしたの、また来て。2人は?」

 

「ナルト君とサクラちゃんはたぶんお家です……任務に行く前に、先生にお会いしておきたくて」

 

「ん?テンゾウのことでも聞きに来たのか」

 

「いえ、ヤマト隊長のことではなく……どちらかというと、ナルト君のことで」

 

「そういえばヤマト隊長って、カカシ先生の代行ということですし……ヤマト先生とお呼びした方がよろしいのでしょうか?」

 

「んー、ま、どっちでもいいんじゃない。そういうの気にする奴じゃないし」

 

「わかりました!では先生にします」

 

なんだか先ほどのご様子、とっても先生っぽかったですし……。あ、そうそう。

 

「ヤマト先生って猫がお好きなのですか?なぜかちくわぶを連れていってしまわれたのですけれども」

 

「猫?面は猫だけど……とゆーか、猫の名前ちくわぶなの?そっちのが気になるんだけど……」

 

 

 

 

あうんの門に集まったわたしたちは……お世辞にもいい雰囲気とは言えませんでした。

 

ナルト君もサクラちゃんもムスッとした表情でサイ君を睨み。当のサイ君は何処吹く風というようにニコニコしています。

 

「……よし、では。第7班はこれより出発する!」

 

 

「だいたいおめー、ニコニコしてるとこといい、敬語でしゃべるとこといい、筆使うとこといい、カタナちゃんとキャラ被ってんだよ!」

 

「その程度でキャラが被ってると言うなら単に彼女のキャラが薄いだけなのでは?」

 

なんでヤマト先生呼び?→アニオリのヤマトの無限月読でカカシに代わって第7班の正式な隊長になるのが夢だったため、なら本人的には先生呼びの方が嬉しいんじゃないかなあと。あの無限月読は見ていてとても悲しくなって来る感じで……おそらく自分をカカシの代わり、7班の暫定の隊長と強く認識している、苦労人中の苦労人のヤマトに少しくらい報われて欲しいのです。

あとメタ的に言うとみんなヤマト隊長呼びだから変化をつけるのもあって。サイとカタナと微妙に口調が被る……リーも実は被ってる……。白も被ってる……こうして見ると意外と敬語使うキャラも多いんですよね……。

そしてヤマトが来てくれたおかげでカタナもツッコミ役から解放されボケに走るように。ヤマトの苦労人属性とツッコミスキルは作中随一な気がします。

 

「そこは好きに任せるよ。ところで、君は忍猫使いだったよね?ちょっと猫の手を借りたいんだけど……」

→サイが家で根の人と話している時に、その根の人が窓の外から気配を感じてクナイを投げるも猫だったか、という一幕があり。たぶんヤマトが隠れてたんだろうなと思い。ヤマトは綱手の下の暗部で、サイはダンゾウの下の暗部なのでお互い警戒してる。でもカタナは知らないし気づかないんだよな……という。ダンゾウのことを知識としては知っていても詳しいこと、暗部の内実とかは普通によく知らないのです。

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