比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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ラーメン屋へ

 

 

八幡side

 

 

八幡「………なぁファインモーション、こりゃ一体どういう事だ?」

 

ファイン「えっと、ごめんなさいトレーナー。私がトレーナーと食事をしに行くって言ったら、ついて行くって聞かなくて………」

 

エアグルーヴ「まさか今日知り合ったばかりの奴をその日の夕食に誘うとは思わなかったぞ。貴様はナンパが趣味のようだな?」

 

八幡「何でそうなる……ただ飯食いに誘っただけだろ?それに何でお前までついて来るんだ?」

 

エアグルーヴ「私とファインは同室なのでな。少し気になっただけだ。」

 

八幡「……まぁいい、そしてお前は確か模擬レースにも出てたな。名前は……」

 

???「ハウディ〜トレーナーさん!!アタシの名前はタイキシャトルといいマ~ス!タイキと呼んでくだサ~イ!ヨロシクお願いシマ~スッ!!」

 

八幡「お前も食べに行きたいってクチか?エアグルーヴにも言っておくが、俺とファインモーションが行く店はオシャレな店じゃないぞ?」

 

エアグルーヴ「ラーメンなのだろう?」

 

八幡「………ファインモーションから聞いたのか?」

 

ファイン「トレーナー、私の事ならファインでいいよ。グルーヴさんはトレーナーさんとご飯を食べに行くって私が言った時から分かってたみたいなの。」

 

八幡「ほぉ〜……」

 

 

流石は生徒会副会長、生徒の事をよく見ておられるようで。まぁ今日の朝にあんだけ語り合ってたしなぁ〜。

 

 

エアグルーヴ「それよりも早く行くぞ。時間は有限だ、門限を過ぎて外泊では副会長の面子が立たん。」

 

八幡「なら来なければいいだろうに。」

 

エアグルーヴ「貴様が変な店に連れ込まないか監視する為でもある。」

 

八幡「俺ってどんだけ信用ねぇんだよ………」

 

タイキ「トレーナーさん!エアグルーヴはさっきこう言ってマシタ!『最近ラーメンを食べていないし、ちょうどいい。』っと言ってたデス!なので満更でもないデ~ス!!」

 

エアグルーヴ「タ、タイキ!!余計な事を言わなくてもいい!!」

 

 

………素直じゃねぇなぁ。

 

 

八幡「まぁいいや、んじゃ行くぞ。」

 

 

ーーー ーーー

 

 

タイキ「そういえばトレーナーさん、この前の模擬レースはどうでシタカ?アタシ1番にゴールしまシタ♪」

 

八幡「タイキは短距離とマイルでなら大きく活躍出来ると思うぞ。今回の模擬レースでは短距離だったが、多少の距離が伸びても問題無いと思う。」

 

タイキ「WAO!ありがとうございマス!よく見てマス!」

 

八幡「これでもトレーナーだからな。」

 

エアグルーヴ「そのトレーナーが夕食にラーメンを食べに学生を誘うのはどうなのだ?」

 

八幡「何だよ満更でもないくせに。お前だってついて来てるだろ。」

 

エアグルーヴ「たわけっ!!監視の為だと言っているだろう!!」

 

 

さっきのタイキの言葉聞いちゃったからなぁ〜それを聞くと、言い訳にしか聞こえねぇ。

 

 

八幡「にしてもファインがラーメン好きだとはかなり意外だったぞ。」

 

ファイン「え、どうして?」

 

八幡「いや、だってお前アイルランドの王族だろ?なら向こうでデビューとかしても良かっただろうに、それをわざわざ日本に来てよ。それに、食べ物も向こうとは違うんだろ?」

 

ファイン「そうだね~。私こう見えてかなり箱入りだったから外の世界とかよく分からなかったんだよね~。だから日本に留学して思いっきり外の世界を楽しもうって思ってたの!」

 

八幡「そうだったのか……」

 

ファイン「それで最初に出会った日本の食べ物がラーメンだったんだよ!あの時のラーメンは凄く美味しかったなぁ〜。」

 

八幡「まっ、今から行くラーメン屋も良い店だと思うから期待しとけ。」

 

 

ーーーラーメン屋ーーー

 

 

八幡「うし、着いたな。」

 

エアグルーヴ「此処がそうなのか?」

 

ファイン「へぇ〜こんな感じなんですね!」

 

タイキ「此処がラーメン屋デスネ?楽しみデス!」

 

 

ガラガラ〜

 

 

「いらっしゃい!」

 

 

俺達はテーブル席へと移動してメニュー表を見た。俺の頼むメニューは決まっている。

 

 

ファイン「あの、トレーナーさんは何を頼むんですか?」

 

八幡「俺か?俺は醤油の卵トッピングに背脂多めにしてもらう。言っておくがあんまりオススメはしないぞ、美味いけど脂浮いてるから。」

 

エアグルーヴ「お前はよく食べられるな。」

 

八幡「高校の時の教師にな。俺は元々千葉に居たんだが、そういうラーメンがある店があってな。よく食わせてもらった。特に背脂が多いのをな。それからか普通のじゃ物足りなく感じるんだよ。」

 

ファイン「じゃあ私もそれで!」

 

八幡「……お前正気か?」

 

ファイン「はい!トレーナーさんの認める味を味わってみたいです!」

 

 

俺とファインは醤油の卵に背脂多めで、エアグルーヴとタイキは普通の醤油ラーメンを注文した。

 

 

エアグルーヴ「おい貴様、そろそろ決めたのか?誰を担当にするのかを。」

 

八幡「絶賛お悩み中だ。候補は絞る事にしたが、それでも多過ぎる………というよりも選択肢に有望な奴しか居ない。」

 

エアグルーヴ「何だまだ決まっていなかったのか、お前と同期の桐生院トレーナーはもう担当を決めているというのに。」 

 

タイキ「トレーナーさんはまだ担当が居ないんデスカ?」

 

八幡「まぁな。所謂逆スカウトで悩まされてる。普通無いだろ、新人トレーナーに将来有望なウマ娘が複数逆スカウトするなんて現象。」

 

ファイン「へぇ〜じゃあトレーナーさんって凄いんだね!」

 

エアグルーヴ「お前も1度、コイツに走りを見てもらうといい。的確なアドバイスを貰えるだろう。昨日のミホノブルボンの話は知ってるな?スタミナの無い彼女がマイル距離で好記録を叩き出したのは。」

 

タイキ「ハイ!驚きマシタ!!」

 

ファイン「え、じゃあもしかして………」

 

エアグルーヴ「そうだ、コイツの仕業だ。」

 

八幡「仕業って何だ人聞きの悪い、これだからプライドの高い美人女帝様は……」

 

エアグルーヴ「な、何だときさ……おい、今何と言った?」

 

八幡「プライドの高い美人女帝様。」

 

エアグルーヴ「………一言余計だ///」

 

八幡「美人女帝様?」

 

エアグルーヴ「“美人”が余計だと言ったのだ!!ウマ娘の容姿は皆等しく淡麗だっ!!」

 

タイキ「オゥッ!!これがニッポンでいう、ツンデレってヤツデスネ!!」

 

エアグルーヴ「違うっ!!」

 

ファイン「えぇ〜私から見てもグルーヴさんは美人だと思うけどなぁ〜。フジさんや会長さんはカッコ良い系だけど、グルーヴさんは美人とか麗人に入るって思ってますし。」

 

エアグルーヴ「お前達、私を揶揄ってそんなに楽しいか?」

 

八フタ「え、事実を言っただけだが?(ですけど?)(だけデース!)」

 

エアグルーヴ「………此処にはバカ者しか居ないのか。」

 

 

 




はい、アメリカ生まれの名スプリント&名マイラーのタイキシャトルです!!

生涯13戦11勝で2着1回3着1回のとんでもない成績です!3歳でデビューしてその年にスプリンターズSとマイルCSを制覇、古馬を寄せ付けもしない強さでした!しかし凄いのはここから!!4歳になって京王杯から安田記念を勝利すると、フランスのマイル路線最高峰とも言われているジャック・ル・マロワ賞を優勝した大実績&大偉業を持っています!このレースを制した日本馬はタイキシャトルただ1頭のみです!その後は再びマイルCSを勝利して春秋マイル連覇を達成しました!

近年ではたてがみを切り取られた事でも有名になりました………許すまじっ!!!!
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