そして遅れてしまってすみません m(_ _)m
昨日はネットが使えなかったもので^^;
いつもの~
今回は性格
性格はその者の性質を表しているそうです
性格は気質と同一視されやすいというそうですが、気質から作られる行動や意欲の傾向が性格と言うことだそうです
気質と聞いて、天子を思い浮かべたのは何人いたでしょうね?
性格はある人によって分けられたりするので本当に沢山あります
ここではカレン・ホーナイの分類が参考です
攻撃的、依存的、隔離的 です
性格検査に ロールシャッハ検査 と書いてあるのを見てにやけてしまいました^^;
「ずっと……?」
「そう、ずっと……あの日から」
どこに居るのか分からず重魅の視線の先を見る。するとその先には村があったが、それを見ていない。あの日、というのと戦鬼と闘った日のことだろう。その日からだとすれば……
「もしかして、あれ、なのか……?」
するとまっすぐと見たまま「そう」とだけ答えた。あれ、とはこの村を覆っている力のことだ。
「とすると戦鬼は……」
「私自身」
その先を言おうとしたところ、その先を言わせまいと重魅が口を挟んだ。
「戦鬼は私自身」
……言っている意味が分からない。さっき自分は重魅と言っていたはずではなかったのか?
「私は分かれているんだ。戦鬼、心鬼、重魅の三鬼にね」
疑問に思っていたのが伝わったのか、そのまま真っ直ぐ見ながら説明を始めた。
「もともとは私だけだったんだ。闘いと酒が好きでね、毎日相手を探していた。でも私とつり合うほどの相手がいない、話す相手くらいはいたけど、それも何だか私と話せていない。私は孤独を感じてね、寂しかったんだよ。可笑しいでしょ、私が寂しいだなんて」
「可笑しくなんかない、そう言うものじゃろ」
即答だった。孤独で全く寂しくないという生き物はいないだろう。
即答だったのが可笑しかったのか「そうなのかな」と言って少し笑っていた。
「それで、相手が欲しくて能力を使って分けたんだ、私の魂をね。でも、ちょっと偏っちゃってね、戦鬼がかなり好戦的で強気、心鬼はかなり酒好きで弱気、私はその間になったんだ。あ、私が元ね。それで戦闘になると戦鬼が、酒に関すると心鬼が譲らなくってね。それ以外のときは私何だけどね。で、戦鬼があそこにいるから今は私と心鬼だけなんだけどね」
何だか途中、さらっととんでもない事を言っていたような気がする。え、何?魂を分けた?
「ということは、戦鬼が重魅の中にいないから魂の一部が無いって事じゃろ?大丈夫なのか?」
「まあ……大丈夫だよ」
何だか今、間があったような……?だとすると、本当は……
「れーちゃんれーちゃん!キューちゃんが目を覚ましたよ!!」
勢いよく駆けてきたひーちゃんが嬉しい知らせを持ってきた。今すぐ行きたいところだが、重魅を放っておくわけにもいかない。
「行ってきてあげなよ、私のことはいいからさ」
重魅の気遣いに「すまん」とだけ言ってキューちゃんの元へと向かう。
キューちゃんは上半身を起こして座っていた。何だかあたりをきょろきょろと見渡している。おそらく何があったのか覚えていないのだろう。キューちゃんの傍らに腰を下ろすとなにやら驚いた顔でこちらを見て、わずかに後ろに下がる。
「キューちゃん?」
何だか視線が彼方此方に移っているし、距離をとろうとしているのを不審に思って無意識と名前を呼ぶ。だが、キューちゃんはそれに反応しない。
「……んで……ないの……?」
何か呟いたのが聞こえたのでそのほうを見ると、ひーちゃんがなにやら座りこんで何か言っている。
「何で……覚えてないの……?」
覚えていない、と聞いて一つの言葉が頭の中を過ぎる。
『記憶喪失』
その言葉の意味は重い……
「の、のう、わしのこと、分かるじゃろ……?」
目の前の狐にそう問いかける。無駄だと分かっていても、そうだと言ってもらいたいが為に。だが、首をたて振られることはなく、横に首を振られた。
「自分のことも……?」
それも同じように首を縦に振られることは無かった。後ろから啜り泣く声が聞こえる。それつられそうになったがそれを堪える。
「そう、か……」
すると、申し訳なさそうに頭を下げられた。それに思わず歯噛みしてしまう。
「今はゆっくりと、休むといい。まずは、体力を回復させてからじゃ………」
それだけを言って立ち上がろうとすると、少し立ち眩んだ。それを近くでひっそりとしていた歩気が支えてくれた。
「すまんの……」
歩気は何も答えずに非無乃も連れてその場を離れた。
その後、誰も何も話さなかった。重魅も何があったのか聞いてこなかった。ただ、雨の音だけが妙に響く。
今回ばっかりは流石に私自身も相当堪えた。だが、何時までくよくよしていてもどうにもならない事くらいはようやく分かってきた。ただそれが分かったところで何も出来ない。
「お困りかしら?」
「何しに来た」
目の前に現れたのは紫だった。前に言っていたことはこの事だったのか、そうでなくともこれに関係のあることだったのだろう。
それから一息ついてから、
「ちょっとした提案」
提案、と何の提案かとまで言ってはいないが、おそらくキューちゃんの状態を知っているのでそれについての提案だと思うが。
「あの
「そんなこと……っ!」
「出来ない?貴方、なぜ記憶がなくなったのか、その原因が分からないの?」
なぜ記憶がなくなったのか、そこまで考えてはいなかった。取り敢えず心を落ち着かせて色々と思い出し、考える。
原因と考えられるのは重魅との闘いしか思いつかない。だが、キューちゃんのどこにも外傷が無かった。だとすると……
「妖力の、量……?」
思えば、さっきのキューちゃんの妖力は殆ど感じられなかった。だが、それだけで記憶喪失になるものなのだろうか?
「まあ、半分、とまではいかないけれど当たっているわ」
半分もいかないということはそれ以外の大きな原因があると言うことだ。だが、それ以外にある原因を探しても何も見つからない。
「精神状態よ」
そういうと、さらに続ける。
「初めてあの
そう言われて真っ先に思いついたのがあの日のことだ。もしかしたら、自分が倒れてしまったことでキューちゃんを苦しめたのかもしれない。そう思うと、無性に自分に腹立たしくなった。
「……それで、あの提案か」
紫は何も言わない。唯一つの答えを待つように。
「解った。が、ひーちゃんにも聞かないといけないからの、それからじゃ」
ひーちゃんに今の話を聞かせて聞くと、首を縦に振った。
「そういう訳じゃ……よろしく頼むの」
「今日の記憶を夢ということにするけれど、それでもいいかしら」
「……助かる」
無言で頷き眠ったままのキューちゃんに手をかざした後こちらに向き返る。おそらく、今は夢となっていることだろう。
「妖力は何とかなるけど、記憶のほうは私にも……」
「それでもいいんじゃよ、それで……」
それから少し俯くと気持ちよさそうに眠るキューちゃんを連れてリボンが端に付いた空間に入っていった。残ったのは無言で立ち尽くす二妖とこの場から外れてもう一妖と一人いる。
本当に、今日は雨が響く………
最近目が痛い………
今日は早めに寝ることにします
来週更新できるはずですので、次回もよろしくお願いします
それではお休みなさ~い (∠_-)