千剣山らしき場所で寝てたら世界が滅んでいた   作:烏龍ハイボール

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一番長くなった。

終焉の地の地理情報

東部 巨大な山々が広がる山岳地帯

西部 一部に妖精達の居住地域があり
   基本は荒野で南部よりに森林地帯

南部 妖精達の主要な町はここに集中

中央部 祭壇と大穴、天空山+千剣山が合体した山岳地帯あり。

北部 アルビオンの湖 竜人族の村
   それ以外は弱肉強食なモンスターワールド




第6話 古き命と新しい命

西側の海。その沖合を渡る一本の長い壁。

 

地平線の南から北に掛かるそれは動いていた。大量の海水を押しのけて進むその姿は巨大な船舶を思わせるが、現実に比較するとその壁は船を容易に飲み込めるほど巨大だった。

 

蛇王龍 ダラ・アマデュラ。

 

この世界に残った最後の陸地に住む巨龍は海を渡り、島の北側を目指していた。目的は生き残っていた古き人族こと竜人との約束の為。

 

北の地の問題。それも龍絡みの問題ともなればダラ・アマデュラとて静観は出来ない。自分も被害を被るかもしれない。そうなれば行くしかないだろう。それにしてもと、ダラ・アマデュラは考え込む。

 

『竜人ってマジで居たんだな』

 

「知らなかったんですね」

 

その上にいるのは眷属のビシキ。一時間ほど前に合流して一路、北の地を目指していた。

 

『私が最初に自意識を獲得した時は山に引き篭もっていたんだ。休眠を挟んで2回目に目を覚ましたら今度は目の前に妖精達がいた。だから私は、この島の事を全然知らないんだ。ここで生まれたのか?外界から渡ってきたのか?何故ここまで大きくなったのか、それに何か意味があるのか』

 

それはダラ・アマデュラ自身も知りたい大きな謎だった。ここまで大きくなる事は無かった。ただでさえ過ごしづらいし、常に周囲を気にかけなければならない。正直な所、ストレスが溜まっていた。

 

それを解消する手段も特に思いつかない。せめての救いは、自分を慕ってくれる者が居る事だ。これが今のダラ・アマデュラの心の拠り所だった。

 

 

 

 

やがて見えて来た陸地はかつて海を泳いだ時に感じだ気配がする土地。そこには今もまだ当時と同じ気配が漂っている。陸地が近づいてくるとダラ・アマデュラは首を上げて陸地の奥を見渡す。海岸から数キロの地点に数件の建物があり、数人の人影が見えた。彼等は一様に此方を見ており、様々な表情を見せていた。ダラ・アマデュラはそのまま海岸から上陸して内陸へと入っていく。大地を削り、草木を磨り潰しながら進む姿はまさに災害そのもの。目の前に小高い丘が現れその上に小さな人影がいる事を認識するとビシキに頭から降りる様に命じてから地面に潜った。辺りに地響きが起きると丘の手前で地面を突き破って顔を出す。

 

『・・・・・』

 

「・・・・・」

 

目の前に現れた巨龍に呆然とする現住民達。彼等の前にビシキが降り立つと彼等に自己紹介を始める。

 

「突然の訪問お許し下さい。私はビシキ。蛇王龍ダラ・アマデュラ様の眷属を務める竜精でございます」

 

『我はダラ・アマデュラ。此度はそなた等の同胞より助けを求められた故に、自らやって来た。ここにその竜人は居ないようだが、何処か?』

 

巨大な口を開けて人の言葉を操る龍。そんな幻想の存在を前にした彼等だが、彼等の奥から杖を突く音と共に一人の老人が前に出る。

 

 

「ようこそお越しくださいました。その御姿。正しく白き災厄を滅ぼした龍神の姿そのもの。伏して感謝いたします。あなた様のお陰で我等の種族は滅びの定めを遅らせる事が出来ました」

 

 

老人は涙を流しながらその場に膝をついて拝む様に頭を下げた。それに続く様に丘に集まっていた人々が老人に続いて頭を下げる。この光景に一番驚いたのはダラ・アマデュラではなく、ビシキだった。

 

「・・・・ッ!?」

 

彼等は感謝の言葉を述べていた。だが、彼等は泣いてもいた。妖精とはまるで違う。

 

 

「これが人なの・・ですね」

 

『・・・・・』

 

ダラ・アマデュラは答えなかった。かの龍、人の魂を持つ龍であってもここまでの光景を現実に見ることは無かった。そして同時に懐かしくもある。

 

 

やはり人とは良い。

 

既に擦り切れている筈の魂が懐かしさに震えていた。ダラ・アマデュラは不意に横を見た。ここから少し北上した所から不穏な気配が感じられたからだ。あれこそが今回の目的。そこに龍脈にいた気配も感じる。ここをビシキに任せてダラ・アマデュラは目的の場所を目指して動き始めた。

 

 

巨大な龍の向かう方向。それを見た老人はビシキに話しかける。

 

「どうやら龍神様は全てを分かっておいでだ。どうですかな?少し我等と言葉を交わしませんか?南の地を出て2000年。ようやく出会った者が龍神様の眷属であるなら、この上ない幸せでございます」

 

「そうですか。私も皆様に聞きたいことがありました。それは貴方方自身の事。我等妖精種と一体何が違うのか」

 

「左様ですか。でしたら此方へ、我等の住居へ案内します」

 

「世話になる」

 

ビシキは竜人族達についていき、彼等の村へと入っていく。そこで彼女は多くの事を語り合い学ぶ事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダラ・アマデュラは目的の地に着いた。そこはそれなりの広さの湖。ほとりには船着き場があるが、その湖の水はとても生物が生きられる様なものでは無かった。そんな中で特に目を引くのが、湖の中央に横たわる体躯。四肢に翼を持つそれは至る所が腐り始めているとは言え、自身と似た気配を感じた。黒く染まり透明度を捨て去ったその湖の畔に目を向けると、3人の竜人族が立っている。

同じ位の背格好の男女と彼等の膝くらいの身長しかない老齢の男。彼等に共通するのは上に伸びた耳だけ。彼等は此方に気づき手招きをする。湖を囲う様に動いて頭を彼等の方へと向けた。

 

『久しいな、小人よ』

 

『おぉ、いにしえの竜よ。よくぞ来てくれた』

 

老人の竜人族は二人の男女を手招きするとダラ・アマデュラに紹介する。

 

『二人は私の孫だ。ニール、アジー、挨拶をしなさい』

 

「初めまして龍神様。僕はニール。アジーの双子の兄です」

 

「私はアジー。ニールの妹」

 

老人に言われて二人の孫が挨拶をしてきた。

 

『よろしく頼む。それで小人よ、問題とはアレの事か?』

 

ダラ・アマデュラが尋ねると老人は強く頷いた。

 

『アレこそは、星が生まれた頃より生きると言われる原初の竜アルビオン。命が尽きようとしている中で、最期に君と話がしたいと・・・』

 

『アルビオン・・・』

 

ダラ・アマデュラは湖の中に浸かりアルビオンに近づく。近くに寄って改めて分かったが、確かにその命は風前の灯火だった。

 

『来たぞ、原初の竜アルビオン。話とは何だ』

 

『君は・・・そうか。小さき竜は我との約束を果たしてくれたのか。かつて翼を捨てて地に降りた時は見下ろす位しか無かった筈が、今度はこちらが見上げる側になるとは・・・』

 

アルビオンはダラ・アマデュラの姿を見て懐かしむ様に語り始めるが、言われた側にはその様な記憶はない。であればそれは自身ではなく親か、そのまた親。

 

『生憎、我にそんな記憶はない』

 

『そうか・・・であれば君はその仔か、そのまた子孫なのか。永遠ではなく輪廻を選び、停滞では無く進化を選んだ竜種』

 

『・・・』

 

『その最期を世界に捧げて、新たな命の苗床になるなんて選択をしたのは君達だけだよ。そして命を重んじて来た君達は決して自ら外界に出ようとはしなかった。それがこの島を作ったんだ。君達の命で作られ、死後も島を守り続ける。だから君は2千年前、宇宙から飛来する脅威であるセファールを打倒できたんだよ。君達の力が溢れる土壌、相手の耐性を無視して攻撃する謎のエネルギーと攻撃的な外装、何よりも異常の一言では片付けられない程成長した体躯、地球という星のアドバンテージ。何か一つ欠けても君は負けていただろう』

 

アルビオンから語られたのはダラ・アマデュラと言う種族のこの世界での立ち位置。それは奇しくも本来ある姿に近いものだった。住処で過ごし、来訪した敵のみを打ち倒す。決して自ら動かない受動的な立ち振る舞いこそがダラ・アマデュラと言う生物の証明であった。

 

『まぁ、たまにそれで死ぬ個体もいたんだ。その時は相手もろとも地底に引き摺り込んで命を散らしていたらしいけど』

 

『それで?我に何をしてほしい?』

 

『私の最期を看取って欲しい』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜人族の村

 

 

一方、竜人族の村に案内されたビシキは、村の集会所と呼ばれる場所に通されると先程の老人から確認を受けた。

 

ダラ・アマデュラに関してどこまで知っているのか。

 

彼女はそこで妖精達の歴史と彼女がダラ・アマデュラの眷属になるまでの話を暈しながら説明した。それを受けて老人は語り始めた。竜人族から見たこの島の歴史とダラ・アマデュラとアルビオンについて。

 

「先ず、我々は人類とは明確に違う種族です。我々は千年ほどの寿命を持ちますが、人類。人間と呼ばれた者達は我らの十分の一も生きません。五十年。長生きできて七十年程でしょう」

 

「そこまで違うものなのか?」

 

「確かに、源流を辿れば同じ祖先に行き着きますが。そこで我らは運命の悪戯と言いますか、ある出会いを果たすのです」

 

老人は語る。それは竜人族と人間との分かれ道。ある時、彼等の祖は人間社会の勢力争いに敗れてこの島にやって来た。そこでこの島のヌシたるダラ・アマデュラと出会う。

 

誰もが死を連想しましたが、ダラ・アマデュラが彼等を喰らう事はなくそのまま姿を消してしまう。その後彼等は数年かけて島を探索し、南部が比較的安全である事を調べ上げてそこを新たな故郷としてそこで開拓を始めた。この島にやって来て世代交代が始まろうとした時、一人の人間を基に竜人族が生まれた。指は人間よりも1本少ない4本。耳は縦に長く伸び、足も人のそれとは異なる姿をしていた。

 

これこそが最初の竜人族であり、彼等人間が龍の加護を受けた瞬間であると老人は言います。それ以降、生まれてくる者は殆どが竜人族となり、二百年程経つと村の住人は全て竜人族となっていました。そして彼等はダラ・アマデュラを龍神と崇め、彼の存在が住まう山の麓に社を立てて信仰しました。

 

竜人族が北部へ移住する切っ掛けになったのはやはりセファールの襲撃でした。他の全ての大地を搾取したセファールは島の西側から上陸し、島の中央に鎮座するダラ・アマデュラを真っ直ぐ目指しました、その時の戦いは彼等も見れない程の激戦だったと老人は語ります。当時少年だった竜人族によると、彼等は島の南端に避難し直接戦いを見ることは無かったそうです。空が急に暗くなって雷鳴轟き、戦いが起こっていると思われる方角が常に昼間の様に明るくなっていた。

 

 

「その後、3日間地震が頻発し、天からは隕石が降り注ぎ。全てが終わったとき、かの龍神様は眠りについていました」

 

しかし、彼等の苦悩はそこからでした。戦いの余波は南部まで届いており、彼等の村は壊滅的な被害を受けました。また、飛来した隕石の影響か作物の育ちが悪くなり、彼等は移住を決意します。そこから彼等の大移動が始まります。彼等は被害を免れた島の北部目指して旅をしました。道中には戦いの影響で興奮した生物達が跋扈しており、竜人族も少なくない被害を出しました。命からがら北部へ到達した彼等は再び安住の地を探しました。

 

しかし北部は西部、南部以上に生物達による生存競争が激しい地域で彼等がアルビオンを見つけたのは奇跡でした。

 

アルビオンはセファールがやって来る前にこの島にやって来ていました。この終焉の地以外の土地は全て消え、力を失ったアルビオンは北部の現在の場所へ墜落しました。この時の衝撃でクレーターが形成され、雨水が溜まった事で湖となったのです。

 

「アルビオン様は龍神様と同じ龍。存在するだけで周囲に普通の生物は寄り付きません。私達はその中で暮らす事で現在まで生き延び、朽ちていくアルビオン様に仕える事にしました」

 

墜落の衝撃で翼の機能を失ったアルビオンは湖に横たわるだけで何も出来ませんでした。やがて機能を失い始めたその肉体は無事だった左腕を残して腐り始めました。ある時、朽ちていく中でアルビオンは左手に違和感を覚えました。本体は死に向かっている中で、生きようとする左腕は決して朽ちることはありません。アルビオンは確信しました。己の中にある生存本能が形を変えてでも生きようとしている。何としても無事に生を与えてやりたい。そんな時、アルビオンは海を泳ぐダラ・アマデュラの気配を感じました。そこでアルビオンはダラ・アマデュラにこの命を託そうと考え、此方に呼び寄せようとしました。

 

しかしダラ・アマデュラは反応こそしたものの此方に来ることなく通り過ぎてしまいました。アルビオンは絶望に支配されそうになりますが、そんな彼を助ける者が現れます。それは彼の庇護下にある竜人族でした。彼等は自らの命をアルビオンに捧げる事で起きている腐食を遅延させる事に成功します。

 

アルビオンは彼等に怒ります。

 

『何をする。命を無駄にする気か!』

 

しかし竜人族は彼の言う事を聞きません。

 

「我々は彼の龍神に救われ、あなた様の庇護下で生き残れました。その恩を返せるならこの命、どうぞお使いください」

 

それから彼等による延命は続き今日に至りました。

 

「今日あなた方を迎えられて良かったと思います。我々の長年に渡る献身が報われるのですから」

 

「それで新たな命を産むのに何故主の力が必要なのですか?」

 

「問題は2つです」

 

老人は言う。アルビオンが行おうとしている事は絶命時にばら撒かれる膨大なエネルギーを新たな命に与える事。それを外に出さない様に強固な守りが必要である事。その壁役にダラ・アマデュラはうってつけだった。と言うよりかは、アルビオンクラスの放つエネルギーに耐えられるのがダラ・アマデュラしか居なかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『頼むのは一つだけ。我の絶命時のエネルギーが漏れない様にドームを形成してほしい。今の君のサイズなら、それすらも容易いだろう』

 

『良いのだな?』

 

『あぁ、この地に堕ちてきて2000年。彼等によって生き永らえたが、それも終わりだ。私もこの地の糧になるさ』

 

アルビオンの決意は固い。それを止めさせるのは彼に対する冒涜だった。ダラ・アマデュラはアルビオンに最後の質問を投げかける。

 

『彼等はどうなる?』

 

『出来れば君の庇護下に入れてほしいが、彼等も変わらなければならない。庇護下に入れる必要は無いから手助けだけはお願いしたい。一応、武具の作成など一通りの事は出来るみたいだしな』

 

『その願い、承った。では、早速始めようか。そこの小人達よ。湖から離れろ』

 

ダラ・アマデュラは湖の畔にいる三人に注意を呼び掛けると、アルビオンを囲うように周囲を回り続ける。徐々に巨大な半球型のドームを形成していき、そのまま事が終わるのを待った。その中でアルビオンは自身の左腕を切り落として辛うじて動いた翼に乗せる。その腕は徐々にアメーバ状に変化し、ドクドクと心音の音が聞こえてきた。アルビオンはそれを竜人族が乗っていた小舟に乗せ替える。自身の命が尽き果てるその瞬間、アルビオンはある感覚を覚えた。

 

『なるほどな。これが何かを残すと言う事か。・・・悪くない』

 

『古き命が願う。新たな命に幸あれ!』

 

『・・・ッ!?』

 

小舟に乗った新しい命は、アルビオンの言葉に大きく揺れ動く。それは生まれた赤子が親の声に反応する様にも見えた。

 

アルビオンは、自身の心臓たる炉心を暴走させ自ら命を絶つ。

 

ドオオオオンッ!!

 

竜人族の村にも聞こえる轟音。

 

『グルゥシャアアアッ!!』

 

 

その爆心地にいるダラ・アマデュラは絶命時のアルビオンの放つ膨大なエネルギーをその身で受け止めて叫び声を上げる。それはこれまでで一番の痛み。鱗が焼け、肉まで届こうとする圧倒的熱量。その中にあってアルビオンの残した命は、その膨大な熱と共にアルビオンの様々な記憶と記録を受け取り急激にその身体を変容させる。

 

漆黒に文字が浮かぶ両翼。

 

頭部は後ろに伸び、生物よりも機械的に見える身体。サイズはアルビオンに及ばないが古き竜の気配を放っている。

 

『・・・・』

 

その新たな命は意識を覚醒させて辺りを見渡す。辺りは暗く、やや焦げ臭かった。すると周囲の壁がずれて動き出し、目の前に巨大な蛇の顔が現れる。

 

『・・・ッ!?』

 

突然現れた顔に驚く竜種。それに対する蛇の声は穏やかだった。

 

『痛たたた。あ~、身体が溶けるかと思った。と、こういう時はこう言えばいいかな?ようこそ、新しい命』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新たな命の誕生。それを離れた所から見ていた竜人族の三人。老人の目には涙が浮かび、それを拭う仕草をする。

 

『これで私は役目を終えた。これからはお前達の番だ』

 

「「はい!」」

 

 

 

 

 




モンスター図鑑

ダラ・アマデュラ辿異種

竜人 災厄を退ける龍神

妖精 豊穣と厄災の神

時と場所でその信仰の形は様々な姿を見せる。


蛇龍種の役割

命が尽きる時、新たな世界の苗床となり、その役割を次代に託す。


竜人族

かつて人類との生存競争に敗れて終焉の地へとやって来た。その時はまだ人間だったが、他の生物同様ダラ・アマデュラ種の影響を受けて進化を果たした。北部に移住後はアルビオンの庇護下でこれまで生き残ってきた。平均寿命は1000〜1500年。中には2000年を超える長寿もいるが極稀。



終焉の地

主人公の一族が命を捧げる事で常に進化をし続けた島。その集大成が主人公。この度アルビオンもこの地で力尽きた。

アルビオン
竜人族の命を糧に今日まで生き残る。原作は違いますが、彼も絶命時は膨大なエネルギーを放出する設定にしています。それを浴びて出てくるアルビオンの分身。

ある作品のオマージュもあります。



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