無限の転生~今世でついに人間卒業!? こんな人生こりごりだとは言ったけど、人間辞めたいとは言ってない~   作:ねむ鯛

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第35羽 パルクナット その5 痕跡

 

「呪術耐性」呪術に耐性があるわけでなく、体調を悪くしたり直接干渉してきたりするような魔法、魔術に耐性を持ちます。魔力による効果は防げますが薬などには効果がありません。フグや毒キノコの毒は防げないですが、さっきのゴブリンシャーマンの《カース》のような魔法攻撃は防げます。《ウィンド》のような直接攻撃する魔力攻撃にも効果が無いです。

 

「占術」占いができます。が、これも魔術陣がいるので使えません。当たるも八卦当たらぬも八卦と言った具合です。信じすぎるのも良くありません。どうしてもなにかを決められないときとかに使うと状況が打開できることもあったので、まあお守りのようなものです。

 

「魔術適正」魔術が扱いやすくなります。とは言え、上記の呪術適正よりは補正効果が体感下ですね。無いよりマシです。

 

呪人は総評して魔法に特化したステータスをしています。ソウルボードにセットすることで上昇するステータスは低めの部類ですが、呪術や占術など代えの利かない能力を持っています。まあ、今は使えないので意味無いですが、さっきのように耐性が仕事をしてくれます。

 

 

折角なのでステータスも見ておきましょう。

 

 

名前 メルシュナーダ 種族:キッズスワロー

 

Lv.15 状態:普通

 

生命力:2669/2869

総魔力: 763/ 781

攻撃力: 674

防御力: 263

魔法力: 319

魔抗力: 253

敏捷力:1864

 

種族スキル

羽ばたく[+飛行・強風の力・カマイタチ・射出]・つつく[+貫通力強化]・鷲づかみ[+握撃]・空の息吹

 

特殊スキル

魂源輪廻[+限定解放(鬼)・(吸血鬼)・(呪人)]

 

称号

輪廻から外れた者・魂の封印・格上殺し(ジャイアントキリング)

 

 

 

翼竜との戦いもあって、レベルは15。倒していませんが、経験値はもらえました。

ステータスがしっかり上がり、種族スキルに追加されたのが「空の息吹」というスキル。これが鳥としての呼吸をスキルにしたものですね。

 

 

全員活動に支障は無いので、調査を続行します。

先行するアヘくんの後ろについて歩いていると、意を決したようにジョンさんが近づいてきました。

 

「……風の友よ、助かった。感謝しよう」

 

先ほど《カース》を防いだお礼でしょう。

 

――まあ、それは良いんですけど、普通に話しません?落差がありすぎて風邪引きそうです。

 

 

■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 

 

夕方。

 

特に収穫もなく、襲いかかってくる魔物をいくつか倒し、今日の調査は終わろうかと言ったところでアヘくんがなにかを嗅ぎつけたようです。

 

『こっちだ、こちらから痺れるような匂いがする』

 

探索初日になにかを見つけるとは優秀ですね。流石アヘくんです。うちのペットになりませんか?

 

駆けだしたアヘくんに着いて行くと、次第に木々が増え、薄暗くなってきました。

 

『ここだ』

 

夕方と言うこともあって薄暗い森の中、突然視界が開けました。

 

「なんだ、これ……」

 

ログさんが呟いたその言葉は皆の気持ちを的確に表していました。

 

大きな何かに押しつぶされたように、中心部から四方に向けて木々がなぎ倒されている。

 

む?魔力の残滓が漂ってますね。これは……、空間系?魔法の効果によっていきなりここに何かが現れた?

 

「こんなに大きな痕跡が残っていたなら、俺とアンブロシアヘイルストロームがいなくてもいずれ見つけてたろうな。でも……お手柄だぞ、アンブロシアヘイルストローム」

 

「待ちなよ。これが件の奴の痕跡とは限らないだろう?」

 

「まあ、しかし別にしろなんにしろ、何かが居るのは確定だな」

 

なぎ倒された木々を調べながら、それぞれが思い思いの考察を口にする。

 

「このこすれたような痕は……、鱗かい?あの翼竜が墜ちてきたとか?」

 

「多分違うと思うぜ、こっちの地面にも痕跡がある。おそらくこいつは這いずって動くタイプだ」

 

なるほど……、全然わかりません。周り見張っときますね!

 

「それにしても」

 

ジョンさんがわからないといた風に首をひねる。

 

「今までは何も見つからなかったんだろ?ここに来て何で急にこんなに簡単に?」

 

「う~ん、何かあって隠せなくなったとかじゃないのかい?」

 

フレイさんが答えるとログさんがポツリと呟きました。

 

「隠せなかったんじゃなくて……隠す必要がなくなったんだとしたら?」

 

その時、ターフさんの急かすように呼ぶ声が聞こえた。

 

「こっちに来て欲しいんだな!」

 

ターフさんの元へ急いで行ってみると木々がなぎ倒され、削れた地面が道のように続いていた。

 

「なんだ、こっちからここに来たのか」

 

なるほど、それならあの空間魔法の残滓は勘違いでしょうか。

 

「違うんだな。僕も最初はそう思ったんだけど、木は全部ここから外に向けて倒れているんだな」

 

木々を押しのけた方向に倒れたと考えると、ここから離れたのでしょうか。それならやっぱり空間魔法でいきなり現れた?

 

「そしてこれは……、パルクナットの、街の方向なんだな……!!」

 

「なんだって!?」

 




不穏な空気が漂っていますが……、
もしこの先の展開で、「この展開は熱い!」「主人公がカッコイイ!」「思わず力が籠もった!」「お腹減ったわ」「いやお腹は減ってない」
と思って頂けたら、ぜひお気に入りと評価をお願いします!!
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