自分のことを工藤新一だと信じて疑わなかったヤツ(黒歴史) 作:はごろも282
「ちょっとちょっと巌さん!?嘘でしょ!?色々理解追いついてないけど、まずこの子がカンパネルラ!?無理だって!ちんちんついてないじゃん!!てか何でしれっと帰ってきてるのお前は!?」
久しぶりに声聞いたけどうるせーなこの人やっぱ。それと帰ってきたんじゃねーよ連行されたんだ。
「うるせーぞ亀。だいたいまだついてないかは分かんないだろ」
!?たしかに!!天才かよ爺さん!
「!?確かにってわかるかぁ!それで納得するバカがいるかぁ!!」
何故かピンポイントで心に刺さった。何としても撤回させたい。
「いや、亀さん。シュレディンガーの猫によると何事も確認しなければ結果は分からないらしい。ここはしっかり確認しておいたほうがいい。ああ大丈夫、俺と夜凪は仲がいいからね。代表して俺が確認しよう。さ、夜凪。とりあえずその胸の膨らみが本物か確認しよう」
「お前俺たちとの久しぶりの会話の最初それでいいのか!?それとその確認なら俺がやりたい!」
「どっちにもさせないけど!?バカなの!?」
チィッ!夜凪への仕返しと俺の欲望が同時に満たせるチャンスがッ!!
「……景だっけ?説明して」
「そんなに見てわからない!?ついてない!!正真正銘女!でも確認されるなら貴女がいいわ!!」
「それは分かってるし確認もしない。あのバカどもと一緒にしないで」
酷い言われようだ。七生さんの毒舌は今日も絶好調のようだ。
「そもそもカンパネルラを女性が演じるのは演劇では珍しくない。巌さん、この子素人だよね?」
おお、なんか真剣な感じだ。これは夜凪認められてないな?なら俺も拒否してほしいんだけど?
「役者に免許はない。なら何を以って素人とプロを区別する?」
「……経験値」
「ならすべての子役は素人か」
言いくるめられてやんの。仕方ないよ爺さん普通にレスバ強いから。あの人に勝つには恥も外聞も捨てる必要がある。三日三晩連日でな。
「簡単だ。売れてるかどうかでしょ」
「ならお前素人じゃねぇか亀」
あはは!と笑いが漏れる。夜凪も混ざっている。
「こらぁ!せめてお前は慎め新入り!先輩だぞ!?というかシンは笑いすぎだろ!変わらねぇなお前!!」
「いや、スイマセン一生素人。でも俺先輩のこと一生素人でもソンケイしてますよ」
「一生とは言われてなかっただろ!?あと一生素人ってやめろなんか別の意味でも悲しい響きだ!!」
そっちの意味では素人も無理だろ(ド辛辣)
というかなんの話だっけ?
「役者を名乗る覚悟があるかどうかだよ」
阿良也の声で思い出した。そうだ素人とプロの区別だった。
「言葉ってのは重く強いものだ。だから俺は言葉を軽く扱う奴が嫌いだ。もう一度聞くよ夜凪」
君、役者?
うわぁなんかシリアス。漫画でよくある覚悟を問うシーンだ。果たして夜凪は受け入れられるんだろうか。俺もなんか身構えとこ。でも夜凪が答える前に話が流れちゃった。
七生さんがテストするみたいだ。なんか姑みたいだな。
「エチュード……テストのつもりか。言ったよな七生、意味のねぇケンカは──」
「違う。私は巌さんの舞台を必ず成功させたいだけ」
凄い気迫だ。よほどこの舞台に賭けてるらしい。何かあるのか?
しかし、もしそうならこんな雰囲気の中にやる気のない俺がいるの、どう考えてもおかしいよなぁ……。
テストが始まった。夜凪の様子が変わってる。七生さんも少したじろいだようだが、演技を始めた。
あの人演技始まると人変わるからな。ぶっちゃけだいぶタイプ。
……どちらも凄いが結果は見えたな。ほら、夜凪の自然な演技に七生さんが固まった。
「もう十分だろ、七生」
ゴンッ!という杖が床を叩く音と共に、爺さんがそう言った。
「夜凪の台詞になぜ戸惑いを見せた?手前の詰めの甘さが理由だろうと決して顔に出さずに演じ続けろ。舞台に失敗は許されねぇんだぞ」
「……はい」
相変わらず厳しいね。仕方ないと思うけどね、舐めてかかった相手が超すごかった時なんて固まっちゃうもんだろ。まぁ最初の演技で気づけなかったのは問題だけど。
「今の夜凪の芝居、阿良也以外に理解できた奴いるか?」
爺さんが問いかけるも誰も反応しない。共演した七生さんだけだ。
「共演者だけか。オイ馬鹿弟子、夜凪の芝居についてとその欠点、説明してみろ」
は?
「いやいや待ってくださいよ。そんな急に言われても困るって!そもそも俺挙手してないし!」
「お前芝居中の視線険しくなってただろ。こういう場に立つといつもそうなる。お前はその思考をどうしてか嫌ってるようだが今は捨てろ」
嫌いになるに決まってんだろバーロー!鋭い視線で相手を考察して謎を理解する、まるで工藤新一じゃねーか!演出家も探偵もやめた今、ちょっとしたコト以外ではこんな癖なくした方がいいに決まってんだよ!
「だいたい、本当に分かってないならどうなるか想像つくだろ」
そう言われて考えてみる。残念なことに弟子である俺が、夜凪の今の芝居を理解できなかった時の爺さんは……
間違いなく、俺を殺しにくる。
「さっきの芝居、顔は斜め左を向いているが視線の焦点は固定されていなかったし身体は僅かに動いていた。汽車の中で窓から変わる景色を見ていたんだろう。夜凪が通路側から窓を見ていたことから、途中までは誰かが座っていたと考えられる」
さっきまで渋ってたのが嘘のように凄い勢いで口が動く。死を間際にしたら誰でもこうなるだろう。まるで追い詰められた犯人があの手この手で言い訳する時のようだ。
「夜凪の表情と景色を見ていたって条件から、多分だけど汽車から人がどんどん降りていって今はほとんど人が乗っていない田舎付近。だから自然豊かな光景と合わさりリラックスしている。そういう設定で演じていたから、そこでわざわざ景色を遮る位置に座ろうとした七生さんに困惑した」
どう?と夜凪に聞いてみるが夜凪は困惑しているご様子。
「……なにからなにまで合っていて、正直気味が悪いわ。やっぱり先輩ってエスパーなんじゃないの?」
「違う。こじつけが得意なだけだ。ということでここまでが夜凪の芝居について。ここからが欠点だ。夜凪はさ、演者の仕事って何だと思う?」
「……演じること?」
あっさい意見だなお前ビックリするわそんなの。だが間違ってない。知ったような態度されるより全然マシだ。
「そうだ。より正確に言うなら演じて伝えることだな。お前の場合演じることは十分だがいまいち伝えるって意識に欠けてる。相手は人工物じゃないからな。いい演技だとしても伝わらなきゃ無価値だ。演者は現実味がなくなるんじゃないかってくらいオーバーに演ったほうがいい。日本人の場合は特に」
アメリカのファミリー映画見てみろ。あれくらいの気持ちでやっても多分だけど丁度いい感じになるぞ。現実感を持ち込みすぎると自分が思ってるよりも小さい演技になるから。
「簡単にいえば、お前の演技は一流のわかる奴にしか刺さらないってコトだ。良悪で言えば良だけど、可否でいえば否だね」
そして、俺の好悪で言えば……これはいいか。
「……あんまり信じてなかったけど、ホントに詳しいのね。今までお芝居についてこんな深く話したことなかったのに」
当たり前だろバーロー。今は命懸かってんだよ俺の。
「ほらみろ、ちゃんと分かってんじゃねぇか。さっさと答えやがれ馬鹿が」
うるさいぞハゲジジイ。これくらい答えないとアンタ怒るだろうが。
「で、実際治りそうなんですか?コイツの欠点」
タイプ的には阿良也が近いけどどうなんだろう。コイツが落ちてくれたら俺も逃げ切れると思うから、是非とも無理であって欲しい。悪いな夜凪、今回ばかりは俺は敵だ!
「無理だね。俺も同じタイプだから分かるけどさっきシンの言った欠点を治すには公演までじゃまず間に合わない」
よし!ナイス阿良也さん!信じてたぜ俺はアンタをよォ!!
「できるできないは聞いてねぇ。夜凪を使うのと使わねぇの、どっちが面白いかだ」
できるできないを聞け。リスクヘッジはちゃんとしろバーロー!
なぜか七生さんが爺さんに賛成している。この一瞬で何があったと言うんだ……!裏切られた気分だ。
「夜凪、明日から稽古に入る。いいな!」
「はい……!」
あーあ、夜凪の参戦決まっちゃった。コレはこのまま俺も参戦決定だろうか。参戦決定はソラに譲るよホントおめでとう!
「ちょっと待ってよ巌さん。まだ話は終わってないでしょ」
終わりそうな雰囲気に阿良也がストップをかける。
「なんだ阿良也、まだ何か俺の配役に文句があんのか?」
「別に夜凪に関してはもういいよ。でもシンに関してはまた別でしょ」
あ、阿良也ぁぁぁ!!お前のこと信じてたよ俺!!
「さっきのヤツで腕がなまってないのは分かったよ。でも、あんまりにやる気に欠けてる。やる気のないヤツはいらないんじゃない?」
そーだそーだ!!やる気のないヤツは参加させるな!!
「やる気のあるないでパフォーマンスが変わるような弟子に育てた覚えはねぇよ。それにそっち方面は気にしなくてもすぐに解決する」
……?解決するのか?俺のやる気が?
「……はぁ、じゃあいいや。一回逃げ出した癖にどんな気持ちで帰ってきたのか知らないけど、足引っ張んないでよシン」
あ?喧嘩売ってんのかコイツ?ネチネチした奴だなナメクジ野郎が。
「いやー、阿良也センパイが俺のいた頃から変わってなくて安心ッスよ〜。コレなら足引っ張んなくて済みそうッスわ!」
「へ〜、やっぱ目とか衰えたんじゃない?そんな節穴で探偵業やってけるの新一くん?」
「はぁ?随分自信あるんだな。自分を客観視できない演者ってどうよ?もしかして肩書通りよく見えないってギャグなのカメレオン俳優さん?」
「「…………調子のんなよお前!」」
テメェ見てろ!演者の芝居霞ませてやっかんな!!
「時間潰すんじゃねぇっつってんだろバカどもが!!」
ジジイに鎮圧された。なんなんだあの人強すぎるって。若い頃京極真やってたでしょ。
「それにしても、まさか先輩が演出と関わりあるなんて知らなかったわ。どうして教えてくれなかったの?」
「もうやる気ないヤツ教えたところで無駄でしょ。なんで言う必要があるんだよ」
無事参加を認められ、スタジオで話していたときのコトだ。
「じゃあ、先輩がエドガーコナンって言うのもホント?」
「あ?ああ、俺がエドガー……!?」
なんで知ってんの!?
亀さんか!?阿良也か!?七生さんか!?それともジジイか!?周りを見るが首を横に振られる。じゃあ一体誰が──
「黒山さんが教えてくれたの。その様子だと、本当だったみたいね。どうして隠していたの?」
あっんのクソヒゲ野郎がぁ!!今度会ったらホント覚えとけよバーロー!!
後日、事務所の机に夜凪似のエロ本が大量に置かれる事件が発生した。
「じ、実はミステリアスな男に憧れを持っててね。秘密が多ければ多いほどモテるんだよ男ってのは」
「先輩はいつもそうよね。さっき改めて考えてみたけど、私先輩のことほとんど知らないわ。自分のコト話してくれないもの」
そりゃお前自分語りばっかする奴嫌われるに決まってんだろ常識的に考えて。友達いないのか?いないんだったな……。
「だからちゃんと教えてほしいの。私、もっと先輩のこと知りたいわ」
ド直球にそう言われると照れるだろやめてくれ!
だいたいそんなこと言われても話すことないよそんな!話すにしてもそんな重くないよ俺の過去!『実は、工藤新一になりたくてさ……』とか言えねぇよ俺!
「おい、その辺で止めとけ。これ以上グダグダされても面倒だ。シン、てめぇはちょっと話があるからこっち来い」
じ、ジジィィィ!!信じてたぜアンタのことは!!やっぱ持つべきは汚え髭面よりハゲたジジィだぜ!!
「そういうわけだから夜凪!また明日!」
「え?ちょっ先輩!……もう!」
じゃあな夜凪ー!気分はさながら怪盗キッドよ!
「で、話ってなによ?」
爺さんに呼び出された俺は、二人しかいない場所で話を切り出した。
「俺がお前を何で呼び出したか分かるか?」
「はぁ?話があるからじゃねーのかよ」
「それじゃねぇ。どうして連れ戻したのかだ」
分かるわけねーだろ。アンタは自分から出てった奴を追いかけたりはそうそうしない。
「わかんねーよ。アンタはこんな事する人じゃなかった筈だ。出てった奴には見切りをつけるのがアンタだった」
一度喋り始めたら止まらない。溜まった鬱憤が吐き出される。
「アンタはやる気のないヤツに執着しない。例外は阿良也くらいだ。そもそも連れ戻そうとするならもっと早く出来たはずなんだ。どうして今更行動に移した?巌さん、アンタは俺に何を見出しているんだ?」
俺に背を向けたまま、巌裕次郎は喋りだした。
「お前が母親に連れられて初めて俺に顔を見せた時だ。まだお前が工藤新一だと思い込んでたとき」
黒歴史だ。わざわざ今思い出させんなバーロー!
「黙って聞いてろ。ちゃんと関係ある」
……関係あっても聞きたくないんですけど。
「あの時お前の両親はかなり切羽詰まっててな。お前のやってたなりきりがメソッド演技に酷似してたから。だから執拗に違うことを学ばせようとしていた」
そうだったのか。ただイタいヤツなのが見るに耐えないからだと思ってたわ。
というか、メソッド演技って夜凪のヤツだっけ?それが問題あるのか?
「メソッド演技は優れた演技法ではあるんだがな、役に没頭するあまりその役から帰ってこれなくなることがある。ソレで潰れた役者をお前の母親は知ってたからな。余計心配だったんだろう」
めちゃくちゃあぶねーじゃねーか。俺工藤新一のまま帰ってこれなくなりそうだったの!?良かったホント。
「それでお前の母親は俺に頼み込んで来たんだよ。息子を役者として導いてくれって。同じ境遇の役者一人潰した俺にだ。頭おかしいのかと思ったぞ」
ヘビーだな急に。アンタ役者潰したのかよ。知らなかったぞ。
「ただ、お前は役者に向いてないからな。途中で無理やり演出家の方向へ変えさせて貰ったが。お前の才能は演出家向きだ」
そうだったの!?確かに弟子入りの件めちゃくちゃ急だったけど!それまでそんなコトしたことなかったのにビックリしたけど!
というか俺が役者に向いてないって?
「でも爺さん、自慢じゃないが俺も演技なら結構できる方だぜ?」
実際何年もなりきりしてたんだ。下手な俳優より出来る自信はある。
「演技の出来る出来ないじゃねぇ。向いてるか向いてないかだ。そうなるとお前は役者には向いてねぇ」
アンタその言い回し好きだよな。何が違うのかさっぱり分からない。
「そもそも本当に役者に向いてる奴は何年もなりきりしててスッと帰ってこれるわけねぇだろ。根本的に演じるってことに違和感を覚えていた証拠だ」
確かに。今の話が本当なら俺と同じ境遇から自力で帰ってくることなんてそんなにないのか。てことは俺、もしかしてセンスない?
「気にするな。工藤新一がお前の本来の潜在的な性分と合ってなかっただけだ。他はほとんど同じなのにな。とはいえ役者に向いてる奴はそんなの関係ないんだが」
マジか!?俺って工藤新一に向いてないの!?うれしいはずなのになんかショック!!
「工藤新一は真実を解き明かす存在だ。モノマネガチ勢のお前はどっちかっていうと嘘の塊だろ」
言われてみれば。じゃあ何?なりきろうとした時点で工藤新一から離れてくって?俺の数年何だったんだよ。
「なまじ才能があるからどうにかなったんだろ。自分が工藤新一だって嘘を真実に作り替えられた。なんだかんだ今もしみついてるみてぇだし。もしお前が真似したのが……それはいいか」
ンだよ気になるだろ!!そこまで言って止めんじゃねーよバーロー!
「まあ結局お前は演出家としての才能が秀でてるってことだけ覚えときゃいい」
「……さっきからさ、その演出家の才能ってなんなんだよ。それが今この状況に関係あるのか?」
危ない。そう言えばそんな話だった。話がそれていたが結局何が言いたいんだ。結構大事だけど今はどうでもいいんだよ俺の性分は。
「演劇なんてな、つまるところ嘘の塊だ。作られたシナリオに作った役を当てていくだけの物語。そこに真実なんて存在しない。だが観客はそれに惹かれる。どこまで行っても虚構でしかないモノに、どうしようもなく焦がれるんだ」
またよくわかんねぇこと言い出しやがった。どんどんイラついてきた。何が言いたいんだこのジジイ。
「役者の役目が嘘をキレイに仕立て上げることだとしたら、演出家の役目は嘘と現実の境界を限りなく寄せることだ。観ている奴を自分の世界に引きずり込むこと、客席を神視点から参加者まで持ってくることだ。ありえないことをありえると錯覚させられる奴は、演出家としては天才だよ」
「だからさ!何が言いたいんだよさっきから!意味わかんねーんだよ!何させたいんだアンタ!?」
「バカでもわかるようにわざわざ説明してやってんだ。自分のこともろくに理解できてねぇバカにな」
……俺のこと言ってんのか?ふざけやがって。知ったようなこと言ってんじゃねーぞ。
「なんか物足りてねぇんだろずっと。将来も定めらんねぇんだろ結局。久しぶりに会ってからずっとつまらねえ目しやがって。今のお前、ユーモアに欠けてるぞ」
余計なお世話だ。確かに将来は決まってないがそれとこれとは話が違うだろ。
「アンタがそれに俺が向いてるって言いたいんなら大きな間違いだ。この際はっきり言っておくが、俺があの作品で辞めた理由は監督業がつまらなかったからだ。やっててストレスしか感じなかった。何も楽しくなかった。アンタ風に言えば出来るけど向いてないんだよ」
一番の理由はエドガー・コナンだけど。実際つまらなかったしこういってもいいだろう。
「バカが。だからあの時撮影許可したくなかったんだ。才能に振り回されやがって。言っても聞かねぇだろうからここに今回呼んだんだよ。お前のその勘違いはもったいねぇ。あいにく俺は時間がねぇからな。特等席で俺の最高傑作を見せてやる」
勘違いだぁ?何言ってやがる。というか時間がねーってどういうことだ?
「ま、今回が俺の最後の舞台だからな。弟子として、真剣に手伝ってくれや」
……は?
「お、おい!どういうことだって!聞いてねーぞ!?なんで急に引退なんて……」
「歳だ。そろそろ後継も欲しかったからな。俺の舞台でお前の意思を変えさせてやる。よく見とけ」
くそっ!好き勝手言いやがって!そんなこと言われたら手抜けねえだろバーロー!
だがな、絶対にあとなんて継がねーかんなッ!
「なぁ、結局俺の性分って何なんだ?」
「あ?めんどくせえから今度な。お得意の推理で考えてみやがれ」
「ヒントくらいないとわかんねーだろ!?ネクストコナンズヒントプリーズ!?」
シン君がメソッド演技から帰ってこれた理由ってコレで満足してもらえるだろうか。伏線とか下手だから急展開っぽく感じたら申し訳ないです。
一番不快になる表現
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フサフサ
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テカテカ
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ツルツル
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ベタベタ