馬の感情が読める厩務員が転生した件   作:泰然

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スカーレット回になります。


8話 三人目の担当一着への執着 ルドルフ堕ちかける

 朝になり、朝食を済ませようと食堂へ足を運んだ。

そこには、もう他のウマ娘が談笑しながら朝食を取っていた。あとからタイキ、ウララ、シービーが一緒に入ってきた。

 

タイキ「グッモーニン!トレーナーさん!」

 

ウララ「おはよー!トレーナー!」

 

シービー「いい朝だね、トレーナー♪」

 

佐竹「みんな、おはよう!すいませんシービー二人を起こしに行ってもらって」

 

シービー「いいよ、アタシとトレーナーの仲でしょ♪」

 

 朝食を食べ終え、二人の練習はシービーに任せて、スカーレットを探した。

 もしかしたら、担当が決まっていると思うが他のトレーナーに聞いてみた。

 

佐竹「すいません。ダイワスカーレットって、もう担当は決まったんですかね?」

 

中堅トレーナー「いや、止めておいた方がいいぞ」

 

佐竹「何でですか?」

 

中堅トレーナー「一着への、拘りが強すぎる。それにウオッカの入れ込み方も異常だ」

 

佐竹「じゃあ、決まってないんですね。失礼します!」

 

中堅トレーナー「おい、お前!……変わった奴だな」

 

スカーレットが何処にいるか隈なく探した。そして坂路コースで練習しているスカーレットがいた。

 

ダスカ「一番じゃッ、一番じゃなきゃ意味無いのよッ!!」

 

スカーレットはひたすらに、坂路コースを往復していた。疲労が溜まっていても、がむしゃらに練習を続けていた。そして……

 

ダスカ「はぁ、はぁ……うっ」ドサッ

 

 スカーレットは、オーバーワークにより倒れてしまった。直様保健室に運び休ませた。スカーレットが目を覚ますまで、看病し夕方にようやく、目を覚ました。

 

ダスカ「はっ!あれ?何であたし……保健室で?」

 

佐竹「単純なオーバーワークだよ。朝から夕方まで、ぐっすり寝てたぞ。大丈夫か?」

 

ダスカ「アンタは?トレーナー?」

 

佐竹「練習場に来たら直ぐに、倒れたから保健室まで運んだ」

 

ダスカ「ありがとう...迷惑かけたわね。それじゃ」

 

佐竹「なぁ、スカーレット何でティアラ路線で走らないんだ?」

 

 ティアラという、言葉が気に障りスカーレットは急に……。

 

ダスカ「アンタも、それなの!?いい加減にして!!」

 

ダスカ(ウオッカに、勝たなきゃ意味ないのよ!)

 

 中堅トレーナーがそういえば一着の拘り、ウオッカへの執念、これが原因なのか?

 

佐竹「もしかして、ウオッカか?」

 

ダスカ「何で……」

 

佐竹「他のトレーナーが噂してた……」

 

ダスカ「あいつに、勝たなきゃ意味なんて……」

 

佐竹「見返してやればいいだろ、ウオッカに。他のレースでウオッカより、勝利数を上げれば悔しがると思うぞ。ウオッカの悔しい顔、見たいだろ?」

 

ダスカ「見たい……」

 

佐竹「だろ?別にウオッカに勝つだけが、全てじゃない。いい勝負をする事に意味がある」

 

ダスカ「そう、ね。冷静に考えれば、わかることだわ。気づけて良かったわ、ありがとうトレーナー」

 

佐竹「でも、それに気づけて反省も出来てる。偉いな、スカーレット……」

 

ダスカ「ッ!?///」

 

ダスカ(ただ、褒められただけなのに何で……///)

 

佐竹(よかった、少しは気持ち軽くなったかな)

 

佐竹「それで何だけど、スカーレットはまだトレーナー付いてないよな?」

 

ダスカ「そうだけど……」

 

佐竹「よかったら、俺の担当ウマ娘になってくれないか?」

 

ダスカ「ッ!?し、しょうがないわね、なってあげてもいいわよ///」

 

ダスカ(何で嬉しがってんのよ、アタシ///)

 

佐竹(言ってる事と、心の中、違過ぎない!?)

 

佐竹「あ、ありがとう。うちのメンバースカーレットで、三人目なんだけど今後の出走目標を決めたいんだ」

 

ダスカ「いいわよ。今なら何でもできそうだから」

 

スカーレットの出走目標を二人で考え。

 

 

 

 

・チューリップ賞 GⅡ

 

・桜花賞 GⅠ

 

・オークス GⅠ

 

・トレーニング期間(休息)

 

・ローズステークス GⅡ

 

・秋華賞 GⅠ

 

・エリザベス女王杯 GⅠ

 

 

 

 

佐竹「やっぱり、ティアラは要らない?」

 

ダスカ「何言ってんのよ。一番を取ってウオッカに、吠え面かかせてやるんだから!」

 

佐竹「じゃあ、これでいいね。明日から、本格的に始めるからこれからよろしく、スカーレット」

 

ダスカ「えぇ、よろしくトレーナー!」

 

 明日から、シービーも入れて四人でトレーニングしていくことをスカーレットに伝え、しっかり休むように言い別れたのだが……

 

佐竹「あの、ルドルフさん……何してるんですか?」

 

ルドルフ「ルナって言って……」

 

佐竹「う~ん……ルナ、さん何してるんですか?」

 

ルドルフ「やあトレーナー君、奇遇だね。まさに、合縁奇縁、不思議な巡り逢わせだな!」

 

佐竹「突然ですね...話が終わるまで、陰で待ってたじゃないですか!?」

 

ルドルフ「それはそうと、トレーナー君頭を撫でてはくれないか?」

 

ルドルフ(キスしたい……)

 

佐竹(大丈夫かなぁ、この会長……キスは出来ないから撫でるだけならいいかな……)

 

佐竹「な、撫でるくらいなら、大丈夫ですよ」

 

ルドルフ「では、存分に撫で回してくれ!」

 

 そして、頭に手を置き撫でた。

 

ルドルフ(あぁ~///満たされる///)

 

佐竹「あの、ルナさんもういいですか?」

 

ルドルフ「まだだ、まだ駄目だ私が良いというまで、続けてくれ!」

 

 かれこれ、一時間は撫で続け会長の顔はどんどん蕩けていった。色々ヤバかった。

 

 




ルドルフファンの皆様許してください。
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