さて、皆さん知っているかと思いますが、日本サッカー協会(JFA)のシンボルマークは一般的に八咫烏と言われますよね。
でも、古事記、日本書紀には八咫烏の足は3本なんて記述はないそうです^^;
三本足は後から付け足した設定だとか……?
では、あのシンボルの烏は三足烏と呼ばれる烏でしょうか?う~ん……
そんなふうに頭を悩ます無知無能な作者ですw
この姿になってどれくらい経ったんじゃろか……?と、ふと考える。何十、何百、何千……いや、それよりも経って何万年と経っただろうか。
「最初の内は時間が経つのが随分と遅く感じたものの、今はだいぶ時間が過ぎるのが早いの、もう年寄みたいじゃな」
と言うかもう年寄りだ。まあ、身体に殆ど変化と言う変化は見られないから年をとったという実感は無い。周りの変化があるとしたら、
「人間を見かけるようになったことぐらいじゃな」
何百年か前からこの辺りで人間を見かけるようになった。おまけにちょっと前から妖怪も見かけるようになった。妖怪と話すことは度々あるが、人間とはまだ話したことがない。というか近づいたら逃げられた。そのときはちょっと悲しかったが、後で他の妖怪に聞くとどうやら妖怪が持っている妖力と呼ばれる力のせいで逃げられるらしい。というか、八咫烏って妖怪?まあ、妖力が出ているなら妖怪か。ちなみに、人間が持つ力は人力ではなく霊力と呼ぶそうだ。妖力と霊力では性質が違うようで、簡単に言うと、霊力はあまり殺傷能力が低いが妖力は殺傷能力が高い、といった感じだ。
ちょっと人間たちと話したいところだが、さすがに妖怪じゃ話にならないだろう。
「どうしたもんか、のう、キューちゃん」
キュ~?と鳴きながら小首を傾げるのは、狐のキューちゃん。キューと泣くからキューちゃん、自分で付けてなんだが、ネーミングセンスが
キューちゃんに出会ったのは、まだ小さいキューちゃん小さい頃、他の動物に食べられそうになっていたのを助けた事が切っ掛けだった。その後、何だか懐いたので一緒に行動している。ちなみに、その時助けたのは、キューちゃんが可愛くて、さらに見た感じがかなりもふもふでもふもふしたかったからだ。特に尻尾。で、後で実際にもふもふした。あれは、病み付きになりそうだった。あれは何か魔力があるんじゃないだろうか。
今のところキューちゃんのおかげで
「狐は化けたりできるんかの~?」
そう言ってキューちゃんをみると首をフルフルと横に振った。その後、こっちを見ながらキューキューと何かを訴えている。
「すまん、分からん」
そう言うと少し落ち込んだ。ちょっとハッキリと言い過ぎたかもしれない。
「それじゃ、川にでも行くか」
するとキュー!と元気を取り戻した。キューちゃんは水遊びが大好きなので、落ち込んだりした時は川に連れて行くようにしている。
キューちゃんはキュッ♪キュッ♪と嬉しそうにステップを踏みながら一緒に川へ向かった。
「キュッ♪キュッ♪キュ~~♪♪」
「はぁ」
和む、実に和む。一日中見ていられるか?と聞かれれば見ていられると答える自信がある。あんなに楽しそうに川の中でボールを使って遊んで……ん?ボール???
気になって近くに行くと、それは水球だった。水球を使って遊んでいた。
「そういえば前に妖怪が、能力を持っているのもいるとか何とか言っておったが……まさか、本当の話とはの」
胡散臭かったので正直信じていなかったが、目の前のキューちゃんがやっている事を見ると信じるしかないようだ。
「わしも何か能力とかがないかの~」
まあ、そんな都合のいい事があるわけがないか、と少し自嘲気味に言いった後に、キューちゃ~んと呼んだ。だがキューちゃんはこっちを見たまま固まっている。というか、何故かキューちゃんが小さく見えるような……
取り敢えずキューちゃんのほうに飛んで……行けない。さすがに不思議に思い、自分の右翼を前に出してみるとそこには人の腕があった。
「……は?」
そんな間の抜けた声を出してしまった。その後、川のほうへ行って自分の身体を確かめると、そこには記憶の中の人物が映っていた。
「え、何故に?意味が分からん」
誰か説明をして欲しい。誰かが説明をしてはくれなかったが、代わりに頭の中にある言葉が浮かんだ。
”姿を変える程度の能力”
「え、これが……能力?」
そう呟いて水面に映る自分の姿を改めて見る。この”姿を変える程度の能力”という能力のせいで姿が変わったようだ。
「それにしても、姿が変わったというのに何の違和感もないとは……」
やはり、この姿は前の自分の姿なのだろうか……?まあ、この姿が前の自分の姿だろうがなかろうがどちらでも構わないが。
「元に戻るには……おお、戻った戻った」
八咫烏のときの自分を想像したら元に戻った。意外と簡単に姿を変えれるようだ。
「キュ、キュ~?」
キューちゃんがこっちを見ながら首を傾げていた。まあ、急に姿が変わったと思ったら元に戻ったから少し混乱しているのだろう。自分もそうだったし。
「キューちゃん、おいでおいで」
そう言うと、キューちゃんはこちらに向かって走ってきた。それから、ほれ、の掛け声でキューちゃんになった。
一瞬、キューちゃんが驚いて飛び上がったのが面白かった。
「ふむ、なかなか面白い能力じゃな」
そう言いながら元の姿に戻ると、それにキューちゃんがまた驚いた。キュッ、キュー!と言っているが、言葉は分からない。たぶん、からかわれて怒っているのだろう。
「すまんすまん、からかったりして悪かった」
そう謝りながら大きな黒い翼で包み込んだ。すると温和しくなり、静かに寝息を立て始めた。こ、これは、もふもふをする絶好のチャーンッス!そう心の中で叫んで尻尾をもふもふしようとしたが、あまりにも気持ちよさそうに寝ているので止めといた。
その後、起きた後にもふもふしまくって水球を思いっきり当てられたのは余談……
それから何年たったか分からないが人々が縄目模様のついた土器を作るようになった。おそらく、今が縄文時代だろう。前の自分は歴史に関してはそこまで詳しくないらしいので断定はできないが。まあ、全く知らないよりはましか。
そんなことよりももっと重大な変化があった。
「なんと!キューちゃんのもふも、じゃなくて尻尾が二本に増えたのじゃー!」
「恥ずかしいですからそんな大きな声で言わないでください。しかもそれ何回言いました?あと、姿がバレてしまいます」
「おっとっと、すまんすまん」
ついテンションが上がってしまった。自重自重っと。まあ、この通り、キューちゃんの尻尾が増えたし人の姿になっている。キューちゃんの尾が二本になった頃に人化の術を使えるようになったが、キューちゃん曰く、
『私は人化の術が苦手であまり長い間使えないんですよ。代わりに、狐火は得意なんですけど……』だそうなのであまり長い間人の姿にはなれない。が、そこは能力で何とかなった。この能力は、一度見たものならそれに姿を変えることができる。さすがに、絵に描いたものとかは無理だったが。一応自分以外にもこの能力は使えたので、キューちゃんの人化の術を維持している。
この能力は何故か、能力を使って姿を変えるとその元の姿そのものになるらしい。例えば、キューちゃんになればキューちゃんの妖力の量になるし、能力も使えるようになるがキューちゃん以上の妖力が出せない。そこらへんの人の姿になればその人の霊力の量になる。そして、自分の妖力が出せなくなる。だが、今の姿だけは例外らしく、霊力を持っていて、さらに、自分の妖力の半分までは出すことが出来る。これについてはよく分からない。やっぱり前の自分の姿なのだろうか……?
それと、火を出すのは能力ではなく元々かららしい。凄いね!八咫烏!!
そして今は、近くにあった村の端のほうの家に住んでいる。
「でも、実際キューちゃんはもふもふだし、美人だし、性格いいし、料理できるし、洗濯までできて……もう、わしが居なくても……うぅっ」
「え、ちょっと泣かないでくださいよ!?ほ、ほら、目麗さんはとっても強くて
「………(ぶわっ)」
「わー!私何か気に障るようなことを言いましたかー!?」
「
ボソッと呟いたがキューちゃんに聞こえたかは定かではないが、わたわたとするキューちゃんを見ていると次第に落ち着いてきた。さて、もふっ。
「ひゃぁ!」
可愛らしい声を上げるがそんなの気にせずもふもふする。
抵抗はしてこないのでもふもふし放題だ。もふもふもふもふ……
「はー、スッキリしたのー」
もふもふするのは久方ぶりで、だいぶ満足した。
「こ、これで機嫌が直るならば……」
こちらはだいぶお疲れのようだった。
「よし、外に出るぞ~」
こっちはお構いなしでキューちゃんの耳と尻尾を隠してからを外に連れ出した。
まずは、読んで頂き、誠にありがとうございますm(_ _)m
如何だったでしょうか?楽しんでいただけました?それとも……ディスプレイをぶち抜きましたか?w ガシャンッΣ|⊂(・д・´ )
前書きは今回からあんな感じで行く……かもしれない?
今回は、前回の後書きに書いていた通りに飛びました。はい。
今後も、今回みたいに度々飛ぶと思います(`・ω・´)キリッ あ、殴らないでっ( `・д・)⊃)3゜)゜∵メメタァ!
これからも約一週間ごとの更新を目指して行きたいと思います。
でも今度の日曜には体育祭が……けど、そんなの(ry
はい、あんまり後書きを長くするとめんどがられそうなので^^;
もう十分長い…だと……?
それではまた~ (≧∀≦)ノシノシ